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第二章 二年生
8.仲直り※
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今日こそは吾輩が主導権を握るのだ!
エヴァレインをひいひい言わせるのは吾輩の方!
……そう思っていたはずなのに、なぜこんなことになっている!?
「エヴァ……もうっ、もうムリっ……! ムリだからぁっ……!」
四つん這いになりガクガクと内股を震わせ、中イキを繰り返していた。吾輩の後孔には萎えることのないエヴァレインのちんこ刺さっている。
何度も中出しされた液体は、突き上げる度に穴から溢れ、太ももを汚していた。
久しぶりにいちゃいちゃできると浮かれていた吾輩。何たる不覚! そういえばこやつはこういうやつだった!
「セラ……好き……私が悪かったから、どこにも行かないで……ずっと私の腕の中にいて……」
こんな閨中に嫌だなんて言えるはずもない。だが、本当に吾輩の此度の怒りを理解しているのか不安になるような言葉と行動。
やはり話し合うべきだ。
吾輩は、意を決しエヴァレインを制そうと振り返った。
だが、まだ満足していないらしいエヴァレインは、そんな吾輩に気付かない。吾輩の思考を奪うかのように、挿入したまま、あらゆる性感帯を刺激してきた。
吾輩も既に何度か達していて、もはや射精らしい射精もできない。勃ち上がったちんこの先端からわずかばかりの精液をだらだらと垂れ流し、中イキを繰り返すばかり。身体の疼きがとまらなかった。
ちんこや乳首、体内への突き上げの刺激は当然ながら、吾輩の身体に痕を残すためのちりりとした刺激にすら、甘い声が漏れてしまう。
「うう……ダメだ……ちんこでイキたい……」
自らのちんこを扱いて、この解消されない疼きを発散しようとする。そのうち腕が疲れてきて、仰向けの、正常位の体勢をとった。
吾輩の両足は大きく割り開かれ、股の間にはエヴァレインがいる。
やつが身体を倒してきて、吾輩達の身体が密着し、唇が重なった。
「う゛ぅ……ん゛ん゛っ……」
エヴァレインのちんこが吾輩の胎内の、より奥の方まで侵入してきた。下腹部もエヴァレインの身体の重みで圧迫され、存在感が増す。
「セラ……セラ……私の愛おしい大王様……」
熱に浮かされたようにささやきながら、吾輩の体内を刺激してくるエヴァレイン。
それはどちらかというと、奥をこじ開けるような動きに近くて、吾輩はその苦しさに呻いた。
「う゛ん゛ん゛ん゛っっっ…え、エヴァ……それ以上は……ダメだ……その先は……入ったらダメな、とこ、だ……さすがの、吾輩も、まず、い……」
吾輩が必死にやめろと言っているのに、体内のちんこはその質量を増し、吾輩を苦しめた。
吾輩とエヴァレインがキスをする度に、ちんこの先端も吾輩の体内のその扉に吸い付くようにキスをしているのがわかる。
「くっ……そんなに、煽らないでっ……」
エヴァレインが苦しそうに眉をしかめる。
「ちがっ……やぁ……やめっ……やめっ! あ゛あ゛あ゛っっっ!?」
ぐちょんっと擬音が頭の中で鳴り響き、真っ白な光が弾けたような気がした。吾輩は身体を硬直させた。意識が飛びそうだ。
かつて暗殺者に刺されたときとは違う、経験したことのない苦しみ。だが、苦しいだけでなく、どこか満たされるこの感覚は何なのだ?
「セラ!? セラ!? 大丈夫? 息をして!!」
吾輩をこんなにしている張本人が、心配して名を呼ぶ。だが吾輩はただヒューヒューと呼吸し、体内への衝撃を和らげるしかできなかった。
気がつけば吾輩の腹は、精液とは異なる透明な液体でびしゃびしゃに汚れていた。
吾輩の苦痛を和らげるためだろうか。エヴァレインが濡れた吾輩のちんこを扱いた。その度にぷしゅっぷしゅっと吹き上がる潮。
「やめ……いじる、なぁ……」
やめろ。逆効果だ。今はどんな刺激もいらんのだ。
吾輩は身体を捩った。だがそのせいで襞に引っかかっていた亀頭部分が扉の先にフィットしてしまった。
「ひぃ……」
吾輩はかすかに呻いた。口角から唾液がこぼれた。
「セラ……かわいい……」
必死な吾輩に、うっとりとしたエヴァレインのつぶやきが聞こえた。
よだれに汗、潮や精液にまみれたこの姿を見てなにを言っているのだ。やはりこやつは頭がおかしい。
そう思うのだが、言葉にはならない。
吾輩の呼吸が少し落ち着いたのを待って、エヴァレインのやつが再び抽挿を始めた。
「やっ! やっ! ……抜いっ!!!! ……抜いっ!!!! ……ひっ!!!! ……ひっ!!!!」
一度こじ開けられた扉はすぐには閉まらないのだろうか。エヴァレインが腰を引く度にでたかと思うと、突き上げる度に再び結腸に入り込んだ。
もう自分がなにを口走っているのか、どんな状況なのかわからなかった。
「やっ! やっ! おかしくなるっ!! おかしくなっちゃうから、もうっ無理っ!!!! お願い!!!! イって!!!! イって!!!!」
吾輩はいつの間にか泣いていた。
「……大王様……私はもう、800年以上も前から、貴方に狂っているんです……私と一緒におかしくなりましょう……」
そう呟いたエヴァレインの言葉はもはや吾輩の耳には届いていなかった。
一際強く体内をえぐられ、吾輩は叫ぶようにその剛直を体内で締め上げた。
「イグッ……イグゥゥゥッ……!!!!」
身体が緊張し、頭の中で光が弾け、射精もせずにびくびくと痙攣して絶頂へと達する。
体内の肉棒もそれが引き金となり、吾輩の体内の最奥に熱い液体をぶちまけた。
その熱を体内で感じながら、吾輩は、やっとこの気の狂いそうな程の快楽、責め苦が終わるのだと思った。
波が引き、身体の緊張が解けた時、吾輩のちんこの先端からはしょろしょろと黄色い液体が漏れ出ていた。
エヴァレインをひいひい言わせるのは吾輩の方!
……そう思っていたはずなのに、なぜこんなことになっている!?
「エヴァ……もうっ、もうムリっ……! ムリだからぁっ……!」
四つん這いになりガクガクと内股を震わせ、中イキを繰り返していた。吾輩の後孔には萎えることのないエヴァレインのちんこ刺さっている。
何度も中出しされた液体は、突き上げる度に穴から溢れ、太ももを汚していた。
久しぶりにいちゃいちゃできると浮かれていた吾輩。何たる不覚! そういえばこやつはこういうやつだった!
「セラ……好き……私が悪かったから、どこにも行かないで……ずっと私の腕の中にいて……」
こんな閨中に嫌だなんて言えるはずもない。だが、本当に吾輩の此度の怒りを理解しているのか不安になるような言葉と行動。
やはり話し合うべきだ。
吾輩は、意を決しエヴァレインを制そうと振り返った。
だが、まだ満足していないらしいエヴァレインは、そんな吾輩に気付かない。吾輩の思考を奪うかのように、挿入したまま、あらゆる性感帯を刺激してきた。
吾輩も既に何度か達していて、もはや射精らしい射精もできない。勃ち上がったちんこの先端からわずかばかりの精液をだらだらと垂れ流し、中イキを繰り返すばかり。身体の疼きがとまらなかった。
ちんこや乳首、体内への突き上げの刺激は当然ながら、吾輩の身体に痕を残すためのちりりとした刺激にすら、甘い声が漏れてしまう。
「うう……ダメだ……ちんこでイキたい……」
自らのちんこを扱いて、この解消されない疼きを発散しようとする。そのうち腕が疲れてきて、仰向けの、正常位の体勢をとった。
吾輩の両足は大きく割り開かれ、股の間にはエヴァレインがいる。
やつが身体を倒してきて、吾輩達の身体が密着し、唇が重なった。
「う゛ぅ……ん゛ん゛っ……」
エヴァレインのちんこが吾輩の胎内の、より奥の方まで侵入してきた。下腹部もエヴァレインの身体の重みで圧迫され、存在感が増す。
「セラ……セラ……私の愛おしい大王様……」
熱に浮かされたようにささやきながら、吾輩の体内を刺激してくるエヴァレイン。
それはどちらかというと、奥をこじ開けるような動きに近くて、吾輩はその苦しさに呻いた。
「う゛ん゛ん゛ん゛っっっ…え、エヴァ……それ以上は……ダメだ……その先は……入ったらダメな、とこ、だ……さすがの、吾輩も、まず、い……」
吾輩が必死にやめろと言っているのに、体内のちんこはその質量を増し、吾輩を苦しめた。
吾輩とエヴァレインがキスをする度に、ちんこの先端も吾輩の体内のその扉に吸い付くようにキスをしているのがわかる。
「くっ……そんなに、煽らないでっ……」
エヴァレインが苦しそうに眉をしかめる。
「ちがっ……やぁ……やめっ……やめっ! あ゛あ゛あ゛っっっ!?」
ぐちょんっと擬音が頭の中で鳴り響き、真っ白な光が弾けたような気がした。吾輩は身体を硬直させた。意識が飛びそうだ。
かつて暗殺者に刺されたときとは違う、経験したことのない苦しみ。だが、苦しいだけでなく、どこか満たされるこの感覚は何なのだ?
「セラ!? セラ!? 大丈夫? 息をして!!」
吾輩をこんなにしている張本人が、心配して名を呼ぶ。だが吾輩はただヒューヒューと呼吸し、体内への衝撃を和らげるしかできなかった。
気がつけば吾輩の腹は、精液とは異なる透明な液体でびしゃびしゃに汚れていた。
吾輩の苦痛を和らげるためだろうか。エヴァレインが濡れた吾輩のちんこを扱いた。その度にぷしゅっぷしゅっと吹き上がる潮。
「やめ……いじる、なぁ……」
やめろ。逆効果だ。今はどんな刺激もいらんのだ。
吾輩は身体を捩った。だがそのせいで襞に引っかかっていた亀頭部分が扉の先にフィットしてしまった。
「ひぃ……」
吾輩はかすかに呻いた。口角から唾液がこぼれた。
「セラ……かわいい……」
必死な吾輩に、うっとりとしたエヴァレインのつぶやきが聞こえた。
よだれに汗、潮や精液にまみれたこの姿を見てなにを言っているのだ。やはりこやつは頭がおかしい。
そう思うのだが、言葉にはならない。
吾輩の呼吸が少し落ち着いたのを待って、エヴァレインのやつが再び抽挿を始めた。
「やっ! やっ! ……抜いっ!!!! ……抜いっ!!!! ……ひっ!!!! ……ひっ!!!!」
一度こじ開けられた扉はすぐには閉まらないのだろうか。エヴァレインが腰を引く度にでたかと思うと、突き上げる度に再び結腸に入り込んだ。
もう自分がなにを口走っているのか、どんな状況なのかわからなかった。
「やっ! やっ! おかしくなるっ!! おかしくなっちゃうから、もうっ無理っ!!!! お願い!!!! イって!!!! イって!!!!」
吾輩はいつの間にか泣いていた。
「……大王様……私はもう、800年以上も前から、貴方に狂っているんです……私と一緒におかしくなりましょう……」
そう呟いたエヴァレインの言葉はもはや吾輩の耳には届いていなかった。
一際強く体内をえぐられ、吾輩は叫ぶようにその剛直を体内で締め上げた。
「イグッ……イグゥゥゥッ……!!!!」
身体が緊張し、頭の中で光が弾け、射精もせずにびくびくと痙攣して絶頂へと達する。
体内の肉棒もそれが引き金となり、吾輩の体内の最奥に熱い液体をぶちまけた。
その熱を体内で感じながら、吾輩は、やっとこの気の狂いそうな程の快楽、責め苦が終わるのだと思った。
波が引き、身体の緊張が解けた時、吾輩のちんこの先端からはしょろしょろと黄色い液体が漏れ出ていた。
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