異世界召喚に巻き込まれたエステティシャンはスキル【手】と【種】でスローライフを満喫します

白雪の雫

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⑦物件の見学とハンドマッサージ店オープン-4-

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おまけ・・・というかグラン騎士隊長の上司登場
※この上司こそが軍のトップであり第三王子のディーフリード。国王&商業ギルドのギルドマスターとは親子ほど年が離れていますが実の弟でもある御方です。
後に奈緒美は彼と結婚するのですが、自分には親もいないし身分が違い過ぎるという理由でディーフリードのプロポーズを拒否→他国に逃亡して森に隠居します。










 数日後

 「た、隊長?何て言うか、その・・・何時もより仕事が捗っていませんか?」

 「そうか?ダリルにも分かるか?」

 「はい」

 「そうだろうな~。実はな・・・」

 部下の一人に話しかけられたグランは仕事の手を止めると、女店主のハンドマッサージが気持ち良くて一気に疲れが吹き飛んだのだと教える。

 へぇ~っ・・・

 「今日の仕事が終わったら俺も行ってみようかな~?」

 「その店・・・どこにあるのか俺にも教えてくれないか?」

 「「ででででで・・・ディーフリード殿下!!!」」

 軽口を叩き合っているグランとダリルの間に誰かが割り入って来たのは軍のトップにしてパールディア王国の第三王子、そして現国王アルベールの実弟であるディーフリードだ。

 「殿下、どのような御用でアームズの町までお越しになられたのでしょうか?」

 「兄上に会いに来た事と皆の仕事振りを見に来たのだ」

 お前達が身体を張って町を護っているからこそ民は安心して暮らす事が出来る

 「「お褒めに預かり光栄に存じます!!」」

 戦場に赴く時は下級兵士と同じように過ごす上官の、部下を労わる言葉にグラン達は感謝を告げる。

 「ところでグラン。顔色が良くなったな」

 「分かりますか?」

 数日前に黒髪黒目の女店主が露店でやっているハンドマッサージを受けてから身体の調子が良くなったのだと、グランがディーフリードに教える。

 「黒髪黒目?」

 (その女店主とやらは異世界人なのか?)

 戦争を知らない平和な国で育ったというのに、どういう訳か異世界人は膨大な魔力を持ち、数多の属性の魔法を使いこなすのだ。

 「成る程・・・」

 グランの話を聞いたディーフリードは、女店主が異世界人か否かを確認する意味でハンドマッサージを受けに行く事を決めたのだった。












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