蒼海の碧血録

 一九四二年六月、ミッドウェー海戦において日本海軍は赤城、加賀、蒼龍を失うという大敗を喫した。
 そして、その二ヶ月後の八月、アメリカ軍海兵隊が南太平洋ガダルカナル島へと上陸し、日米の新たな死闘の幕が切って落とされた。
 熾烈なるガダルカナル攻防戦に、ついに日本海軍はある決断を下す。

 戦艦大和。

 日本海軍最強の戦艦が今、ガダルカナルへと向けて出撃する。
 だが、対するアメリカ海軍もまたガダルカナルの日本軍飛行場を破壊すべく、最新鋭戦艦を出撃させていた。

 ここに、ついに日米最強戦艦同士による砲撃戦の火蓋が切られることとなる。



(本作は「小説家になろう」様にて連載中の「蒼海決戦」シリーズを加筆修正したものです。予め、ご承知おき下さい。)

※表紙画像は、筆者が呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)にて撮影したものです。
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