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アーサット王国
秘石を宿す獣
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「これから一度、力を収束させてから新たに呼び出します」
「・・・?」
アーサットは何を言っているのか分からない顔をしたが、状況が状況なので頷くだけ頷いた
「ごめん、ぎんた一度おかえり。」
ラクシスは両手を広げて人では到底理解出来ない言葉を唄うように呟いて
広げていた手を中央に向かって叩いた瞬間
ポォっと手の周りが光り出す
「にゃ!?」
扉の外に居たぎんたの周りもポォっとたくさんの小さな光が浮かび上がり
突如、青白い光が足元から魔法陣を描きぎんたの身体を覆い尽くす
「ラクシス様が呼んでるからグラム大臣またにゃ!」
「えっ!?な、何が起きたんだ!?」
あまりにも衝撃的状況に腰を抜かし
その場で動けなくなるグラム大臣
ふと気づけば、ぎんたの姿はそこになかった
「い、居なくなった?」
一方、アルフォードが居る部屋ではラクシスの手が少し光を浴びはじめ徐々に消えたのは分かったが、しかし何が起きたのかはアーサットにとってはさっぱりだ
「続いて・・・」
ラクシスはさらに重ねた手を広げると宝石で出来た片手棍が手のひらから現れ、それを中央に突き出した手の先でクルクルと回しながらまた何語か分からない言葉を呟き始めた
ブツブツ・・・
・・・アーサットの頭では処理しきれない情景が目の前で繰り広げられているのを呆然と見ることしかできない
ラクシスがクルクルと回していた片手棍を止め前に突き出すと床から魔法陣と共に40センチほどの巨大なクリスタルが現れ、虹の輝きを放ちながら自転し始めた
この世の光景とは思えない絶景でアーサットは魅入ってしまう
「おいで!βγ∋§Ωちゃん!」とラクシスは共鳴する!
自転していたクリスタルがピタリと止まり
ピシッピシッと亀裂が入ったクリスタルは砕け散る
「・・・し、失敗したのか!?」
アーサットからは失敗したかのように見えてしまう
「いえ、ちゃんと成功しているよ」
とラクシスが応えるとローブ中からなんとも美しい空のような青い体毛をした、愛くるしい姿の耳が長い小動物の姿を模した
額に先程の砕けたように見えたクリスタルをつけたリスのような獣が現れた
「な、なんと!美しく神々しい姿だ・・・」と思わずアーサットは溢す
「さて・・・頼むよ?」
「はい、ラクシス様のためなら頑張ります!」キランッと目を輝かす
人語を理解し話す獣がその場で飛び上がると額のクリスタルから眩い光が広がった
その光は徐々にアルフォードの体へ収束し包み込んでしばらく経つと
だんだん蛇の痣が薄くなっていくのが分かる
「あぁ、私は夢でもみているのか・・・!?」
その場でアーサットは大粒の涙を浮かべボロボロと泣き崩れた
・・・バシュッ
「きゅっラクシス様、無事終わったよ!」という合図で痣は消え、先程までのアルフォードとは見違えるほどに健康的に穏やかな表情をして眠っている
「ありがとう。助かったよ!」
ラクシスはまた腕を広げ手を叩くと呼び出された獣は光輝きクリスタルの形に戻り消えていった・・・
「ゴクッ、これで安心・・・なのか?」
「はい、これで大丈夫」
「・・・ありがとう、ありがとう!感謝しかない!本当に貴方はこの国の英雄だ」
「いや、大したことはしてないよ!あっ念のため安静にさせてね」
・・・・
ーーーーーとある屋敷の中
「ローザリー様、午後の紅茶はいかがいたしますか?」
「そうね。今日はあなたのオリジナルブレンドを頼むわ」
従者にローザリーと呼ばれた女性は至る所に豪華な装飾と宝石を散りばめた容姿の誰もが羨む理想的な身体をしており
金髪の長髪にぷっくりとした唇は周りの男性を虜にするほどの綺麗さだ
「かしこまりました。では入れさせていただきます。」
ガタッ
「ゔぅ、あ"ぁ・・・」
「え!?ど、どうかなさいましたか!?」
共にいた従者が慌てて心配をする
「ハァ、ハァ・・・た、助けて」
全身汗だくになり突如、胸を押さえ苦しみだした
「か、かしこまりました!!し、至急に旦那様と治癒師を手配致します。ローザリー様」
「な、な、何故・・・わ、私はあの人の言う通りにしたのに・・・」
バタバタッガチャッ
「ハァハァ、だ、大丈夫か!?ローザリー!!何があった!?」
たまたま近くの部屋にいた男が慌てて駆け寄る
「だ、旦那様!それがローザリー様が突如、胸を押さえ苦しみだされまして・・・」
「えい!そんな事はどうでもよい!治癒師は手配したのか!?何をやってるグラファムは!!専属の治癒師ではないのか!?」
「お、落ち着いて下さいませ。旦那様!!」
「うるさい!!俺の大事なローザリーがこの様な姿になっているのだぞ!?落ち着いていられるか!!」
近づいた従者をバンッと手で払い除ける
「きゃっ」
ドンッ尻餅をつく従者
「従者が着いておきながらこの様はどういうことだ!?」
先程、尻餅のついた従者に指を差し怒鳴る
「ゴホッゴホッく、苦し・・・」バタッ
「ろ、ローザリーだ、大丈夫か!?こうしては居れん!こちらから治癒師の所まで運ぶぞ!チッおい!お前いつまで尻餅を付いている?さっさと手伝わんか!!」
「し、失礼しました。」
ガチャッ
「そう、慌てるではないわい。」
そこへ扉から現れたのは老婆の治癒師
「ん?お、おぉ・・・待ち侘びたぞ?治癒師よ!」
「ワシが見る故、黙ってみておれ!」
「・・・分かった」
そういうと治癒師に見せる為、周りの従者が退き、治癒師はローザリーの元へ歩む
「ふむ・・・これは、まずい事になっておる。」
「な、何があった!?」
「いや、まだ確信を持てぬ・・・よって周りの異性たちよ!一度、外に出ておれ!ローザリーを脱がす!」
「しかし、俺も気になる・・・」
「えぇい!小僧うるさい!このババァに任せとけ!」
ッチと舌打ちをした主人と従者たちは部屋を出て行った
「ふぅ、さて脱がせて確信を得なければなるまいて」
女な従者は治癒師の指示に従いローザリーの衣服を一枚一枚脱がして肌を露にしていくと
ローザリーは汗をビッショリ濡らしており腰あたりから左乳袋にかけて見慣れない蛇のような痣が浮かび上がっており、蛇の目の部分は青くなっている
「や、やはりこれは反魂呪ではないか・・・もしやと思うてたが、アルファードよ何故解けた?」
「反魂呪!?」
「フッまぁ、従者には関係ない事よ」
「しかし治癒師様、ローザリー様はどうなるのでしょうか?」
「まぁ十中八九助からぬじゃろうよ。それほど強い魂呪蛇だったはずなんじゃから。」
「え!?ど、どういう・・・」
「まぁよい、ローザリー悪いが、最後までワシのために・・・いや、主人の為にその命役立てようぞ!」
突如、両手を広げた治癒師は何が呪文のようなものを唱え始め手に持っていた杖を割き刃を露にさせ
近くにいた従者に向かって仕込み杖だった刃を刺す
「ゔぅ・・・ど、どうしt…」
「おぉ・・・慈悲深き神よ!ワシの魂と此奴らの贄に呼応しその力を今一度、元の姿へ戻したまえ!」
従者の胸とローザリーの胸が黒く染まり全身を蝕んでいく
「さぁ、神よ!魂呪蛇の贄は捧げた!どうか鎮まりたまえ!」
黒く染まった二人はやがてヒビが入り始め砕け散った・・・
「ふぅ、この計画は失敗したが、次こそは覚えておくんじゃぞ!アルファードめ!」
ローザリーがいた部屋にはもうこの治癒師しか居らず
2人は犠牲となった
「しかし、ここもそろそろ潮時じゃて主人の元へ帰るかのぉ」
「帰石のあるがままに!」と叫び
治癒師は懐から長方形の文字が刻まれた石を取り出し地面に叩きつけると
煙のように治癒師の姿が消えふふふっと笑い声だけがその部屋に鳴り響いていった
「・・・?」
アーサットは何を言っているのか分からない顔をしたが、状況が状況なので頷くだけ頷いた
「ごめん、ぎんた一度おかえり。」
ラクシスは両手を広げて人では到底理解出来ない言葉を唄うように呟いて
広げていた手を中央に向かって叩いた瞬間
ポォっと手の周りが光り出す
「にゃ!?」
扉の外に居たぎんたの周りもポォっとたくさんの小さな光が浮かび上がり
突如、青白い光が足元から魔法陣を描きぎんたの身体を覆い尽くす
「ラクシス様が呼んでるからグラム大臣またにゃ!」
「えっ!?な、何が起きたんだ!?」
あまりにも衝撃的状況に腰を抜かし
その場で動けなくなるグラム大臣
ふと気づけば、ぎんたの姿はそこになかった
「い、居なくなった?」
一方、アルフォードが居る部屋ではラクシスの手が少し光を浴びはじめ徐々に消えたのは分かったが、しかし何が起きたのかはアーサットにとってはさっぱりだ
「続いて・・・」
ラクシスはさらに重ねた手を広げると宝石で出来た片手棍が手のひらから現れ、それを中央に突き出した手の先でクルクルと回しながらまた何語か分からない言葉を呟き始めた
ブツブツ・・・
・・・アーサットの頭では処理しきれない情景が目の前で繰り広げられているのを呆然と見ることしかできない
ラクシスがクルクルと回していた片手棍を止め前に突き出すと床から魔法陣と共に40センチほどの巨大なクリスタルが現れ、虹の輝きを放ちながら自転し始めた
この世の光景とは思えない絶景でアーサットは魅入ってしまう
「おいで!βγ∋§Ωちゃん!」とラクシスは共鳴する!
自転していたクリスタルがピタリと止まり
ピシッピシッと亀裂が入ったクリスタルは砕け散る
「・・・し、失敗したのか!?」
アーサットからは失敗したかのように見えてしまう
「いえ、ちゃんと成功しているよ」
とラクシスが応えるとローブ中からなんとも美しい空のような青い体毛をした、愛くるしい姿の耳が長い小動物の姿を模した
額に先程の砕けたように見えたクリスタルをつけたリスのような獣が現れた
「な、なんと!美しく神々しい姿だ・・・」と思わずアーサットは溢す
「さて・・・頼むよ?」
「はい、ラクシス様のためなら頑張ります!」キランッと目を輝かす
人語を理解し話す獣がその場で飛び上がると額のクリスタルから眩い光が広がった
その光は徐々にアルフォードの体へ収束し包み込んでしばらく経つと
だんだん蛇の痣が薄くなっていくのが分かる
「あぁ、私は夢でもみているのか・・・!?」
その場でアーサットは大粒の涙を浮かべボロボロと泣き崩れた
・・・バシュッ
「きゅっラクシス様、無事終わったよ!」という合図で痣は消え、先程までのアルフォードとは見違えるほどに健康的に穏やかな表情をして眠っている
「ありがとう。助かったよ!」
ラクシスはまた腕を広げ手を叩くと呼び出された獣は光輝きクリスタルの形に戻り消えていった・・・
「ゴクッ、これで安心・・・なのか?」
「はい、これで大丈夫」
「・・・ありがとう、ありがとう!感謝しかない!本当に貴方はこの国の英雄だ」
「いや、大したことはしてないよ!あっ念のため安静にさせてね」
・・・・
ーーーーーとある屋敷の中
「ローザリー様、午後の紅茶はいかがいたしますか?」
「そうね。今日はあなたのオリジナルブレンドを頼むわ」
従者にローザリーと呼ばれた女性は至る所に豪華な装飾と宝石を散りばめた容姿の誰もが羨む理想的な身体をしており
金髪の長髪にぷっくりとした唇は周りの男性を虜にするほどの綺麗さだ
「かしこまりました。では入れさせていただきます。」
ガタッ
「ゔぅ、あ"ぁ・・・」
「え!?ど、どうかなさいましたか!?」
共にいた従者が慌てて心配をする
「ハァ、ハァ・・・た、助けて」
全身汗だくになり突如、胸を押さえ苦しみだした
「か、かしこまりました!!し、至急に旦那様と治癒師を手配致します。ローザリー様」
「な、な、何故・・・わ、私はあの人の言う通りにしたのに・・・」
バタバタッガチャッ
「ハァハァ、だ、大丈夫か!?ローザリー!!何があった!?」
たまたま近くの部屋にいた男が慌てて駆け寄る
「だ、旦那様!それがローザリー様が突如、胸を押さえ苦しみだされまして・・・」
「えい!そんな事はどうでもよい!治癒師は手配したのか!?何をやってるグラファムは!!専属の治癒師ではないのか!?」
「お、落ち着いて下さいませ。旦那様!!」
「うるさい!!俺の大事なローザリーがこの様な姿になっているのだぞ!?落ち着いていられるか!!」
近づいた従者をバンッと手で払い除ける
「きゃっ」
ドンッ尻餅をつく従者
「従者が着いておきながらこの様はどういうことだ!?」
先程、尻餅のついた従者に指を差し怒鳴る
「ゴホッゴホッく、苦し・・・」バタッ
「ろ、ローザリーだ、大丈夫か!?こうしては居れん!こちらから治癒師の所まで運ぶぞ!チッおい!お前いつまで尻餅を付いている?さっさと手伝わんか!!」
「し、失礼しました。」
ガチャッ
「そう、慌てるではないわい。」
そこへ扉から現れたのは老婆の治癒師
「ん?お、おぉ・・・待ち侘びたぞ?治癒師よ!」
「ワシが見る故、黙ってみておれ!」
「・・・分かった」
そういうと治癒師に見せる為、周りの従者が退き、治癒師はローザリーの元へ歩む
「ふむ・・・これは、まずい事になっておる。」
「な、何があった!?」
「いや、まだ確信を持てぬ・・・よって周りの異性たちよ!一度、外に出ておれ!ローザリーを脱がす!」
「しかし、俺も気になる・・・」
「えぇい!小僧うるさい!このババァに任せとけ!」
ッチと舌打ちをした主人と従者たちは部屋を出て行った
「ふぅ、さて脱がせて確信を得なければなるまいて」
女な従者は治癒師の指示に従いローザリーの衣服を一枚一枚脱がして肌を露にしていくと
ローザリーは汗をビッショリ濡らしており腰あたりから左乳袋にかけて見慣れない蛇のような痣が浮かび上がっており、蛇の目の部分は青くなっている
「や、やはりこれは反魂呪ではないか・・・もしやと思うてたが、アルファードよ何故解けた?」
「反魂呪!?」
「フッまぁ、従者には関係ない事よ」
「しかし治癒師様、ローザリー様はどうなるのでしょうか?」
「まぁ十中八九助からぬじゃろうよ。それほど強い魂呪蛇だったはずなんじゃから。」
「え!?ど、どういう・・・」
「まぁよい、ローザリー悪いが、最後までワシのために・・・いや、主人の為にその命役立てようぞ!」
突如、両手を広げた治癒師は何が呪文のようなものを唱え始め手に持っていた杖を割き刃を露にさせ
近くにいた従者に向かって仕込み杖だった刃を刺す
「ゔぅ・・・ど、どうしt…」
「おぉ・・・慈悲深き神よ!ワシの魂と此奴らの贄に呼応しその力を今一度、元の姿へ戻したまえ!」
従者の胸とローザリーの胸が黒く染まり全身を蝕んでいく
「さぁ、神よ!魂呪蛇の贄は捧げた!どうか鎮まりたまえ!」
黒く染まった二人はやがてヒビが入り始め砕け散った・・・
「ふぅ、この計画は失敗したが、次こそは覚えておくんじゃぞ!アルファードめ!」
ローザリーがいた部屋にはもうこの治癒師しか居らず
2人は犠牲となった
「しかし、ここもそろそろ潮時じゃて主人の元へ帰るかのぉ」
「帰石のあるがままに!」と叫び
治癒師は懐から長方形の文字が刻まれた石を取り出し地面に叩きつけると
煙のように治癒師の姿が消えふふふっと笑い声だけがその部屋に鳴り響いていった
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