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25 お互いを見つめる
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クスクス クスクス
嬉しそうにセラフィリーアは笑う。
白い敷布にくるまって幸せを噛み締める時間。
いつもなら逆でアイヴィスの方が朝が早い。
「アイヴィス…大好き…」
チュッと額にキスをすると、アイヴィスの睫毛が震えてゆっくりと瞼が開く。
「おはようアイヴィス」
「おはようございますセラ…身体は辛くありませんか?」
するりと腰に回ってきた腕にまた声が上がりそうになる。
昨夜の火種がまだ燻っているのだ。
「だ…いじょうぶ…ぁ…もう…アイヴィスさま…」
触れられただけで反応する身体に作り替えられてしまった。
好きな人にだから、いいのだけれど…それでも羞恥がない訳じゃないし。
「アイヴィスさまが欲しくなってしまいます」
子供を作るための行為ではない。
愛を確かめるための行為なのだから、恥ずかしがる事ではないのだけれど…セラフィリーアは恋愛経験値が足りない。
本人もそれはわかっているのだけれど。
「それは嬉しいね、私ばかりがセラを欲しているみたいで我慢することもあったけれど…そう口にしてくれると嬉しい」
向き合う形になりながら、アイヴィスの力強い腕に引き寄せられてすっぽりと収まってしまう。
「でも、今日は出かける予定だろう?」
「ですから、1回だけ…それならアスラン達も待ってくれますよ…」
きっと、扉の向こうではアスラン達が準備をしてくれているだろうけれど、久しぶりの休みなのだからイチャイチャしたい。
ごめんねと胸の中で手を合わせてから、身体をずらしてセラフィリーアはアイヴィスの上に乗る。
視線を混ぜ合わせるとどちらともなく笑みがこぼれてそれにつられるように唇を重ねた。
嬉しそうにセラフィリーアは笑う。
白い敷布にくるまって幸せを噛み締める時間。
いつもなら逆でアイヴィスの方が朝が早い。
「アイヴィス…大好き…」
チュッと額にキスをすると、アイヴィスの睫毛が震えてゆっくりと瞼が開く。
「おはようアイヴィス」
「おはようございますセラ…身体は辛くありませんか?」
するりと腰に回ってきた腕にまた声が上がりそうになる。
昨夜の火種がまだ燻っているのだ。
「だ…いじょうぶ…ぁ…もう…アイヴィスさま…」
触れられただけで反応する身体に作り替えられてしまった。
好きな人にだから、いいのだけれど…それでも羞恥がない訳じゃないし。
「アイヴィスさまが欲しくなってしまいます」
子供を作るための行為ではない。
愛を確かめるための行為なのだから、恥ずかしがる事ではないのだけれど…セラフィリーアは恋愛経験値が足りない。
本人もそれはわかっているのだけれど。
「それは嬉しいね、私ばかりがセラを欲しているみたいで我慢することもあったけれど…そう口にしてくれると嬉しい」
向き合う形になりながら、アイヴィスの力強い腕に引き寄せられてすっぽりと収まってしまう。
「でも、今日は出かける予定だろう?」
「ですから、1回だけ…それならアスラン達も待ってくれますよ…」
きっと、扉の向こうではアスラン達が準備をしてくれているだろうけれど、久しぶりの休みなのだからイチャイチャしたい。
ごめんねと胸の中で手を合わせてから、身体をずらしてセラフィリーアはアイヴィスの上に乗る。
視線を混ぜ合わせるとどちらともなく笑みがこぼれてそれにつられるように唇を重ねた。
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