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episode P. ウィリアムの場合 / 性奴隷が見る白昼夢
Willerm 005. heaven
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調教師が告げる。
「天国へ連れていってやる」
ウィリアムは、今置かれているこの状況をある意味天国そのものだと感じていたから、
連れて行かれるのは地獄かも知れないと、
心臓が、ボレロの如き明るく野蛮な生命のリズムで鳴り響いた。
ウルトラマリンブルーのジェリーを乗せた調教師の手が、酷く打たれても尚萎えず、穂先に滴を宿しているウィリアムのぺニスに伸びる。
ウィリアムは怯えた。「ぁぁ…」
「哀れっぽい声を出しても駄目だよ」
調教師は、嫣然一笑し、ウィリアムの陰茎を捕らえた。
「ぁぁぁ、そんな、」
調教師の手が大きくスライドし、ジュ、ジュ、と塗り広げていく。
「ア、アア!アアアー!!」
ウィリアムは、甲高い声をあげた。あの、灼熱が体の中で最も過敏な箇所を襲っているのだ。
性器の機能を奪われるのではないかという恐怖に襲われる。
「ウンワァアアアッ」
強烈な電流がぺニスから全身に流れる。とても、冷静ではいられない。
調教師が、ぺニスを裏側から持ち上げ、亀頭を床に向けると、ジャアア、とけたたましい音を上げ、尿を放出した。
先ほど、乳首責めで失禁したときの甘やかな羞恥心などなく、ウィリアムの頭の中は真っ白だった。
「うは、おしっこ。かわいいな、ビル」
調教師の、下衆っぽい独り言はウィリアムの耳には届いていない。
「ンンンン、んはぁ…、はぁ…、」
ウィリアムは、弛緩した唇からドロリと涎を垂れ、ただ、時間の経過がこの地獄から自分を救い出してくれるのを待った。
が、調教師はそこまで気が長くない。
ジュボ、ジュボ、と下劣な音を立てながら、ウィリアムのぺニスを擦り上げた。
「う、ウィォオオぉっ…ッ!」
狂おしいほどの快感に、ウィリアムは吠えた。
調教師は、小指を除く四本の指を磯巾着状にすぼめウィリアムの亀頭を喰らった。
ホットローションが薄っら残る指先で繊細に弄くられる感覚に、インテリなウィリアムが後退する。
「あぁぁん、あーん、…いや、いや、ヘンになっちゃうよぅ…!!」
童貞の男の子のように、鼻にかかった声で媚びて喚く。
「ダメなの、ダメ…あぁぁぁ…」
ウィリアムの素頓狂な声の合間を縫って、調教師の深いため息が響く。
「ビル坊や、クリトリスからザーメンを出してごらん」
「ぁぁん…ッ」
「出さないと、おまんこお預けだよ」
「うぅぅ…ッ」
調教師の手に力が籠る。
「ビル。命令だ。出せ」
「出ちゃう、出ちゃう、あぁぁぁぁ…!!」
ウィリアムの灰色の目が、ぐるりとひっくり返った。
リノリウムの床の尿の水溜まりに、ぼたぼたとザーメンが落ちては浮かび上がる。
「あぁぁ…ッ、あぁぁ…ッ、」
四つん這いの、紺青のロープで括られた、ウィリアムの腰がガクン、ガクン、と痙攣する。
調教師は、生まれたての草食動物のウィリアムには目もくれず、立ち上がり、
新しい瓶を開けた。
ウィリアムの視界には入らぬ位置で、手のひらにジェリーをたっぷり乗せる。
調教師の目に映るのは、ウィリアムの青白い尻。
褌のように股縄を通された、性奴隷の哀れな尻。
射精を終えたばかりの睾丸が薄い皮でぶら下がっているのが見える。
調教師は、その尻をジャンベに見立てて、平手を振り下ろした。
ベシャッ、と音が二回鳴り、ウィリアムの左右の尻にセルリアンブルーの手形がついた。
勿論、ウィリアムは、「はぅッ」「ひぅッ」と 二回悲鳴を上げた。
だが、叩かれる屈辱と 燃え上がる尻肉は置き去りにされた。
ローションがたっぷり滴る調教師の指が、紺青の股縄を尻肉に退かし、アヌスの入り口を撫でたからだ。
ウィリアムは、普通の人間より何オクターブも高い声で泣き叫んだ。
調教師の指は、ウィリアムの声など聞こえていないかのような非情さで、アヌスを抉じ開ける。
「うひィ、ヒィ、止めて、堪忍して…!!熱い、熱い、沁みる…!!」
短刀を突き刺されたような苦痛と快楽が骨髄に達する。
ウィリアムは、最早、決死の血相で喚いた。
「ギャッ、ア、ア、ア、アアアッ」
尻を激しく、横に振り立て抵抗するが、調教師は「おねだりか?」「誘ってんのか?」と、お門違いの解釈をし、嘲笑うだけだ。
あゝ、悲し、悲し。
指が、二本に増やされた。
「ギ、ア、アアアッ」
ここまで来ると、ウィリアムの声も形振りも、ほとんど癇癪だった。
遂に、三本の指でアヌスを横に拡げられ、細かな振動を送りこまれてしまう。内側の肉が揺さぶられる。
ローションの灼熱効果が薄れだす。
「ハァ、ハァ…ッ、」
今迄、挿入された どんなバイブレーターよりも気持ちがいい。
「ウワァァ…あんッ、あんんァツ、」
調教師の三本の指が、ウィリアムの思考様式をひとつひとつ丁寧に掻き出し、存在その物にしていく。
「あぁぁ…ッぁぁ…、」
調教師の手が止まり、じゅるりと抜ける。
ウィリアムは、ぽっかり開いたアヌスが収縮するのを感じ、己の欲情に性感を煽られたが、
次の瞬間、
耳を疑った。
背後から、
ベルトを緩め、ジーンズのファスナーを下ろす金属音が聞こえたからだ。
そんな、
そんなことは、
あり得ない
絶対に
「天国へ連れていってやる」
ウィリアムは、今置かれているこの状況をある意味天国そのものだと感じていたから、
連れて行かれるのは地獄かも知れないと、
心臓が、ボレロの如き明るく野蛮な生命のリズムで鳴り響いた。
ウルトラマリンブルーのジェリーを乗せた調教師の手が、酷く打たれても尚萎えず、穂先に滴を宿しているウィリアムのぺニスに伸びる。
ウィリアムは怯えた。「ぁぁ…」
「哀れっぽい声を出しても駄目だよ」
調教師は、嫣然一笑し、ウィリアムの陰茎を捕らえた。
「ぁぁぁ、そんな、」
調教師の手が大きくスライドし、ジュ、ジュ、と塗り広げていく。
「ア、アア!アアアー!!」
ウィリアムは、甲高い声をあげた。あの、灼熱が体の中で最も過敏な箇所を襲っているのだ。
性器の機能を奪われるのではないかという恐怖に襲われる。
「ウンワァアアアッ」
強烈な電流がぺニスから全身に流れる。とても、冷静ではいられない。
調教師が、ぺニスを裏側から持ち上げ、亀頭を床に向けると、ジャアア、とけたたましい音を上げ、尿を放出した。
先ほど、乳首責めで失禁したときの甘やかな羞恥心などなく、ウィリアムの頭の中は真っ白だった。
「うは、おしっこ。かわいいな、ビル」
調教師の、下衆っぽい独り言はウィリアムの耳には届いていない。
「ンンンン、んはぁ…、はぁ…、」
ウィリアムは、弛緩した唇からドロリと涎を垂れ、ただ、時間の経過がこの地獄から自分を救い出してくれるのを待った。
が、調教師はそこまで気が長くない。
ジュボ、ジュボ、と下劣な音を立てながら、ウィリアムのぺニスを擦り上げた。
「う、ウィォオオぉっ…ッ!」
狂おしいほどの快感に、ウィリアムは吠えた。
調教師は、小指を除く四本の指を磯巾着状にすぼめウィリアムの亀頭を喰らった。
ホットローションが薄っら残る指先で繊細に弄くられる感覚に、インテリなウィリアムが後退する。
「あぁぁん、あーん、…いや、いや、ヘンになっちゃうよぅ…!!」
童貞の男の子のように、鼻にかかった声で媚びて喚く。
「ダメなの、ダメ…あぁぁぁ…」
ウィリアムの素頓狂な声の合間を縫って、調教師の深いため息が響く。
「ビル坊や、クリトリスからザーメンを出してごらん」
「ぁぁん…ッ」
「出さないと、おまんこお預けだよ」
「うぅぅ…ッ」
調教師の手に力が籠る。
「ビル。命令だ。出せ」
「出ちゃう、出ちゃう、あぁぁぁぁ…!!」
ウィリアムの灰色の目が、ぐるりとひっくり返った。
リノリウムの床の尿の水溜まりに、ぼたぼたとザーメンが落ちては浮かび上がる。
「あぁぁ…ッ、あぁぁ…ッ、」
四つん這いの、紺青のロープで括られた、ウィリアムの腰がガクン、ガクン、と痙攣する。
調教師は、生まれたての草食動物のウィリアムには目もくれず、立ち上がり、
新しい瓶を開けた。
ウィリアムの視界には入らぬ位置で、手のひらにジェリーをたっぷり乗せる。
調教師の目に映るのは、ウィリアムの青白い尻。
褌のように股縄を通された、性奴隷の哀れな尻。
射精を終えたばかりの睾丸が薄い皮でぶら下がっているのが見える。
調教師は、その尻をジャンベに見立てて、平手を振り下ろした。
ベシャッ、と音が二回鳴り、ウィリアムの左右の尻にセルリアンブルーの手形がついた。
勿論、ウィリアムは、「はぅッ」「ひぅッ」と 二回悲鳴を上げた。
だが、叩かれる屈辱と 燃え上がる尻肉は置き去りにされた。
ローションがたっぷり滴る調教師の指が、紺青の股縄を尻肉に退かし、アヌスの入り口を撫でたからだ。
ウィリアムは、普通の人間より何オクターブも高い声で泣き叫んだ。
調教師の指は、ウィリアムの声など聞こえていないかのような非情さで、アヌスを抉じ開ける。
「うひィ、ヒィ、止めて、堪忍して…!!熱い、熱い、沁みる…!!」
短刀を突き刺されたような苦痛と快楽が骨髄に達する。
ウィリアムは、最早、決死の血相で喚いた。
「ギャッ、ア、ア、ア、アアアッ」
尻を激しく、横に振り立て抵抗するが、調教師は「おねだりか?」「誘ってんのか?」と、お門違いの解釈をし、嘲笑うだけだ。
あゝ、悲し、悲し。
指が、二本に増やされた。
「ギ、ア、アアアッ」
ここまで来ると、ウィリアムの声も形振りも、ほとんど癇癪だった。
遂に、三本の指でアヌスを横に拡げられ、細かな振動を送りこまれてしまう。内側の肉が揺さぶられる。
ローションの灼熱効果が薄れだす。
「ハァ、ハァ…ッ、」
今迄、挿入された どんなバイブレーターよりも気持ちがいい。
「ウワァァ…あんッ、あんんァツ、」
調教師の三本の指が、ウィリアムの思考様式をひとつひとつ丁寧に掻き出し、存在その物にしていく。
「あぁぁ…ッぁぁ…、」
調教師の手が止まり、じゅるりと抜ける。
ウィリアムは、ぽっかり開いたアヌスが収縮するのを感じ、己の欲情に性感を煽られたが、
次の瞬間、
耳を疑った。
背後から、
ベルトを緩め、ジーンズのファスナーを下ろす金属音が聞こえたからだ。
そんな、
そんなことは、
あり得ない
絶対に
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