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第十二話 極彩色の魔女と山吹色が照らす道筋
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「何やってるんだ……父さんまで、いなくなっちゃうじゃない」
二回目の拳にはもう力が無かった。
ぽすぽすっと何度も俺の胸をマリアベルは叩く。
「よく見てみろ」
そういってフードを脱がしてやと、マリアベルは目に涙をためたまま半休体となったアトラスを見つめた。
「あれは、なに……?」
「まあ、なんだ、偶然の相棒というかなんというか」
無理やり異世界に連れてこられただけなので、どう表現したものやら。
『マスター。良いお知らせと悲しいお知らせがあります。どちらが宜しいでしょうか』
「良い方から頼む」
先に悪い方を聞いたら、悪い方を打開する思考に入ってしまう。なら良い方を先に聞くのが俺の流儀だ。
『想像以上に品質管理モードは効果がありそうです。特殊な種族の為、他の同種族に使用できるのかは怪しいところですが』
「それは良かった。親父さんに効果があると分かっただけで大成功だ」
『悪い報告ですが、アトラスの燃料切れが深刻です。自己活動動力を残し、空になってしまうのも時間の問題でしょう』
「この作戦を考えたときから、そこは多分クリアしてるぜ」
俺はそう言って右腕を天高く差す。
「この鉱山そのものは魔力の塊なんじゃないのか?」
アトラスは異世界へ移動した事で常に燃料不足だが、生物や植物などを取り込むことで微々たる燃料を確保してきた。けど初めてシエロを助けたあの日、シエロは俺にパスカルを移し、アトラスを再起動させた。
パスカルはグロウスだ。グロウスが持つ魔力そのものをアトラスは取り込めるはずだ。
『仰る通り、この鉱山内部にこちらで収集した魔術が放つ波形に似たデータを観測できます。ですが、これらを吸収するにはパスカルを取り込んでいるマスターがいなければアトラスは魔力喰いが行えません』
「なんだその面倒なものは」
『アトラスは人の意志の方向性が必要ですから』
「しかたねえ、向かうか」
いくらマリアベルの攻撃を避けていたとしても、ぎりぎりで避けた傷や細々としたイシツブテでついた切り傷など、地味に痛くて、本当は地面に座り込みたい三五歳の中年なのだ。
「そ、総司郎なにをするの?」
マリアベルは膨らみかけた胸に手を当て、心配そうに俺を見つめている。
「親父さんを氷漬けにして、グロウスのまま封印する。今は魔術革命時代だ、もしかしたら人間に戻す魔術が開発されるかもしれないだろ? シエロに歌ってもらうのはそれからでも遅くないさ」
『マスター、若い子の前でかっこつけていないで早くしてください。十、九、八、七——』
「お、おい、突然数えんなよ! 意味わからんよ! 数えられるとなんか急ぐしかねーじゃんん! シエロ、マリアベルのそばにいてやってくれ!」
俺は小屋に叫んで、急いで半休体に向かった。
俺が半休体に触れるとベロンと、液体に変わり俺も中に取り込まれる。取り込まれた中はグロウスと一緒ではなく、椅子のように座る場所がある小部屋だった。
普段人型の質量しかないくせに今は小さな部屋って、アトラスの質量はどうなってんだ自由自在なのか? 物理法則に反してやがる。
アトラスの小部屋で俺が椅子に座ると、鉱山から発する魔術素材の波長を感じ取れた。脳の中に楽譜が生まれたように見えて、素材がある方に♪が流れているようなそんな感覚。抽象的なイメージが俺に流れてくる。イメージに沿って意識を向けるだけで、魔術が次々吸い上げられる気がした。分かる、これなら十分に間に合うだろう。
ラプチャーが氷漬けになったのは、それから数分後の事だ。
俺たちは改めて鉱山を出た。
父親は俺がアトラススーツを着用して運んでやった。鉱山の第十層の最下層だ。もし潜られたとしても、あの氷を破壊するのは現代魔術では不可能だろう。
数時間しか潜っていないのに、久しぶりの太陽光はやけに懐かしく手で日傘を作ってしまう。シエロも同じだったのか、すぐさま俺の背中に隠れた。こいつ俺の陰で楽に目隠ししやがって。
「総司郎、ありがとう」
俺の後ろにいたマリアベルが、眼鏡をはずしながら、はにかんで呟く。
「ん、どういたしまして。親父さんを助ける魔術が見つかると良いな」
「うん」
「凍っていても意識は常に焼かれてるんだよ、だから早く見つけてあげてね、マリアベル」
シエロはそっとマリアベルの手を握る。
「うん」
「じゃ帰るか、オークションまでまだ時間あるだろ、少しゆっくりしようぜ! ってまてまてまて、俺達、金稼いでない、どうするシエロ!」
「あ、あああああ、そうなんだよ! これじゃ晩御飯も食べられないよ! とりにくたべたいよー!」
くそ、親父を固める時に鉱山の魔力はほぼ空になるまで吸い尽くしたから、あそこは本当にただの鉱山になってしまった。
「この世界で金を稼ぐ手段はないのか、バイトとか派遣とかねーのかよ! ハローワークが恋しい!」
異世界に来てまで働きたくもないが!
「ふふ、本当に緊張感のない親子だね」
「親子じゃないよマリアベル! そうじろうはシエロの従者なんだよ! シエロをずっと守るのが役目なの!」
「それってお父さんそのものじゃん、ふ、ふは、やば、なんか、ツボに入った」
マリアベルはそのままひとしきり笑って腹を抑える。
ただ笑っている姿を見ていると年相応の幼い女の子なんだなと思う。両親の事を背負いすぎて、大人っぽく見えてただけなんだ。
ひとしきり笑った後、マリアベルは根元の涙を拭う。
「よし、決めた。うちの行き先」
ロングコートの襟元を正して、すっきりとした表情でマリアベルは口を開いた。
「うちが魔導士ギルドを作る」
「魔導士……ギルド……魔術師じゃないのか?」
「うちは魔術の才能がないからね。でもその代わり、魔術道具は使える。だからここに新しいジョブを作った。今はまだ魔術研究ギルドくらいしか、魔術関係はないからね。うちは魔術師じゃなくて魔術道具を扱うもの魔導士。グロウス化する謎を突き止め、道具を利用して人間に戻すスキルを探す集団。悪くないでしょ?」
魔の道具を極め、人間に戻す願いを持つ者を導く者たち——魔導士。
「悪くない。良い名前じゃないか。いつか旅の途中で魔導士たちと出会えることを楽しみにしてる」
「へへ」
照れくさそうにマリアベルは笑う。
しかしなんだ、出会った頃より打ち解けてくれたのかなかなか可愛く笑うようになったな。
「——ん? 今ギルドって言った? それもしかして仕事貰えたりするとこなんじゃ?」
映画とか子供の頃やってたゲームで聞いたことがある。イメージとしてはキャラクターの職業毎に組合があって、組合の仕事を分け与えてくれる組織だ。
「貰えるんじゃないかな。でも総司郎何ができるの? 見たところ剣がないから剣士でもないし、アサシンでもない。格闘家って感じでもないよね、細いし」
「細いは余計だ」
「あ、もしかして獣使いのテイマー? なんか黒いの呼んでたし。あれ獣か何かなの?」
「少なくとも獣ではないな……」
アトラは何でも焼け野原にしたがる危険思考の人工知能だが。
「じゃあ仕事貰う以前に、ギルド加入試験も合格できなさそうだね」
「ま、マジか……正社員から異世界にきて無職とは……」
「なんとかなるよ、総司郎なら! まあ、もしだめなら、う、うちが、まあ、シエロちゃんと面倒見ても——ってばか!」
「何一人で激しいノリ突っ込みしてるんだよ。現代人か」
「べ、別に何でもないし、これは気の迷い、うん、吊り橋効果で気の迷いだ、うん」
掌で自分を仰ぎ、頬の熱を冷ましている人は無視して、
「とりあえず街に戻ろう、生活費の事はその後考えるか」
宿代と服の代金どうすかなあ……。
「ねえねえ、シエロはどんなギルドには入れるの? シエロは魔術師? バーサーカー?」
「いや、お前は魔女そのものだろ」
極彩色の魔女なんだから。
「むむ、シエロもカッコいいジョブについてみたいんだよ」
「これまで魔術開発されてなったから、肉弾戦に強いギルドしかないから、シエロちゃんにはまだ早いかなあ」
「むむむ、鍛えるしかないんだよ」
そういうとシエロは俺の右手を引っ張って走り出した。金も仕事もないが、シエロが笑顔でいてくれるだけでなんかそんな不安は全て片付いた気持ちになってしまうのだ。
まったく、駄目な中年だろうか。
余談だが、街に戻った後のグロウスオークションでは圧倒的にマリアベルの圧勝だった。金だけはあるようだ。想像はしていたが、このあたりの鉱山を買い占めていた商人の家柄だったとか後で知ることになる。
グロウスの亡骸はシエロが鎮魂歌を歌うと、空気に溶け込むようにさらさらと消えていった。
母親はもう罰の焔に身を焼くことはないだろう。次生まれてくるときは、グロウスではない。
その話をしたときマリアベルはその場で泣き崩れた。
亡骸へ最後に言えなかった言葉をつぶやいた——マリアベルの屋敷のベッドで、何もない天井を見つめながら思い出す。シエロはもう夢の中だ。小さな寝息を立てている。
若い時に好きかってやってるうちは、言うタイミングないんだよな。この言葉。
生んでくれてありがとう、なんて照れくさいじゃん?。
第十二話 極彩色の魔女と山吹色が照らす道筋
二回目の拳にはもう力が無かった。
ぽすぽすっと何度も俺の胸をマリアベルは叩く。
「よく見てみろ」
そういってフードを脱がしてやと、マリアベルは目に涙をためたまま半休体となったアトラスを見つめた。
「あれは、なに……?」
「まあ、なんだ、偶然の相棒というかなんというか」
無理やり異世界に連れてこられただけなので、どう表現したものやら。
『マスター。良いお知らせと悲しいお知らせがあります。どちらが宜しいでしょうか』
「良い方から頼む」
先に悪い方を聞いたら、悪い方を打開する思考に入ってしまう。なら良い方を先に聞くのが俺の流儀だ。
『想像以上に品質管理モードは効果がありそうです。特殊な種族の為、他の同種族に使用できるのかは怪しいところですが』
「それは良かった。親父さんに効果があると分かっただけで大成功だ」
『悪い報告ですが、アトラスの燃料切れが深刻です。自己活動動力を残し、空になってしまうのも時間の問題でしょう』
「この作戦を考えたときから、そこは多分クリアしてるぜ」
俺はそう言って右腕を天高く差す。
「この鉱山そのものは魔力の塊なんじゃないのか?」
アトラスは異世界へ移動した事で常に燃料不足だが、生物や植物などを取り込むことで微々たる燃料を確保してきた。けど初めてシエロを助けたあの日、シエロは俺にパスカルを移し、アトラスを再起動させた。
パスカルはグロウスだ。グロウスが持つ魔力そのものをアトラスは取り込めるはずだ。
『仰る通り、この鉱山内部にこちらで収集した魔術が放つ波形に似たデータを観測できます。ですが、これらを吸収するにはパスカルを取り込んでいるマスターがいなければアトラスは魔力喰いが行えません』
「なんだその面倒なものは」
『アトラスは人の意志の方向性が必要ですから』
「しかたねえ、向かうか」
いくらマリアベルの攻撃を避けていたとしても、ぎりぎりで避けた傷や細々としたイシツブテでついた切り傷など、地味に痛くて、本当は地面に座り込みたい三五歳の中年なのだ。
「そ、総司郎なにをするの?」
マリアベルは膨らみかけた胸に手を当て、心配そうに俺を見つめている。
「親父さんを氷漬けにして、グロウスのまま封印する。今は魔術革命時代だ、もしかしたら人間に戻す魔術が開発されるかもしれないだろ? シエロに歌ってもらうのはそれからでも遅くないさ」
『マスター、若い子の前でかっこつけていないで早くしてください。十、九、八、七——』
「お、おい、突然数えんなよ! 意味わからんよ! 数えられるとなんか急ぐしかねーじゃんん! シエロ、マリアベルのそばにいてやってくれ!」
俺は小屋に叫んで、急いで半休体に向かった。
俺が半休体に触れるとベロンと、液体に変わり俺も中に取り込まれる。取り込まれた中はグロウスと一緒ではなく、椅子のように座る場所がある小部屋だった。
普段人型の質量しかないくせに今は小さな部屋って、アトラスの質量はどうなってんだ自由自在なのか? 物理法則に反してやがる。
アトラスの小部屋で俺が椅子に座ると、鉱山から発する魔術素材の波長を感じ取れた。脳の中に楽譜が生まれたように見えて、素材がある方に♪が流れているようなそんな感覚。抽象的なイメージが俺に流れてくる。イメージに沿って意識を向けるだけで、魔術が次々吸い上げられる気がした。分かる、これなら十分に間に合うだろう。
ラプチャーが氷漬けになったのは、それから数分後の事だ。
俺たちは改めて鉱山を出た。
父親は俺がアトラススーツを着用して運んでやった。鉱山の第十層の最下層だ。もし潜られたとしても、あの氷を破壊するのは現代魔術では不可能だろう。
数時間しか潜っていないのに、久しぶりの太陽光はやけに懐かしく手で日傘を作ってしまう。シエロも同じだったのか、すぐさま俺の背中に隠れた。こいつ俺の陰で楽に目隠ししやがって。
「総司郎、ありがとう」
俺の後ろにいたマリアベルが、眼鏡をはずしながら、はにかんで呟く。
「ん、どういたしまして。親父さんを助ける魔術が見つかると良いな」
「うん」
「凍っていても意識は常に焼かれてるんだよ、だから早く見つけてあげてね、マリアベル」
シエロはそっとマリアベルの手を握る。
「うん」
「じゃ帰るか、オークションまでまだ時間あるだろ、少しゆっくりしようぜ! ってまてまてまて、俺達、金稼いでない、どうするシエロ!」
「あ、あああああ、そうなんだよ! これじゃ晩御飯も食べられないよ! とりにくたべたいよー!」
くそ、親父を固める時に鉱山の魔力はほぼ空になるまで吸い尽くしたから、あそこは本当にただの鉱山になってしまった。
「この世界で金を稼ぐ手段はないのか、バイトとか派遣とかねーのかよ! ハローワークが恋しい!」
異世界に来てまで働きたくもないが!
「ふふ、本当に緊張感のない親子だね」
「親子じゃないよマリアベル! そうじろうはシエロの従者なんだよ! シエロをずっと守るのが役目なの!」
「それってお父さんそのものじゃん、ふ、ふは、やば、なんか、ツボに入った」
マリアベルはそのままひとしきり笑って腹を抑える。
ただ笑っている姿を見ていると年相応の幼い女の子なんだなと思う。両親の事を背負いすぎて、大人っぽく見えてただけなんだ。
ひとしきり笑った後、マリアベルは根元の涙を拭う。
「よし、決めた。うちの行き先」
ロングコートの襟元を正して、すっきりとした表情でマリアベルは口を開いた。
「うちが魔導士ギルドを作る」
「魔導士……ギルド……魔術師じゃないのか?」
「うちは魔術の才能がないからね。でもその代わり、魔術道具は使える。だからここに新しいジョブを作った。今はまだ魔術研究ギルドくらいしか、魔術関係はないからね。うちは魔術師じゃなくて魔術道具を扱うもの魔導士。グロウス化する謎を突き止め、道具を利用して人間に戻すスキルを探す集団。悪くないでしょ?」
魔の道具を極め、人間に戻す願いを持つ者を導く者たち——魔導士。
「悪くない。良い名前じゃないか。いつか旅の途中で魔導士たちと出会えることを楽しみにしてる」
「へへ」
照れくさそうにマリアベルは笑う。
しかしなんだ、出会った頃より打ち解けてくれたのかなかなか可愛く笑うようになったな。
「——ん? 今ギルドって言った? それもしかして仕事貰えたりするとこなんじゃ?」
映画とか子供の頃やってたゲームで聞いたことがある。イメージとしてはキャラクターの職業毎に組合があって、組合の仕事を分け与えてくれる組織だ。
「貰えるんじゃないかな。でも総司郎何ができるの? 見たところ剣がないから剣士でもないし、アサシンでもない。格闘家って感じでもないよね、細いし」
「細いは余計だ」
「あ、もしかして獣使いのテイマー? なんか黒いの呼んでたし。あれ獣か何かなの?」
「少なくとも獣ではないな……」
アトラは何でも焼け野原にしたがる危険思考の人工知能だが。
「じゃあ仕事貰う以前に、ギルド加入試験も合格できなさそうだね」
「ま、マジか……正社員から異世界にきて無職とは……」
「なんとかなるよ、総司郎なら! まあ、もしだめなら、う、うちが、まあ、シエロちゃんと面倒見ても——ってばか!」
「何一人で激しいノリ突っ込みしてるんだよ。現代人か」
「べ、別に何でもないし、これは気の迷い、うん、吊り橋効果で気の迷いだ、うん」
掌で自分を仰ぎ、頬の熱を冷ましている人は無視して、
「とりあえず街に戻ろう、生活費の事はその後考えるか」
宿代と服の代金どうすかなあ……。
「ねえねえ、シエロはどんなギルドには入れるの? シエロは魔術師? バーサーカー?」
「いや、お前は魔女そのものだろ」
極彩色の魔女なんだから。
「むむ、シエロもカッコいいジョブについてみたいんだよ」
「これまで魔術開発されてなったから、肉弾戦に強いギルドしかないから、シエロちゃんにはまだ早いかなあ」
「むむむ、鍛えるしかないんだよ」
そういうとシエロは俺の右手を引っ張って走り出した。金も仕事もないが、シエロが笑顔でいてくれるだけでなんかそんな不安は全て片付いた気持ちになってしまうのだ。
まったく、駄目な中年だろうか。
余談だが、街に戻った後のグロウスオークションでは圧倒的にマリアベルの圧勝だった。金だけはあるようだ。想像はしていたが、このあたりの鉱山を買い占めていた商人の家柄だったとか後で知ることになる。
グロウスの亡骸はシエロが鎮魂歌を歌うと、空気に溶け込むようにさらさらと消えていった。
母親はもう罰の焔に身を焼くことはないだろう。次生まれてくるときは、グロウスではない。
その話をしたときマリアベルはその場で泣き崩れた。
亡骸へ最後に言えなかった言葉をつぶやいた——マリアベルの屋敷のベッドで、何もない天井を見つめながら思い出す。シエロはもう夢の中だ。小さな寝息を立てている。
若い時に好きかってやってるうちは、言うタイミングないんだよな。この言葉。
生んでくれてありがとう、なんて照れくさいじゃん?。
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