北極星（ポラリス）に手を伸ばす

第一章 王都パライソにて

第一章 登場人物／設定／食材 まとめ

【登場人物】
リュカ＝ヴェルマンド／主人公。黒髪、長い髪を普段は一つに束ねている。元孤児で3歳でヴェルマンド家に引き取られる。12歳のときの事故をきっかけに、魔法師見習いとしてエロアのもとに出される。現在は魔法師団所属、魔塔勤務の22歳。主に固形ポーションを作ったり、調薬が仕事。人見知り

ヴァレル＝ヴェルマンド／騎士団所属、最年少首席合格者。金髪、濃いブルーの瞳。ヴェルマンド家の嫡男。リュカの血の繋がりのない弟。

エロア＝エティエンヌ／魔法師団長。グレイヘア、魔法師の名門エティエンヌ家に四男で生まれるが、上の兄三人が死亡したことにより、エティエンヌ家の当主になる。もともと魔力はそれほど多くなかったが禁忌魔法を使い、リュカの魔力を奪っている。固形ポーションの原型を作り出した実績を持つ。

ギー／魔塔勤務。赤毛のくせっ毛。リュカの同期で同僚。寮の部屋は隣同士でなにかとリュカを気遣ってくれる。リュカの唯一の友人。平民出身（ルコス村）。社交的。

アルシェ／第二騎士団第２部隊隊長、ヴァレルの上官、平民出身（ルコス村）

バージル＝ヴェルマンド／養父、ヴェルマンド家当主、無口

サラ＝ヴェルマンド／養母、ヴァレルを出産後死亡、

チェイス／リュカが手にした絵本の作者、初老、絵本作者は副業、正体不明


【騎士団編成】
第一騎士団／主に王城内警備、近衛　※貴族が多い
第二騎士団／主に魔物討伐、隣国との戦争（遠征多め）←ヴァレルとアルシェが所属　※貴族も平民もいる。魔獣などを相手にするため、一番実践で動く事が多い
第三騎士団／主に町の警備　※平民出身の騎士が多い

【魔法について】
魔力＋術式（魔法陣）で発動。
魔法の術式をイメージもしくは唱えることで発動するが、描いたもの （魔法陣）でも代用可。

追跡阻害魔法（禁忌魔法）→奴隷魔法の追跡阻害（禁忌魔法）

認識阻害魔法→存在しているのはわかるが、相手が誰なのかはわからない。顔や姿形の印象が残らない。

【地名】
パライソ／王都
ルコス村／北の国境付近の村。この国境にある北の森でのみ、ルコルコの実（リュカがオリジナルの固形ポーションに使っている生薬）が取れる。

【魔獣】
火熊ファイヤー・ベア／赤茶色の毛並みを持つ魔獣。凶暴。二足歩行で木にも登るため、運動量が多く筋が多い。主に煮込み料理などに使われる。なお胆のうなどは生薬としても使われる。
緑猪グリーン・ボア／木の下で寝ていることが多く、背中にやどり草の種が落ちて成長、毛が緑に見えることからその名がついた。脂が多い。血抜きを上手にしないと臭みが残るため、スパイスや香草などを使った煮込み料理におすすめ。作中では緑猪のシチューが出てきている。
金毛羊ゴールデン・シープ／黄味がかった毛を持つためその名がついた。魔獣の中でも比較的大人しく飼育も可能。飼育しているものはクセも少なく、肉も柔らかいので、ステーキや腸詰めなど貴族から庶民まで人気。乾燥させたもの（サラミ）は持ち運びしやすく冒険者達にも人気。作中では金毛羊の腸詰めが出てきている。
角牛ホーン・ブル／黒毛でその良質な肉質のため高級。貴族に好まれる。作中ではステーキが出てきている。