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「…さてと、明日の朝食の仕込みと…今夜の食器の片付けと…」
後方支援部隊なんだからしっかりしなきゃ。
テントを張る必要が無くなっちゃったしと、思いながら積み上がる食器を洗わせてもらわなきゃ。
それより先に鍋を軽く洗ってしまおう。
ちょっとだけポーション水を借りて大鍋を洗う。
『洗浄』の優しい魔法は使えるけれど、食器を全部とかは無理なんだ。
魔法も万能じゃないってこと。
暗いから、『火灯』の魔石を使って手元を明るくしながら野菜の皮を剥く。
あ、今夜からコトコト煮込んだら、明日の朝は美味しいスープになっているかなぁ。
ささっと自分の食事を済ませてからこっそりと仕込み始める。
たぶん、俺を嫌いな奴には煙たがられてる。
ポイント稼ぎだとかなんだとか。
それでも、戦うことができ…なくはないけど…少しだけでも快適に過ごして欲しいと思っていると、手伝うよと一人の騎士が申し出てくれる。
夜だから身体を休めてくださいとお願いしても、サハルこそ寝ろと言われてしまう。
じゃあ、手早くやってから皆で早く寝ましょうと言うことになっての作業が次第に増えていく。
皆手際がいい。
毎朝の料理はこういうところで役に立つのか。
手伝いに来てくれる騎士がひとりふたりと増えていく。
やがて鍋いっぱいになった野菜を軽く炒めてから水属性の騎士を掴まえて鍋に水いっぱいにして貰い火属性の騎士に火種に着火してもらう。
ごめんなさいと思いながら謝ると、そういう使い方があるのかと驚かれた。
あ、攻撃にしか使わないのかな…。
勿体ない。
お手伝いしてくれた騎士様にはこっそり多めにスープを用意してあげよう。
それから、弱火でことことスープを作り、灰汁を除去して味を整え火から下ろした。
『封』
これをしとかないと夜中に食べに来る騎士がいるのは明白。
クスクス笑いながら少し大きめの鍋でお湯を沸かす。
お茶をいれて夜営の騎士に配ろう。
少しでも体力を温存できるように。
そうしながら夜は過ぎていく。
後方支援部隊なんだからしっかりしなきゃ。
テントを張る必要が無くなっちゃったしと、思いながら積み上がる食器を洗わせてもらわなきゃ。
それより先に鍋を軽く洗ってしまおう。
ちょっとだけポーション水を借りて大鍋を洗う。
『洗浄』の優しい魔法は使えるけれど、食器を全部とかは無理なんだ。
魔法も万能じゃないってこと。
暗いから、『火灯』の魔石を使って手元を明るくしながら野菜の皮を剥く。
あ、今夜からコトコト煮込んだら、明日の朝は美味しいスープになっているかなぁ。
ささっと自分の食事を済ませてからこっそりと仕込み始める。
たぶん、俺を嫌いな奴には煙たがられてる。
ポイント稼ぎだとかなんだとか。
それでも、戦うことができ…なくはないけど…少しだけでも快適に過ごして欲しいと思っていると、手伝うよと一人の騎士が申し出てくれる。
夜だから身体を休めてくださいとお願いしても、サハルこそ寝ろと言われてしまう。
じゃあ、手早くやってから皆で早く寝ましょうと言うことになっての作業が次第に増えていく。
皆手際がいい。
毎朝の料理はこういうところで役に立つのか。
手伝いに来てくれる騎士がひとりふたりと増えていく。
やがて鍋いっぱいになった野菜を軽く炒めてから水属性の騎士を掴まえて鍋に水いっぱいにして貰い火属性の騎士に火種に着火してもらう。
ごめんなさいと思いながら謝ると、そういう使い方があるのかと驚かれた。
あ、攻撃にしか使わないのかな…。
勿体ない。
お手伝いしてくれた騎士様にはこっそり多めにスープを用意してあげよう。
それから、弱火でことことスープを作り、灰汁を除去して味を整え火から下ろした。
『封』
これをしとかないと夜中に食べに来る騎士がいるのは明白。
クスクス笑いながら少し大きめの鍋でお湯を沸かす。
お茶をいれて夜営の騎士に配ろう。
少しでも体力を温存できるように。
そうしながら夜は過ぎていく。
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