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episode H. アメデオの場合 / 処女降臨
Amedeo 003. 白
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コツコツコツコツ…
モーリスの節榑立った人差し指がソファのひじ掛けを叩いている。
なんとなく このまま帰ってしまおうかと思った矢先に、
ウィールナットのドアが開き、長身の青年が小柄な青年を抱き抱え入って来た。
どちらも、絹のようにな長い髪を輝かせていて、モーリスの目に眩しく映った。
抱えられている彼は、長い睫毛を伏せ青ざめた頬にその影が震えている。
「モーリスさま、お待たせ致しました」
調教師がアメデオの体を降ろし、
モーリスの目の前に立たせ、後ろからローブを脱がせる。
真っ白いか弱そうな体が露になる。
白地にベビーピンクの繊細なレースが施されたタンガスタイルのショーツはまるで彼のために仕立てられたかのよう。
「モーリスさま。性奴隷のアメデオでございます。アメデオ、旦那さまにご挨拶を」
アメデオは、ゆっくり屈みモーリスに口づけていく。
自ら舌を差し込み、柔らかな動きが徐々に大きく早く。淫靡な音が、この先に行われる性行為のイメージを掻き立てる。
調教師は、口づけを済ませたアメデオを立たせると、脇から通した両手で乳首を愛撫していく。
人差し指と親指で摘まめば、珊瑚色の慎ましやかな粒が意志を持ち ピン と尖った。
その手は「くん、」と吐息を漏らすアメデオの うっすら浮き出ている肋骨を八、九、十、十一、十二と辿りショーツに辿り着いた。
モーリスは、危ういアメデオの体と 調教師のエレガントな指の動きから目が離せない。
調教師の手が、ゆっくり勿体つけるようにショーツをおろしていく。
ふうわりとした陰毛に包まれた つるりと剥けたペニスが ぽろりと 晒された。
モーリスの目が見開かれ、ゆったりと細められたのを合図に、調教師はアメデオの体を反転し
今度はアヌスをお披露目した。
未だ、男を知らぬ小さく固い蕾。
アメデオは調教師の胸元に顔を埋め羞恥に震え、アヌスもまた不安気に収縮した。調教師が真っ赤に染まった耳元に何かを囁くと、アメデオは
「モーリスさま。私のヴァギナを見てください」と言った。モーリスが初めて聞くアメデオの声は、か細く響き 消えた。
「モーリスさま、よろしければ触ってあげてください」
調教師の言葉に誘われ 指が伸びる。
モーリスは、腫れ物を触る仕草で窄まりの溝や浅めに刻まれた皺を撫でた。
アメデオは鼻に息を詰まらせ、クスンと鳴いた。
「ありがとうございます。暫し、この子の身支度をそちらでご覧くださいませ」
調教師は礼を述べると、大きな背もたれの藤椅子にアメデオを座らせる。
座面に乗せさせた脚を大きく開かせ、背けてしまいそうな顔を正面に向かせた。
傍らのテーブルから陶器のシェービングカップを手に取り、中のクリームをブラシで泡立てる。
モーリスからは、このクリームの香りを濃厚なまま嗅げるほどの距離だ。
その白色のクリームが アメデオの股間に乗せられてゆく。ブラシが動くと陰毛に絡まった細かな泡がジュッと音を立てて弾ける。
調教師は、シェービングナイフを虚空に掲げモーリスに鋼色を見せると、少し屈み 泡に包まれた柔肌に刃を宛がった。
刃が几帳面に 左端から丁寧にクリームと湿った陰毛を捲りあげていく。
いつも陰毛に守られているクリームに劣らぬ白さの、アメデオの肌が露になってきた。
アメデオは、デリケートなところを人質にとられ、顔を俯かせることもままならぬ。
ただ、震える唇で吐息を溢すだけ。
失望の中に性的な興奮を含ませた眼差しに、モーリスも罪悪感の中に性的な興奮を覚えていた。
ザリザリと、剃毛音だけが暫く続いた。
調教師が、遂に生まれたままの状態になってしまった股間にホットタオルを当てたとき、アメデオは漸く手で顔を覆うことができた。
涙を溢さずともさめざめと泣く様子を、調教師が耳元に唇を寄せ小声で窘める。
「アメデオ、悲壮的な顔を旦那さまに見せてはいけない」
調教師は、アメデオを立たせ体を後ろに向かせ、
「no.02314」
肉便器を呼びつけた。
「モーリスさま。処女のヴァギナは沢山濡らさねばなりません。クンニで乱れるアメデオを、ご覧くださいませ」
肉便器のno.02314は、モーリスが座るソファの方に頭を向ける格好で仰向けに寝ると
長い舌を垂直に伸ばした。
モーリスの節榑立った人差し指がソファのひじ掛けを叩いている。
なんとなく このまま帰ってしまおうかと思った矢先に、
ウィールナットのドアが開き、長身の青年が小柄な青年を抱き抱え入って来た。
どちらも、絹のようにな長い髪を輝かせていて、モーリスの目に眩しく映った。
抱えられている彼は、長い睫毛を伏せ青ざめた頬にその影が震えている。
「モーリスさま、お待たせ致しました」
調教師がアメデオの体を降ろし、
モーリスの目の前に立たせ、後ろからローブを脱がせる。
真っ白いか弱そうな体が露になる。
白地にベビーピンクの繊細なレースが施されたタンガスタイルのショーツはまるで彼のために仕立てられたかのよう。
「モーリスさま。性奴隷のアメデオでございます。アメデオ、旦那さまにご挨拶を」
アメデオは、ゆっくり屈みモーリスに口づけていく。
自ら舌を差し込み、柔らかな動きが徐々に大きく早く。淫靡な音が、この先に行われる性行為のイメージを掻き立てる。
調教師は、口づけを済ませたアメデオを立たせると、脇から通した両手で乳首を愛撫していく。
人差し指と親指で摘まめば、珊瑚色の慎ましやかな粒が意志を持ち ピン と尖った。
その手は「くん、」と吐息を漏らすアメデオの うっすら浮き出ている肋骨を八、九、十、十一、十二と辿りショーツに辿り着いた。
モーリスは、危ういアメデオの体と 調教師のエレガントな指の動きから目が離せない。
調教師の手が、ゆっくり勿体つけるようにショーツをおろしていく。
ふうわりとした陰毛に包まれた つるりと剥けたペニスが ぽろりと 晒された。
モーリスの目が見開かれ、ゆったりと細められたのを合図に、調教師はアメデオの体を反転し
今度はアヌスをお披露目した。
未だ、男を知らぬ小さく固い蕾。
アメデオは調教師の胸元に顔を埋め羞恥に震え、アヌスもまた不安気に収縮した。調教師が真っ赤に染まった耳元に何かを囁くと、アメデオは
「モーリスさま。私のヴァギナを見てください」と言った。モーリスが初めて聞くアメデオの声は、か細く響き 消えた。
「モーリスさま、よろしければ触ってあげてください」
調教師の言葉に誘われ 指が伸びる。
モーリスは、腫れ物を触る仕草で窄まりの溝や浅めに刻まれた皺を撫でた。
アメデオは鼻に息を詰まらせ、クスンと鳴いた。
「ありがとうございます。暫し、この子の身支度をそちらでご覧くださいませ」
調教師は礼を述べると、大きな背もたれの藤椅子にアメデオを座らせる。
座面に乗せさせた脚を大きく開かせ、背けてしまいそうな顔を正面に向かせた。
傍らのテーブルから陶器のシェービングカップを手に取り、中のクリームをブラシで泡立てる。
モーリスからは、このクリームの香りを濃厚なまま嗅げるほどの距離だ。
その白色のクリームが アメデオの股間に乗せられてゆく。ブラシが動くと陰毛に絡まった細かな泡がジュッと音を立てて弾ける。
調教師は、シェービングナイフを虚空に掲げモーリスに鋼色を見せると、少し屈み 泡に包まれた柔肌に刃を宛がった。
刃が几帳面に 左端から丁寧にクリームと湿った陰毛を捲りあげていく。
いつも陰毛に守られているクリームに劣らぬ白さの、アメデオの肌が露になってきた。
アメデオは、デリケートなところを人質にとられ、顔を俯かせることもままならぬ。
ただ、震える唇で吐息を溢すだけ。
失望の中に性的な興奮を含ませた眼差しに、モーリスも罪悪感の中に性的な興奮を覚えていた。
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「no.02314」
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「モーリスさま。処女のヴァギナは沢山濡らさねばなりません。クンニで乱れるアメデオを、ご覧くださいませ」
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