93 / 155
夢を追うもの笑うもの20
しおりを挟む
やるべき事も全て消化してアニメ鑑賞という日課もサボらずに終えて、就寝前の風呂から出た俺は新しい家族の元へと移動する事にした。
まずは部屋に戻ってから、慣れた手つきでアイテムボックスからアバターを取り出してアバター操作を開始する。
「そういえばベルに名前の由来聞いて無かったな……明日にでも聞いてみようかな」
怠惰ダンジョン関連では初めてベルが名付けたルゼという意思を持ったダンジョンコア。
今回はベルのスキルの実験的な使用ではあったが、無事に意思を持たせる事が出来たので喜ばしい限りだ。
「ベルの妹……で良いよな」
ベルのスキルによって生み出だされた存在なので実際の所は子供というニュアンスの方が近いが、子供の枠は英美里や美帆といった者達を指す言葉になっているので、ルゼに関しては今後もベルの妹として扱う方針だ。
「ベルによって生み出された存在か……」
ベルに対する不安や不信感は無い、俺達はベルに全幅の信頼を置いているから。
けれど外部の者からすればベルは危険因子であるのは間違いない事も分かっている、人類共通の敵であるダンジョンのコアであり他のダンジョンコアに意思を持たせる事が可能な存在がベルだからだ。
ベルの事を知らない者からすればベルの能力は脅威でしかない、只でさえ人類はダンジョンという新たな未知の存在について知識が足りず、攻略すらままならないのだからベルの能力が露呈してしまえばベルは世界中から敵認定される可能性が高い。
「まぁでもバレなきゃ良いだけか!」
楽観的に考えるべきでは無いのは分かっているが、警戒しすぎて何も出来ないのでは話にならない。
ちーちゃん最強計画も始まったばかりで人手が予想以上に足りないので、俺やベルが計画の進行を遅らせない為にも出来る事はやるべきだと思う。
それがリスクのある事だとしてもだ。
「ルゼもベルみたいに肉体を得られるんだろうか……」
アバターで地下広場へ向かうと英美里がスライムレベリングを行っていた、相変わらず我が子ながら真面目で良い娘だなと感心しつつも邪魔しては悪いと軽く手を振るだけに留めて、新しく作られたダンジョン間転移門が設置されている部屋へと入る。
「英美里っていつ寝てるんだろう……流石に働きすぎだよな。近いうちに英美里も外出が出来るようにして、休日をあげたいよな……」
社畜よりも働いている英美里の心配をしつつ、ベルの趣味が全面に押し出された襖の前まで来た。
「なぜ虎の絵にしたんだろうか……」
門ではなく襖という事はもう気にしないとして、新たな疑問を発掘しながらも転移門へと触れた。
「行き先が<暴食ダンジョン>になってる……まぁとりあえず転移するか」
新しい家族の住むダンジョンの名称が<暴食ダンジョン>になっている事に初めて気付き多少驚きはしたが、行き先を決定して転移門を起動した。
気付けば暴食ダンジョンのコアルームに併設された部屋へと到着しており、改めて転移門の凄さに恐怖する。
「こんなもんが世界中に設置された日には、人類は滅びるな……戦争で」
便利なものはそれだけで争いや諍いの種となる。
「ルゼは何してんのかな……」
ルゼの居るコアルームへ入ると、ベルが楽しそうにルゼに話しかけていた。
「それでね!マスターは本当に……あつ!マスター!マスターもルゼに会いに来たんですね!」
ベルが俺に気付いて駆け寄ってくる。
幸せそうなベルの顔を見ると俺も幸せになってくるのだから不思議だ。
「いらっしゃいませ、マスター様」
「おぅ!邪魔するぞ!」
心なしか生まれたばかりの時よりもルゼの意志がはっきりとしている気がした。
「マスターもルゼとお話してあげてください!会話をしていけばもっともっとコアとして成長する事が出来るので!」
「へぇ!それは良いな。ルゼ、調子はどうだ?明後日からここに知らない人が沢山来る事になってるけど、大丈夫そうか?不安とか心配な事があれば相談に乗るからな、ベルが」
ベルの言葉を信じるのであれば会話をすればルゼが成長するらしいのでここぞとばかりに話しかける。
「調子は分かりません。ベル姉様がこの部屋に入らないようにしてくれるとの事なので大丈夫です、不安もありません。ベル姉様に言われて、いつでも相談出来るように念話を取得しました」
「そうか!ちなみに暴食ダンジョンってのはベルが付けた名称なのか?」
「……はい、ベル姉様に言われたので」
ベルは俺達の会話を邪魔しないように少しだけ、黙っておく事にしたようだ。
「ルゼの名前の由来とか、意味はベルから聞いたか?」
「はい。由来はベルゼブブという暴食を司る悪魔から、意味は二文字で可愛いくて、ベル姉様の名前文字を一字つけたかったかららしいです」
まぁ俺が言うのもなんだが、意味に関してはあまり考えて無かったみたいだ。
「今後DPに余裕が出来たら何をしたい?」
ありきたりな質問ではあるが、この質問に明確な答えを出せるのならばルゼ自身の意志が確実に存在しているという証明にもなるだろう。
「まずはベル姉様の様に我が子を生成したいです。それからはDPの安定的な供給が可能なシステムの構築をしてから考えようと思っています」
意外としっかりとしたDPの運用方法を持っている様で安心した。
まぁベルに入れ知恵されているのは間違い無いが、ルゼにとってはベルのアドバイスは非常に有難いものなのだろう。
「子供を生成したら名前は与えるのか?」
「第一子に関しては名付けするつもりです。ですが第二子以降に関しては階層を増やさねばならないのでどうするかは未定です」
ベルは元々感情表現が豊かではあったが肉体を得てから更に豊かに、そして何処となく幼くなっていった。
ルゼも今後肉体を得る事が出来たら感情表現が豊かになるのだろうか。
「名前は自分で考えてつけるのか?」
「はい。ベル姉様に名付けの重要性と責任について聞いてから、そうしたいと思うようになりました」
「そっか!ベルはちゃんとお姉ちゃんしてるんだな……これからもベルと仲良くしてくれよな!じゃあ俺はそろそろ帰って寝るから!おやすみ。ベル、ルゼ!」
「おやすみなさいマスター様」
「マスター!おやすみ!」
「また明日な!」
部屋に戻って布団に入り、目を閉じる。
ルゼと話して思っていた事を考えてしまう。
「ベルの方が妹っぽいよな……」
見た目は妖艶で大人の色気たっぷりなベルだが、口を開くと途端に幼くなるので、どうしてもルゼよりも妹感が出てしまっていた。
まずは部屋に戻ってから、慣れた手つきでアイテムボックスからアバターを取り出してアバター操作を開始する。
「そういえばベルに名前の由来聞いて無かったな……明日にでも聞いてみようかな」
怠惰ダンジョン関連では初めてベルが名付けたルゼという意思を持ったダンジョンコア。
今回はベルのスキルの実験的な使用ではあったが、無事に意思を持たせる事が出来たので喜ばしい限りだ。
「ベルの妹……で良いよな」
ベルのスキルによって生み出だされた存在なので実際の所は子供というニュアンスの方が近いが、子供の枠は英美里や美帆といった者達を指す言葉になっているので、ルゼに関しては今後もベルの妹として扱う方針だ。
「ベルによって生み出された存在か……」
ベルに対する不安や不信感は無い、俺達はベルに全幅の信頼を置いているから。
けれど外部の者からすればベルは危険因子であるのは間違いない事も分かっている、人類共通の敵であるダンジョンのコアであり他のダンジョンコアに意思を持たせる事が可能な存在がベルだからだ。
ベルの事を知らない者からすればベルの能力は脅威でしかない、只でさえ人類はダンジョンという新たな未知の存在について知識が足りず、攻略すらままならないのだからベルの能力が露呈してしまえばベルは世界中から敵認定される可能性が高い。
「まぁでもバレなきゃ良いだけか!」
楽観的に考えるべきでは無いのは分かっているが、警戒しすぎて何も出来ないのでは話にならない。
ちーちゃん最強計画も始まったばかりで人手が予想以上に足りないので、俺やベルが計画の進行を遅らせない為にも出来る事はやるべきだと思う。
それがリスクのある事だとしてもだ。
「ルゼもベルみたいに肉体を得られるんだろうか……」
アバターで地下広場へ向かうと英美里がスライムレベリングを行っていた、相変わらず我が子ながら真面目で良い娘だなと感心しつつも邪魔しては悪いと軽く手を振るだけに留めて、新しく作られたダンジョン間転移門が設置されている部屋へと入る。
「英美里っていつ寝てるんだろう……流石に働きすぎだよな。近いうちに英美里も外出が出来るようにして、休日をあげたいよな……」
社畜よりも働いている英美里の心配をしつつ、ベルの趣味が全面に押し出された襖の前まで来た。
「なぜ虎の絵にしたんだろうか……」
門ではなく襖という事はもう気にしないとして、新たな疑問を発掘しながらも転移門へと触れた。
「行き先が<暴食ダンジョン>になってる……まぁとりあえず転移するか」
新しい家族の住むダンジョンの名称が<暴食ダンジョン>になっている事に初めて気付き多少驚きはしたが、行き先を決定して転移門を起動した。
気付けば暴食ダンジョンのコアルームに併設された部屋へと到着しており、改めて転移門の凄さに恐怖する。
「こんなもんが世界中に設置された日には、人類は滅びるな……戦争で」
便利なものはそれだけで争いや諍いの種となる。
「ルゼは何してんのかな……」
ルゼの居るコアルームへ入ると、ベルが楽しそうにルゼに話しかけていた。
「それでね!マスターは本当に……あつ!マスター!マスターもルゼに会いに来たんですね!」
ベルが俺に気付いて駆け寄ってくる。
幸せそうなベルの顔を見ると俺も幸せになってくるのだから不思議だ。
「いらっしゃいませ、マスター様」
「おぅ!邪魔するぞ!」
心なしか生まれたばかりの時よりもルゼの意志がはっきりとしている気がした。
「マスターもルゼとお話してあげてください!会話をしていけばもっともっとコアとして成長する事が出来るので!」
「へぇ!それは良いな。ルゼ、調子はどうだ?明後日からここに知らない人が沢山来る事になってるけど、大丈夫そうか?不安とか心配な事があれば相談に乗るからな、ベルが」
ベルの言葉を信じるのであれば会話をすればルゼが成長するらしいのでここぞとばかりに話しかける。
「調子は分かりません。ベル姉様がこの部屋に入らないようにしてくれるとの事なので大丈夫です、不安もありません。ベル姉様に言われて、いつでも相談出来るように念話を取得しました」
「そうか!ちなみに暴食ダンジョンってのはベルが付けた名称なのか?」
「……はい、ベル姉様に言われたので」
ベルは俺達の会話を邪魔しないように少しだけ、黙っておく事にしたようだ。
「ルゼの名前の由来とか、意味はベルから聞いたか?」
「はい。由来はベルゼブブという暴食を司る悪魔から、意味は二文字で可愛いくて、ベル姉様の名前文字を一字つけたかったかららしいです」
まぁ俺が言うのもなんだが、意味に関してはあまり考えて無かったみたいだ。
「今後DPに余裕が出来たら何をしたい?」
ありきたりな質問ではあるが、この質問に明確な答えを出せるのならばルゼ自身の意志が確実に存在しているという証明にもなるだろう。
「まずはベル姉様の様に我が子を生成したいです。それからはDPの安定的な供給が可能なシステムの構築をしてから考えようと思っています」
意外としっかりとしたDPの運用方法を持っている様で安心した。
まぁベルに入れ知恵されているのは間違い無いが、ルゼにとってはベルのアドバイスは非常に有難いものなのだろう。
「子供を生成したら名前は与えるのか?」
「第一子に関しては名付けするつもりです。ですが第二子以降に関しては階層を増やさねばならないのでどうするかは未定です」
ベルは元々感情表現が豊かではあったが肉体を得てから更に豊かに、そして何処となく幼くなっていった。
ルゼも今後肉体を得る事が出来たら感情表現が豊かになるのだろうか。
「名前は自分で考えてつけるのか?」
「はい。ベル姉様に名付けの重要性と責任について聞いてから、そうしたいと思うようになりました」
「そっか!ベルはちゃんとお姉ちゃんしてるんだな……これからもベルと仲良くしてくれよな!じゃあ俺はそろそろ帰って寝るから!おやすみ。ベル、ルゼ!」
「おやすみなさいマスター様」
「マスター!おやすみ!」
「また明日な!」
部屋に戻って布団に入り、目を閉じる。
ルゼと話して思っていた事を考えてしまう。
「ベルの方が妹っぽいよな……」
見た目は妖艶で大人の色気たっぷりなベルだが、口を開くと途端に幼くなるので、どうしてもルゼよりも妹感が出てしまっていた。
0
お気に入りに追加
271
あなたにおすすめの小説
性奴隷を飼ったのに
お小遣い月3万
ファンタジー
10年前に俺は日本から異世界に転移して来た。
異世界に転移して来たばかりの頃、辿り着いた冒険者ギルドで勇者認定されて、魔王を討伐したら家族の元に帰れるのかな、っと思って必死になって魔王を討伐したけど、日本には帰れなかった。
異世界に来てから10年の月日が流れてしまった。俺は魔王討伐の報酬として特別公爵になっていた。ちなみに領地も貰っている。
自分の領地では奴隷は禁止していた。
奴隷を売買している商人がいるというタレコミがあって、俺は出向いた。
そして1人の奴隷少女と出会った。
彼女は、お風呂にも入れられていなくて、道路に落ちている軍手のように汚かった。
彼女は幼いエルフだった。
それに魔力が使えないように処理されていた。
そんな彼女を故郷に帰すためにエルフの村へ連れて行った。
でもエルフの村は魔力が使えない少女を引き取ってくれなかった。それどころか魔力が無いエルフは処分する掟になっているらしい。
俺の所有物であるなら彼女は処分しない、と村長が言うから俺はエルフの女の子を飼うことになった。
孤児になった魔力も無いエルフの女の子。年齢は14歳。
エルフの女の子を見捨てるなんて出来なかった。だから、この世界で彼女が生きていけるように育成することに決めた。
※エルフの少女以外にもヒロインは登場する予定でございます。
※帰る場所を無くした女の子が、美しくて強い女性に成長する物語です。
異世界で穴掘ってます!
KeyBow
ファンタジー
修学旅行中のバスにいた筈が、異世界召喚にバスの全員が突如されてしまう。主人公の聡太が得たスキルは穴掘り。外れスキルとされ、屑の外れ者として抹殺されそうになるもしぶとく生き残り、救ってくれた少女と成り上がって行く。不遇といわれるギフトを駆使して日の目を見ようとする物語
ギルドから追放された実は究極の治癒魔法使い。それに気付いたギルドが崩壊仕掛かってるが、もう知らん。僕は美少女エルフと旅することにしたから。
yonechanish
ファンタジー
僕は治癒魔法使い。
子供の頃、僕は奴隷として売られていた。
そんな僕をギルドマスターが拾ってくれた。
だから、僕は自分に誓ったんだ。
ギルドのメンバーのために、生きるんだって。
でも、僕は皆の役に立てなかったみたい。
「クビ」
その言葉で、僕はギルドから追放された。
一人。
その日からギルドの崩壊が始まった。
僕の治癒魔法は地味だから、皆、僕がどれだけ役に立ったか知らなかったみたい。
だけど、もう遅いよ。
僕は僕なりの旅を始めたから。
俺だけレベルアップできる件~ゴミスキル【上昇】のせいで実家を追放されたが、レベルアップできる俺は世界最強に。今更土下座したところでもう遅い〜
平山和人
ファンタジー
賢者の一族に産まれたカイトは幼いころから神童と呼ばれ、周囲の期待を一心に集めていたが、15歳の成人の儀で【上昇】というスキルを授けられた。
『物質を少しだけ浮かせる』だけのゴミスキルだと、家族からも見放され、カイトは家を追放されることになった。
途方にくれるカイトは偶然、【上昇】の真の力に気づく。それは産まれた時から決まり、不変であるレベルを上げることができるスキルであったのだ。
この世界で唯一、レベルアップできるようになったカイトは、モンスターを倒し、ステータスを上げていく。
その結果、カイトは世界中に名を轟かす世界最強の冒険者となった。
一方、カイトの家族は彼の活躍を耳にしてカイトを追放したことを後悔するのであった。
エラーから始まる異世界生活
KeyBow
ファンタジー
45歳リーマンの志郎は本来異世界転移されないはずだったが、何が原因か高校生の異世界勇者召喚に巻き込まれる。
本来の人数より1名増の影響か転移処理でエラーが発生する。
高校生は正常?に転移されたようだが、志郎はエラー召喚されてしまった。
冤罪で多くの魔物うようよするような所に放逐がされ、死にそうになりながら一人の少女と出会う。
その後冒険者として生きて行かざるを得ず奴隷を買い成り上がっていく物語。
某刑事のように”あの女(王女)絶対いずれしょんべんぶっ掛けてやる”事を当面の目標の一つとして。
実は所有するギフトはかなりレアなぶっ飛びな内容で、召喚された中では最強だったはずである。
勇者として活躍するのかしないのか?
能力を鍛え、復讐と色々エラーがあり屈折してしまった心を、召還時のエラーで壊れた記憶を抱えてもがきながら奴隷の少女達に救われるて変わっていく第二の人生を歩む志郎の物語が始まる。
多分チーレムになったり残酷表現があります。苦手な方はお気をつけ下さい。
初めての作品にお付き合い下さい。
王宮で汚職を告発したら逆に指名手配されて殺されかけたけど、たまたま出会ったメイドロボに転生者の技術力を借りて反撃します
有賀冬馬
ファンタジー
王国貴族ヘンリー・レンは大臣と宰相の汚職を告発したが、逆に濡れ衣を着せられてしまい、追われる身になってしまう。
妻は宰相側に寝返り、ヘンリーは女性不信になってしまう。
さらに差し向けられた追手によって左腕切断、毒、呪い状態という満身創痍で、命からがら雪山に逃げ込む。
そこで力尽き、倒れたヘンリーを助けたのは、奇妙なメイド型アンドロイドだった。
そのアンドロイドは、かつて大賢者と呼ばれた転生者の技術で作られたメイドロボだったのだ。
現代知識チートと魔法の融合技術で作られた義手を与えられたヘンリーが、独立勢力となって王国の悪を蹴散らしていく!
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる