少女と吸血鬼の攻防戦(仮)

西野 麗弥(16)は霊感が強い事と母親が東欧系の美女である事を除けば、どこにでもいる女子高生である。
そんな麗弥は自分が処女である事を証明する為に、衆人環視の中で見ず知らずのイケオジとの初夜を披露しながら血を吸われるという悪夢に何日も前から悩まされていた。
自分が見ている夢を親にも打ち明ける事が出来ず、悶々と日々を過ごす麗弥の前に母親の兄・・・伯父という人物が現れる。
母親は一人っ子だったはず。
伯父という人物は母の異父兄か異母兄かも知れないと思ったのだが、弟の話によると同腹の兄なのだという。
自分は伯父という人物を知らない。だが、両親と弟はそんな麗弥の態度を不思議がるだけである。
しかも、その伯父という人物は夢の中で麗弥を犯しながら血を啜っていた吸血鬼と同じ顔をしていた───。

実はこの話、二日続けて見た夢が基だったりします。
・霊感が強い幼稚園児くらいの女の子が婚約の証としてイケオジな吸血鬼に血を吸われてしまった
・退魔師である母親は娘の呪縛を解こうとしたのだけど、力不足で解けなかった
・きちんと修行すれば一流の退魔師になれたのだが、その前に血を吸われてしまった事が原因で退魔師の道を断たれた(勘が鋭いとか占いや呪い方面でなら発揮できる)
・結婚してもいい年頃になった女の子を迎えにイケオジ吸血鬼がやって来た
・幼稚園児くらいの子供が女の子の前で化け物に変化
・母親という人物は心の奥底で吸血鬼に想いを寄せていたらしく、娘に嫉妬剥き出し(←ここで目が覚めた)

我ながらカオスな夢を見たものだと思っているのですが、『イケオジの吸血鬼とJKという組み合わせ。これは使える!』と思ったので色々設定を練り直した上で1つの話にしました。

軽めですが、連想させる描写があるのでR-18にしています。
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