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2話 仲間探し
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魔法少女になって初めての学校。何事もなく放課後を迎えた私は今、体育館裏で五十嵐咲子と会っていた。昔は気軽に話せたのにしばらく会ってすらいなかったためか、気まずい空気が流れている。相手もそう感じているのか、居心地悪そうにしている。何か話さないといけないのに、何も思いつかない・・・・・
なぜこうなったのか、理由を説明するには一限目にまで遡らないといけない。
~一限目~
朝から色々あったせいで遅刻するところだった。結局フーからは、残りの寿命が1年ということ以外何も聞けてない気がするが・・・ま、いっか。
「ヨクナイヨ。」
カバンの中にいたフーがゴソゴソと這い出てくる。手のひらサイズの人形が頑張っている姿はとても可愛い光景だが、誰かに見られると厄介。なので、すぐに手を貸して、膝の上にのせる。幸い、私の席は1番うしろの窓側なので見られる危険は少ない。
「セイナ、君ハ今日中二仲間ヲ見ツケルンダ。」
「私1人じゃダメなの?」
「ソレジャセイナノ体ガ持タナイ。半年モタタナイ内二死ンデシマウ。」
困ったことになったな。こんなことに友達を巻き込みたくない。友達じゃなくとも知っている人に頼みたいとは思えない。長生きしそうなやつがいいんだけど、そんなのわかるわけがない。
・・・どうしよう。
「デキレバ、人ヨリ強クテ賢イ人ヲ選ンデクダサイ。元ガイイト、優レタ魔法少女二ナリマス。ソシテ何ヨリ1年以上生キル確率ガ高クナリマス。」
「本当に?でもそんな人いないよ・・・・」
「ソウデスカ?コノ学校カラハ、凄イ気配ガシタンデスガ。」
「えー誰だろう・・・・あっ。」
いた。なんでこんな普通の公立中学校に来たのかわからない天才が。でも気まずいし・・・隠しておこう。
「隠シテ無駄。イタンダネ。」
「ちっ。」
「ソレハ、隠シテ欲シカッタナ。」
あの子について話すのは気が重いが、仕方がない。
「・・・咲子っていう人。剣道と弓道は全国常連。成績のオール5。そしてとっても優しい人。」
彼女なら、凄い魔法少女になる。でも、私のお願い聞いてくれるかな。
「ナンデ?」
「普通に心読むのやめてくれない?怖いんだけど。」
「アァゴメン。ソレデ、ナンデ?優シインジャナカッタノ?」
「・・・小学生の時は仲が良かったの。2人で何回もお泊まり会したのよ。でも中学に入ってから私、彼女に嫉妬して色々・・」
優しい咲子に甘えて、強く当たってしまったこともあった。本来、私は彼女に頼み事をできる立場ではない。私の話を聞き終えたフーは少し頷いてから、こんなことを聞いてきた。
「セイナハ、サキコト仲直リシタイ?」
「・・・できることなら。」
「ジャア、今日ノ放課後呼ビ出ソウ。仲間探シハ今日中ッテ言ッタケド、明日デモ問題ナイカラ。」
「でも、」
「思イ立ッタガ吉日。決マリダネ。」
~現在~
こうして今に至る。昼休みに約束したはいいけど、何を話せばいいか全くわからない。
「急に呼び出してどうしたの?」
気まずさに耐えきれなくなったのか、咲子の方から話してきた。よし、まずごめんって言おう。私は思いっきり頭を下げた。
「あの、咲子。ごめん。中学校に入って咲子を無視したり、八つ当たりして嫌な思いさせてきた。私、咲子に嫉妬してた。本当にごめん。」
「・・・・・・・」
咲子から返事がない。怒っているのだろうか。私は許してもらえないのが怖くて、顔を上げられなかった。
「・・・そっか。正奈は私に嫉妬してたんだ。良かった。」
え。良かった?思わず顔を上げる。
「私ね、正奈に何かやっちゃったと思ってたんだ。急に避けるようになって怖かった。」
「そんな、咲子は悪くない。・・・私、嫉妬してるって思った時、情けなくなって。隣にいる資格なんてないって思って。」
「そんなことない。私、なんでも正直で親切な正奈が今でも大好きだよ?・・・あのね私、昔から人の考えてることとか、大体わかっちゃって、みんな嫌いだったんだ。だってみんな自分のことしか考えてなかったもん。けど、」
咲子は言葉を区切ると私の手をそっと握った。
「正奈は違った。初めは、魔法少女になるとかなんとか言ってるアホな子だと思った。」
「うっ。」
「でも、誰にもみられてなくても、自分のためじゃなくても、本気で頑張ってた。いじめをしてた上級生に殴りかかったこともあったっけ。みんなバカにしてたけど、私、本当にすごいって、仲良くなりたいって思えたの。」
「咲子・・・」
「避けられたことは悲しかったけど、気にしてない。だから、また仲良くしてくれる?」
「うん!」
この時、私の目から涙が溢れ、声をあげて泣いてしまったことは、言うまでもないだろう。
私はしばらく、泣き続けた。その間、咲子はずっと背中を撫でてくれた。その優しさにまた泣いた。
少し落ち着いて咲子を見ると、彼女はなぜか私のカバンを睨んでいた。
「咲子、どうしたの?そんな怖い顔して。」
「・・・正奈。あのカバンの中見てもいい?」
・・・やばいな。あのカバンにはフーが入ってる。見られたらまずい。いや、一見普通の人形だからいけるか。
「う、うん。」
咲子は私の返事を聞くと、どこからともなく取り出した竹刀を握った。
「え、どうしたの?」
「あのカバンから怪しい気配がする。何か心当たりある?」
心当たりしかない。ここで知らないと言えば、多分フーはあの棒でぼこぼこに・・・・
目の前の咲子はすごい殺気を放っている。フーを庇っても私を殴ることはないだろうが、ここでフーの説明をすれば咲子を魔法少女に巻き込むことに繋がりそうだ。それは、やだな。
・・・・見捨てるか。ごめんフー。
「マジカヨ。」
フーの心の声が聞こえた。マジごめん。
「正奈、聞こえた?やっぱり何かいる。」
咲子は少しずつカバンに近づく。カバンが震え始めた。
「うぉぉぉぉ!」
聞いたことのない雄叫びの後、高速で振り下ろされた竹刀が私のカバンに直撃・・・・しなかった。
ギリギリのところでフーはカバンごと逃げたのだ。そしてその拍子にカバンの中身がぶちまけられた。教科書やノート、フーが飛ぶ中、私の目に一本のステッキが目に映る。
やばい。あれとフーを見られたら、言い訳ができない。私はなんとか隠そうとステッキに飛び込んだが、すでに遅かった。
「何、これ。ステッキ?」
「あぁぁぁ!」
飛んだステッキを咲子が華麗にキャッチ。私はそのまま咲子にダイブ。そんな私を片手で受け止め、流れるように地面に座らせる。この間0.2秒。咲子は振り向くと、まだ宙に舞うフーを竹刀で地面に叩きつけた。
「ゴフゥ!」
マスコットから漏れてはいけない声が出た。もう見ていられないので私は仕方なく追い打ちをかけようとする咲子を止めた。
「正奈、どうしたの?」
「あのー言いにくいんですが、その子私の知り合いなの。」
「え?」
私は朝の出来事を説明した。代償のことを除いて。
「なるほど。じゃあ正奈は魔法少女になる夢が叶ったんだ。よかった!」
自分のことのように喜んでくれた咲子。私は嬉しくなる。しかし、
「私もその魔法少女になれる?正奈の隣で一緒に戦いたい。」
思わぬ発言に思考が止まる。賢い咲子には中途半端な嘘は通用しない。そんなプレッシャーがさらに思考を鈍らせる。
「ええっと。」
なんとか答えようとしたその時。
「イイヨ。コレガ変身用ノステッキダヨ。」
「え!」
「あらありがとう。」
フーが先に答えてしまった。最悪だ。このままでは咲子を巻き込むことになる。どうしよう。
・・・いや、もう考えても無駄か。今の私には咲子を説得するだけの知恵はない。こうなったら代償について説明して、2人で長生きする方法を見つけよう。それが一番いいだろう。しかし、説明する前に、トイレにいこう。なんか仲直りしてほっとしたら行きたくなった。めっちゃ漏れそう。
「ちょっとトイレ行きたい。」
「我慢デキナイノ?」
「無理。すぐ戻るから!」
私は2人を残して校舎のトイレに向かった。
なぜこうなったのか、理由を説明するには一限目にまで遡らないといけない。
~一限目~
朝から色々あったせいで遅刻するところだった。結局フーからは、残りの寿命が1年ということ以外何も聞けてない気がするが・・・ま、いっか。
「ヨクナイヨ。」
カバンの中にいたフーがゴソゴソと這い出てくる。手のひらサイズの人形が頑張っている姿はとても可愛い光景だが、誰かに見られると厄介。なので、すぐに手を貸して、膝の上にのせる。幸い、私の席は1番うしろの窓側なので見られる危険は少ない。
「セイナ、君ハ今日中二仲間ヲ見ツケルンダ。」
「私1人じゃダメなの?」
「ソレジャセイナノ体ガ持タナイ。半年モタタナイ内二死ンデシマウ。」
困ったことになったな。こんなことに友達を巻き込みたくない。友達じゃなくとも知っている人に頼みたいとは思えない。長生きしそうなやつがいいんだけど、そんなのわかるわけがない。
・・・どうしよう。
「デキレバ、人ヨリ強クテ賢イ人ヲ選ンデクダサイ。元ガイイト、優レタ魔法少女二ナリマス。ソシテ何ヨリ1年以上生キル確率ガ高クナリマス。」
「本当に?でもそんな人いないよ・・・・」
「ソウデスカ?コノ学校カラハ、凄イ気配ガシタンデスガ。」
「えー誰だろう・・・・あっ。」
いた。なんでこんな普通の公立中学校に来たのかわからない天才が。でも気まずいし・・・隠しておこう。
「隠シテ無駄。イタンダネ。」
「ちっ。」
「ソレハ、隠シテ欲シカッタナ。」
あの子について話すのは気が重いが、仕方がない。
「・・・咲子っていう人。剣道と弓道は全国常連。成績のオール5。そしてとっても優しい人。」
彼女なら、凄い魔法少女になる。でも、私のお願い聞いてくれるかな。
「ナンデ?」
「普通に心読むのやめてくれない?怖いんだけど。」
「アァゴメン。ソレデ、ナンデ?優シインジャナカッタノ?」
「・・・小学生の時は仲が良かったの。2人で何回もお泊まり会したのよ。でも中学に入ってから私、彼女に嫉妬して色々・・」
優しい咲子に甘えて、強く当たってしまったこともあった。本来、私は彼女に頼み事をできる立場ではない。私の話を聞き終えたフーは少し頷いてから、こんなことを聞いてきた。
「セイナハ、サキコト仲直リシタイ?」
「・・・できることなら。」
「ジャア、今日ノ放課後呼ビ出ソウ。仲間探シハ今日中ッテ言ッタケド、明日デモ問題ナイカラ。」
「でも、」
「思イ立ッタガ吉日。決マリダネ。」
~現在~
こうして今に至る。昼休みに約束したはいいけど、何を話せばいいか全くわからない。
「急に呼び出してどうしたの?」
気まずさに耐えきれなくなったのか、咲子の方から話してきた。よし、まずごめんって言おう。私は思いっきり頭を下げた。
「あの、咲子。ごめん。中学校に入って咲子を無視したり、八つ当たりして嫌な思いさせてきた。私、咲子に嫉妬してた。本当にごめん。」
「・・・・・・・」
咲子から返事がない。怒っているのだろうか。私は許してもらえないのが怖くて、顔を上げられなかった。
「・・・そっか。正奈は私に嫉妬してたんだ。良かった。」
え。良かった?思わず顔を上げる。
「私ね、正奈に何かやっちゃったと思ってたんだ。急に避けるようになって怖かった。」
「そんな、咲子は悪くない。・・・私、嫉妬してるって思った時、情けなくなって。隣にいる資格なんてないって思って。」
「そんなことない。私、なんでも正直で親切な正奈が今でも大好きだよ?・・・あのね私、昔から人の考えてることとか、大体わかっちゃって、みんな嫌いだったんだ。だってみんな自分のことしか考えてなかったもん。けど、」
咲子は言葉を区切ると私の手をそっと握った。
「正奈は違った。初めは、魔法少女になるとかなんとか言ってるアホな子だと思った。」
「うっ。」
「でも、誰にもみられてなくても、自分のためじゃなくても、本気で頑張ってた。いじめをしてた上級生に殴りかかったこともあったっけ。みんなバカにしてたけど、私、本当にすごいって、仲良くなりたいって思えたの。」
「咲子・・・」
「避けられたことは悲しかったけど、気にしてない。だから、また仲良くしてくれる?」
「うん!」
この時、私の目から涙が溢れ、声をあげて泣いてしまったことは、言うまでもないだろう。
私はしばらく、泣き続けた。その間、咲子はずっと背中を撫でてくれた。その優しさにまた泣いた。
少し落ち着いて咲子を見ると、彼女はなぜか私のカバンを睨んでいた。
「咲子、どうしたの?そんな怖い顔して。」
「・・・正奈。あのカバンの中見てもいい?」
・・・やばいな。あのカバンにはフーが入ってる。見られたらまずい。いや、一見普通の人形だからいけるか。
「う、うん。」
咲子は私の返事を聞くと、どこからともなく取り出した竹刀を握った。
「え、どうしたの?」
「あのカバンから怪しい気配がする。何か心当たりある?」
心当たりしかない。ここで知らないと言えば、多分フーはあの棒でぼこぼこに・・・・
目の前の咲子はすごい殺気を放っている。フーを庇っても私を殴ることはないだろうが、ここでフーの説明をすれば咲子を魔法少女に巻き込むことに繋がりそうだ。それは、やだな。
・・・・見捨てるか。ごめんフー。
「マジカヨ。」
フーの心の声が聞こえた。マジごめん。
「正奈、聞こえた?やっぱり何かいる。」
咲子は少しずつカバンに近づく。カバンが震え始めた。
「うぉぉぉぉ!」
聞いたことのない雄叫びの後、高速で振り下ろされた竹刀が私のカバンに直撃・・・・しなかった。
ギリギリのところでフーはカバンごと逃げたのだ。そしてその拍子にカバンの中身がぶちまけられた。教科書やノート、フーが飛ぶ中、私の目に一本のステッキが目に映る。
やばい。あれとフーを見られたら、言い訳ができない。私はなんとか隠そうとステッキに飛び込んだが、すでに遅かった。
「何、これ。ステッキ?」
「あぁぁぁ!」
飛んだステッキを咲子が華麗にキャッチ。私はそのまま咲子にダイブ。そんな私を片手で受け止め、流れるように地面に座らせる。この間0.2秒。咲子は振り向くと、まだ宙に舞うフーを竹刀で地面に叩きつけた。
「ゴフゥ!」
マスコットから漏れてはいけない声が出た。もう見ていられないので私は仕方なく追い打ちをかけようとする咲子を止めた。
「正奈、どうしたの?」
「あのー言いにくいんですが、その子私の知り合いなの。」
「え?」
私は朝の出来事を説明した。代償のことを除いて。
「なるほど。じゃあ正奈は魔法少女になる夢が叶ったんだ。よかった!」
自分のことのように喜んでくれた咲子。私は嬉しくなる。しかし、
「私もその魔法少女になれる?正奈の隣で一緒に戦いたい。」
思わぬ発言に思考が止まる。賢い咲子には中途半端な嘘は通用しない。そんなプレッシャーがさらに思考を鈍らせる。
「ええっと。」
なんとか答えようとしたその時。
「イイヨ。コレガ変身用ノステッキダヨ。」
「え!」
「あらありがとう。」
フーが先に答えてしまった。最悪だ。このままでは咲子を巻き込むことになる。どうしよう。
・・・いや、もう考えても無駄か。今の私には咲子を説得するだけの知恵はない。こうなったら代償について説明して、2人で長生きする方法を見つけよう。それが一番いいだろう。しかし、説明する前に、トイレにいこう。なんか仲直りしてほっとしたら行きたくなった。めっちゃ漏れそう。
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