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第一章 グローリア大陸編
第18話 ファーマ2
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「ファーマ! 何であんなことをしたんだ!」
宿屋に入り、ひとまず置くの部屋に向かう。そして、テーブルに着くなり、俺の無銘を盗んだ坊主を、亭主が怒鳴り付けた。
「……」
どうやら少年は、だんまりを決め込む気らしい……。
その様子を見て、再び亭主は頭を下げ「申し訳ありません」と俺に謝罪をした……。
「謝罪の言葉はもういいです……。でも、ここで泊まるのにまた物が盗まれたりしても困るんだよ」
「お、お金は取りませんから……どうかこの子を許してやってもらいませんか……」
お金って……! 俺はじいちゃんの形見を取られかけたんだぞ? 世界に一本しかないこの無銘を……。お金がどうこうじゃないんだよな……。そもそも俺は金を出してないし。
「そう言う話じゃなくて、同じ過ちが起きないようにね!」
「カナデ君……落ち着いて」
俺がカッとなり亭主の胸ぐらを掴み説教をしていたら、トゥナが割り込むように入ってきた。
「カナデ君が怒る気持ちもわかるけど……亭主さんを怒鳴り付けても仕方ないわよ?」
悲しそうな顔を近づけて、俺を見つめるトゥナの一言に少々ばつが悪くなった。
「まぁな、ごめん……。少し熱くなったみたいだ……」
「うん……」
そう言葉にすると、トゥナは今度は少年と目線の高さを合わせ「どうしてあんなことしちゃったの?」っと優しい声で語りかけるように言った。
「……」
それでも黙っている少年を見てトゥナは困ったように立ち上がる。──何も話さない……か。
「…さい…」
ん? 今坊主が何か言ったか?
トゥナにも聞こえたのか「話してくれるの?」っと少年の方に再び向くと……。
「うるさいんだよ! お前ら! 何にも……何も知らないくせに!」と、少年は手を振り上げ、トゥナのスカートをまくり上げた。──白っ!
不覚にも少年を掴んでた手の力が抜け、その隙に走って逃げられてしまった……。
次の瞬間、トゥナと目が合い、すごい勢いで俺を睨み付けてきたのだ……。──これは……詰んだかもしれない。
「お、俺は何も見てないよ?」
苦し紛れだ……それは分かっていたが、言わないわけにはいかなかった……。
しかし次の瞬間。
──パシンッ!
トゥナの右の手は無慈悲にも俺の頬に紅い紅葉を作ったのだ……。──目で追えなかった……きっと俺の抜刀術より早い……。
「なんか……本当に申し訳ありません……」
何度目かの謝罪の言葉、でもその申し訳ありませんは別の意味になってないか……?
「何も知らないくせに……か……坊主があんな事をすることに、本当に身に覚えはないのか?」
痛みに耐えながら、精一杯何もなかったかのように会話を進める俺が、亭主に質問をすると彼は視線をそらし…「実はあの子は私の本当の子じゃないんです」と告白した。
少年の本当の母親は、物心つく頃に失くなっているらしく、本当の父は冒険者で、最近亭主とファーマの父の二人で、近くの山に行っていた時に魔物に襲われた。
その最中に、冒険者である坊主の本当の父が一人残って、亭主の命を身を挺して助けてくれたらしい……。
「だから……もしかしたら復讐などを考えて、お客様の武器を盗んだのかもしれません……こんな小さな村だと冒険者もほとんどいなく、ギルドからも討伐依頼は受けられないと言われまして。あの子もそれを何処からか耳にして……」
復讐……か……。まぁ、ファンタジー系の話じゃよくあるパターンの話だな。
でもだからと言って、人の物を取って良いことにはならない。
しかし今回は毒気も抜かれたし、良いものが見れたことに免じてもう一回注意するだけで許してやろうかな?
そんな事を考えうつ向いていた顔をあげると、視界の隅でトゥナが肩を揺するように泣いている顔が見えた……。涙もろいのね? 嫌な予感しかしないな……。
「亭主さん! その魔物の討伐、ギルドに依頼してください! 私達が受けますから!」
「本当にいいのですか? ご迷惑をかけたばっかりなのに……」
おいおい…話が良くない方向に進んでないか?ワザワザ危険を犯してまでソレをする義理は無いだろう……。
「トゥナちょっと待て! 俺はまだ行くとは言ってないぞ?」
「だってあの子が可哀想だから……それにそんな危険な魔物だったら、ほかにも誰かが襲われるかもしれないじゃない……」
う~ん、情に流されているのか、それとも正義感が強すぎるのかは分からないが、冷静な判断が出来ていないな……。
過去の酒場での件もそうだが、彼女のこう言うところは非常にあぶなっかしい。まぁそれを諫めるのも、仲間の仕事だな……。
「俺はトゥナのパーティーメンバーだよな? それなのに相談も無しに勝手に決めるわけだ?」
俺はあえて冷たい言葉を掛けた……それを聞きハッとした顔をするトゥナ。自分が軽率な発言をしたことに気づいた様だ。
「そうね……ゴメンナサイ。カナデ君は、やっぱり反対だよね……? 戦うのは嫌なんでしょ?」
まぁ、正直言えば嫌だけど、こう真っ直ぐな彼女の粋な所は嫌いじゃないんだよな……。
「トゥナが行くなら行くよ、世話になってるしな? でも、決断するより前に情報ぐらい集めようぜ? 少なくとも坊主の親父さんも冒険者なのに殺されたんだ。俺達が勝てる保証もないしな」
俺の言い分に思うことがあったのか、トゥナは小さい声で「ごめんなさい……ありがとう」と、謝罪と感謝の言葉をのべた。──彼女のこう言う素直なところは本当に美徳だな。
俺は宿屋の亭主を見ると、彼は口を開き「魔物は鳥形です、おそらく一羽だけですが……はぐれのロック鳥かと思います……」と説明をした。
「ロック鳥ですか? Bランク相当……」と小さく声にし、トゥナは少し考えこむ。
なるほどな……Bランク相当か……。うん、さっぱりわからん。その話を聞いても、名前もランクの意味も全然わからないんだよな。
俺はトゥナに耳打ちをするように「それってヤバイ感じなのか?」っと質問をした。すると「うん、カナデ君が私を助けてくれた時の熊が、一個下のCランクの魔物だから……」と説明してくれた。
なるほど……あの熊より強いと……。うん、ぜんぜん分からない。何せあの時は、無銘が切れすぎて一瞬だったからな。
「それでトゥナは、倒せるのか?」
「分からない……やってみないと……でも」でも依頼を受けたいって顔をしてるな。
まぁ、あの熊より少し強いぐらいなら、俺とトゥナの二人掛かりなら十分に倒せるだろう。
「いいんじゃないか? 今回は俺もついてるし一人じゃない。いざとなったら助けてやるよ」
坊主の復讐は正直興味ないけどな。しかし、どうやらトゥナは俺の中で、助けるに値する人物になってしまってきてるようだ。 守る為なら仕方ない……。それでも抜かずに済むことを祈るけど……。
「本当に? カナデ君そう言うの嫌でしょ?」
「嫌だからって仲間を見捨てる訳ないだろ? トゥナが傷つくぐらいなら刃を振るうさ」
俺の言葉にトゥナが少し頬を赤らめ微笑む。彼女が行かないって言えば全部まるく収まるんだけどな? しかし、弱者をつい助けてしまうような彼女に、それができそうにないしな。
「ありがとう、カナデ君! 亭主さん早速ギルドに行きましょう」
「は、はい」
二人は宿の外に走ってでていった。──そんな慌てなくてもいいだろうに……。
俺も席を立ち、自室に戻ろうと歩き出した。
「良かったな坊主、お姉さんの気まぐれで俺たちが倒すことになったよ」
歩いていると、カウンターの下に泣きながらうずくまっている小僧に気づき、声をかけた。
「終わってからでいいから、お姉さんにちゃんとお礼言えよ?」
俺の言葉を聞き、すすり泣きながら「ごめんなさい……ごめんなさい……」と呟く少年を横目に、戦闘の準備のため自室に戻ることにした。──しっかり準備しておかないとな……今回の件、何となく違和感もあるしな。
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「……」
どうやら少年は、だんまりを決め込む気らしい……。
その様子を見て、再び亭主は頭を下げ「申し訳ありません」と俺に謝罪をした……。
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「お、お金は取りませんから……どうかこの子を許してやってもらいませんか……」
お金って……! 俺はじいちゃんの形見を取られかけたんだぞ? 世界に一本しかないこの無銘を……。お金がどうこうじゃないんだよな……。そもそも俺は金を出してないし。
「そう言う話じゃなくて、同じ過ちが起きないようにね!」
「カナデ君……落ち着いて」
俺がカッとなり亭主の胸ぐらを掴み説教をしていたら、トゥナが割り込むように入ってきた。
「カナデ君が怒る気持ちもわかるけど……亭主さんを怒鳴り付けても仕方ないわよ?」
悲しそうな顔を近づけて、俺を見つめるトゥナの一言に少々ばつが悪くなった。
「まぁな、ごめん……。少し熱くなったみたいだ……」
「うん……」
そう言葉にすると、トゥナは今度は少年と目線の高さを合わせ「どうしてあんなことしちゃったの?」っと優しい声で語りかけるように言った。
「……」
それでも黙っている少年を見てトゥナは困ったように立ち上がる。──何も話さない……か。
「…さい…」
ん? 今坊主が何か言ったか?
トゥナにも聞こえたのか「話してくれるの?」っと少年の方に再び向くと……。
「うるさいんだよ! お前ら! 何にも……何も知らないくせに!」と、少年は手を振り上げ、トゥナのスカートをまくり上げた。──白っ!
不覚にも少年を掴んでた手の力が抜け、その隙に走って逃げられてしまった……。
次の瞬間、トゥナと目が合い、すごい勢いで俺を睨み付けてきたのだ……。──これは……詰んだかもしれない。
「お、俺は何も見てないよ?」
苦し紛れだ……それは分かっていたが、言わないわけにはいかなかった……。
しかし次の瞬間。
──パシンッ!
トゥナの右の手は無慈悲にも俺の頬に紅い紅葉を作ったのだ……。──目で追えなかった……きっと俺の抜刀術より早い……。
「なんか……本当に申し訳ありません……」
何度目かの謝罪の言葉、でもその申し訳ありませんは別の意味になってないか……?
「何も知らないくせに……か……坊主があんな事をすることに、本当に身に覚えはないのか?」
痛みに耐えながら、精一杯何もなかったかのように会話を進める俺が、亭主に質問をすると彼は視線をそらし…「実はあの子は私の本当の子じゃないんです」と告白した。
少年の本当の母親は、物心つく頃に失くなっているらしく、本当の父は冒険者で、最近亭主とファーマの父の二人で、近くの山に行っていた時に魔物に襲われた。
その最中に、冒険者である坊主の本当の父が一人残って、亭主の命を身を挺して助けてくれたらしい……。
「だから……もしかしたら復讐などを考えて、お客様の武器を盗んだのかもしれません……こんな小さな村だと冒険者もほとんどいなく、ギルドからも討伐依頼は受けられないと言われまして。あの子もそれを何処からか耳にして……」
復讐……か……。まぁ、ファンタジー系の話じゃよくあるパターンの話だな。
でもだからと言って、人の物を取って良いことにはならない。
しかし今回は毒気も抜かれたし、良いものが見れたことに免じてもう一回注意するだけで許してやろうかな?
そんな事を考えうつ向いていた顔をあげると、視界の隅でトゥナが肩を揺するように泣いている顔が見えた……。涙もろいのね? 嫌な予感しかしないな……。
「亭主さん! その魔物の討伐、ギルドに依頼してください! 私達が受けますから!」
「本当にいいのですか? ご迷惑をかけたばっかりなのに……」
おいおい…話が良くない方向に進んでないか?ワザワザ危険を犯してまでソレをする義理は無いだろう……。
「トゥナちょっと待て! 俺はまだ行くとは言ってないぞ?」
「だってあの子が可哀想だから……それにそんな危険な魔物だったら、ほかにも誰かが襲われるかもしれないじゃない……」
う~ん、情に流されているのか、それとも正義感が強すぎるのかは分からないが、冷静な判断が出来ていないな……。
過去の酒場での件もそうだが、彼女のこう言うところは非常にあぶなっかしい。まぁそれを諫めるのも、仲間の仕事だな……。
「俺はトゥナのパーティーメンバーだよな? それなのに相談も無しに勝手に決めるわけだ?」
俺はあえて冷たい言葉を掛けた……それを聞きハッとした顔をするトゥナ。自分が軽率な発言をしたことに気づいた様だ。
「そうね……ゴメンナサイ。カナデ君は、やっぱり反対だよね……? 戦うのは嫌なんでしょ?」
まぁ、正直言えば嫌だけど、こう真っ直ぐな彼女の粋な所は嫌いじゃないんだよな……。
「トゥナが行くなら行くよ、世話になってるしな? でも、決断するより前に情報ぐらい集めようぜ? 少なくとも坊主の親父さんも冒険者なのに殺されたんだ。俺達が勝てる保証もないしな」
俺の言い分に思うことがあったのか、トゥナは小さい声で「ごめんなさい……ありがとう」と、謝罪と感謝の言葉をのべた。──彼女のこう言う素直なところは本当に美徳だな。
俺は宿屋の亭主を見ると、彼は口を開き「魔物は鳥形です、おそらく一羽だけですが……はぐれのロック鳥かと思います……」と説明をした。
「ロック鳥ですか? Bランク相当……」と小さく声にし、トゥナは少し考えこむ。
なるほどな……Bランク相当か……。うん、さっぱりわからん。その話を聞いても、名前もランクの意味も全然わからないんだよな。
俺はトゥナに耳打ちをするように「それってヤバイ感じなのか?」っと質問をした。すると「うん、カナデ君が私を助けてくれた時の熊が、一個下のCランクの魔物だから……」と説明してくれた。
なるほど……あの熊より強いと……。うん、ぜんぜん分からない。何せあの時は、無銘が切れすぎて一瞬だったからな。
「それでトゥナは、倒せるのか?」
「分からない……やってみないと……でも」でも依頼を受けたいって顔をしてるな。
まぁ、あの熊より少し強いぐらいなら、俺とトゥナの二人掛かりなら十分に倒せるだろう。
「いいんじゃないか? 今回は俺もついてるし一人じゃない。いざとなったら助けてやるよ」
坊主の復讐は正直興味ないけどな。しかし、どうやらトゥナは俺の中で、助けるに値する人物になってしまってきてるようだ。 守る為なら仕方ない……。それでも抜かずに済むことを祈るけど……。
「本当に? カナデ君そう言うの嫌でしょ?」
「嫌だからって仲間を見捨てる訳ないだろ? トゥナが傷つくぐらいなら刃を振るうさ」
俺の言葉にトゥナが少し頬を赤らめ微笑む。彼女が行かないって言えば全部まるく収まるんだけどな? しかし、弱者をつい助けてしまうような彼女に、それができそうにないしな。
「ありがとう、カナデ君! 亭主さん早速ギルドに行きましょう」
「は、はい」
二人は宿の外に走ってでていった。──そんな慌てなくてもいいだろうに……。
俺も席を立ち、自室に戻ろうと歩き出した。
「良かったな坊主、お姉さんの気まぐれで俺たちが倒すことになったよ」
歩いていると、カウンターの下に泣きながらうずくまっている小僧に気づき、声をかけた。
「終わってからでいいから、お姉さんにちゃんとお礼言えよ?」
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