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21話
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「初々しい姿もいいですね」
少し意地悪そうな表情を浮かべたシルフェに、そう言えば、こんなスチルがあったなとふと思い出した。
そうだ、シルフェは攻略対象で……婚約者だったあの人の恋人と結ばれ……
「ひゃあっ」
「ルーカス嬢、考え事をする余裕があると?」
すりすりと、下着の上から撫でられる。
流石に吐精の経験はあるため、下肢に熱が集まっていき、これからどうなるのかはわかるのだが。
「も、申し訳……シルフェ様のことを……」
「私?どうしたの?」
形に沿って優しいタッチで撫でられるともどかしいような快楽が生まれる。
優しく優しく撫でるシルフェは、顔を上げてこちらを見ている。
だが、手は止まらずに動き続け、時折下着越しに触れる窪みからは布が張り付いたような感覚がしていた。
「素敵だなと……シルフェさまが……」
「それが、手管ですか?」
「いえ、本当に」
シルフェは攻略対象だからかなりのイケメンだ。
俺も、悪役令息だし見た目はそこまでは悪くないと思っているのだけれど……美醜の基準は人によりけりなのだから。
「それに、こんなに優しくしてくださるかたが初めての方なので、良かったと」
でも、俺は知っているシルフェが優しいだけの男ではないことを。
騎士団長という役職は優しさだけでは勤まらない。
決断する厳しさも持ち合わせなければならないのだ。
そのため、笑みながらも厳しい決断をするスチルを見ていた。
「ルーカス嬢……私は……」
「シルフェ様、本当に感謝しています貴方で良かった」
修道院へ行くのと、花街で春を売るのはどちらが大変かなど今の自分には比べられない。
どちらも経験をしていない。
「なので、シルフェ様……大丈夫ですから」
唇は合わせない。
それが、決まり。
シルフェの頬を撫でてから細く息を吐き出すと、足を少しだけ開く。
その奥まった部分を使う。
快楽を感じれば、その部分が自然と開き受け入れるようにできてくると言うのだ。
「だが、まだ慣らしていないでしょう?」
「はい。楼主からは全て良いようにと」
相手に任せなさいと言われたのだ。
「こちらは辛くありませんか?1度気を張ってから」
撫で続けられているそこは、既に形を変えているのだ。
とろとろに溶けてしまいそうなくらいにしとどに濡れている滴は流れ落ちて敷布を濡らしているだろう。
「シルフェ様こそ、俺は何もしていなくてすみません……あの」
シルフェこそ出さなくていいのだろうか。
そのための花街なのだから。
自分と交わるのなら、直ぐにでもすればいいのに。
それとも、手や口でがお好みなのだろうか。
「座っていただけますか?シルフェ様」
知識だけで出来るだろうか。
俺はシルフェを座らせてからそのズボンへと手を掛けた。
少し意地悪そうな表情を浮かべたシルフェに、そう言えば、こんなスチルがあったなとふと思い出した。
そうだ、シルフェは攻略対象で……婚約者だったあの人の恋人と結ばれ……
「ひゃあっ」
「ルーカス嬢、考え事をする余裕があると?」
すりすりと、下着の上から撫でられる。
流石に吐精の経験はあるため、下肢に熱が集まっていき、これからどうなるのかはわかるのだが。
「も、申し訳……シルフェ様のことを……」
「私?どうしたの?」
形に沿って優しいタッチで撫でられるともどかしいような快楽が生まれる。
優しく優しく撫でるシルフェは、顔を上げてこちらを見ている。
だが、手は止まらずに動き続け、時折下着越しに触れる窪みからは布が張り付いたような感覚がしていた。
「素敵だなと……シルフェさまが……」
「それが、手管ですか?」
「いえ、本当に」
シルフェは攻略対象だからかなりのイケメンだ。
俺も、悪役令息だし見た目はそこまでは悪くないと思っているのだけれど……美醜の基準は人によりけりなのだから。
「それに、こんなに優しくしてくださるかたが初めての方なので、良かったと」
でも、俺は知っているシルフェが優しいだけの男ではないことを。
騎士団長という役職は優しさだけでは勤まらない。
決断する厳しさも持ち合わせなければならないのだ。
そのため、笑みながらも厳しい決断をするスチルを見ていた。
「ルーカス嬢……私は……」
「シルフェ様、本当に感謝しています貴方で良かった」
修道院へ行くのと、花街で春を売るのはどちらが大変かなど今の自分には比べられない。
どちらも経験をしていない。
「なので、シルフェ様……大丈夫ですから」
唇は合わせない。
それが、決まり。
シルフェの頬を撫でてから細く息を吐き出すと、足を少しだけ開く。
その奥まった部分を使う。
快楽を感じれば、その部分が自然と開き受け入れるようにできてくると言うのだ。
「だが、まだ慣らしていないでしょう?」
「はい。楼主からは全て良いようにと」
相手に任せなさいと言われたのだ。
「こちらは辛くありませんか?1度気を張ってから」
撫で続けられているそこは、既に形を変えているのだ。
とろとろに溶けてしまいそうなくらいにしとどに濡れている滴は流れ落ちて敷布を濡らしているだろう。
「シルフェ様こそ、俺は何もしていなくてすみません……あの」
シルフェこそ出さなくていいのだろうか。
そのための花街なのだから。
自分と交わるのなら、直ぐにでもすればいいのに。
それとも、手や口でがお好みなのだろうか。
「座っていただけますか?シルフェ様」
知識だけで出来るだろうか。
俺はシルフェを座らせてからそのズボンへと手を掛けた。
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