大アジア戦争

ツカサメイ

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8話 防衛空軍設立

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              8話 防衛空軍設立

1941年12月20日、日本防衛会議。
議題は、防衛空軍設立。
東条の熱弁が続いた
「陸軍も海軍も航空隊は攻撃を本分と聞くが正しいであろうか?」
「むろん攻撃で有る!」「敵艦攻撃こそ海軍!」
「攻撃を本分とする陸海航空隊に都市防空や船舶防衛を任務として
要望するのは断腸の想いで有る・・・簡易な急造戦闘機を持って
防空航空隊を作るのが攻撃戦力の低下を防ぐと想うが、いかがか?」

「…陸軍としては … 良かろうと思う」
「…海軍は陸から遠い作戦海域であるから特段の意見は無い・・・」
「では防衛空軍として実現に力を尽くす・・・」
「それは良いのだが、操縦員を集められては陸軍として困る」
「海軍も操縦員を集められるのは容認できん」
腕を組んで目をつむる東条「… … … 」
「うーむ・・・それでは防衛空軍の操縦員として女子を採用しよう」
「東条さん、女子では無理だぞ」
「その通り、操縦員は厳しい任務で男でも辛い」
「だが・・・陸軍は女子の操縦員で輸送機を飛ばしてるでは無いか」
「輸送機を飛ばせるなら簡易な戦闘機なら飛ばせると思うが・・・」
「簡易な戦闘機は消耗も多いと思われる・・・多数の操縦員が必要だ、
なら女子を集め、一撃必中で立ち向かう戦法を取らざるを得ない・・」
「女子が使えないなら、青年を集める事に成るが・・・」
「それは困るんだ、判った東条さん・・・女子を集めてくれ・・・」

防衛空軍設立。
女子が操縦員、戦闘機は無い、基地も無い・・・
12月22日。
10センチの雪が積もる長野盆地の一角に木製の長屋が作られた。
これこそ栄光に輝く、防衛空軍本部の黎明。 





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