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17 寝起き・朝の支度(現代パロ)
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「ん。」
朝のアラームで目を覚ますと、隣で眠るアイヴィスを起こす。
すこぶる寝起きの悪い伴侶は、寒くなってくると布団から出たがらないのが顕著になってくる。
それをどうにかこうにか宥めすかしながら目を醒まさせてからシャワールームに放り込む。
アイヴィスがシャワーを浴びる間に着替えて朝食の準備に入る。
アイヴィスは毎日同じメニューで良いらしい。
コーヒーメーカーをセットしてから、ボイルソーセージ、キノコオムレツ、トースト。
コンソメスープも温め直し。
「アイヴィス、食に関してはストイックだからなー…不味いって言わないし」
いつも、美味しいと言ってくれる伴侶は今日から遠征で撮影会だ。
『空と水の…』って、オンラインゲームのキャラクターと名前が同じだと、そのキャラの衣装で撮影をするらしい。
CGで、ドラゴンを飛ばすとか、そんな話を聞いたけれど…アイヴィス、女性との共演NGって…そんなこと言ってたら、仕事干されるよって言っても、それならそれで構わないって…
小さく吐いたため息。
「セラ?どうかした?」
ギュッと後ろから抱き締められて、セラフィリーアはひやぁあっと情けない声を上げる。
「アイヴィスっ!まだ濡れていますっ」
するりと腹の前に回された指が組まれて背中にはアイヴィスのぬくもり。
「ごめんなさい…でも、美味しそうだし…」
直ぐにできますと振り返ろうとした瞬間、シャツとエプロンの間に手が入り、纏めていた髪の髪留め辺りに何か触れてチュッと、音がした。
「あぅ…んっ…」
「セラは首が弱いよね…」
「もう、早くしないとお迎えくるから…」
「セラも一緒に行こう?セラがやってくれるならもっといいスチル取れると思うんだけど…」
「やるって、あの…ヒラヒラした服を着るの?俺、胸無いし…アイヴィスと違う国の姫だろ?何か切ないじゃん…」
いくら、撮影だからと言って、敵同士にはなりたくない。
プロではないから精神か引きずられるのだ。
「じゃあ、やらなくていいから付き添いで来て?セラ居ないとやる気が出ないなぁ…」
胸の辺りを優しくまさぐられ耳朶を噛まれると、力が抜ける。
そんな俺を抱き上げてアイヴィスはダイニングテーブルにつかせてくれて、朝食を並べるまでしてくれる。
今日は流石に最後まではなかったけれど、これがだいたい朝のルーティーン。
朝のアラームで目を覚ますと、隣で眠るアイヴィスを起こす。
すこぶる寝起きの悪い伴侶は、寒くなってくると布団から出たがらないのが顕著になってくる。
それをどうにかこうにか宥めすかしながら目を醒まさせてからシャワールームに放り込む。
アイヴィスがシャワーを浴びる間に着替えて朝食の準備に入る。
アイヴィスは毎日同じメニューで良いらしい。
コーヒーメーカーをセットしてから、ボイルソーセージ、キノコオムレツ、トースト。
コンソメスープも温め直し。
「アイヴィス、食に関してはストイックだからなー…不味いって言わないし」
いつも、美味しいと言ってくれる伴侶は今日から遠征で撮影会だ。
『空と水の…』って、オンラインゲームのキャラクターと名前が同じだと、そのキャラの衣装で撮影をするらしい。
CGで、ドラゴンを飛ばすとか、そんな話を聞いたけれど…アイヴィス、女性との共演NGって…そんなこと言ってたら、仕事干されるよって言っても、それならそれで構わないって…
小さく吐いたため息。
「セラ?どうかした?」
ギュッと後ろから抱き締められて、セラフィリーアはひやぁあっと情けない声を上げる。
「アイヴィスっ!まだ濡れていますっ」
するりと腹の前に回された指が組まれて背中にはアイヴィスのぬくもり。
「ごめんなさい…でも、美味しそうだし…」
直ぐにできますと振り返ろうとした瞬間、シャツとエプロンの間に手が入り、纏めていた髪の髪留め辺りに何か触れてチュッと、音がした。
「あぅ…んっ…」
「セラは首が弱いよね…」
「もう、早くしないとお迎えくるから…」
「セラも一緒に行こう?セラがやってくれるならもっといいスチル取れると思うんだけど…」
「やるって、あの…ヒラヒラした服を着るの?俺、胸無いし…アイヴィスと違う国の姫だろ?何か切ないじゃん…」
いくら、撮影だからと言って、敵同士にはなりたくない。
プロではないから精神か引きずられるのだ。
「じゃあ、やらなくていいから付き添いで来て?セラ居ないとやる気が出ないなぁ…」
胸の辺りを優しくまさぐられ耳朶を噛まれると、力が抜ける。
そんな俺を抱き上げてアイヴィスはダイニングテーブルにつかせてくれて、朝食を並べるまでしてくれる。
今日は流石に最後まではなかったけれど、これがだいたい朝のルーティーン。
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