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第一章 メイド
「彼は男性です」-3-
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ずらりと並んだ人の列を横目に見ながら、ギルバートは邸宅内の廊下を通り、階段を降りる。今日は完全に解放しているエントランスの扉から外へと出ると、すでに何ごとかを言い争う声が聞こえてきていた。
ギルバートは早足で正門前まで向かった。そこで声を荒げているのは、邸宅の守衛であり、今は門番を務めているダグラスだ。身長二メートルに届くかという大柄な男である。
「いったい何ごとですか」
「これはギルバート様! お騒がせして、たいへん申しわけありません」
ダグラスはギルバートの姿を見ると、元々良い姿勢をいっそう正して、声を張り上げた。
「それはかまいません。説明を」
ギルバートが揉め事の原因を尋ねると、ダグラスよりも先に、彼の前に立っていた青年の方が口を開いた。低く響く良い声だ。
「こいつが通してくれねぇんだよ」
ギルバートは、改めてその声の主を見る。そして一目で、ハッとするほど美しい男だと感じた。
身長は一七四センチあるギルバートより少し高い程度。全体としての体つきは細いが、ラフに着ている白いブラウスの下に引き締まった筋肉を感じるため、華奢な印象はない。
艶やかな短い黒髪に、陶器のようになめらかな乳白色の肌をしている。バランスの良い逆三角形の輪郭のあるべき場所に、それぞれ作りの良い目鼻口のパーツが収まっている。黒く長いまつ毛に縁取られた、ペールブルーの瞳が印象的だった。
「だから、それは!」
再度ダグラスが声を荒げようとするのを軽く手を上げて抑え、ギルバートは青年の方へと向き直った。
「申し訳ございませんが、いかなる事情があろうと、邸宅内への付き添いはご遠慮いただいております。どうか外でお待ちください」
「付き添いじゃない。俺が、面接を受けにきたんだよ」
「なるほど。それでしたら、此度はメイド採用の予定しかございませんので、残念ですがお引き取りください」
青年は数回目をまばたかせ、澄んだ瞳でまっすぐにギルバートを見た。
「わかってる。俺はメイドの面接を受けにきたんだ」
ギルバートは、たっぷり一〇秒動きを止めた。その間、さまざまなことを頭の中で考えていたのだ。そして次に出てきた言葉は、
「大変失礼ですが、あなたの性別は?」
だった。
「男だが?」
即座にあった青年の返事に、ギルバートは安堵の息を漏らす。正面きって男扱いしておいて、実は目の前の者が女だったら紳士たる執事として大失態である。
青年は大変見目麗しい容姿をしているが、女性的なものではない。
「男はメイドにはなれませんでしょう」
「どうして」
ギルバートとしてはごくごく当たり前な正論を述べたはずだったが、再度間髪いれずされた問いかけに、また動きを止める。
どうして、と言われても。
「男の使用人はフットマンになります。今回、フットマンを雇う予定はございませんので」
執事とフットマンの業務は大きく違うが、この領主邸においては、メイドとフットマンの業務内容に大きな違いはない。むしろこの邸宅で仕えるべき主はエヴァンのみのため、性別の一致上、フットマンの方が何かとできることも多い。
フットマンとメイドの一番の違いは、給料の差だ。その者の能力や携わっている業務によって個人差はあるが、平均的にフットマンの給料は、メイドの給料の二倍ほどする。そう豊かではないこの邸宅で、二人目のフットマンを雇う余裕はないのだ。
「だから、俺はメイドになるために面接を受けに来たんだって言ってんだろ」
堂々巡りである。ギルバートは問いかけの方向を変えることにした。
「面接と実技試験の結果、もし万が一あなたを採用することになったとして、メイドとしての給料が支払われるのですよ?」
「それに何か問題でもあるのか? 掲示されていたメイドの募集に、応募者は女に限る、などの条件はなかったはずだが」
そう問い返されると、ギルバートとしても困るところである。再度言葉に詰まったギルバートの様子を見て、今まで黙って二人のやり取りを聞いていたダグラスは、一歩前へと進み出た。
「ええい、いつまでもごちゃごちゃと、ギルバート様を煩わせるな。メイドと言えば女だけの募集に決まっているだろう。さっさと立ち去れ」
ダグラスは青年を強制的にこの場から排除するため、彼の肩に手をやり、強制的に体を押しのけようとした。
と、青年は肩に乗った手を掴み、自身は軽く身を屈める。
そして押される力を利用するようにして、そのままダグラスの体を軽々と投げ飛ばしてしまった。
それは一瞬のできごとであり、実に鮮やかな身のこなしだ。
「なっ……」
ダグラスは長身のうえに日頃から鍛錬に勤しんでいて、全身に鎧のような筋肉を纏っている。そんなダグラスの体が軽々と宙を舞い、そして地面に転ばされたのである。
ギルバートは目の前で起こったできごとに驚いたが、もっとも驚いたのは投げ飛ばされた当の本人であるダグラスだ。しばらく事態が飲み込めずに、地面に背をついたまま目を白黒させていた。
「悪い、咄嗟に投げちまった」
青年は軽い調子で言うと、助け起こそうと手を差し出す。
だが我に返ったダグラスには、そんな青年の言動が、馬鹿にされているようにしか感じられなかった。
「貴様ぁ!」
叫びながら飛び上がるようにして立ち、そのまま青年へと迫る。拳を握り締め、投げ飛ばされたお返しをするべく、鋭く重いパンチを繰り出す。だが、拳が青年にヒットすることはなかった。
彼は完全にダグラスの動きを読んでいるかのように最小限の動きで、右に左にと体を揺らして攻撃を避けている。
「うおおおお」
青年が拳を避けるたび、ダグラスの動きが激しさと勢いを増していく。その顔は興奮で真っ赤に染まっていくが、青年の涼しい表情はいっこうに変わることがない。
ダグラスが渾身の力を込めて腕を振りかぶり、突きを繰り出した瞬間。青年は先ほどのように再度ダグラスの手首を掴み、彼の力を利用して後方へと放り投げる。すると、面白いように巨体がまた宙を舞い、ベシャリと地面に落ちる。
「この野郎!」
ダグラスはへこたれることなく、再度起き上がって青年に詰め寄ろうとするが、ギルバートがすかさず静止の声を上げた。
「もう十分です、おやめなさい、ダグラス。ご婦人たちの前でみっともないですよ」
ダグラスはハッとしたように立ち止まると、周囲を見た。邸宅前に並んでいた女たちの視線は、すべてがこの揉め事へと向いている。
「大変申し訳ございません、ギルバート様」
一瞬で興奮を収めると、ダグラスは深々とギルバートへ頭を下げた。
ギルバートは頷き、そして青年の方へと改めて向き直る。
「あなた、お名前はなんとおっしゃるのでしょうか」
「ロウ・レナダ」
青年の名乗りは短い。だが、その名乗りでもわかることが一つある。それは、彼の出身地だ。
この世界の者は皆、苗字を持っていない。代わりに、名前に続けて出身地を名乗るのが一般的だ。
例えばエヴァンの場合は、ルテスーン領主の息子として生まれたため、過去にはエヴァン・ルテスーンと名乗っていた。
ただエヴァンは領主であるため、一〇年前に法王からこのユレイトという土地の領主に任じられてからは、エヴァン・ユレイトとなっている。
そしてロウが名乗った『レナダ』というのは、ユレイト領内の地名ではない。
「ユレイト領の者ではないのですか?」
「セルジア領にあるレナダ村の出だ」
セルジア領というのは、王都のすぐ隣に位置する、大きな領地である。ちなみに、ユレイト領は国の北端である。
「それは……随分と遠くからいらっしゃったのですね。レナダ村でもその、メイドをされていたのですか?」
「いや、今は特にこれといったものでは働いてないが、元は農民だな」
ロウの返事を聞き、ギルバートは目を剥く。農民は土地に縛られた存在だ。領主の許可なくして、与えられた土地を離れてはならない。目の前の男がもしセルジア領の農民であるならば、ギルバートは彼を拘束してセルジア領に送り返す責務が生じるのだ。
と、ギルバートの動揺を見て思い出したとばかりに、ロウは自身のズボンのポケットから、筒状に丸められた羊皮紙を取り出した。
「ああ、これがいるんだったな。はい、これ」
ギルバートは手渡された羊皮紙を慎重に開く。そこには、ロウ・レナダを土地の制約から解放する旨が記載されていた。セルジア領主のサインと紋章印があることから、証明書の効力は疑いようのないものだ。
「どうしてあなたは、土地の制約から解放されたのですか?」
困惑のままギルバートが問いかけると、ロウはペールブルーの瞳を輝かせながら、悪戯めいた様子で目を細め、軽く言い放つ。
「セルジアの騎士団長に勝ったから」
ギルバートは早足で正門前まで向かった。そこで声を荒げているのは、邸宅の守衛であり、今は門番を務めているダグラスだ。身長二メートルに届くかという大柄な男である。
「いったい何ごとですか」
「これはギルバート様! お騒がせして、たいへん申しわけありません」
ダグラスはギルバートの姿を見ると、元々良い姿勢をいっそう正して、声を張り上げた。
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ギルバートが揉め事の原因を尋ねると、ダグラスよりも先に、彼の前に立っていた青年の方が口を開いた。低く響く良い声だ。
「こいつが通してくれねぇんだよ」
ギルバートは、改めてその声の主を見る。そして一目で、ハッとするほど美しい男だと感じた。
身長は一七四センチあるギルバートより少し高い程度。全体としての体つきは細いが、ラフに着ている白いブラウスの下に引き締まった筋肉を感じるため、華奢な印象はない。
艶やかな短い黒髪に、陶器のようになめらかな乳白色の肌をしている。バランスの良い逆三角形の輪郭のあるべき場所に、それぞれ作りの良い目鼻口のパーツが収まっている。黒く長いまつ毛に縁取られた、ペールブルーの瞳が印象的だった。
「だから、それは!」
再度ダグラスが声を荒げようとするのを軽く手を上げて抑え、ギルバートは青年の方へと向き直った。
「申し訳ございませんが、いかなる事情があろうと、邸宅内への付き添いはご遠慮いただいております。どうか外でお待ちください」
「付き添いじゃない。俺が、面接を受けにきたんだよ」
「なるほど。それでしたら、此度はメイド採用の予定しかございませんので、残念ですがお引き取りください」
青年は数回目をまばたかせ、澄んだ瞳でまっすぐにギルバートを見た。
「わかってる。俺はメイドの面接を受けにきたんだ」
ギルバートは、たっぷり一〇秒動きを止めた。その間、さまざまなことを頭の中で考えていたのだ。そして次に出てきた言葉は、
「大変失礼ですが、あなたの性別は?」
だった。
「男だが?」
即座にあった青年の返事に、ギルバートは安堵の息を漏らす。正面きって男扱いしておいて、実は目の前の者が女だったら紳士たる執事として大失態である。
青年は大変見目麗しい容姿をしているが、女性的なものではない。
「男はメイドにはなれませんでしょう」
「どうして」
ギルバートとしてはごくごく当たり前な正論を述べたはずだったが、再度間髪いれずされた問いかけに、また動きを止める。
どうして、と言われても。
「男の使用人はフットマンになります。今回、フットマンを雇う予定はございませんので」
執事とフットマンの業務は大きく違うが、この領主邸においては、メイドとフットマンの業務内容に大きな違いはない。むしろこの邸宅で仕えるべき主はエヴァンのみのため、性別の一致上、フットマンの方が何かとできることも多い。
フットマンとメイドの一番の違いは、給料の差だ。その者の能力や携わっている業務によって個人差はあるが、平均的にフットマンの給料は、メイドの給料の二倍ほどする。そう豊かではないこの邸宅で、二人目のフットマンを雇う余裕はないのだ。
「だから、俺はメイドになるために面接を受けに来たんだって言ってんだろ」
堂々巡りである。ギルバートは問いかけの方向を変えることにした。
「面接と実技試験の結果、もし万が一あなたを採用することになったとして、メイドとしての給料が支払われるのですよ?」
「それに何か問題でもあるのか? 掲示されていたメイドの募集に、応募者は女に限る、などの条件はなかったはずだが」
そう問い返されると、ギルバートとしても困るところである。再度言葉に詰まったギルバートの様子を見て、今まで黙って二人のやり取りを聞いていたダグラスは、一歩前へと進み出た。
「ええい、いつまでもごちゃごちゃと、ギルバート様を煩わせるな。メイドと言えば女だけの募集に決まっているだろう。さっさと立ち去れ」
ダグラスは青年を強制的にこの場から排除するため、彼の肩に手をやり、強制的に体を押しのけようとした。
と、青年は肩に乗った手を掴み、自身は軽く身を屈める。
そして押される力を利用するようにして、そのままダグラスの体を軽々と投げ飛ばしてしまった。
それは一瞬のできごとであり、実に鮮やかな身のこなしだ。
「なっ……」
ダグラスは長身のうえに日頃から鍛錬に勤しんでいて、全身に鎧のような筋肉を纏っている。そんなダグラスの体が軽々と宙を舞い、そして地面に転ばされたのである。
ギルバートは目の前で起こったできごとに驚いたが、もっとも驚いたのは投げ飛ばされた当の本人であるダグラスだ。しばらく事態が飲み込めずに、地面に背をついたまま目を白黒させていた。
「悪い、咄嗟に投げちまった」
青年は軽い調子で言うと、助け起こそうと手を差し出す。
だが我に返ったダグラスには、そんな青年の言動が、馬鹿にされているようにしか感じられなかった。
「貴様ぁ!」
叫びながら飛び上がるようにして立ち、そのまま青年へと迫る。拳を握り締め、投げ飛ばされたお返しをするべく、鋭く重いパンチを繰り出す。だが、拳が青年にヒットすることはなかった。
彼は完全にダグラスの動きを読んでいるかのように最小限の動きで、右に左にと体を揺らして攻撃を避けている。
「うおおおお」
青年が拳を避けるたび、ダグラスの動きが激しさと勢いを増していく。その顔は興奮で真っ赤に染まっていくが、青年の涼しい表情はいっこうに変わることがない。
ダグラスが渾身の力を込めて腕を振りかぶり、突きを繰り出した瞬間。青年は先ほどのように再度ダグラスの手首を掴み、彼の力を利用して後方へと放り投げる。すると、面白いように巨体がまた宙を舞い、ベシャリと地面に落ちる。
「この野郎!」
ダグラスはへこたれることなく、再度起き上がって青年に詰め寄ろうとするが、ギルバートがすかさず静止の声を上げた。
「もう十分です、おやめなさい、ダグラス。ご婦人たちの前でみっともないですよ」
ダグラスはハッとしたように立ち止まると、周囲を見た。邸宅前に並んでいた女たちの視線は、すべてがこの揉め事へと向いている。
「大変申し訳ございません、ギルバート様」
一瞬で興奮を収めると、ダグラスは深々とギルバートへ頭を下げた。
ギルバートは頷き、そして青年の方へと改めて向き直る。
「あなた、お名前はなんとおっしゃるのでしょうか」
「ロウ・レナダ」
青年の名乗りは短い。だが、その名乗りでもわかることが一つある。それは、彼の出身地だ。
この世界の者は皆、苗字を持っていない。代わりに、名前に続けて出身地を名乗るのが一般的だ。
例えばエヴァンの場合は、ルテスーン領主の息子として生まれたため、過去にはエヴァン・ルテスーンと名乗っていた。
ただエヴァンは領主であるため、一〇年前に法王からこのユレイトという土地の領主に任じられてからは、エヴァン・ユレイトとなっている。
そしてロウが名乗った『レナダ』というのは、ユレイト領内の地名ではない。
「ユレイト領の者ではないのですか?」
「セルジア領にあるレナダ村の出だ」
セルジア領というのは、王都のすぐ隣に位置する、大きな領地である。ちなみに、ユレイト領は国の北端である。
「それは……随分と遠くからいらっしゃったのですね。レナダ村でもその、メイドをされていたのですか?」
「いや、今は特にこれといったものでは働いてないが、元は農民だな」
ロウの返事を聞き、ギルバートは目を剥く。農民は土地に縛られた存在だ。領主の許可なくして、与えられた土地を離れてはならない。目の前の男がもしセルジア領の農民であるならば、ギルバートは彼を拘束してセルジア領に送り返す責務が生じるのだ。
と、ギルバートの動揺を見て思い出したとばかりに、ロウは自身のズボンのポケットから、筒状に丸められた羊皮紙を取り出した。
「ああ、これがいるんだったな。はい、これ」
ギルバートは手渡された羊皮紙を慎重に開く。そこには、ロウ・レナダを土地の制約から解放する旨が記載されていた。セルジア領主のサインと紋章印があることから、証明書の効力は疑いようのないものだ。
「どうしてあなたは、土地の制約から解放されたのですか?」
困惑のままギルバートが問いかけると、ロウはペールブルーの瞳を輝かせながら、悪戯めいた様子で目を細め、軽く言い放つ。
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