6 / 9
6.
しおりを挟む
「ふぅ……ぅん……」
はふはふと必死に呼吸を繰り返す中で漏れる甘い吐息。それに気づいた丸ちゃんは、俺の対に縛られた男の足を、俺に見せつけるように舐め始めた。
挑発するように、視線だけは俺の方を向いて。
俺はむっとして、更に鼻から抜けるような甘い声を出した。
(くそ、この口の器具がなかったらすぐにイかせるのに……)
その気持が伝わったのか、丸ちゃんは俺の開口具と手錠を取り外した。ずっと上げられていたせいで肩に痛みが走ったが、気持ちの面ではすごくホッとした。
「大丈夫? ごめん、勝負終わるまでその紐は取れないみたいで、早く玉ちゃんが中イキしてくれて、二人になりたい……」
心配してくれるものの、ウサギマスクに怒られ、再び口に突っ込まれるちんこ。
「器具の取り外しは万能アイテム・ちんこさん方の自由ですけど、だからといって勝手に休んでいいわけではありませんからね!? 外した分、ちんこさん達はパートナーが早く中イキできるように、しっかり刺激してください!!」
「うぅ……うぅ……うぅ……」
喉の奥まで出し入れされると、再び呼吸がままならなくなり頭の中がぼんやりしてきた。顔の上にある太ももを掴み、呼吸の苦しくない位置へと誘導する。
丸ちゃんが俺の乳首の器具を外し、ぷっくりと腫れ上がった乳輪をなぞった。
「すご……。真っ赤になって、ビンビンに勃ってる」
ローションを塗られ、ブラシで散々嬲られた乳首は、僅かな刺激も過剰に拾ってしまう。
丸ちゃんは俺の薄い胸全体を揉み、乳首の先端をコリコリと刺激した。
「ふぅ……うぅん……うん……あん……きもひ、いい……」
俺はちんこを咥えながら思わずつぶやいていた。それが聞き取れたのだろう。丸ちゃんが俺の乳首を引っ張った。
「玉ちゃん、感じてるの? やば、エロすぎ。 あ、あ、俺もイキそう……飲める?」
俺はこくこくと頷く。ガスガスと喉の奥が刺激され、先程よりも息が苦しい。
「うぅ……うぅ……!!!!」
頭の中が真っ白になり、大きな火花が弾け飛んだ。
飛びそうな意識の中で、喉の奥に熱い液体がかけられたのがわかった。
溺れる。
俺はそのぬめりのある液体を、助かるために必死に飲み干す。体内に吐き出された液体が、鼻の方まで伝わり、ツーンとした痛みとともに、先程よりももっと青臭い香りに包まれる。
はふはふと必死に呼吸を繰り返す中で漏れる甘い吐息。それに気づいた丸ちゃんは、俺の対に縛られた男の足を、俺に見せつけるように舐め始めた。
挑発するように、視線だけは俺の方を向いて。
俺はむっとして、更に鼻から抜けるような甘い声を出した。
(くそ、この口の器具がなかったらすぐにイかせるのに……)
その気持が伝わったのか、丸ちゃんは俺の開口具と手錠を取り外した。ずっと上げられていたせいで肩に痛みが走ったが、気持ちの面ではすごくホッとした。
「大丈夫? ごめん、勝負終わるまでその紐は取れないみたいで、早く玉ちゃんが中イキしてくれて、二人になりたい……」
心配してくれるものの、ウサギマスクに怒られ、再び口に突っ込まれるちんこ。
「器具の取り外しは万能アイテム・ちんこさん方の自由ですけど、だからといって勝手に休んでいいわけではありませんからね!? 外した分、ちんこさん達はパートナーが早く中イキできるように、しっかり刺激してください!!」
「うぅ……うぅ……うぅ……」
喉の奥まで出し入れされると、再び呼吸がままならなくなり頭の中がぼんやりしてきた。顔の上にある太ももを掴み、呼吸の苦しくない位置へと誘導する。
丸ちゃんが俺の乳首の器具を外し、ぷっくりと腫れ上がった乳輪をなぞった。
「すご……。真っ赤になって、ビンビンに勃ってる」
ローションを塗られ、ブラシで散々嬲られた乳首は、僅かな刺激も過剰に拾ってしまう。
丸ちゃんは俺の薄い胸全体を揉み、乳首の先端をコリコリと刺激した。
「ふぅ……うぅん……うん……あん……きもひ、いい……」
俺はちんこを咥えながら思わずつぶやいていた。それが聞き取れたのだろう。丸ちゃんが俺の乳首を引っ張った。
「玉ちゃん、感じてるの? やば、エロすぎ。 あ、あ、俺もイキそう……飲める?」
俺はこくこくと頷く。ガスガスと喉の奥が刺激され、先程よりも息が苦しい。
「うぅ……うぅ……!!!!」
頭の中が真っ白になり、大きな火花が弾け飛んだ。
飛びそうな意識の中で、喉の奥に熱い液体がかけられたのがわかった。
溺れる。
俺はそのぬめりのある液体を、助かるために必死に飲み干す。体内に吐き出された液体が、鼻の方まで伝わり、ツーンとした痛みとともに、先程よりももっと青臭い香りに包まれる。
46
お気に入りに追加
39
あなたにおすすめの小説
【連載再開】絶対支配×快楽耐性ゼロすぎる受けの短編集
あかさたな!
BL
※全話おとな向けな内容です。
こちらの短編集は
絶対支配な攻めが、
快楽耐性ゼロな受けと楽しい一晩を過ごす
1話完結のハッピーエンドなお話の詰め合わせです。
不定期更新ですが、
1話ごと読切なので、サクッと楽しめるように作っていくつもりです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
書きかけの長編が止まってますが、
短編集から久々に、肩慣らししていく予定です。
よろしくお願いします!
【完結】別れ……ますよね?
325号室の住人
BL
☆全3話、完結済
僕の恋人は、テレビドラマに数多く出演する俳優を生業としている。
ある朝、テレビから流れてきたニュースに、僕は恋人との別れを決意した。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる