1日休んだだけなのに

第４章 いじめを見つけただけなのに

4-6 アナルの快感

「やっぱりお浣腸してからね。」

「えっ、話が…。」
　と言いかけた時には、指がアナルに挿入されていた。

「アナルを少し広げた方が安全なのよ。そのためにやっぱりお浣腸しましょ？」

　やはりこの人は、浣腸するのが好きなのだ。

　結局何分か我慢させられたあげく、しゃがんでうんこをさせられることになった。

　 しかもグリセリンの時は、水を排出するようだったのが、今回出たのは実際の便に近い固形物で、屈辱感を一層感じた。

「これで綺麗になったわね。さあ、四つ這いになりなさい。」

　その後、指を入れてアナルを拡張した後、バイブを挿入してきた。

　僕の口から思わず喘ぎ声が出た。

「いい声ね。肛門には、たくさん性感帯があるのよ。」

　指の出し入れだけでは得られない快感に包まれた僕は、それだけでイッテしまいそうだった。

「それでオナニーしてごらんなさい。これまでの数倍気持ちいいはずよ。」

　僕は仰向けに体勢を変え、オナニーを始めた。見られていることなどおかまいなしに喘ぎ、恍惚とした顔をさらけ出して、2回目の射精をした。

「良いご褒美だったでしょ？沙知代先生に感謝しなさい。」

「バイブ入れて射精すると最高だったでしょう。」

「…」

　黙っている中川を見て、加奈子先生が笑いながら言った。

「バイブもいいけど、新井さんに見られてた方が、数倍興奮するんだよね、中川君は。」

「なるほど、中川らしい。」

「ホホホホ…」

　僕は顔を赤くしながら立ち上がり、お礼を言ってから保健室を出た。

　アナルの快感まで知ってしまった僕は、ますます性欲が止められなくなってしまった。