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Capitulo 2 ~en Mexico~
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フローレス・ホテル。街一番と言う割には小ぢんまりとしてはいるが、清潔感は充分に保たれていた。
コロニアル調の外観は確かクリーム色だった。そんな外観に合わせての壁紙だろうか。黄色の壁紙と装飾の漆喰の白。それに色の濃い木目で統一された家具が調和を見せ、居心地の良い空間が創られていた。
真っ白なシーツには目立った皺もなく、エアコンも暖房もテレビも完備されている。余程疲れていたのか、部屋に入るなりこれでもかと言わんばかりに腕と足を伸ばし、テルはベッドに大の字になっていた。そんなテルに体を寄せ、耳にふっと息を吹きかける。
「くすぐったい」
テルが体を捩る。
「そのまま寝てしまいそうだからだよ。フロントの奥に食堂があったろ? 折角だからこれからディナータイムにしようぜ。まあ、ディナーと言える程、大それたレストランではなさそうだったけど」
「そうだ。梗佑君、お腹空いていたんだったよね。ゴメン、忘れていた」
「別にそんなに空いてはいないけど。メキシコでの一食目だし、寝酒も飲みたいしな」
伸ばした両腕と両足に力を入れ、テルが勢いよく起き上がる。揺れるベッドに上手い具合にバウンドさせられ、つられて体を起こされる。
「機内でもあんなに飲んでいたのに、まだ飲むんだ」
「あんなにって。機内で飲んだ酒なんてとっくに排泄されたよ」
上品な物言いではなかったが気取る必要なんてない。それに機内で飲んだ酒が残っていないのは事実だ。
二階分の階段を下りる。しっかりと磨かれた床材を汚いスニーカーで踏む事に躊躇いもあるが、そんな事に気を回せる余裕が出てきた事が嬉しくもあった。
食堂の扉は木枠に摺りガラスで、ABIERTOのプレートが掲げてある。Hola! と、勢いよくドアを開けたが、返ってくる声はない。
ウェイトレスと言うよりは、食堂のおばちゃんと呼ぶに相応しい体格のいい女性が一人、壁に填め込まれたテレビに見入っている。バラエティ番組だろうか。ドアが開く音にこちらを一瞥はしたが、テレビに向かい大きな笑い声を上げている。
「お笑い番組かな」
女性の笑い声に押された小さな声をテルが漏らす。さあ。と、一言だけ答え、窓側の四人掛けにテルと向かい合う。開けられたままの窓からは夜の冷たい風が入り込み、部屋の暖房で温められた体から熱を奪っていく。
「閉めようか? 寒いよな」
開けられた窓に手を伸ばしたタイミングで、クシュンとテルが小さなくしゃみをする。その音が耳に届いたのか、女性がようやく重そうに腰を上げる。
「すまないね。オーナーが換気しろってうるさいんだよ」
言い訳でない事は半袖からのぞくその腕から分かった。鳥肌じみたその腕はこの寒さに今まで耐えてきた証だ。
「あんた達も日本人かい?」
女性の言葉の一部をテルも拾えたのだろう。
「シー。ソイ・ハポネス。メ・ジャモ・テル」
すかさず答えたテルに女性は顔を綻ばせマリアだと名乗った。片言のスペイン語ではあったが、瞬時にその懐に飛び込んだようだ。
「メニューはありますか?」
食堂の中を一舐め見回しはしたが、それらしい物は見つけられずマリアへと尋ねてみる。だがマリアはまた元の席に戻り、テレビへと目を向け始めた。
「メニュー? 今日はポテトのスープとチキンのグリルだけだよ。ああ、デザートはさっき終わったからもうないよ。パンはまだ充分あるけどね」
「分かりました。二人ともスープとチキンで。それとワインを下さい」
「赤でいいかい?」
「ええ、お願いします。……で、テルは?」
きょとんと目を一点に集中させ固まるテル。スペイン語で自己紹介は出来ても、それ以上のスペイン語は理解できない事。その不動の意味に気付き咄嗟に謝罪が口を突く。
「あ、ごめん。飲み物は? テルは飲み物何にする?」
「ああ、飲み物ね。うーん、お酒はいいや」
「そっか。分かった」
腰を上げ厨房へと姿を消していたマリアに向かい、コーラと水を追加で頼む。
それから二分と待たず現れたマリアが手にしたトレイには、ワインボトルとコーラと水。グラスが二つに、スープまで載せられていた。真っ先にワインに口を付けたかったが、スープから立ち上る湯気に鼻をくすぐられる。
「すごくいい匂い」
同じように鼻をくすぐられたテルの一言に、ワインではなくスープを最初に口へと運んだ。じゃが芋が溶け込んだスープは滑らかで、その温かさにさっきの寒気を忘れる事が出来た。お腹は空いていないと言っていたテルだが、スープの匂いだけではなく、味にも満足したのだろう。すでに皿の底を見せている。
テル同様にスープを平らげ、ワインを注いだグラスに口を付ける。それほど香りが立つ訳ではないが、軽すぎず、あまり重くもなく、テーブルワインとしてはまずまずの及第点だ。
正直、酒なんてものは酔えれば何だっていいが、ワインを前にすると何故か評価を下したくなる。蘊蓄を語るまではいかなくても、ビールのように味に差が出にくい酒ではなく、ワインの味の差は簡単に人を評論家に仕立て上げる。
「……チキンも美味しいね」
なみなみと注いだワインに気を取られている間に、いつの間にかチキンも運ばれてきていた。
お腹は空いていないといいながらも、すでにチキンの半分を胃に流したテルが微笑ましく、
「慌てて食べなくても……」そう言いながら、皿にがっつくテルを眺めていると。
「おい、ビール持って来い!」
ドアが開く音に続き、日本語が聞こえてきた。新たに現れた客の不躾な態度にマリアが渋々腰を上げる。
口の悪い声にチキンから目を離す。日本語? 日本人? アレハンドロが言っていた日本人をすぐに思い出したが、見覚えのあるその顔に体が瞬時に硬直する。だがそれは相手にとっても同じ事だったようだ。
「何だ? 何でお前がここにいるんだ?」
声に振り返ったテルの顔が硬直を通り越したものに変わる。
「何で? 何であんたがここにいるんだ?」
口を開けないテルに代わって、驚きをぶつけ返す。
「それはこっちの台詞だろ。何で君輝がこんな所にいるんだ。それにお前はあの病院にいた……。そうだあの時の男だな」
見覚えのある顔は安田だった。
テルが働いていた花屋の店長。入院していた病院に花籠を届けにきたあの安田だ。だがその口調はまるで別人のものだ。確かに花を配達に来た訳ではないのだから、客に向かうような丁寧な物言いの必要はないが。
「黙って辞めていって、お前も薄情なもんだな」
捲し立てる安田にテルは言葉を失ったままだ。
確かに事故で入院し、連絡が出来ないまま休みはしたが、それは事情があっての事だ。テルが責められる道理なんてない。テルは無断欠勤しただけで、黙って辞めた訳ではない。
そうだ。テルに代わって店を訪れた時。すでに閉店の貼り紙があったじゃないか。
「黙って辞めてって何の事だよ。テルが入院して休でいた間に店はもう閉店していたじゃないか。俺はこの目で閉店の貼り紙を見たんだ」
「あれ? そうだったかな」
急にとぼけだした安田に嫌悪と苛立ちが膨らむ。
「あんたが店を閉めたから、退院したあとテルは戻る店がなくなったんだろ? だからこうして自分で店を開くための準備をしているんじゃないか」
「ああ? 自分で店だと? 笑わせてくれるな」
「ああ? 何だって? あんたこそ何しに来たんだよ?」
「何しにって。事業拡大のためだよ。ってか、お前にわざわざ報告する義務はない」
「おいおい。それはこっちの台詞だよ。俺達がメキシコで何をしようが俺達の勝手だし、お前にいちいち報告する義務なんてないんだよ」
「ああ。そうかい。まあいいさ。でも俺の邪魔だけはするなよ」
マリアがビール瓶とグラスを運んできたが安田は席を立ちすでに食堂を後にしていた。
折角今日の宿に辿り着き、寝酒のワインで気分よく眠れそうだったのに、安田の顔を見せられた事で一変してしまったじゃないか。
「……梗佑君。ゴメンね。びっくりして、俺、何も言えなくなって。まさかこんな所で安田さんに会うなんて思わなかったから」
「ああ。本当びっくりだよな。こんな所で会うなんて。それよりも俺はあいつの態度が気に入らない。馬鹿にしやがって」
目の前のチキンにフォークを刺す気分にはなれない。本当ならこのフォークを安田の顔にでも刺してやりたいところだが、食堂に安田の姿はない。
黙ってしまったテルは俯いたまま顔を上げない。何か声を掛けたいとは思うが、安田への怒りを抑えきれずに、テルにまで口が悪くなりそうで怖かった。
今は黙っていた方がテルを傷付けないで済むだろう。そんな二人の姿を見かねたのか、マリアが栓の抜いたビールと新しいグラスを差し出してきた。日本語でのやり取りをマリアが理解できているとは思えないが、安田に良い感情を抱いていない事。それはその表情から読み取れる。
今はマリアの好意に甘え、ビールを一気飲みし、安田の事は忘れてしまおう。そして残りのワインを飲み乾し、予定通り寝酒として深い眠りに就いてやる。
コロニアル調の外観は確かクリーム色だった。そんな外観に合わせての壁紙だろうか。黄色の壁紙と装飾の漆喰の白。それに色の濃い木目で統一された家具が調和を見せ、居心地の良い空間が創られていた。
真っ白なシーツには目立った皺もなく、エアコンも暖房もテレビも完備されている。余程疲れていたのか、部屋に入るなりこれでもかと言わんばかりに腕と足を伸ばし、テルはベッドに大の字になっていた。そんなテルに体を寄せ、耳にふっと息を吹きかける。
「くすぐったい」
テルが体を捩る。
「そのまま寝てしまいそうだからだよ。フロントの奥に食堂があったろ? 折角だからこれからディナータイムにしようぜ。まあ、ディナーと言える程、大それたレストランではなさそうだったけど」
「そうだ。梗佑君、お腹空いていたんだったよね。ゴメン、忘れていた」
「別にそんなに空いてはいないけど。メキシコでの一食目だし、寝酒も飲みたいしな」
伸ばした両腕と両足に力を入れ、テルが勢いよく起き上がる。揺れるベッドに上手い具合にバウンドさせられ、つられて体を起こされる。
「機内でもあんなに飲んでいたのに、まだ飲むんだ」
「あんなにって。機内で飲んだ酒なんてとっくに排泄されたよ」
上品な物言いではなかったが気取る必要なんてない。それに機内で飲んだ酒が残っていないのは事実だ。
二階分の階段を下りる。しっかりと磨かれた床材を汚いスニーカーで踏む事に躊躇いもあるが、そんな事に気を回せる余裕が出てきた事が嬉しくもあった。
食堂の扉は木枠に摺りガラスで、ABIERTOのプレートが掲げてある。Hola! と、勢いよくドアを開けたが、返ってくる声はない。
ウェイトレスと言うよりは、食堂のおばちゃんと呼ぶに相応しい体格のいい女性が一人、壁に填め込まれたテレビに見入っている。バラエティ番組だろうか。ドアが開く音にこちらを一瞥はしたが、テレビに向かい大きな笑い声を上げている。
「お笑い番組かな」
女性の笑い声に押された小さな声をテルが漏らす。さあ。と、一言だけ答え、窓側の四人掛けにテルと向かい合う。開けられたままの窓からは夜の冷たい風が入り込み、部屋の暖房で温められた体から熱を奪っていく。
「閉めようか? 寒いよな」
開けられた窓に手を伸ばしたタイミングで、クシュンとテルが小さなくしゃみをする。その音が耳に届いたのか、女性がようやく重そうに腰を上げる。
「すまないね。オーナーが換気しろってうるさいんだよ」
言い訳でない事は半袖からのぞくその腕から分かった。鳥肌じみたその腕はこの寒さに今まで耐えてきた証だ。
「あんた達も日本人かい?」
女性の言葉の一部をテルも拾えたのだろう。
「シー。ソイ・ハポネス。メ・ジャモ・テル」
すかさず答えたテルに女性は顔を綻ばせマリアだと名乗った。片言のスペイン語ではあったが、瞬時にその懐に飛び込んだようだ。
「メニューはありますか?」
食堂の中を一舐め見回しはしたが、それらしい物は見つけられずマリアへと尋ねてみる。だがマリアはまた元の席に戻り、テレビへと目を向け始めた。
「メニュー? 今日はポテトのスープとチキンのグリルだけだよ。ああ、デザートはさっき終わったからもうないよ。パンはまだ充分あるけどね」
「分かりました。二人ともスープとチキンで。それとワインを下さい」
「赤でいいかい?」
「ええ、お願いします。……で、テルは?」
きょとんと目を一点に集中させ固まるテル。スペイン語で自己紹介は出来ても、それ以上のスペイン語は理解できない事。その不動の意味に気付き咄嗟に謝罪が口を突く。
「あ、ごめん。飲み物は? テルは飲み物何にする?」
「ああ、飲み物ね。うーん、お酒はいいや」
「そっか。分かった」
腰を上げ厨房へと姿を消していたマリアに向かい、コーラと水を追加で頼む。
それから二分と待たず現れたマリアが手にしたトレイには、ワインボトルとコーラと水。グラスが二つに、スープまで載せられていた。真っ先にワインに口を付けたかったが、スープから立ち上る湯気に鼻をくすぐられる。
「すごくいい匂い」
同じように鼻をくすぐられたテルの一言に、ワインではなくスープを最初に口へと運んだ。じゃが芋が溶け込んだスープは滑らかで、その温かさにさっきの寒気を忘れる事が出来た。お腹は空いていないと言っていたテルだが、スープの匂いだけではなく、味にも満足したのだろう。すでに皿の底を見せている。
テル同様にスープを平らげ、ワインを注いだグラスに口を付ける。それほど香りが立つ訳ではないが、軽すぎず、あまり重くもなく、テーブルワインとしてはまずまずの及第点だ。
正直、酒なんてものは酔えれば何だっていいが、ワインを前にすると何故か評価を下したくなる。蘊蓄を語るまではいかなくても、ビールのように味に差が出にくい酒ではなく、ワインの味の差は簡単に人を評論家に仕立て上げる。
「……チキンも美味しいね」
なみなみと注いだワインに気を取られている間に、いつの間にかチキンも運ばれてきていた。
お腹は空いていないといいながらも、すでにチキンの半分を胃に流したテルが微笑ましく、
「慌てて食べなくても……」そう言いながら、皿にがっつくテルを眺めていると。
「おい、ビール持って来い!」
ドアが開く音に続き、日本語が聞こえてきた。新たに現れた客の不躾な態度にマリアが渋々腰を上げる。
口の悪い声にチキンから目を離す。日本語? 日本人? アレハンドロが言っていた日本人をすぐに思い出したが、見覚えのあるその顔に体が瞬時に硬直する。だがそれは相手にとっても同じ事だったようだ。
「何だ? 何でお前がここにいるんだ?」
声に振り返ったテルの顔が硬直を通り越したものに変わる。
「何で? 何であんたがここにいるんだ?」
口を開けないテルに代わって、驚きをぶつけ返す。
「それはこっちの台詞だろ。何で君輝がこんな所にいるんだ。それにお前はあの病院にいた……。そうだあの時の男だな」
見覚えのある顔は安田だった。
テルが働いていた花屋の店長。入院していた病院に花籠を届けにきたあの安田だ。だがその口調はまるで別人のものだ。確かに花を配達に来た訳ではないのだから、客に向かうような丁寧な物言いの必要はないが。
「黙って辞めていって、お前も薄情なもんだな」
捲し立てる安田にテルは言葉を失ったままだ。
確かに事故で入院し、連絡が出来ないまま休みはしたが、それは事情があっての事だ。テルが責められる道理なんてない。テルは無断欠勤しただけで、黙って辞めた訳ではない。
そうだ。テルに代わって店を訪れた時。すでに閉店の貼り紙があったじゃないか。
「黙って辞めてって何の事だよ。テルが入院して休でいた間に店はもう閉店していたじゃないか。俺はこの目で閉店の貼り紙を見たんだ」
「あれ? そうだったかな」
急にとぼけだした安田に嫌悪と苛立ちが膨らむ。
「あんたが店を閉めたから、退院したあとテルは戻る店がなくなったんだろ? だからこうして自分で店を開くための準備をしているんじゃないか」
「ああ? 自分で店だと? 笑わせてくれるな」
「ああ? 何だって? あんたこそ何しに来たんだよ?」
「何しにって。事業拡大のためだよ。ってか、お前にわざわざ報告する義務はない」
「おいおい。それはこっちの台詞だよ。俺達がメキシコで何をしようが俺達の勝手だし、お前にいちいち報告する義務なんてないんだよ」
「ああ。そうかい。まあいいさ。でも俺の邪魔だけはするなよ」
マリアがビール瓶とグラスを運んできたが安田は席を立ちすでに食堂を後にしていた。
折角今日の宿に辿り着き、寝酒のワインで気分よく眠れそうだったのに、安田の顔を見せられた事で一変してしまったじゃないか。
「……梗佑君。ゴメンね。びっくりして、俺、何も言えなくなって。まさかこんな所で安田さんに会うなんて思わなかったから」
「ああ。本当びっくりだよな。こんな所で会うなんて。それよりも俺はあいつの態度が気に入らない。馬鹿にしやがって」
目の前のチキンにフォークを刺す気分にはなれない。本当ならこのフォークを安田の顔にでも刺してやりたいところだが、食堂に安田の姿はない。
黙ってしまったテルは俯いたまま顔を上げない。何か声を掛けたいとは思うが、安田への怒りを抑えきれずに、テルにまで口が悪くなりそうで怖かった。
今は黙っていた方がテルを傷付けないで済むだろう。そんな二人の姿を見かねたのか、マリアが栓の抜いたビールと新しいグラスを差し出してきた。日本語でのやり取りをマリアが理解できているとは思えないが、安田に良い感情を抱いていない事。それはその表情から読み取れる。
今はマリアの好意に甘え、ビールを一気飲みし、安田の事は忘れてしまおう。そして残りのワインを飲み乾し、予定通り寝酒として深い眠りに就いてやる。
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