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本編
141話☆
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「……リクト」
「なに?」
たっぷりと時間を取ったレヴィだったが、俺の名前を呼ぶ。
触れてきた唇に、理性が負けたのだとわかった。
いつもは理知的なレヴィが、だ。
「ふふ、いいよ好きにして」
いつも一線を越えても何処か我慢をして、リルに譲っていたように見えたレヴィ。
俺はリルもレヴィもどちらも好きだからどちらにも我慢して欲しくない。
「リルと、何か決めていたりする?」
「……あぁ」
「教えて?」
「だが」
「俺だけ知らないの、狡くない?」
俺だって当事者なのだから。
教えて欲しい。
「1日リクトを独り占めしたら、もう一人にも独り占めする権利を与える」
「それ、申告制度?」
「あぁ、必ず……」
「じゃあ、それには俺の意思はないんだ?」
それ、俺抜きで決めていいことじゃないよね?
ふたりとも好きだけど、こういうことになると暴走しがち。
「そういうのって、3人で決めること……だよね?」
「悪い……」
「じゃあ、今日はレヴィにお仕置き。レヴィからは俺に触れたら駄目だから。同じことをリルにもするけど、それを破ったら当分イチャイチャ無しね?」
にっこりと笑ってやると、レヴィはうっと息を飲んで俺の肩から手を離した。
ついでに俺が起き上がると、逆にレヴィを押し倒す。
どさりと倒れたレヴィの瞳が不安そうに揺れた。
俺も経験あるけれど、見下ろされるのが怖いこともあるよね?
小さな茶色の熊耳がぷるりと震えた。
ガチガチの筋肉な腹部に跨がると、レヴィが手をのばしかけて止まる。
うん、さわっちゃ駄目。
本当は手とか拘束したいけど、きっと傷付いたりしてしまうから。
あまり、酷いプレイはしたくない。
我慢させるのも酷いのかもしれないけれど、レヴィならそのくらいは大丈夫だと信じたい、
「俺、上手くできるかわからないけど、見ててね?」
レヴィが見上げてくるなか、跨がった格好のままでシャツのボタンを外す。
ひとつ、ふたつ。
全部外し終わるとシャツを落とした。
ぴくりとレヴィの腹筋が動く。
こちらを触りたそうにしている手が握ったり開いたりを繰り返すのを確認しながら俺は軽く腰を上げてズボンをずらした。
レヴィの腹部は本当に床かってくらいガッチリしていて体重を少し掛けてもびくともしない。
動きながらズボンを脱いだ瞬間、レヴィがうっと息を詰めた。
指先がレヴィに触れたらしい。
既にガチガチなレヴィの気配はわかっていたが、これはお仕置きなのだから、最後まで触ってあげない。
黒い俺が顔を覗かせた。
☆☆☆☆☆☆
軽いイチャイチャ?ですが、次回(いつになるか…)は★が作くかも?
苦手な方はお気をつけください。
「なに?」
たっぷりと時間を取ったレヴィだったが、俺の名前を呼ぶ。
触れてきた唇に、理性が負けたのだとわかった。
いつもは理知的なレヴィが、だ。
「ふふ、いいよ好きにして」
いつも一線を越えても何処か我慢をして、リルに譲っていたように見えたレヴィ。
俺はリルもレヴィもどちらも好きだからどちらにも我慢して欲しくない。
「リルと、何か決めていたりする?」
「……あぁ」
「教えて?」
「だが」
「俺だけ知らないの、狡くない?」
俺だって当事者なのだから。
教えて欲しい。
「1日リクトを独り占めしたら、もう一人にも独り占めする権利を与える」
「それ、申告制度?」
「あぁ、必ず……」
「じゃあ、それには俺の意思はないんだ?」
それ、俺抜きで決めていいことじゃないよね?
ふたりとも好きだけど、こういうことになると暴走しがち。
「そういうのって、3人で決めること……だよね?」
「悪い……」
「じゃあ、今日はレヴィにお仕置き。レヴィからは俺に触れたら駄目だから。同じことをリルにもするけど、それを破ったら当分イチャイチャ無しね?」
にっこりと笑ってやると、レヴィはうっと息を飲んで俺の肩から手を離した。
ついでに俺が起き上がると、逆にレヴィを押し倒す。
どさりと倒れたレヴィの瞳が不安そうに揺れた。
俺も経験あるけれど、見下ろされるのが怖いこともあるよね?
小さな茶色の熊耳がぷるりと震えた。
ガチガチの筋肉な腹部に跨がると、レヴィが手をのばしかけて止まる。
うん、さわっちゃ駄目。
本当は手とか拘束したいけど、きっと傷付いたりしてしまうから。
あまり、酷いプレイはしたくない。
我慢させるのも酷いのかもしれないけれど、レヴィならそのくらいは大丈夫だと信じたい、
「俺、上手くできるかわからないけど、見ててね?」
レヴィが見上げてくるなか、跨がった格好のままでシャツのボタンを外す。
ひとつ、ふたつ。
全部外し終わるとシャツを落とした。
ぴくりとレヴィの腹筋が動く。
こちらを触りたそうにしている手が握ったり開いたりを繰り返すのを確認しながら俺は軽く腰を上げてズボンをずらした。
レヴィの腹部は本当に床かってくらいガッチリしていて体重を少し掛けてもびくともしない。
動きながらズボンを脱いだ瞬間、レヴィがうっと息を詰めた。
指先がレヴィに触れたらしい。
既にガチガチなレヴィの気配はわかっていたが、これはお仕置きなのだから、最後まで触ってあげない。
黒い俺が顔を覗かせた。
☆☆☆☆☆☆
軽いイチャイチャ?ですが、次回(いつになるか…)は★が作くかも?
苦手な方はお気をつけください。
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