秋津皇国興亡記

三笠 陣

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第十一章 流血の皇都編

201 破局の日

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 皇暦八三六年十月十七日。
 この日、景紀は冬花を伴って皇都に出てきていた。結城家皇都屋敷にいる父・景忠と母・久に宵の懐妊を報告するためである。
 また一方で、貴通が知らせてきた五摂家および近衛師団内部での攘夷派の動きについて情報を得るためでもあった。その貴通に関しては、昨日十六日の時点で皇都に入って近衛師団も含めた兵学寮時代の知人に接触してもらっている。せっかくだから食事会でもしないかと誘いをかけて、情報を集めるつもりであった。

「おお、そうか。宵姫が、な」

 そして、予想通りと言うべきか、景紀が宵の懐妊を告げると父・景忠は相好を崩して喜んだ。最近では親子関係にすれ違いも見られている景紀と景忠であるが、少なくとも後継者問題にことのほか神経質になっている景忠にとって宵の懐妊は嬉しい報せだったのだろう。

「先日は長尾公との妥協案もまとまって、それにこの慶事。皇都の治安も間もなく回復するであろうし、我が結城家はこれで安泰だな」

 執務机の向こうにいる父は、ほっと安堵の息をついた。

「まだ男児が生まれると決まったわけではありませんよ」

 どこか気の早いことを言う景忠に、景紀は苦笑を見せる。とはいえ、景紀自身も期待がないわけでもない。

「ところで、その皇都の治安維持についてなのですが、五摂家の側から何やら申し入れがあったようですね?」

「ああ、その件か」

 途端、それまで喜ばしい雰囲気を曇らせて景忠は言う。

「ようやく皇都の治安維持問題について六家間での合意がまとめられたというのに、五摂家の側が納得していないようだ。浪士の中には尊皇思想を持つ者もいるため、その者らの声を陛下に届けずに取り締ることは陛下に対する不忠ではないか、と疑念を呈してきたのだ」

「はい、俺も貴通の方からそうした報告を受けています」

 六家は皇主を盟主とする盟約を結んでいるため、表立って皇主を軽んずるような行動はとれない。そこを、五摂家に突かれた形である。

「特に問題であるのは、その貴通殿の父君である穂積通敏公の存在だ」

 苦々しく、景忠は言う。
 五摂家当主は全員が列侯会議議員であるが、その中でも穂積通敏公は現在、文部大臣として閣僚の一員となっている。皇国の内閣制度は、六家による支配体制の維持のために首相(宰相)の権限が低く抑えられている。他の国務大臣に対する罷免権がないというのも、その一つであった。
 もし通敏公が国務大臣の立場から皇都の治安維持計画に反対するようであれば、まず辞職勧告を出すことになるが、応じない場合は首相による罷免が出来ないために閣内不一致となって内閣総辞職を余儀なくされることとなる。
 現内閣は有馬閥の色が濃い内閣であり、兵相の坂東友三郎海軍大将など有馬閥に属さない大臣も中道系の人間である。
 穂積通敏も当初は不偏不党を信条とする中道系の人間と見られていたから、六家による五摂家の懐柔策の一環として文部大臣に任命された経緯がある。
 しかし、五摂家の一員を閣僚に迎え入れてしまったことが、ここに来て仇となってきていた。

「六家間でようやく皇都の不逞浪士どもを取り締ることで合意が出来たというのに、五摂家が余計なことを言ったために伊丹・一色両公の態度に揺らぎが生じているようなのだ」

「つまり、いっそ閣内不一致にしてしまい、新たに伊丹閥、一色閥系の内閣を組閣する、ということですか?」

「うむ、どうにもそのように見受けられる」

 有馬頼朋翁が健在であれば、たとえ閣内不一致となっても新たな内閣を改めて有馬閥系で組閣することも可能だったろう。それだけの政治的影響力を、あの六家長老は持っていた。
 しかし今、その頼朋翁はおらず、伊丹正信公が実質的な六家最年長であるが故に六家最大の実力者となりつつある。
 攘夷を唱える伊丹・一色両公は、六家間の合意を遵守しての治安維持の強化か、五摂家の主張に便乗することで皇主を利用しての権力掌握かで迷いを見せているのだろう。

「父上としては、どうお考えなのですか?」

「ようやく六家間で合意を形成出来たのだ。ここで今後の皇都治安維持計画を崩したくはないのだが……」

 どうにも、父親の歯切れは悪い。
 穂積文相が原因で閣内不一致となり内閣総辞職となった場合、後継首班などの推奏を巡って六家間での新たな対立が始まるだろう。
 そして、先日の皇都の治安維持強化に関する六家間の合意の中で、伊丹家が牢人を雇って私的な治安維持組織を創設することを認めてしまっている。
 皇都に伊丹家の私兵集団がいる状況下では、どうしても伊丹家が政治的主導権を握りやすくなってしまう。
 そして伊丹正信が政治的主導権を握れば、彼と関係を深めつつあるという景忠の異母弟・景秀の結城家内での影響力も増し、景紀に安定的に次代を継承させることが難しくなってしまう。
 かといって、伊丹正信や一色公直と対立するだけの覚悟も、父の中では定まっていないのだ。

「父上のお考えは判りました」

 相変わらずどこか及び腰な父の態度に溜息をつきたくなる気持ちを抑えて、景紀は言う。

「それでは、俺の方でも少し動いてみてもよろしいですか?」

「うぅむ……。だが、お前が動くと伊丹・一色両公との軋轢がいや増そう」

 景忠は、渋面を作って息子の言葉を否定した。

「皇都のことは私に任せ、お前は彩城国の領政とこれから生まれてくる子のことを考えていればよい」
「では、情報収集だけでもさせて頂きます」

 かなり強い口調で、景紀は言った。それに、父も気圧されたのだろう。

「まあ、その程度であれば……。しかし、あまり派手に動くことは許さん。政治的な交渉もすべて私の方でやる」

「……判りました」

 この辺りが退き際か。景紀はそう思った。これ以上食い下がれば、かえって父の態度を頑ななものにしてしまうかもしれない。

「ときに若君、宵姫様のご懐妊の件についてですが」

 親子の会話が終わった頃合いを見計らって、いつものように父の側に控えている側用人・里見善光が口を開く

「お生まれになる子のために乳母や守役など養育掛の人選が必要となるかと思いますので、僭越ながら私めの方で適任な人物を探しておきましょう」

「まだ早い」

 ほとんど反射的に、里見の言葉を景紀は時期尚早と否定した。

「まだ男児か女児かも判らない段階だぞ? それに、必要ならば俺の方で探す」

 この側用人に任せておいては、自身に都合の良い人物を乳母や守役として推挙しかねない。宵の子が無事に生まれてくるかもまだ判らなかったが、生まれた途端に我が子が政争に巻き込まれるようなことにはしたくなかった。

「それでは父上、俺の方でも少し皇都の情勢を知っておきたいと思いますので、失礼させて頂きます」

 景紀は父に向かって一礼すると、里見とのこれ以上の問答を避けるように執務室を後にしたのだった。

  ◇◇◇

「すみません、景くん。兵学寮の同期、先輩、後輩、それと近衛師団時代の知り合いに声を掛けてみたんですが、皆さん、直接集まるのは難しいそうです」

 昼前に屋敷に戻ってきた貴通が、開口一番にそう謝ってきた。

「特に景くんは伊丹・一色両公との関係が芳しくないことで、下手に僕や景くんと会食して攘夷派に目を付けられたくないと言われてしまいました」

 つまり、皆が萎縮してしまっているというわけである。急進攘夷派の凶行がそうしたところにまで影響を及ぼしていることに、景紀は嘆息したくなる思いであった。
 やはり、“不逞浪士”取り締りは早急に実施すべきだろう。

「情報の方はどうだ?」

「断片的ですが、不穏なものがいくつか」貴通は続けた。「近衛師団の将校の中に、歩一(歩兵第一連隊)、歩三(歩兵第三連隊)の将校と交流を持っている者がいるそうで、近衛歩兵第三連隊と近衛騎兵連隊が特に危ないのではないか、と話す人もいます」

 近衛歩兵第三連隊の駐屯地は、歩兵第一連隊の駐屯地に近い。そして、近衛騎兵連隊には華族出身の将校が多く配属されている。そうした繋がりから、渋川清綱大佐を始めとする歩兵第一、第三連隊側の攘夷派将校たちと交流を持つ者が出てきているのだろう。

「ったく、陛下を守るべき近衛が聞いて呆れるな」

 たとえば、伊丹・一色両公が軍内部の攘夷派を煽動して皇都を軍事的に掌握しようとすることも今の情勢ならば可能かもしれない。
 また、たとえ両公が攘夷派を煽動しなくても、皇主に攘夷派の声を直接届けるべきと主張する一部の者たちが蹶起して、伊丹・一色両公を担ぎ出す可能性も否定出来ない。

「本当に、おもう様も何を考えておられるのやら……」

 呆れたようにそう言う貴通の声に、父親に対する敬意や親愛の情は含まれていなかった。

「ここで有馬閥系の内閣を総辞職に追い込めれば、確かに伊丹・一色両公に恩を売ることになるかもしれません。しかし、いくら政治的復権を目指しているとはいえ、皇都の治安を乱すような輩を口実に使うとは……」

「六家が今次戦役で戦功を挙げちまったことで、五摂家の連中はこれまで以上に没落の予感を覚えたのかもな」

「それが、強引に政治的復権を目指そうとする動きに繋がっているのかもしれませんね」

 五摂家に生まれた貴通としては、父親たち五摂家当主の姿勢に共感も納得も出来ないが理解することは出来た。
 摂関政治の時代と違い、五摂家は今や権威だけの存在だ。かつては荘園から莫大な富を得ていたが、現在では経済的な基盤は極めて脆弱である。公爵・侯爵家当主は無条件で列侯会議議員になれるとはいえ、公爵・侯爵議員は無給なのだ。必然的に、収入は家禄やわずかに残された土地などの資産を運用して得られる利益しかない。
 貴通も兵学寮を卒業して少尉任官後、金銭的に苦労した経験がある。将校は軍服や双眼鏡などの装備、軍刀や拳銃といった武器はすべて自弁なのだ。
 そうした経済的な困窮(それでも一般的な平民よりも高収入であるが、華族としての体面を保つための出費が多い)に代表される六家との格差、摂政・関白として国家の枢要な地位を占めていたという自尊心が、五摂家を突き動かしているのかもしれない。
 対斉戦役は、冬季攻勢における長尾憲隆、一色公直の独走に見られるように六家が築き上げた国家体制の限界と矛盾を露わにすると共に、武家と公家との対立をも表面化させてしまったのかもしれない。

「景くん」

「何だ?」

「いっそ、お父様を失脚させますか?」冗談ではない口調で、貴通は言う。「以前、景忠公から五摂家当主になって景くんを支えてくれないか、と言われたことがあります。僕は本当は女ですから、その時はやんわりと断ったのですが、こうなった以上、五摂家同士の連帯を切り崩すという意味でも、やってみる価値はあると思います」

「だが、お前が女であるという問題は常に付きまとうぞ」

 貴通の口調に本気の気配を感じ取って、景紀もまた口調を硬いものにする。

「当主になれば、当然、次代をどうするのかっていうことになる。婚約の話もいろいろ出てくるだろう。そういうのを、どう躱していくつもりだ?」

「中継ぎの当主、ということにします」貴通の口調は、なおも真剣であった。「弟がある程度の年齢になるまでの間、僕が穂積家当主を務める、という形にするのです。そうすれば、“穂積貴通”が後継者問題の混乱を避けるために妻を娶らない、という理由が作れます」

「……」

 景紀は、貴通の顔をじっと見つめた。男装の少女の瞳あるのは、ただ決意だけだった。

「……お前は、それでいいのか?」

 最後に念のため、景紀は問うた。

「構いません。女であるとはいえ、僕も五摂家の人間です。この血筋が使えるのならば、景くんのためにとことん利用してやりますよ」

 言葉の最後は景紀に負い目を感じさせないためだろう、どこかおどけたような調子であった。

「判った。じゃあ、ちょっとまた父上のところに行くか」

「ええ、そうしましょう」

 二人は立ち上がり、景忠のいる執務室へと向かった。

  ◇◇◇

 再び自身の執務室に現れた息子とその同期生からの言葉に、景忠は悩ましい顔をしていた。

「……善光よ、貴通殿の件、どう思う?」

 苦悩を表わすような声で、この結城家当主は己の側用人に問うた。

「はい。現状で穂積通敏公を政治的に陥れることは困難ですが、病気療養などの名目で屋敷に押し込めるなどの手段はとれます」

 里見善光は、貴通の提案に前向きであった。彼にとっても自身の側用人としての地位を守るために、伊丹・一色両公と五摂家が権力を掌握した結果、主君である景忠が隠居に追い込まれ、その異母弟・景秀が当主の座につくような事態は避けたいのである。

「ただしその場合、他の六家からも穂積家当主のすげ替えに賛同して頂く必要はあるでしょうが」

 実際問題、“不逞浪士”取り締りに関する五摂家の主張を利用しようとしていると思われる伊丹・一色両公にしても、五摂家の政治的復権は望んでいないだろう。
 六家が皇主の下で権力を握り続ける体制を維持する、という点では伊丹・一色両公の姿勢と五摂家との姿勢とは相容れないはずだ。
 そのあたりを利用して、貴通を中継ぎとはいえ、六家の力で穂積家当主とすることは出来る。

「私としても、貴通殿が五摂家当主となり、景紀を支えてくれることを望んでいる」

「はい。僕が五摂家当主を継いだとしても、変わらずに景くんを支えていくつもりです」

 貴通は景紀の父に向けて、己の決意を語る。

「……もう少し早く貴殿が決断してくれれば、複雑になってしまった我が家と伊丹・一色両公、そして五摂家と関係を考えずに事を進められたのだがな」

 わずかに恨めしげな口調で、景忠は言う。
 現状、伊丹家・一色家と五摂家は互いが互いを利用しようとしている最中だろう。そうした中で結城家と繋がりの深い貴通を五摂家当主にする策動を行えば、伊丹・一色両公の警戒を招くのは必至だ。
 相変わらず、景忠の考えは慎重を通り越して臆病になっているようであった。

「……」

「……」

 景紀と貴通が互いに視線を合わせて、景忠に対する辟易とした感情を伝え合う。さてどう説得を続けたものかと二人が考えていると、廊下の方から誰かが駆ける足音が聞こえてきた。

「失礼いたします!」

 扉を開けて飛び込んできたのは、冬花であった。心なしか、その顔が青ざめている。

「貴様、御館様の許しもなく無礼であろう!」

「御霊部からの緊急の呪術通信です!」

 父の側に控えていた里見善光の咎める言葉を無視して、景紀のシキガミたる少女はまくし立てるように続けた。

「一時間ほど前、氷州鉄道株式会社皇都支店にて長尾憲隆公が爆殺された模様です! 支店が爆破され、その他北満洲経営委員会の発足式に出席していた多くの人間が死傷! これに呼応したものかどうかは不明ですが、伊丹家皇都屋敷に牢人が集結する気配を見せ、歩兵第一、第三連隊では非常呼集がかけられた上、弾薬庫が解放され実包の配布が始まっている模様です! 浦部御霊部長より、攘夷派浪士および皇都衛戍部隊の蹶起に警戒され度、とのこと!」

 直後に、ガタンという音がした。景紀たちの視線が、そちらに向く。

「景忠様!」

 卒倒しかけて椅子から崩れ落ちかけた景忠を、里見が慌てた様子で支えていた。
 その様子を見て、景紀は即座に決断した。

「冬花」

「はっ!」

「急いで呪術通信を飛ばせ。河越の第二師団と志野原の騎兵第一、第二旅団、澄之浦の独混第一旅団に皇都で変事が起こったことを伝え、非常呼集をかけろ。休暇に出ている将兵もすべて呼び戻して、出動準備を整えさせろ。また、河越城の宵にも連絡して河越鉄道を始め領内私鉄各社に戦時輸送に準じた措置を取らせるよう命じさせろ。民間の輸送が多少滞っても構わん。とにかく、領内に戦時に準じた体制を取らせろ。それと、家令に命じて屋敷にある馬車、人力車すべてをすぐに動かせるよう準備させろ。屋敷への襲撃に備え、家令や奉公人たちを河越へ脱出させるんだ。脱出は平民を優先。さらに執政や参与ら重臣連中に命じて、屋敷内の機密文書をすべて焼却させろ。命令は以上。復唱は要らん。かかれっ!」

「はっ、失礼いたします!」

 入ってくるときと同じく乱暴に扉を閉めると、冬花が廊下を駆け出す音がした。
 景紀は未だ衝撃の抜け切らない父へと向き直る。

「父上、状況は今聞いた通りです。攘夷派が蹶起したならば、この屋敷も狙われます。即刻、河越へと脱出なさって下さい。俺たちも機密文書の処理を確認した後に、河越に向かいます」

「し、しかし、まだ情報が確定したわけでは……、隠密衆からの報告を待ってからでも……」

 狼狽を隠せないまま、景忠は力なく反論した。

「今冬花が言っていたでしょう!?」

 景紀はもどかしげに怒鳴った。

「情報源は御霊部です。恐らくは監視用・索敵用の式でも飛ばして情報を得たのでしょう。ならば、情報の確度は高い。最早一刻の猶予もないと考えるべきです。俺は今から益永らに機密文書の処分と脱出の準備を進めるように命じてきます。貴通!」

「はい!」

 景紀は父の反応を待つことなく、貴通と共に廊下へと飛び出した。

「景くん!」

 明らかに焦燥に駆られている同期生の名を、貴通は呼ぶ。景紀はその声に、怨嗟のような叫びを返した。

「くそっ、どっかの馬鹿が特大の火種をぶち込みやがった!」
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