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第一章 メイド
「名領主でいらっしゃいます」 -1-
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一連のギルバートの話を聞き終えたエヴァンの表情は、実に複雑なものとなっていた。
エヴァンはギルバートに全幅の信頼を置いている。そのギルバートが言うのだから、ロウの強さも、メイドとしての実力も確かなものなのだろうということはわかる。
また、メルランではなくロウを雇うことになった経緯も、納得できるものである。しかし、その当の本人であるロウがメイドを志す理由がメイド服とは、理解の範疇を軽々と超えている。
「ロウはその、変態というやつなのか? 異性装を好む者が存在するという話を、聞いたことがある」
エヴァンの直球の質問に、ギルバートは曖昧に笑う。
「詳しいことはロウ本人とお話になって、気になることをお聞きになった方がよろしいかと思います。今日中に挨拶をさせようとは思っていたのですが……今から、ロウをここに呼んでもよろしいですか?」
「ああ、構わない」
エヴァンの許しを得て、ギルバートはサンルームから庭につながる扉を開けると、庭にいたロウに声をかけた。
メイド服を身に纏ったロウが振り返り、呼ばれるままにサンルームの中へとやってくる。ギルバートに促され、彼はカウチに座るエヴァンのすぐ前に立った。
ロウのペールブルーの澄んだ瞳が、エヴァンを見る。そしてエヴァンもまた、ロウの姿をまじまじと見つめ返した。
成人男性がメイド服を着ている。
しかしながら、短い黒髪には白いフリルのついたヘッドドレスをつけ、黒のワンピースの上にエプロンドレスを身に纏っている彼は、なぜか妙に魅力的だった。
一般的な感覚から言えば、滑稽に見えるはずなのである。この世界の男は、メイド服はおろかスカートを履かないし、履いていたら、それは異様な状態だ。ワンピースの袖のパフスリーブも、男の装いにはない装飾だ。
だが、その全ての違和感を、ロウの恐ろしく端正な顔立ちが帳消しにしている。逆にやや倒錯的な雰囲気が漂い、一度視界に入れてしまえば、つい目を離せなくなるような魅力まで放っていた。
「エヴァン様、こちらが新たにメイドとして召し抱えました、ロウ・レナダです。ロウ、ご主人様にご挨拶を」
ギルバートに促され、今まで一言も声を発していなかったロウが口を開く。
「セルジア領出身のロウ・レナダだ。この邸宅にいる者も、通ってきた町の者も、皆があんたのことを良い領主だって褒めてたよ。この邸宅で働けることになってよかった。よろしくな、主人」
最後に『主人』とついてはいたものの、その主人を『あんた』呼ばわりである。そもそも発された言葉のすべてにおいて主人に対する言葉遣いではないが、そんなロウの態度にも、ギルバートは特に口を挟むことはなかった。ロウの口の悪さは、ギルバートは既に体感していたことであるし、己の主が、言葉遣いごときで腹を立てるような、器の小さい人物ではないことを熟知しているからだ。
エヴァンは瞼を軽く伏せるようにして目を細め、笑う息を漏らした。
「俺の良い評判を聞かせてくれるとは、なんとも耳に心地いいな。俺の方も、君の話を今しがたギルバートから聞いていたところだ。セルジアの騎士団長に、決闘で勝ったというのは本当の話か?」
「ああ、間違いねぇよ。セルジアの領主にもらった証書があるんだが、今は部屋に置いてきちまってる。ギルバートは見てるぞ」
ロウの言葉を保証するように、ギルバートが静かに頷いた。エヴァンは問いかけを続ける。
「メイドを志した理由は、メイド服が好きだからだと言ったと聞いたのだが、これも間違いないか?」
「そのとおりだ」
何一つ恥ずる様子なく断言するロウに、逆にエヴァンの方が的外れな質問をしているような気分になってくる。
「メイドが好きだという者がいることはわかる。メイドのように、自分のことを献身的に世話してくれる者に、愛着を抱くという心の動きは、わかりやすい。しかし、メイド服が好きというのは、いまいちよく理解できないのだが」
「メイド服の良さを説明するのは、俺には難しいな。好きな食べ物の、どこがどう好きか説明しろと言われるのに、似てる気がする。でも、この黒と白のコントラストとか、静謐な雰囲気とか、実用的なのに華やかさもあるところとかが好き、かな」
ロウの表情を見れば、主人であるエヴァンの質問に、誠意をもって真面目に答えようとしていることはわかる。彼はこれらのことを、冗談で言っているわけではないのだ。
「女性のドレスに対して、綺麗だとか可愛いとか、好ましく思う気持ちはわかる。しかし、それはあくまで見る分に良いのであって、自分が着たいとは思わない気がするのだが。そこのところはどうだ」
「そういうもんなのか? 俺は着たいから着られるように努力したんだが」
「ドレスなども着るのか、君は」
「いや、別にドレスは着たくねぇかな。俺はあんまり服にはこだわらねぇんだが、メイド服だけ特別なんだ。それに……」
ロウは籠を持っていない方の指先でスカートを摘んで、自身の姿を見せつけるように、腰を軽く捻ってみせる。
「俺に似合うだろう?」
あまりに直球な言葉に、エヴァンは思わず声をたてて笑ってしまった。そして、ロウに親しみを覚えると共に、ギルバートがロウのことを気に入った理由を理解する。
ロウはおかしな青年だが、その言動には裏表がなく、すべて心の底からの思いを口にしている、ということが伝わってくるのだ。
心を偽らないということは、時に短所にもなり得る性質ではある。だが、エヴァンのように領主という重い責務を背負う者にとっては、ロウのような存在に接することが、心を癒してくれる。なぜならば、彼が腹の中で何を考えているのかと、勘繰らなくて済むからである。
「ああ、よく似合っている」
ロウからの問いかけに、エヴァンは素直に答えた。男の着るメイド服は見慣れないが、メイド服は男の着る服ではないという先入観をなくせば、実際、ロウによく似合っていると思ったのだ。
そんな楽しそうな主人の様子を見て、ギルバートも嬉しそうに微笑んでいた。
そこまでの話を聞き、エヴァンは新たに浮かんだ疑問に、首を捻る。
「しかし、服を着たいだけなら、何も実際のメイドにならずとも良いのではないか?」
すべて手縫いで、着用者に合わせて特注で作られるこの世界の衣服は、一般的に高価だ。そのため、使用人にとってはお仕着せとして支給される服はありがたいものであるが、メイド服はあくまで、使用人に着せるためのものである。エヴァンが着ているような、生地からして上等なものではない。
「メイドでもないのにメイド服を着ていたら変だろう」
「男がメイドになるという時点で変だけどな?」
「どうして?」
ロウは不思議そうな顔でエヴァンを見る。そういう顔をしたいのは自分のほうなのだが、と思いながらも、エヴァンは妙に腑に落ちたような気持ちで、再度笑う。未だ理解はできないが、ロウなりの信条があってメイドになったのだ、ということだけはわかった。
「いや、構わない。それでは、また別の質問だ。セルジア領出身とのことだが、なぜこんなにも故郷から離れた、辺境のユレイトに来たのだ?」
「特にユレイトを目指して来たわけじゃねぇよ。メイドとして雇ってくれるならどこでもよかった。日雇いの仕事をしながら、雇用先を探してあちこちを旅していたら、ここに辿り着いた」
「なるほど」
納得の相槌をしながら、エヴァンは軽く前のめりにしていた姿勢を緩め、カウチの背もたれに体を寄せた。そんな彼の仕草から、ギルバートは、主人がロウに対して抱いていた疑問をあらかた解消したことを察する。
「エヴァン様、ロウを仕事に戻らせても構いませんでしょうか?」
「ああ、実に興味深い話を聞けた。良き働きを期待している」
ギルバートの言葉にエヴァンが応えると、ロウは会釈程度に軽く頭を下げてから、サンルームの扉から再度庭へと出て行った。
彼はそのまま元いた場所へとは戻らずに、庭を横切って歩いていく。先ほどまで庭でハーブを収穫していたので、収穫物をキッチンのコックの元へと届けに行ったのだ。
そんな姿が見えなくなるまで見送ってから、エヴァンはギルバートを見た。彼は妙に満足そうな顔をしている。
「計画通りって表情だな」
「エヴァン様ならば、ロウのことも受け入れてくださると思っておりました」
「ロウは雇ってくれるところを探して、ここまで流れ着いたと言っていた。男のメイドを雇ってメイド服を着せるなんて、俺はこの国で一番の変人領主だな」
軽く自虐の言葉を口にするエヴァンに、ギルバートは満面の笑みを向ける。
「いいえ。この国で一番お心の広い、名領主でいらっしゃいます」
エヴァンはギルバートに全幅の信頼を置いている。そのギルバートが言うのだから、ロウの強さも、メイドとしての実力も確かなものなのだろうということはわかる。
また、メルランではなくロウを雇うことになった経緯も、納得できるものである。しかし、その当の本人であるロウがメイドを志す理由がメイド服とは、理解の範疇を軽々と超えている。
「ロウはその、変態というやつなのか? 異性装を好む者が存在するという話を、聞いたことがある」
エヴァンの直球の質問に、ギルバートは曖昧に笑う。
「詳しいことはロウ本人とお話になって、気になることをお聞きになった方がよろしいかと思います。今日中に挨拶をさせようとは思っていたのですが……今から、ロウをここに呼んでもよろしいですか?」
「ああ、構わない」
エヴァンの許しを得て、ギルバートはサンルームから庭につながる扉を開けると、庭にいたロウに声をかけた。
メイド服を身に纏ったロウが振り返り、呼ばれるままにサンルームの中へとやってくる。ギルバートに促され、彼はカウチに座るエヴァンのすぐ前に立った。
ロウのペールブルーの澄んだ瞳が、エヴァンを見る。そしてエヴァンもまた、ロウの姿をまじまじと見つめ返した。
成人男性がメイド服を着ている。
しかしながら、短い黒髪には白いフリルのついたヘッドドレスをつけ、黒のワンピースの上にエプロンドレスを身に纏っている彼は、なぜか妙に魅力的だった。
一般的な感覚から言えば、滑稽に見えるはずなのである。この世界の男は、メイド服はおろかスカートを履かないし、履いていたら、それは異様な状態だ。ワンピースの袖のパフスリーブも、男の装いにはない装飾だ。
だが、その全ての違和感を、ロウの恐ろしく端正な顔立ちが帳消しにしている。逆にやや倒錯的な雰囲気が漂い、一度視界に入れてしまえば、つい目を離せなくなるような魅力まで放っていた。
「エヴァン様、こちらが新たにメイドとして召し抱えました、ロウ・レナダです。ロウ、ご主人様にご挨拶を」
ギルバートに促され、今まで一言も声を発していなかったロウが口を開く。
「セルジア領出身のロウ・レナダだ。この邸宅にいる者も、通ってきた町の者も、皆があんたのことを良い領主だって褒めてたよ。この邸宅で働けることになってよかった。よろしくな、主人」
最後に『主人』とついてはいたものの、その主人を『あんた』呼ばわりである。そもそも発された言葉のすべてにおいて主人に対する言葉遣いではないが、そんなロウの態度にも、ギルバートは特に口を挟むことはなかった。ロウの口の悪さは、ギルバートは既に体感していたことであるし、己の主が、言葉遣いごときで腹を立てるような、器の小さい人物ではないことを熟知しているからだ。
エヴァンは瞼を軽く伏せるようにして目を細め、笑う息を漏らした。
「俺の良い評判を聞かせてくれるとは、なんとも耳に心地いいな。俺の方も、君の話を今しがたギルバートから聞いていたところだ。セルジアの騎士団長に、決闘で勝ったというのは本当の話か?」
「ああ、間違いねぇよ。セルジアの領主にもらった証書があるんだが、今は部屋に置いてきちまってる。ギルバートは見てるぞ」
ロウの言葉を保証するように、ギルバートが静かに頷いた。エヴァンは問いかけを続ける。
「メイドを志した理由は、メイド服が好きだからだと言ったと聞いたのだが、これも間違いないか?」
「そのとおりだ」
何一つ恥ずる様子なく断言するロウに、逆にエヴァンの方が的外れな質問をしているような気分になってくる。
「メイドが好きだという者がいることはわかる。メイドのように、自分のことを献身的に世話してくれる者に、愛着を抱くという心の動きは、わかりやすい。しかし、メイド服が好きというのは、いまいちよく理解できないのだが」
「メイド服の良さを説明するのは、俺には難しいな。好きな食べ物の、どこがどう好きか説明しろと言われるのに、似てる気がする。でも、この黒と白のコントラストとか、静謐な雰囲気とか、実用的なのに華やかさもあるところとかが好き、かな」
ロウの表情を見れば、主人であるエヴァンの質問に、誠意をもって真面目に答えようとしていることはわかる。彼はこれらのことを、冗談で言っているわけではないのだ。
「女性のドレスに対して、綺麗だとか可愛いとか、好ましく思う気持ちはわかる。しかし、それはあくまで見る分に良いのであって、自分が着たいとは思わない気がするのだが。そこのところはどうだ」
「そういうもんなのか? 俺は着たいから着られるように努力したんだが」
「ドレスなども着るのか、君は」
「いや、別にドレスは着たくねぇかな。俺はあんまり服にはこだわらねぇんだが、メイド服だけ特別なんだ。それに……」
ロウは籠を持っていない方の指先でスカートを摘んで、自身の姿を見せつけるように、腰を軽く捻ってみせる。
「俺に似合うだろう?」
あまりに直球な言葉に、エヴァンは思わず声をたてて笑ってしまった。そして、ロウに親しみを覚えると共に、ギルバートがロウのことを気に入った理由を理解する。
ロウはおかしな青年だが、その言動には裏表がなく、すべて心の底からの思いを口にしている、ということが伝わってくるのだ。
心を偽らないということは、時に短所にもなり得る性質ではある。だが、エヴァンのように領主という重い責務を背負う者にとっては、ロウのような存在に接することが、心を癒してくれる。なぜならば、彼が腹の中で何を考えているのかと、勘繰らなくて済むからである。
「ああ、よく似合っている」
ロウからの問いかけに、エヴァンは素直に答えた。男の着るメイド服は見慣れないが、メイド服は男の着る服ではないという先入観をなくせば、実際、ロウによく似合っていると思ったのだ。
そんな楽しそうな主人の様子を見て、ギルバートも嬉しそうに微笑んでいた。
そこまでの話を聞き、エヴァンは新たに浮かんだ疑問に、首を捻る。
「しかし、服を着たいだけなら、何も実際のメイドにならずとも良いのではないか?」
すべて手縫いで、着用者に合わせて特注で作られるこの世界の衣服は、一般的に高価だ。そのため、使用人にとってはお仕着せとして支給される服はありがたいものであるが、メイド服はあくまで、使用人に着せるためのものである。エヴァンが着ているような、生地からして上等なものではない。
「メイドでもないのにメイド服を着ていたら変だろう」
「男がメイドになるという時点で変だけどな?」
「どうして?」
ロウは不思議そうな顔でエヴァンを見る。そういう顔をしたいのは自分のほうなのだが、と思いながらも、エヴァンは妙に腑に落ちたような気持ちで、再度笑う。未だ理解はできないが、ロウなりの信条があってメイドになったのだ、ということだけはわかった。
「いや、構わない。それでは、また別の質問だ。セルジア領出身とのことだが、なぜこんなにも故郷から離れた、辺境のユレイトに来たのだ?」
「特にユレイトを目指して来たわけじゃねぇよ。メイドとして雇ってくれるならどこでもよかった。日雇いの仕事をしながら、雇用先を探してあちこちを旅していたら、ここに辿り着いた」
「なるほど」
納得の相槌をしながら、エヴァンは軽く前のめりにしていた姿勢を緩め、カウチの背もたれに体を寄せた。そんな彼の仕草から、ギルバートは、主人がロウに対して抱いていた疑問をあらかた解消したことを察する。
「エヴァン様、ロウを仕事に戻らせても構いませんでしょうか?」
「ああ、実に興味深い話を聞けた。良き働きを期待している」
ギルバートの言葉にエヴァンが応えると、ロウは会釈程度に軽く頭を下げてから、サンルームの扉から再度庭へと出て行った。
彼はそのまま元いた場所へとは戻らずに、庭を横切って歩いていく。先ほどまで庭でハーブを収穫していたので、収穫物をキッチンのコックの元へと届けに行ったのだ。
そんな姿が見えなくなるまで見送ってから、エヴァンはギルバートを見た。彼は妙に満足そうな顔をしている。
「計画通りって表情だな」
「エヴァン様ならば、ロウのことも受け入れてくださると思っておりました」
「ロウは雇ってくれるところを探して、ここまで流れ着いたと言っていた。男のメイドを雇ってメイド服を着せるなんて、俺はこの国で一番の変人領主だな」
軽く自虐の言葉を口にするエヴァンに、ギルバートは満面の笑みを向ける。
「いいえ。この国で一番お心の広い、名領主でいらっしゃいます」
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