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第四章 刺客
「邪魔にしかなっていない」-2-
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その時、耐えかねたようにエマが声をあげた。
「あの! すみません、こちらはどちら様でしょうか」
エマは椅子から立ち上がり、バイオレットの体に遮られることなくエヴァンの顔が見えるよう、デスクの斜め横へと移動してくる。エヴァンは、自分の鎖骨をくすぐるように触るバイオレットの手を取り、丁重に、しかし強制的に引き剥がした。
「話の途中ですまない、エマ。こちらはリオン領主の御息女であられるバイオレット様だ。バイオレット様、彼女は今、私から仕事を依頼している作家のエマと言います」
エヴァンはゲンナリとした気持ちのまま、執務室に居合わせた女二人を紹介し合う。と、バイオレットはエヴァンに引き剥がされた手を、そのまま無理やり指を絡めて、エヴァンと手を繋いでみせた。
「あら、お仕事で。そうでしたのね? どうも、エマさん、未来の夫がお世話になっております。でもあなたにも気をつけていただかないと、年増女がエヴァン様の気を引こうとして張り切ってるって、妙な噂になっておりましてよ」
「未来の夫? 年増女……?」
余裕の笑顔を浮かべながら、棘を多分に含んでいるバイオレットの言葉に、エマがひくひくと表情を引き攣らせる。
エヴァンがこのところ連日執務室に招いている女は、他の誰でもないエマである。つまり、バイオレットが先ほどから当て擦っている「変な女」も「小太り女」も「年増女」もエマのことだ。
「お言葉ですが、私は領主様がご紹介くださったように、ただ、いただいたお仕事まっとうするためだけに、こちらに来ております。妙な言いがかりはやめていただけますか」
「そうかしら? 『エヴァン様のところに出入りするようになった女の噂』では、化粧っけもなかった行き遅れ女が、いそいそと着飾って出かけるようになったって話でしたわよ」
バイオレットは値踏みするようにエマをジロジロと見ると、胸元を飾るリボンを弄った後、エマの紅をさした頬を、ツンツンと指先でつつく。エマは今日、花柄のワンピースの上に華やかなピンク色のカーディガンを着ていた。小慣れてはいないが、化粧もしっかりしている。
バイオレットの指摘に、エマはかあっと顔を真っ赤にする。
「そ、それは……」
「ほら、図星なのでしょう? エヴァン様がお優しいから、自分にももしかしたら脈があるかもしれないって勘違いしてしまったのよね、かわいそうに」
口澱んだエマの様子に、バイオレットは目を細める。そして、握ったままのエヴァンの手を、愛おしげに自分の胸元へと引き寄せる。
「身分不相応な方は立場をわきまえて、部屋を出ていくべきじゃないかしら? 邪魔にしかなっていないのよね」
エマが助けを求めるように、また信じられないものを見るようにエヴァンの方へと視線を移したその時。様子をただ黙って見ていたエヴァンが、ようやく口を開いた。
「そうですね、確かに邪魔にしかなっていません」
「ほら、エヴァン様もこうおっしゃっていましてよ?」
勝ち誇ったバイオレットの笑顔の前に、エマは呆然として立ちすくむ。が、エヴァンは当然のように、バイオレットに握られ、強制的に胸を押し当てられていた手を振り払った。
「邪魔にしかなっていないのはあなたのことですよ、バイオレット様。今、俺とエマは大切な仕事の最中です。アポイントメントもなく、仕事場に闖入してくるのはやめていただきたい」
エヴァンはそう、言葉に特に何の感情を乗せることもなく、淡々と告げる。まるで幼い子供を諭すような彼の口調に、攻撃的な冷たさは感じられない。だが、だからこそ、ただただ迷惑なのだという意思が伝わってきた。
「だって、エヴァン様は私に会えて嬉しいでしょう? 確かにお仕事を邪魔してしまったのはいけないことでしたが、それはこのエマさんがエヴァン様に色気を出すから……私はエヴァン様の将来の妻として」
「申し訳ございません」
エヴァンは一段声を大きくして、バイオレットの言葉を遮った。
「バイオレット様のお気持ちを察していながら、今まで明言することを避けておりました。しかし、この場ではっきりと言っておきます。俺はバイオレット様と婚約してはおりませんし、するつもりもありません。俺の大切な民であり、信頼する作家であるエマを侮辱するのはやめてください」
エヴァンと結婚する気しかなかったバイオレットは、ついに言葉を失う。何かを言おうとするのだが、結局声が出てくることはなく、はくはくと口を開閉していた。
「はるばるお越しくださったのですから、今すぐ帰れとは申しません。ディナーとお部屋は用意させていただきますから、それまで俺たちに仕事を進めさせてください」
そんなバイオレットの様子を見て、エヴァンはため息をひとつ。少し語調を緩めると、デスクの端に置いてあるベルを鳴らした。
ベルの音聞いた瞬間、ドアの外に張り付いていたネイサンがすぐさま姿を現した。
「ネイサン、バイオレット様を応接間へお連れしてくれ。必要であればアフタヌーンティーと、ディナーの用意も頼む」
「かしこまりました」
普段よりも硬めのエヴァンの声に、ネイサンは色々と察した様子。何も問うことなく、丁重にバイオレットを促して部屋から退出していく。
扉が閉まると、エヴァンは深くため息を漏らした。軽く俯くように頭を下げる。
「俺が曖昧な態度をとっていたせいで、バイオレット様に余計な暴走をさせてしまった。不快な思いをさせてすまない、エマ」
「そんな、領主様が謝られることなんて何もありません」
エマは慌てて応えると、胸の前で両手をブンブンと振る。そしてそのまま、早口で言葉を捲し立てる。
「それに、バイオレット様が仰っていたことは、本当のことですから。行き遅れで小太りの年増女が、少しでもエヴァン様に気に入っていただけるようにって、似合いもしない服を着て、下手な化粧をして……まったく、恥ずかしいったらありゃしないですよね。余計なことをしたせいで、エヴァン様にまでご迷惑をかけるような噂になってたなんて、想像もしてませんでしたよ。いやー、本当に滑稽な上に迷惑迷惑、大迷惑。立場と身の程をわきまえろってのは、本当にそのとおりで」
ダメ押しのように、最後にはガハハと声をあげて豪快に笑ってみせる。しかし、エヴァンはそんなエマの言葉に合わせて、笑うことはなかった。
「その日会う相手が気に入るようにと着飾ってきてくれることの、何が恥ずかしいと言うんだ。それに、その花柄の服も、ピンク色のカーディガンもよく似合っている。会ったときに着ていた服も、家の仕事を頑張っているんだなと感じる、素敵な装いだったがな」
エマは豪快な笑いの余韻でハハハ、と息を漏らしてから、次第に作り笑いをやめた。エヴァンの言葉の一つひとつを噛み締めるように頷きながら、頬を染める。
「領主様は、どうしてバイオレット様とのご婚約を断ったんですか? リオン領主の御息女なのですよね」
リオン領とユレイト領の関係は、ただの農民であるエマですら把握している。近しい関係を結んでおきたい領主の娘との結婚など、本来であれば願ってもない縁談に違いない。エマは抑えようにも高鳴る自分の心音を聞きながら、そう問わずにはいられなかった。
エヴァンはエマの、どう見ても自分に恋をしている表情を見つめ、静かに、深く息を吐いた。それは面倒くさがってのため息ではなく、本心を言うための、決意の表れのようなものだ。
「俺は、人を本気で愛することができない人間なのだ」
「あくまでこのユレイトに暮らす農民として、私から見た限りですが、領主様ほど愛情深い方は、そうそういらっしゃらないと思います」
「周囲に居てくれる者を大切に思い、民を慈しむ気持ちはもちろんある。だが、それとこれとは別物だ。俺は恋愛感情を誰かに抱いたことはないし、特定の者にそういった深い愛を向けることは今度もないんだろうと、自覚している」
これは他人に吐露したことのない、紛れもない自己分析の結果だった。エヴァンは軽く笑って言葉を続ける。
「だからこそ、それがユレイトにとって利のあることであれば、政略結婚をしても構わないと思っていた。だが、バイオレット様のように、俺に熱い気持ちを向けてくださる方は駄目だ。俺は彼女を必ず不幸にしてしまう。もし俺が誰かと婚姻することがあるのならば、その相手は、俺に心の底から何の興味もない人だ」
エヴァンは、真っ直ぐにエマを見つめたままそう言い切った。その言葉は先ほどのエマからの質問に答えるものでありながら、エマがまだ口にしていない淡い想いにも返事をするものになっていた。
その言葉の底にあるものを、エマもしっかりと受け止める。数回瞬き、深い頷きをひとつ。顔を上げて、彼女はまた底抜けに明るくガハハ、と笑う。
「領主様は本当に素晴らしい博愛精神をお持ちなんですね。皆様に愛を配っているから、特定の人に、まとまった愛を向けるのがきっと苦手なんです。でもそれって、領主という職業が紛れもない天職ってことですよ! そんな領主様が治める荘園に暮らせて、私は幸せです。さ、張り切ってお仕事に戻りましょうっ」
早口で捲し立てられる、明るい声。その声に紛れた切なさに気づきながら、エヴァンは見ないふりをした。何事もなかったかのように、中断した物語を二人で紡いでいく。
「あの! すみません、こちらはどちら様でしょうか」
エマは椅子から立ち上がり、バイオレットの体に遮られることなくエヴァンの顔が見えるよう、デスクの斜め横へと移動してくる。エヴァンは、自分の鎖骨をくすぐるように触るバイオレットの手を取り、丁重に、しかし強制的に引き剥がした。
「話の途中ですまない、エマ。こちらはリオン領主の御息女であられるバイオレット様だ。バイオレット様、彼女は今、私から仕事を依頼している作家のエマと言います」
エヴァンはゲンナリとした気持ちのまま、執務室に居合わせた女二人を紹介し合う。と、バイオレットはエヴァンに引き剥がされた手を、そのまま無理やり指を絡めて、エヴァンと手を繋いでみせた。
「あら、お仕事で。そうでしたのね? どうも、エマさん、未来の夫がお世話になっております。でもあなたにも気をつけていただかないと、年増女がエヴァン様の気を引こうとして張り切ってるって、妙な噂になっておりましてよ」
「未来の夫? 年増女……?」
余裕の笑顔を浮かべながら、棘を多分に含んでいるバイオレットの言葉に、エマがひくひくと表情を引き攣らせる。
エヴァンがこのところ連日執務室に招いている女は、他の誰でもないエマである。つまり、バイオレットが先ほどから当て擦っている「変な女」も「小太り女」も「年増女」もエマのことだ。
「お言葉ですが、私は領主様がご紹介くださったように、ただ、いただいたお仕事まっとうするためだけに、こちらに来ております。妙な言いがかりはやめていただけますか」
「そうかしら? 『エヴァン様のところに出入りするようになった女の噂』では、化粧っけもなかった行き遅れ女が、いそいそと着飾って出かけるようになったって話でしたわよ」
バイオレットは値踏みするようにエマをジロジロと見ると、胸元を飾るリボンを弄った後、エマの紅をさした頬を、ツンツンと指先でつつく。エマは今日、花柄のワンピースの上に華やかなピンク色のカーディガンを着ていた。小慣れてはいないが、化粧もしっかりしている。
バイオレットの指摘に、エマはかあっと顔を真っ赤にする。
「そ、それは……」
「ほら、図星なのでしょう? エヴァン様がお優しいから、自分にももしかしたら脈があるかもしれないって勘違いしてしまったのよね、かわいそうに」
口澱んだエマの様子に、バイオレットは目を細める。そして、握ったままのエヴァンの手を、愛おしげに自分の胸元へと引き寄せる。
「身分不相応な方は立場をわきまえて、部屋を出ていくべきじゃないかしら? 邪魔にしかなっていないのよね」
エマが助けを求めるように、また信じられないものを見るようにエヴァンの方へと視線を移したその時。様子をただ黙って見ていたエヴァンが、ようやく口を開いた。
「そうですね、確かに邪魔にしかなっていません」
「ほら、エヴァン様もこうおっしゃっていましてよ?」
勝ち誇ったバイオレットの笑顔の前に、エマは呆然として立ちすくむ。が、エヴァンは当然のように、バイオレットに握られ、強制的に胸を押し当てられていた手を振り払った。
「邪魔にしかなっていないのはあなたのことですよ、バイオレット様。今、俺とエマは大切な仕事の最中です。アポイントメントもなく、仕事場に闖入してくるのはやめていただきたい」
エヴァンはそう、言葉に特に何の感情を乗せることもなく、淡々と告げる。まるで幼い子供を諭すような彼の口調に、攻撃的な冷たさは感じられない。だが、だからこそ、ただただ迷惑なのだという意思が伝わってきた。
「だって、エヴァン様は私に会えて嬉しいでしょう? 確かにお仕事を邪魔してしまったのはいけないことでしたが、それはこのエマさんがエヴァン様に色気を出すから……私はエヴァン様の将来の妻として」
「申し訳ございません」
エヴァンは一段声を大きくして、バイオレットの言葉を遮った。
「バイオレット様のお気持ちを察していながら、今まで明言することを避けておりました。しかし、この場ではっきりと言っておきます。俺はバイオレット様と婚約してはおりませんし、するつもりもありません。俺の大切な民であり、信頼する作家であるエマを侮辱するのはやめてください」
エヴァンと結婚する気しかなかったバイオレットは、ついに言葉を失う。何かを言おうとするのだが、結局声が出てくることはなく、はくはくと口を開閉していた。
「はるばるお越しくださったのですから、今すぐ帰れとは申しません。ディナーとお部屋は用意させていただきますから、それまで俺たちに仕事を進めさせてください」
そんなバイオレットの様子を見て、エヴァンはため息をひとつ。少し語調を緩めると、デスクの端に置いてあるベルを鳴らした。
ベルの音聞いた瞬間、ドアの外に張り付いていたネイサンがすぐさま姿を現した。
「ネイサン、バイオレット様を応接間へお連れしてくれ。必要であればアフタヌーンティーと、ディナーの用意も頼む」
「かしこまりました」
普段よりも硬めのエヴァンの声に、ネイサンは色々と察した様子。何も問うことなく、丁重にバイオレットを促して部屋から退出していく。
扉が閉まると、エヴァンは深くため息を漏らした。軽く俯くように頭を下げる。
「俺が曖昧な態度をとっていたせいで、バイオレット様に余計な暴走をさせてしまった。不快な思いをさせてすまない、エマ」
「そんな、領主様が謝られることなんて何もありません」
エマは慌てて応えると、胸の前で両手をブンブンと振る。そしてそのまま、早口で言葉を捲し立てる。
「それに、バイオレット様が仰っていたことは、本当のことですから。行き遅れで小太りの年増女が、少しでもエヴァン様に気に入っていただけるようにって、似合いもしない服を着て、下手な化粧をして……まったく、恥ずかしいったらありゃしないですよね。余計なことをしたせいで、エヴァン様にまでご迷惑をかけるような噂になってたなんて、想像もしてませんでしたよ。いやー、本当に滑稽な上に迷惑迷惑、大迷惑。立場と身の程をわきまえろってのは、本当にそのとおりで」
ダメ押しのように、最後にはガハハと声をあげて豪快に笑ってみせる。しかし、エヴァンはそんなエマの言葉に合わせて、笑うことはなかった。
「その日会う相手が気に入るようにと着飾ってきてくれることの、何が恥ずかしいと言うんだ。それに、その花柄の服も、ピンク色のカーディガンもよく似合っている。会ったときに着ていた服も、家の仕事を頑張っているんだなと感じる、素敵な装いだったがな」
エマは豪快な笑いの余韻でハハハ、と息を漏らしてから、次第に作り笑いをやめた。エヴァンの言葉の一つひとつを噛み締めるように頷きながら、頬を染める。
「領主様は、どうしてバイオレット様とのご婚約を断ったんですか? リオン領主の御息女なのですよね」
リオン領とユレイト領の関係は、ただの農民であるエマですら把握している。近しい関係を結んでおきたい領主の娘との結婚など、本来であれば願ってもない縁談に違いない。エマは抑えようにも高鳴る自分の心音を聞きながら、そう問わずにはいられなかった。
エヴァンはエマの、どう見ても自分に恋をしている表情を見つめ、静かに、深く息を吐いた。それは面倒くさがってのため息ではなく、本心を言うための、決意の表れのようなものだ。
「俺は、人を本気で愛することができない人間なのだ」
「あくまでこのユレイトに暮らす農民として、私から見た限りですが、領主様ほど愛情深い方は、そうそういらっしゃらないと思います」
「周囲に居てくれる者を大切に思い、民を慈しむ気持ちはもちろんある。だが、それとこれとは別物だ。俺は恋愛感情を誰かに抱いたことはないし、特定の者にそういった深い愛を向けることは今度もないんだろうと、自覚している」
これは他人に吐露したことのない、紛れもない自己分析の結果だった。エヴァンは軽く笑って言葉を続ける。
「だからこそ、それがユレイトにとって利のあることであれば、政略結婚をしても構わないと思っていた。だが、バイオレット様のように、俺に熱い気持ちを向けてくださる方は駄目だ。俺は彼女を必ず不幸にしてしまう。もし俺が誰かと婚姻することがあるのならば、その相手は、俺に心の底から何の興味もない人だ」
エヴァンは、真っ直ぐにエマを見つめたままそう言い切った。その言葉は先ほどのエマからの質問に答えるものでありながら、エマがまだ口にしていない淡い想いにも返事をするものになっていた。
その言葉の底にあるものを、エマもしっかりと受け止める。数回瞬き、深い頷きをひとつ。顔を上げて、彼女はまた底抜けに明るくガハハ、と笑う。
「領主様は本当に素晴らしい博愛精神をお持ちなんですね。皆様に愛を配っているから、特定の人に、まとまった愛を向けるのがきっと苦手なんです。でもそれって、領主という職業が紛れもない天職ってことですよ! そんな領主様が治める荘園に暮らせて、私は幸せです。さ、張り切ってお仕事に戻りましょうっ」
早口で捲し立てられる、明るい声。その声に紛れた切なさに気づきながら、エヴァンは見ないふりをした。何事もなかったかのように、中断した物語を二人で紡いでいく。
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