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第二章 アップデート
第十一話 知らない女性
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「ねえちょっと。こっち来なさいよ」
その女性の声に、なぜか逆らえない気がした僕は、言われるまま女性の方へ向かった。
「あなたどうして裸なの? パンツくらい出してもらえばいいじゃない。……なんか奴隷っぽくていいけど」
「えっ?」
奴隷? 僕はよく聞き取れなかったが、女性がなんだか楽しそうにしているのは分かった。
「前隠しててもしょうがないでしょう? まっすぐ立ちなさいよ」
命令口調で話す女性に、僕は一瞬たじろいだ。
「えっ、無理ですよ。今あったばかりの女性の前で」
自分でも、訳のわからない返答だと感じたが、初対面の女性の前に裸で立つなどというシチュエーションは、普通ではありえないのだから仕方ない。
「そうかあ。じゃあ自己紹介しましょうか。私はケイ。あなたと同室の20代の女性。……さあ、これで知らない女性ではないでしょう。それにあなた、私とやりたいんでしょう。ほら、隠してても分かるわよ」
そうなのだ。僕のあそこは、もう、隠す意味もないほど反り立っていたのだ。
「いや……これは……ただ恥ずかしいだけで……」
どぎまぎしている僕の前にケイは近づいてきた。
「ハァーン」
僕は自分でも発したことのないような喘ぎ声をあげた。ケイが僕の乳首に触れたからだ。
ケイの指は僕の肩から背中を、優しく、そしてゆっくりと這うように移動した。
「あなた、全身が性感帯のようね」
そういうと、左耳の後ろに息を吹きかけ、耳たぶを甘噛みした後、舌を使って、耳から唇、鼻を愛撫してきた。
全身の力が抜けた僕は、ケイに軽く押されただけで、ベッドに倒れてしまった。
その女性の声に、なぜか逆らえない気がした僕は、言われるまま女性の方へ向かった。
「あなたどうして裸なの? パンツくらい出してもらえばいいじゃない。……なんか奴隷っぽくていいけど」
「えっ?」
奴隷? 僕はよく聞き取れなかったが、女性がなんだか楽しそうにしているのは分かった。
「前隠しててもしょうがないでしょう? まっすぐ立ちなさいよ」
命令口調で話す女性に、僕は一瞬たじろいだ。
「えっ、無理ですよ。今あったばかりの女性の前で」
自分でも、訳のわからない返答だと感じたが、初対面の女性の前に裸で立つなどというシチュエーションは、普通ではありえないのだから仕方ない。
「そうかあ。じゃあ自己紹介しましょうか。私はケイ。あなたと同室の20代の女性。……さあ、これで知らない女性ではないでしょう。それにあなた、私とやりたいんでしょう。ほら、隠してても分かるわよ」
そうなのだ。僕のあそこは、もう、隠す意味もないほど反り立っていたのだ。
「いや……これは……ただ恥ずかしいだけで……」
どぎまぎしている僕の前にケイは近づいてきた。
「ハァーン」
僕は自分でも発したことのないような喘ぎ声をあげた。ケイが僕の乳首に触れたからだ。
ケイの指は僕の肩から背中を、優しく、そしてゆっくりと這うように移動した。
「あなた、全身が性感帯のようね」
そういうと、左耳の後ろに息を吹きかけ、耳たぶを甘噛みした後、舌を使って、耳から唇、鼻を愛撫してきた。
全身の力が抜けた僕は、ケイに軽く押されただけで、ベッドに倒れてしまった。
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