おじゅうじ/おさんじ

いつはる

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含羞草

肩幅の差は脇のあやまり *

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暑いですね~。エアコンさまにお世話になってますが、電気代考えるともうちょい使い方考えねば……
お絵描きするタイミングがなかなか出来ず、本日やっとザクザクと描いてみたりしたんですが、多分後日丁寧に描き直すかな。今回はメモって事で。

そうそう、章の含羞草は「おじぎそう」と読みます。毎月の章タイトルはその月の季語の植物なんですが、出来るだけ読みにくい漢字のものを選んでます、面白いからね。


今回はあまり意識しないで描いていた服の肩の位置について。ちょっと前に服を手縫いしまして、その時に悩んだ経験もネタになってます。

単純な直線で構成されたシャツを作る時、脇の部分のアームホールの調整にちょっとしたパーツを付けるんですね。民族衣裳に良くあるんですが、その小さいパーツのおかげで腕の可動域が広がる。
パーツを付けない場合は肩を下げて脇の位置を変えるって手もあり、その時は身幅も広がるんでダボっとした服になる。

それを描くとどう違うかなぁ~って思いまして、メモのつもりのお絵描きしてみたと。



まずはベースになる人物。服に隠れる部分は塗ってません。メモだから楽してます。
今回の塗りは水彩ブラシ使ってます。



服描きます。これは肩の位置が合ってるタイプ。上げている腕の脇の部分に三角のパーツがありますが、それがアームホール調整のパーツです。
肩が合ってるんで身体に沿ったシャツになるかと。



色塗ってみました。うーん、やはり水彩っぽく塗ろうとすると色が濁るなぁ、練習しよう。
先に描いたベースの下着がちょっと邪魔だったな。やはり後で書き直そう。



次は肩が落ちてる場合です。襟と帯、足は肩が合ってるイラストと共通です。こっちにも脇のパーツを描いてます。



こっちも着彩。服の肩幅が広いって事は身幅も広い。肩周りや帯周りの表現が変わるよねと。
影とか適当なんで、本当ならこんなに影出来ないだろうなぁ。

これはあくまでも、直線縫いで作られた単純な服の話ですね。身体に合わせて作られてる場合はまた違うかと。
当たり前と言えばそうなんですが、服作るのはなかなか大変でして……
「もし着れなかったらどうしよう」と、採寸し計算した数字より大きく裁断して、やっぱり大きすぎたか……と直したり。なんて経験がねありまして。服の幅とその表現をあらためて考えてみた訳です。ラグラン袖とかもあるね~。
描くのも作るのも難しいよ、服は。

民族衣裳っぽい服を描いていると、その作り方から服の大きさを考えてみるのも楽しい。ネットのおかげで作り方も分かるようになったし。地域によってデザイン違うとかも考えたりして。
色々な国の民族衣裳本を見ては、その国、地域を調べてみるのも楽しい。ちょいと前ですが、オリンピックの入場シーン、民族衣裳着てる国……良かったなぁ。
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