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第4話 灰色の俺と蒼い闘争
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あの狼を助けるだって?
体長二メートルの体躯を真っ青な炎に包まれているあの獣を?
どう考えても助ける方は人間じゃないのか?
「なんでオオカミを助けるんだ、人を食い殺そうとしてる」
がちがちと牙を鳴らし、涎の代わり青い焔を口から滴らせている。目は爛々と輝き、今にも黄金甲冑の青年へ噛みつきそうだ。
「俺には分かる。さっきのドラゴンよりも危険だ」
パワードスーツ<アトラス>を通してみるオオカミは、部分的に赤い円マークがマーキングされている。
『アンノウン、便宜上インフェルノと呼称しましょう。インフェルノの武装は四肢にある鋭い爪、体内及び、体外に放出されている焔のように見えるモノ——そちらは熱量は感じられませんが、触れるのは推奨しません。彼らのいう魔術的なエネルギーの集合体では未知数です』
アトラは俺の意志を感じ取ったのか、インフェルノの武装情報を教えてくれた。現実世界に無いものはまだ推測の域を出ないのだろう。
俺は極彩色の罪人と呼ばれた魔女に向き直り、同じ目線に腰をかがめる。彼女の顔は酷く悲しそうだが、ぐっと涙をこらえているのが分かる。
「周りには他の兵士たちも一杯いるんだ。君に何があったのか俺には分からない。でも現実問題オオカミは彼らに危害を加え、更に罪のない彼らを襲おうとしている。見殺しにはできない」
「あの子を、殺すの?」
「……じゃなきゃ誰か死ぬ」
死ぬの言葉にシエロといった少女は、うっと息を詰まらせる。だが小さく何とか声を絞り出す。
「シエロをこのまま連れて行ってもいい。魔術装置にだってなる。だから、だからあの子は静かに眠らせてあげて」
「だが——」
このまま君が連れていかれるのはこの世界のルール。法律によって罪人として連れていかれるのだから、俺は何も言えない。かわいそうだが。かわいそうだが、俺に他人の世界のルールを捻じ曲げる権利はない。それよりも人命が大切なはずだ。何処の世界でも、どんな世界でも。
苦悩して気が抜けたとき、極彩色の魔女はするりと俺の脇を抜けて、インフェルノ達を囲む焔へと駆け出す。
「まて!」
だが俺の声は届いているのかいないのか、極彩色の魔女は止まる気配はない。焔のサークルまでそれほど離れていない。サークルの中をじっと見つめると、アトラスの網膜強化制御が働き、意志の通りに視界がズームする。
俺と魔女がうだうだ話している間に、インフェルノと黄金甲冑は互いに武器をぶつけあっている。大きさの違う黄金甲冑は、重量にも関わらず身軽な動きでインフェルノの爪を避け、吐く息を抜き去った件でなぎ払う。なぎ払った焔は火の粉となり近くの馬車や、素材として詰めたドラゴンの遺体をことごとく焼いた。
「くそ、前に出たからなんだってんだ!」
身を低くして地面を強く蹴る。陸上選手がアトラスを着用したら、俺なんかよりもよっぽど早く目的地に辿り着けるだろう。
魔女は青い焔の干渉を受けないのか、何事もなく焔の中に姿を消す。だが俺はこのままだと焔に突っ込んでしまう。未知とは怖いものだ。大丈夫だろうと分かっていても不安がよぎる。
「消火器なんて持ってないよな」
『承知しました。消火剤を適所に撃ちます』
俺が指示を出す間もなく、何処からともなく——たぶん背中あたりから——糸を引くような煙を出した弾丸が飛んでいくのが見え、青い焔のところで次々と消火剤を撒く。
『気休めかもしれませんが、どうやら外部に関しては熱を持っていたようですね。青い焔の計測データが一つ手に入りました』
「有能だよ、ほんとに」
女の子を止める事すらできなかった俺に、こんな力を使う価値なんてあるのか?
白煙の中に体を滑り込ませ、アトラスが示す方向に魔女を見つける。
「ちょっと待て!」
強く金属が始める音が聞こえ、煙がゆっくりと晴れる。
俺は黄金に輝く片手剣を何とかコンバットナイフで受け止めていた。背中には魔女が、魔女は大きく血を吐いているインフェルノの顔に全身を押し付けている。白が赤に染まるのなんてお構いなしに。
「抜く相手を間違えてませんか? 黒甲冑様」
黄金甲冑の兜の隙間から青年の声が漏れる。振り下ろした剣の強さは尋常に重い。アトラスの力をもってしても、立ち上がることは難しそうだ。それに加え黄金甲冑の声は馬車のときと同じで軽い。まだ実力を出していないのがよく分かる。さすが聖剣と呼ばれる人間だということか。
「間違えてるかもしれないし、間違えてないかもしれない。まだよく分からんもんでね」
「決まり文句ですが一つ。悪いことは言いません。極彩色の罪人に手を貸さない方が良い。十三聖剣に加わる方がよっぽど人間らしい生活を送れます」
「人間らしい……?」
そういえばさっきシエロが気にかかる事を言っていた。
「魔術装置とかなんとかは、人間らしく生きられないってのか?」
俺の言葉に反応して黄金剣はより一層強く、アトラスごと俺に圧力をかけてくる。何とか倒れなかったが、激音と共に地面が一段下がった。
「……やはり存じ上げてたんですね、黒甲冑様。いや、人が悪い。これから罪人の四肢をもぎ、永遠に魔術を生成してもらわなければいけないというのに。人に知られると僕が悪魔のようだ。」
「確かに、そら、人には言えないわな……!」
足に全力の力を込めて黄金剣を押し返す。シエロが何で知ってたのかは知らないが、罪人同士のネットワークでもあって知ってたんだろう。
「ですがこれは仕方のないことです。魔術の発展には媒体となる魔力が必要。国の罪人であるならば、その罪を国家繁栄という功績で洗い流さないと」
「うおおおお、それでお前は家族に顔向けできるのか!」
どこかでピキッと筋肉が悲鳴を上げるが、お構いなしにコンバットナイフを振りぬく。黄金甲冑は後ずさりし、再度俺に向けて黄金剣を構える。先ほどまでの力は何処に行ったのか異様に体が重い。
「ええ、できますとも。両親や兄妹を食べさせていくためですからね。いくらでも自分を騙せますよ。正直に生きても、誰も徳なんてしない!」
黄金甲冑の鎧と剣が徐々に光をまとい始める。闇夜だが彼自身が太陽だというように。
両手で剣を構え、大きく振りかぶる。
「アトラ、あれが魔法なのか!? 耐えられるんだろうな!?」
『——わか、りません』
「ん、どうした?」
『タイミ、ングを逃して、おりましたが、世界を隔、てる、地平線を超え、異世界に来た、だけで、アトラスの、原動力は、そこをつき、あ、いま、つきまし——』
「お、おい!」
もっとも聞きたくない音だ。パソコンの電源を切ったときのようにシュゥゥンと力が抜けていくのが分かる。アトラスを着たままの俺は、直立し、コンバットナイフを振りぬいたままの姿勢で石造のように固まった。
「まてまてまてまて」
全身を通っている薄緑色の光も柔らかに消えて、黄金甲冑を映し出していた視界も、電源を落としたテレビみたいに真っ暗になる。
「身体さえあれば、魔女は利用できます。すみません。生活の為なんです」
声が聞こえたような気がしたのは俺の気のせいか。
第四話 灰色の俺と蒼い闘争
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どう考えても助ける方は人間じゃないのか?
「なんでオオカミを助けるんだ、人を食い殺そうとしてる」
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パワードスーツ<アトラス>を通してみるオオカミは、部分的に赤い円マークがマーキングされている。
『アンノウン、便宜上インフェルノと呼称しましょう。インフェルノの武装は四肢にある鋭い爪、体内及び、体外に放出されている焔のように見えるモノ——そちらは熱量は感じられませんが、触れるのは推奨しません。彼らのいう魔術的なエネルギーの集合体では未知数です』
アトラは俺の意志を感じ取ったのか、インフェルノの武装情報を教えてくれた。現実世界に無いものはまだ推測の域を出ないのだろう。
俺は極彩色の罪人と呼ばれた魔女に向き直り、同じ目線に腰をかがめる。彼女の顔は酷く悲しそうだが、ぐっと涙をこらえているのが分かる。
「周りには他の兵士たちも一杯いるんだ。君に何があったのか俺には分からない。でも現実問題オオカミは彼らに危害を加え、更に罪のない彼らを襲おうとしている。見殺しにはできない」
「あの子を、殺すの?」
「……じゃなきゃ誰か死ぬ」
死ぬの言葉にシエロといった少女は、うっと息を詰まらせる。だが小さく何とか声を絞り出す。
「シエロをこのまま連れて行ってもいい。魔術装置にだってなる。だから、だからあの子は静かに眠らせてあげて」
「だが——」
このまま君が連れていかれるのはこの世界のルール。法律によって罪人として連れていかれるのだから、俺は何も言えない。かわいそうだが。かわいそうだが、俺に他人の世界のルールを捻じ曲げる権利はない。それよりも人命が大切なはずだ。何処の世界でも、どんな世界でも。
苦悩して気が抜けたとき、極彩色の魔女はするりと俺の脇を抜けて、インフェルノ達を囲む焔へと駆け出す。
「まて!」
だが俺の声は届いているのかいないのか、極彩色の魔女は止まる気配はない。焔のサークルまでそれほど離れていない。サークルの中をじっと見つめると、アトラスの網膜強化制御が働き、意志の通りに視界がズームする。
俺と魔女がうだうだ話している間に、インフェルノと黄金甲冑は互いに武器をぶつけあっている。大きさの違う黄金甲冑は、重量にも関わらず身軽な動きでインフェルノの爪を避け、吐く息を抜き去った件でなぎ払う。なぎ払った焔は火の粉となり近くの馬車や、素材として詰めたドラゴンの遺体をことごとく焼いた。
「くそ、前に出たからなんだってんだ!」
身を低くして地面を強く蹴る。陸上選手がアトラスを着用したら、俺なんかよりもよっぽど早く目的地に辿り着けるだろう。
魔女は青い焔の干渉を受けないのか、何事もなく焔の中に姿を消す。だが俺はこのままだと焔に突っ込んでしまう。未知とは怖いものだ。大丈夫だろうと分かっていても不安がよぎる。
「消火器なんて持ってないよな」
『承知しました。消火剤を適所に撃ちます』
俺が指示を出す間もなく、何処からともなく——たぶん背中あたりから——糸を引くような煙を出した弾丸が飛んでいくのが見え、青い焔のところで次々と消火剤を撒く。
『気休めかもしれませんが、どうやら外部に関しては熱を持っていたようですね。青い焔の計測データが一つ手に入りました』
「有能だよ、ほんとに」
女の子を止める事すらできなかった俺に、こんな力を使う価値なんてあるのか?
白煙の中に体を滑り込ませ、アトラスが示す方向に魔女を見つける。
「ちょっと待て!」
強く金属が始める音が聞こえ、煙がゆっくりと晴れる。
俺は黄金に輝く片手剣を何とかコンバットナイフで受け止めていた。背中には魔女が、魔女は大きく血を吐いているインフェルノの顔に全身を押し付けている。白が赤に染まるのなんてお構いなしに。
「抜く相手を間違えてませんか? 黒甲冑様」
黄金甲冑の兜の隙間から青年の声が漏れる。振り下ろした剣の強さは尋常に重い。アトラスの力をもってしても、立ち上がることは難しそうだ。それに加え黄金甲冑の声は馬車のときと同じで軽い。まだ実力を出していないのがよく分かる。さすが聖剣と呼ばれる人間だということか。
「間違えてるかもしれないし、間違えてないかもしれない。まだよく分からんもんでね」
「決まり文句ですが一つ。悪いことは言いません。極彩色の罪人に手を貸さない方が良い。十三聖剣に加わる方がよっぽど人間らしい生活を送れます」
「人間らしい……?」
そういえばさっきシエロが気にかかる事を言っていた。
「魔術装置とかなんとかは、人間らしく生きられないってのか?」
俺の言葉に反応して黄金剣はより一層強く、アトラスごと俺に圧力をかけてくる。何とか倒れなかったが、激音と共に地面が一段下がった。
「……やはり存じ上げてたんですね、黒甲冑様。いや、人が悪い。これから罪人の四肢をもぎ、永遠に魔術を生成してもらわなければいけないというのに。人に知られると僕が悪魔のようだ。」
「確かに、そら、人には言えないわな……!」
足に全力の力を込めて黄金剣を押し返す。シエロが何で知ってたのかは知らないが、罪人同士のネットワークでもあって知ってたんだろう。
「ですがこれは仕方のないことです。魔術の発展には媒体となる魔力が必要。国の罪人であるならば、その罪を国家繁栄という功績で洗い流さないと」
「うおおおお、それでお前は家族に顔向けできるのか!」
どこかでピキッと筋肉が悲鳴を上げるが、お構いなしにコンバットナイフを振りぬく。黄金甲冑は後ずさりし、再度俺に向けて黄金剣を構える。先ほどまでの力は何処に行ったのか異様に体が重い。
「ええ、できますとも。両親や兄妹を食べさせていくためですからね。いくらでも自分を騙せますよ。正直に生きても、誰も徳なんてしない!」
黄金甲冑の鎧と剣が徐々に光をまとい始める。闇夜だが彼自身が太陽だというように。
両手で剣を構え、大きく振りかぶる。
「アトラ、あれが魔法なのか!? 耐えられるんだろうな!?」
『——わか、りません』
「ん、どうした?」
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「お、おい!」
もっとも聞きたくない音だ。パソコンの電源を切ったときのようにシュゥゥンと力が抜けていくのが分かる。アトラスを着たままの俺は、直立し、コンバットナイフを振りぬいたままの姿勢で石造のように固まった。
「まてまてまてまて」
全身を通っている薄緑色の光も柔らかに消えて、黄金甲冑を映し出していた視界も、電源を落としたテレビみたいに真っ暗になる。
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