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1章
第16話 ここが魔物が出現した場所なのです
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それから俺らは魔物がいる伯爵の領土まで移動している。
今回の依頼主である伯爵は王国の南部に領地を有しており、俺らもそこに向かっている最中だ。
「なあ、到着するまでどれくらい時間が掛かるんだキリアン?」
「馬車でも数日は掛かるのです。」
俺達は馬車で移動をしているんだがそれでも数日は掛かるらしい。
人生で初めて馬車に乗ったがこんなに退屈だとは思わなかったぜ。
それから俺らは数日間馬車で移動をしてやっと目的地の場所に到着する。
「ここが魔物が出現した場所なのです」
周りを見渡すと自然豊かな平原であり、魔物がいる気配が感じられない。
本当にここに魔物なんているのだろうか?
俺はそう思いながらも警戒は怠らずに辺りを探索していく。
キリアンはというと地面に手をついて何かを探しているようだった。
するとキリアンが口を開く。
「多分近くに魔物がたくさんいるのです!」
キリアンがそう発言した瞬間、俺は後ろから何か気配を感じて振り返る。
そこには巨大な木の棒を持ったゴブリン何匹もいた。
しかし普通のゴブリンと違い、かなり汚い見た目をしている。
俺に奇襲をかけるつもりだったんだろうがバレバレだぜ?
可哀想な気がするが容赦なく倒させてもらう!
俺は剣の柄を握り締めながらゴブリンに向かっていくのだった。
「タツキ! 少し距離を取りながら戦うので接近戦お願いなのです!」
キリアンがそう俺に指示を出してくる。
俺はそれに頷きゴブリンに斬りかかっていく。
ゴブリンは木の棒で俺の攻撃をガードするが、俺はそのまま剣で押していくとゴブリンはバランスを崩したようで地面に倒れてしまう。
その隙をついて俺は剣をゴブリンに振り下ろしトドメを刺す。
「やっぱりこの剣は俺に合ってるな」
俺は剣を紹介してくれた店主に少し感謝をしながらも次のゴブリンへと斬りかかっていく。
すると後ろから魔法が飛んできて、ゴブリンの体に風穴を開ける。
キリアンの魔法だ、相変わらず威力が高いぜ!
俺はそのままゴブリンにトドメを刺していくと、他のゴブリンも全滅したようで地面に倒れていった。
そして俺とキリアンは一息ついてから依頼書に書いてある魔物を見る。
「依頼に乗ってる魔物ってゴブリンだけか?」
「いやまだ魔物がいたはずなのです......」
なんの魔物だと思い俺らは依頼書を見ていると近くから草が揺れる音がする。
俺はその音を聞いてすぐに剣を構えて警戒をする。
するとそこからはゴブリンよりも一回り大きい魔物が姿を現したのだ。
「こ、こいつはオーク! 危険度はB級なのです!」
今回の依頼主である伯爵は王国の南部に領地を有しており、俺らもそこに向かっている最中だ。
「なあ、到着するまでどれくらい時間が掛かるんだキリアン?」
「馬車でも数日は掛かるのです。」
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人生で初めて馬車に乗ったがこんなに退屈だとは思わなかったぜ。
それから俺らは数日間馬車で移動をしてやっと目的地の場所に到着する。
「ここが魔物が出現した場所なのです」
周りを見渡すと自然豊かな平原であり、魔物がいる気配が感じられない。
本当にここに魔物なんているのだろうか?
俺はそう思いながらも警戒は怠らずに辺りを探索していく。
キリアンはというと地面に手をついて何かを探しているようだった。
するとキリアンが口を開く。
「多分近くに魔物がたくさんいるのです!」
キリアンがそう発言した瞬間、俺は後ろから何か気配を感じて振り返る。
そこには巨大な木の棒を持ったゴブリン何匹もいた。
しかし普通のゴブリンと違い、かなり汚い見た目をしている。
俺に奇襲をかけるつもりだったんだろうがバレバレだぜ?
可哀想な気がするが容赦なく倒させてもらう!
俺は剣の柄を握り締めながらゴブリンに向かっていくのだった。
「タツキ! 少し距離を取りながら戦うので接近戦お願いなのです!」
キリアンがそう俺に指示を出してくる。
俺はそれに頷きゴブリンに斬りかかっていく。
ゴブリンは木の棒で俺の攻撃をガードするが、俺はそのまま剣で押していくとゴブリンはバランスを崩したようで地面に倒れてしまう。
その隙をついて俺は剣をゴブリンに振り下ろしトドメを刺す。
「やっぱりこの剣は俺に合ってるな」
俺は剣を紹介してくれた店主に少し感謝をしながらも次のゴブリンへと斬りかかっていく。
すると後ろから魔法が飛んできて、ゴブリンの体に風穴を開ける。
キリアンの魔法だ、相変わらず威力が高いぜ!
俺はそのままゴブリンにトドメを刺していくと、他のゴブリンも全滅したようで地面に倒れていった。
そして俺とキリアンは一息ついてから依頼書に書いてある魔物を見る。
「依頼に乗ってる魔物ってゴブリンだけか?」
「いやまだ魔物がいたはずなのです......」
なんの魔物だと思い俺らは依頼書を見ていると近くから草が揺れる音がする。
俺はその音を聞いてすぐに剣を構えて警戒をする。
するとそこからはゴブリンよりも一回り大きい魔物が姿を現したのだ。
「こ、こいつはオーク! 危険度はB級なのです!」
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