公爵夫人でしたが浮気と托卵をした罰により家畜になりました

白雪の雫

文字の大きさ
上 下
5 / 6

5話

しおりを挟む










 第一条

 (1)ミルクティー公爵家はショート侯爵家の借金とショート侯爵家再建の為の金銭を立て替える

 (2)ショート侯爵家はミルクティー公爵家に対して月々金貨十枚(日本円にして金貨一枚が12万。十枚だから120万円とイメージして下さい)を返済する事

 (3)月々の支払いが滞った場合、年間三十パーセントの利息が付く

    ・・・以下略

 第二条

 (1)その証としてショート侯爵家はミルクティー公爵家に娘を嫁がせること

 (2)嫁いだ娘の生活はミルクティー公爵家が保障する

    ・・・以下略

 第三条

 (1)妻となった娘が浮気及び托卵をした場合、ミルクティー公爵家が負担していたショート侯爵家の借金とショート侯爵家再建の為の金銭、ミルクティー公爵家が負担していた妻の生活費と遊興費、托卵によって出来た子供を育てるのに当たりかかった費用の全て及びシナモン=ミルクティーの精神的苦痛に対する慰謝料を一括で支払う

 (2)シナモン=ミルクティーが妻を裏切り浮気をした場合、ショート侯爵家はミルクティー公爵家が立て替えたショート侯爵家の借金及びショート侯爵家再建の為の費用は支払わなくてもよい

 (3)ミルクティー公爵家が立て替えた金銭の返済出来なかったらショート侯爵家とその家族、浮気相手とその家族及び托卵により出来た子供は性別・年齢に関係なく家畜落ちする事になる

    ・・・以下略





 そしてキモデブ・・・ではなく元キモデブことシナモン様が手にしている書類には私と家族達、そしてシナモン様のサインが書いてあったわ。

 今になって初めてしっかりと書類に目を通した私は絶望するしかなかった──・・・。












しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

サレ妻王太子妃は実家に帰らせていただきます!~あなたの国、滅びますけどね???

越智屋ノマ@甘トカ【書籍】大人気御礼!
恋愛
小国の王女だったヘレナは、大陸屈指の強国「大セルグト王国」の王太子妃となった。 ところが夫である王太子はふしだらなダメ男。怜悧なヘレナを「お高くとまった女」と蔑み、ヘレナとは白い結婚を貫きながらも他の女を侍らせている。 ある日夫の執務室を訪ねたヘレナは、夫が仕事もせずに愛妾と睦び合っている【現場】を目撃してしまう。 「殿下。本日の政務が滞っておいでです」 どこまでも淡々と振る舞うヘレナに、罵詈雑言を浴びせる王太子と愛妾。 ――あら、そうですか。 ――そこまで言うなら、実家に帰らせていただきますね? あなたの国、滅びますけどね??? 祖国に出戻って、私は幸せになります。

顔も知らない旦那さま

ゆうゆう
恋愛
領地で大災害が起きて没落寸前まで追い込まれた伯爵家は一人娘の私を大金持ちの商人に嫁がせる事で存続をはかった。 しかし、嫁いで2年旦那の顔さえ見たことがない 私の結婚相手は一体どんな人?

こちらからお断りです

仏白目
恋愛
我が家は借金だらけの子爵家 ある日侯爵家から秘密裏に契約結婚が持ちかけられた、嫡男との結婚 受けて貰えるなら子爵家を支援するが?という話 子爵家には年頃の娘が3人いる 貧乏子爵家に縁を求めてくる者はなく、まだ誰も婚約者はいない、侯爵家はその中の一番若い末娘を求めていた、 両親はその話に飛びついた,これで自分たちの暮らしも楽になる、何も無い子爵家だったが娘がこんな時に役に立ってくれるなんて,と大喜び 送り出され娘はドナドナな気分である 「一体何をされるんだろう・・・」 *作者ご都合主義の世界観でのフィクションです。

父が転勤中に突如現れた継母子に婚約者も家も王家!?も乗っ取られそうになったので、屋敷ごとさよならすることにしました。どうぞご勝手に。

青の雀
恋愛
何でも欲しがり屋の自称病弱な義妹は、公爵家当主の座も王子様の婚約者も狙う。と似たような話になる予定。ちょっと、違うけど、発想は同じ。 公爵令嬢のジュリアスティは、幼い時から精霊の申し子で、聖女様ではないか?と噂があった令嬢。 父が長期出張中に、なぜか新しい後妻と連れ子の娘が転がり込んできたのだ。 そして、継母と義姉妹はやりたい放題をして、王子様からも婚約破棄されてしまいます。 3人がお出かけした隙に、屋根裏部屋に閉じ込められたジュリアスティは、精霊の手を借り、使用人と屋敷ごと家出を試みます。 長期出張中の父の赴任先に、無事着くと聖女覚醒して、他国の王子様と幸せになるという話ができれば、イイなぁと思って書き始めます。

愛は泡沫 (完結)

karon
恋愛
はるばる遠い異国へと嫁いできたのだが、嫁ぎ先は婚礼前にあっさり没落。花嫁は頼るものなく異国に取り残された。ひたすらお花畑脳の花嫁と、それに振り回されるシビア脳な侍女の物語。 花嫁と侍女の視点が交互に入れ替わり時々三人称になります。私が花嫁あたしが侍女です。

王宮勤めにも色々ありまして

あとさん♪
恋愛
スカーレット・フォン・ファルケは王太子の婚約者の専属護衛の近衛騎士だ。 そんな彼女の元婚約者が、園遊会で見知らぬ女性に絡んでる·····? おいおい、と思っていたら彼女の護衛対象である公爵令嬢が自らあの馬鹿野郎に近づいて····· 危険です!私の後ろに! ·····あ、あれぇ? ※シャティエル王国シリーズ2作目! ※拙作『相互理解は難しい(略)』の2人が出ます。 ※小説家になろうにも投稿しております。

王子様からの溺愛プロポーズを今までさんざんバカにしてきたみんなに見せつけることにしました。

朱之ユク
恋愛
 スカーレットは今までこの国の王子と付き合っていたが、まわりからの僻みや嫉妬で散々不釣り合いだの、女の方だけ地味とか言われてきた。  だけど、それでもいい。  今まで散々バカにしてきたクラスメイトに王子からの溺愛プロ―ポーズを見せつけることで、あわよくば王子の婚約者を狙っていた女どもを撃沈してやろうと思います。

嫌われ王妃の一生 ~ 将来の王を導こうとしたが、王太子優秀すぎません? 〜

悠月 星花
恋愛
嫌われ王妃の一生 ~ 後妻として王妃になりましたが、王太子を亡き者にして処刑になるのはごめんです。将来の王を導こうと決心しましたが、王太子優秀すぎませんか? 〜 嫁いだ先の小国の王妃となった私リリアーナ。 陛下と夫を呼ぶが、私には見向きもせず、「処刑せよ」と無慈悲な王の声。 無視をされ続けた心は、逆らう気力もなく項垂れ、首が飛んでいく。 夢を見ていたのか、自身の部屋で姉に起こされ目を覚ます。 怖い夢をみたと姉に甘えてはいたが、現実には先の小国へ嫁ぐことは決まっており……

処理中です...