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本編
465話
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「ラディットにも言われているから大丈夫だ」
ルーファスさんにポンと頭を軽く叩かれ、今度は何を作ってくれるんだ?と言われると悩んでしまう。
芋があれば肉じゃがとかでもいいし、ボアのお肉があるから。
「カツはやったばかりだし……」
「待てリクト、俺は食ってねぇぞ?」
「あ、そっか……リルはカツね?えーと……ご飯が食べたいですか?」
「アタシオムライスがいいわ」
「わたしはパスタ」
「え?」
全員からリクエストを貰い、俺は困ってしまう。
「えっと……あの、全部作りますね?」
今日のお昼に間に合うかなぁ。俺はどうしようかと悩んで居た。
「じゃあ、ルスとライはお子様ランチにしようか」
目をキラキラして見上げてくる双子。
「大人はトルコライスにしましょうか」
オムライスとパスタと揚げ物ならトルコライスでいいだろうと。
「あら、以前に食べたわよね?楽しみだわ」
ミトさんも嬉しそうに手を合わせた。
「じゃあ、今日のお昼はトルコライスにしましょうか」
「俺はカツ丼がいい」
ボソッと言ったリルに、了解と了承した。
「甘やかさなくてもいいのよ?」
「いえ、でも俺のせいで食べられなかったので。作るよリル」
リルを見上げると、リルにぎゅうっと抱きしめられた。
本当に食いしん坊だよね。
「ついでに、プリン作りましょうか。おやつに食べますか?」
皆大好きプリン。
卵があれば久しぶりに作っちゃおう。
「あらあら、じゃあ、早めに帰らなきゃ。アタシも手伝うしミラもやれるわよね?」
「うん!」
広いキッチンだから何人でも作業ができる。
オムライスはミトさんの専売特許の筈なんだけど?と、思いながら教わったミトさんの味付けに出来るだけ似せられたらいいなと思いながら頷いた。
「んじゃあ、早めに帰るか」
ゾロゾロとまた渡し板の所に向かうと、今度はリルに持ち上げられてレヴィに渡されるようにされ、運動神経が弱いのが恥ずかしくなった。
「ごめんね、ありがとう」
レヴィに抱かれてノシノシと渡し板の上を運ばれ、地面に足を付けるとまだふらふらとした。
「うわ……」
「大丈夫か?」
レヴィに心配されて俺は頷く。
動物に比べて人間は三半規管が弱いのかもしれない。
暫くレヴィに支えられていると、全員が船を降りたがふらふらしている人は居なかった。
「馬車まで歩けるか?」
「ありがとう、大丈夫だよ」
抱いていくぞと言うレヴィを断る。こんなので頼っていたら王都に着いた時にこまらせてしまうだろうから。
俺はゆっくり馬車止めに向かったのだった
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本当に食いしん坊だよね。
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「うん!」
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