4 / 15
カルテ1 発熱
1-4 処置
しおりを挟む
「お浣腸するから、壁の方向いて、膝を抱えてね」
ブリーフ姿を見られるだけで恥ずかしいのに、その上浣腸なんてされると思うと逃げ出したくなった。でもそんなことできるはずもなく、言われるままの姿勢をとった。
その時、「めぐみちゃん、どうぞ」という看護婦の声がして、次の子が入ってくる音が背中越しに聞こえた。
恥ずかしさでいっぱいのわたしにはお構いなく、ブリーフが膝のあたりまで下げられた。診察に来た親子には、お尻を出して小さく体を曲げ、浣腸を待つ僕の姿が丸見えだっただろう。
「力抜いてね」という看護婦の声と同時に、浣腸の先がゆっくりと入れられた。痛くはなかったが、屈辱感でいっぱいだった。
浣腸が終わると、看護婦はブリーフを腰まで戻した。
「うんちしたくなったら、すぐにトイレに行っていいからね」
したくなったら、と看護婦に言われたが、便意はすぐに襲ってきた。
「出そうです」と伝えると、看護婦は「早いわね、本当はもうちょっと我慢して欲しいんだけど」と言いながら、僕の体を起こし、トイレに行くように促した。
ブリーフ姿を見られるだけで恥ずかしいのに、その上浣腸なんてされると思うと逃げ出したくなった。でもそんなことできるはずもなく、言われるままの姿勢をとった。
その時、「めぐみちゃん、どうぞ」という看護婦の声がして、次の子が入ってくる音が背中越しに聞こえた。
恥ずかしさでいっぱいのわたしにはお構いなく、ブリーフが膝のあたりまで下げられた。診察に来た親子には、お尻を出して小さく体を曲げ、浣腸を待つ僕の姿が丸見えだっただろう。
「力抜いてね」という看護婦の声と同時に、浣腸の先がゆっくりと入れられた。痛くはなかったが、屈辱感でいっぱいだった。
浣腸が終わると、看護婦はブリーフを腰まで戻した。
「うんちしたくなったら、すぐにトイレに行っていいからね」
したくなったら、と看護婦に言われたが、便意はすぐに襲ってきた。
「出そうです」と伝えると、看護婦は「早いわね、本当はもうちょっと我慢して欲しいんだけど」と言いながら、僕の体を起こし、トイレに行くように促した。
0
お気に入りに追加
20
あなたにおすすめの小説
ずっと女の子になりたかった 男の娘の私
ムーワ
BL
幼少期からどことなく男の服装をして学校に通っているのに違和感を感じていた主人公のヒデキ。
ヒデキは同級生の女の子が履いているスカートが自分でも履きたくて仕方がなかったが、母親はいつもズボンばかりでスカートは買ってくれなかった。
そんなヒデキの幼少期から大人になるまでの成長を描いたLGBT(ジェンダーレス作品)です。
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
双葉病院小児病棟
moa
キャラ文芸
ここは双葉病院小児病棟。
病気と闘う子供たち、その病気を治すお医者さんたちの物語。
この双葉病院小児病棟には重い病気から身近な病気、たくさんの幅広い病気の子供たちが入院してきます。
すぐに治って退院していく子もいればそうでない子もいる。
メンタル面のケアも大事になってくる。
当病院は親の付き添いありでの入院は禁止とされています。
親がいると子供たちは甘えてしまうため、あえて離して治療するという方針。
【集中して治療をして早く治す】
それがこの病院のモットーです。
※この物語はフィクションです。
実際の病院、治療とは異なることもあると思いますが暖かい目で見ていただけると幸いです。
男子中学生から女子校生になった僕
葵
大衆娯楽
僕はある日突然、母と姉に強制的に女の子として育てられる事になった。
普通に男の子として過ごしていた主人公がJKで過ごした高校3年間のお話し。
強制女装、女性と性行為、男性と性行為、羞恥、屈辱などが好きな方は是非読んでみてください!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる