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続編
6 変化の時、覚悟の時
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「カティ様にお話を?」
「ああ。」
「それで今日はすぐにお部屋に戻られたんですね。」
食事中も終始うつむき加減で、あまり食べないまま部屋に戻ったカティをレオは心配していた。
エドヴァルドの半生を聞いて、ショックを受けて元気がないのだとレオは思ったのだ。
「いや、そうではない。心配ない。」
ふっとエドヴァルドが何かを思い出したように笑う。
「ああ、承知しました。」
エドヴァルドにこんな笑みを浮かべさせることがあったのだろうとレオは気が付く。
そしてカティが恥ずかしさから挙動不審になっていることも。
「食後のお茶はいかがいたしましょう。」
「私の部屋に運んで欲しい。」
カティは自室のソファーで、大きなクマのぬいぐるみに抱き着いて身もだえている。恥ずかしくて皆の顔もエドヴァルドの顔も見られない。
(はじめてのチュ〇~、君とチュ〇~ I will give you all my love~♪ )
カティの頭の中には壊れたレコードのようにこのフレーズがぐるぐる回っている。
そしてどんどん近づいてくるエドヴァルドのドアップの顔がまぶたから消えない 。
(・・・ううっ・・・とう様・・・格好良すぎてみれない・・・)
改めてエドヴァルドの破壊力のある美貌に、恥ずかしくて自分の身の置き所がなくなる。
(あんな麗しいとう様が私に・・・キ、キス・・無理!)
クマのぬいぐるみにボスボスと頭突きをする。
なのに勝手にエドヴァルドの迫りくる顔と唇の感触がよみがえってくる。
(とう様・・・カティはもう瀕死の重体です・・・)
ぎゅうっとクマのぬいぐるみを抱きしめる。
そこではたとカティはあることに気が付いた。
「とう様、とう様って・・・ああ、倒錯的!駄目な奴!」
婚約者という立場になって少しエドヴァルドの言動が変わったものの、それほど二人の関係が大きく変わることはなかった。
しかし、もう誤魔化していい時期は過ぎたのだ、もう「とう様」と呼んではいけないところに来たのだと気が付く。
「どうしよう・・・どうしよう・・・」
カティはクマに向かって、コホンと一つ咳ばらいをすると
「エ、エドヴァルド様。」
と、呼んでみた。
カティはパタッと倒れる。
「・・・・。無理。」
ハードルが高すぎる。
でもこのまま「とう様」だと何かのプレイになってしまう・・・どうにかせねば。
カティはくまさんに向かって、エドヴァルド様、エド様、ヴァルド様と声に出してみた。呼べる気がしない・・・
ヴァルヴァル様、エヴァ様、ドヴァドヴァ・・・からのドナドナとか!と、どんどんふざけて脱線する。現実逃避だ。
「ヴァルドか、なるほど。ヴァルドで良い。」
「ひゃあ?!」
いつの間にか部屋に来ていたエドヴァルドに呼び名の練習を聞かれてしまった。
「あ、ああの・・・ちがうの・・・その・・・」
隣の部屋からカチャカチャとお茶の用意がされている音が聞こえ、レオが下がったのが分かる。
「今日はやっと父上たちにお前を紹介することが出来た。私が家族を持つとは思ってもいなかっただろう。付き合ってもらってすまなかった、疲れただろう。」
ほんの少し、寂し気に聞こえた。
「とう様・・・。私も・・・私も連れて行ってもらえてうれしかった。とう様のご両親のもとへ連れて行ってくれてありがとう。クラウスお父様の話を教えてくれてありがとう。」
初めてのチュウのことしか頭になかった自分が恥ずかしくなった。
エドヴァルドはきっと色んな思いを胸に、話してくれたであろう家族の話をもっと大切に思い、エドヴァルドの心情に寄り添うべきだったのに。
「ごめんね、とう様。」
「何を謝る?」
「私自分ばかり辛いと思ってたの・・・とう様の辛さや悲しみなんて知りもせずに。どんなに頑張って今のとう様になって、私を助けてくれたのか思うと自分が情けなくて。」
エドヴァルドはカティの頭のてっぺんにキスをすると
「茶が冷める。」
「ふぇっ?とう様?!」
カティを抱き上げて、エドヴァルドの部屋のソファーに運んだ。
「あ、あの?」
「永遠に予約をしていると言いながら、最近は座ったことがないだろう?」
エドヴァルドはそう言ってカティを膝の上に座らせた。
「・・・。前とは状況が違うから・・・その・・・」
「カティは私に助けられたと思っているのかもしれないが、私もお前に助けられている。お前はここにいてくれるでだけでいい。」
膝の上のカティを後ろからふわっと抱きしめる。
「ふ・・・うう・・・」
娘として抱っこしていた時とはまた違う優しい手つきで体を支えてくれる。
「お前が側にいてくれると昔に失ったものを取り戻せるような気がする。」
そう言いながらカティの手を取り、その甲に口づけをする。
カティは再びノックアウトされて、瀕死の重体となりながら、エドヴァルドの心に思いを馳せる。
エドヴァルドは子供の身ながら、悪意のある周囲から公爵家を守るためにいろんなものを捨てざるをえなかったのだろう。
それを、自分が寄り添うことで取り戻せるのなら・・・
慰めたい一心でカティは姿勢を変えるとエドヴァルドの首に両手をまわして寄り添う。
「・・・・もう娘ではないのだからお前とは呼べないな。」
「とう様・・・」
頬をなぜるエドヴァルドにドキッとする。
「ヴァルドとは呼んでくれないのか?」
(うおっ?いきなりの試練!)
「・・・。ヴァ、ヴァル・・ド・・さま。ヴァル・・ヴァル様!に・・しよっかな・・・」
ヴァルドよりもほんのちょっぴりだけど敷居が低い気がする。
「ふ。それもよいな。では今日より、もうとう様呼びは禁じよう。」
「え?そんなの無理!だってとう様・・・あ・・ヴァル様・・・」
名を呼ぶだけで心臓がバクバクし、顔が赤くなるのがわかる。
名前を呼ぶことで、二人の関係がまた一つ明確になってゆく。
またふっと笑う気配がして、思わず顔をあげてエドヴァルドの顔を見る。
深い藍色の瞳に見つめられて、その藍色の目がゆっくり近づいてくるのを見てカティは「とう様」から卒業する覚悟を決める。
そんなカティの唇にエドヴァルドはそっとキスをすると頭を優しく自分の胸に抱き寄せる。
心臓はドクンドクンしているがその温かさが心地よくて思わず目を閉じる。
ゆっくりとエドヴァルドが背中を撫でてくれる。
昔、いつも膝の上で抱きしめてもらい、安心していたように次第に鼓動も落ち着き、エドヴァルドの体温に溶けていきそうになる。そのままほとんど夢の中に落ちていく。
エドヴァルドはレオが見れば驚くだろう優しい笑みを浮かべ髪を撫でる。
前世の記憶、異世界の記憶を持つカティ。
初めは赤ん坊らしからぬ言動に驚かされ、興味を持った。
異世界の記憶のためなのかとんでもない魔法を作り出し、今や最強の公爵令嬢。一歩使い方を間違えれば、国をも乗っ取り、戦争も引き起こしかねないその力。
しかし、悪意など微塵も持たず、その稀有な能力をくだらないことや人助けのためにしか使わない。
いつも空回りしながらも一生懸命で、純粋で・・・まっすぐに自分の心に飛び込んできた。側にいたのは二年にも満たないわずかな時間だったが、いつの間にかかけがえのない家族になっていた。
それなのに十三年もの長い間、側にいてやれなかった。自分には自覚はなかったが、ただ目が覚めたら世界が変わっていた。
長い間苦しめ、悲しませてしまったせいで心が弱り赤ちゃん返りをしてしまったカティ。カティのエドヴァルドへの依存は、実は十三年の時を失って当惑していたエドヴァルドの心も救ってくれていた。
カティはエドヴァルドに「幸せにしてくれてありがとう」、そう言ったがその言葉をそのままカティに返す。
エドヴァルドは安心して自分に身を任せるカティの温かさと無防備な姿に、胸が痛くなるほどの想いが湧き上がる。これまで無縁だった感情だが悪くはない。
「責任をとってもらうぞ。」
エドヴァルドは再び笑みを浮かべると、カティの頭のてっぺんにそっと唇を落とした。
次の日から、エドヴァルドの溺愛がますます加速し、羞恥に頬を染める日々が待っているとはカティは知らない。
終
===================================
カティがようやく「とう様」から卒業し、大人の階段を一段上りました。(´艸`*)
カティが「赤ちゃん」ではなくなり、「とう様」呼びからも卒業してタイトルとかけ離れてしまったので、これにていったん終了したいと思います。
(本編完結で終わっておくほうがきれいだった気が・・・( ノД`)シクシク…)
カティ達は大好きな愛しいキャラクターなので、他のエピソードも書いたりしています。今後も趣味としてコツコツ書き続ける予定でいます。
カティは永遠に不滅です(*´▽`*)
余談や閑話としていずれ投稿したいとはおもっておりますが、タイトルとの整合性が自分の中で解消できれば、になるかと思います。(解消できなくても気分次第の場合もあり(´艸`*))
本当に最後までお読みいただきありがとうございました!(*´▽`*)
たくさんの感想、応援いただいた事に心から感謝いたします°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
「ああ。」
「それで今日はすぐにお部屋に戻られたんですね。」
食事中も終始うつむき加減で、あまり食べないまま部屋に戻ったカティをレオは心配していた。
エドヴァルドの半生を聞いて、ショックを受けて元気がないのだとレオは思ったのだ。
「いや、そうではない。心配ない。」
ふっとエドヴァルドが何かを思い出したように笑う。
「ああ、承知しました。」
エドヴァルドにこんな笑みを浮かべさせることがあったのだろうとレオは気が付く。
そしてカティが恥ずかしさから挙動不審になっていることも。
「食後のお茶はいかがいたしましょう。」
「私の部屋に運んで欲しい。」
カティは自室のソファーで、大きなクマのぬいぐるみに抱き着いて身もだえている。恥ずかしくて皆の顔もエドヴァルドの顔も見られない。
(はじめてのチュ〇~、君とチュ〇~ I will give you all my love~♪ )
カティの頭の中には壊れたレコードのようにこのフレーズがぐるぐる回っている。
そしてどんどん近づいてくるエドヴァルドのドアップの顔がまぶたから消えない 。
(・・・ううっ・・・とう様・・・格好良すぎてみれない・・・)
改めてエドヴァルドの破壊力のある美貌に、恥ずかしくて自分の身の置き所がなくなる。
(あんな麗しいとう様が私に・・・キ、キス・・無理!)
クマのぬいぐるみにボスボスと頭突きをする。
なのに勝手にエドヴァルドの迫りくる顔と唇の感触がよみがえってくる。
(とう様・・・カティはもう瀕死の重体です・・・)
ぎゅうっとクマのぬいぐるみを抱きしめる。
そこではたとカティはあることに気が付いた。
「とう様、とう様って・・・ああ、倒錯的!駄目な奴!」
婚約者という立場になって少しエドヴァルドの言動が変わったものの、それほど二人の関係が大きく変わることはなかった。
しかし、もう誤魔化していい時期は過ぎたのだ、もう「とう様」と呼んではいけないところに来たのだと気が付く。
「どうしよう・・・どうしよう・・・」
カティはクマに向かって、コホンと一つ咳ばらいをすると
「エ、エドヴァルド様。」
と、呼んでみた。
カティはパタッと倒れる。
「・・・・。無理。」
ハードルが高すぎる。
でもこのまま「とう様」だと何かのプレイになってしまう・・・どうにかせねば。
カティはくまさんに向かって、エドヴァルド様、エド様、ヴァルド様と声に出してみた。呼べる気がしない・・・
ヴァルヴァル様、エヴァ様、ドヴァドヴァ・・・からのドナドナとか!と、どんどんふざけて脱線する。現実逃避だ。
「ヴァルドか、なるほど。ヴァルドで良い。」
「ひゃあ?!」
いつの間にか部屋に来ていたエドヴァルドに呼び名の練習を聞かれてしまった。
「あ、ああの・・・ちがうの・・・その・・・」
隣の部屋からカチャカチャとお茶の用意がされている音が聞こえ、レオが下がったのが分かる。
「今日はやっと父上たちにお前を紹介することが出来た。私が家族を持つとは思ってもいなかっただろう。付き合ってもらってすまなかった、疲れただろう。」
ほんの少し、寂し気に聞こえた。
「とう様・・・。私も・・・私も連れて行ってもらえてうれしかった。とう様のご両親のもとへ連れて行ってくれてありがとう。クラウスお父様の話を教えてくれてありがとう。」
初めてのチュウのことしか頭になかった自分が恥ずかしくなった。
エドヴァルドはきっと色んな思いを胸に、話してくれたであろう家族の話をもっと大切に思い、エドヴァルドの心情に寄り添うべきだったのに。
「ごめんね、とう様。」
「何を謝る?」
「私自分ばかり辛いと思ってたの・・・とう様の辛さや悲しみなんて知りもせずに。どんなに頑張って今のとう様になって、私を助けてくれたのか思うと自分が情けなくて。」
エドヴァルドはカティの頭のてっぺんにキスをすると
「茶が冷める。」
「ふぇっ?とう様?!」
カティを抱き上げて、エドヴァルドの部屋のソファーに運んだ。
「あ、あの?」
「永遠に予約をしていると言いながら、最近は座ったことがないだろう?」
エドヴァルドはそう言ってカティを膝の上に座らせた。
「・・・。前とは状況が違うから・・・その・・・」
「カティは私に助けられたと思っているのかもしれないが、私もお前に助けられている。お前はここにいてくれるでだけでいい。」
膝の上のカティを後ろからふわっと抱きしめる。
「ふ・・・うう・・・」
娘として抱っこしていた時とはまた違う優しい手つきで体を支えてくれる。
「お前が側にいてくれると昔に失ったものを取り戻せるような気がする。」
そう言いながらカティの手を取り、その甲に口づけをする。
カティは再びノックアウトされて、瀕死の重体となりながら、エドヴァルドの心に思いを馳せる。
エドヴァルドは子供の身ながら、悪意のある周囲から公爵家を守るためにいろんなものを捨てざるをえなかったのだろう。
それを、自分が寄り添うことで取り戻せるのなら・・・
慰めたい一心でカティは姿勢を変えるとエドヴァルドの首に両手をまわして寄り添う。
「・・・・もう娘ではないのだからお前とは呼べないな。」
「とう様・・・」
頬をなぜるエドヴァルドにドキッとする。
「ヴァルドとは呼んでくれないのか?」
(うおっ?いきなりの試練!)
「・・・。ヴァ、ヴァル・・ド・・さま。ヴァル・・ヴァル様!に・・しよっかな・・・」
ヴァルドよりもほんのちょっぴりだけど敷居が低い気がする。
「ふ。それもよいな。では今日より、もうとう様呼びは禁じよう。」
「え?そんなの無理!だってとう様・・・あ・・ヴァル様・・・」
名を呼ぶだけで心臓がバクバクし、顔が赤くなるのがわかる。
名前を呼ぶことで、二人の関係がまた一つ明確になってゆく。
またふっと笑う気配がして、思わず顔をあげてエドヴァルドの顔を見る。
深い藍色の瞳に見つめられて、その藍色の目がゆっくり近づいてくるのを見てカティは「とう様」から卒業する覚悟を決める。
そんなカティの唇にエドヴァルドはそっとキスをすると頭を優しく自分の胸に抱き寄せる。
心臓はドクンドクンしているがその温かさが心地よくて思わず目を閉じる。
ゆっくりとエドヴァルドが背中を撫でてくれる。
昔、いつも膝の上で抱きしめてもらい、安心していたように次第に鼓動も落ち着き、エドヴァルドの体温に溶けていきそうになる。そのままほとんど夢の中に落ちていく。
エドヴァルドはレオが見れば驚くだろう優しい笑みを浮かべ髪を撫でる。
前世の記憶、異世界の記憶を持つカティ。
初めは赤ん坊らしからぬ言動に驚かされ、興味を持った。
異世界の記憶のためなのかとんでもない魔法を作り出し、今や最強の公爵令嬢。一歩使い方を間違えれば、国をも乗っ取り、戦争も引き起こしかねないその力。
しかし、悪意など微塵も持たず、その稀有な能力をくだらないことや人助けのためにしか使わない。
いつも空回りしながらも一生懸命で、純粋で・・・まっすぐに自分の心に飛び込んできた。側にいたのは二年にも満たないわずかな時間だったが、いつの間にかかけがえのない家族になっていた。
それなのに十三年もの長い間、側にいてやれなかった。自分には自覚はなかったが、ただ目が覚めたら世界が変わっていた。
長い間苦しめ、悲しませてしまったせいで心が弱り赤ちゃん返りをしてしまったカティ。カティのエドヴァルドへの依存は、実は十三年の時を失って当惑していたエドヴァルドの心も救ってくれていた。
カティはエドヴァルドに「幸せにしてくれてありがとう」、そう言ったがその言葉をそのままカティに返す。
エドヴァルドは安心して自分に身を任せるカティの温かさと無防備な姿に、胸が痛くなるほどの想いが湧き上がる。これまで無縁だった感情だが悪くはない。
「責任をとってもらうぞ。」
エドヴァルドは再び笑みを浮かべると、カティの頭のてっぺんにそっと唇を落とした。
次の日から、エドヴァルドの溺愛がますます加速し、羞恥に頬を染める日々が待っているとはカティは知らない。
終
===================================
カティがようやく「とう様」から卒業し、大人の階段を一段上りました。(´艸`*)
カティが「赤ちゃん」ではなくなり、「とう様」呼びからも卒業してタイトルとかけ離れてしまったので、これにていったん終了したいと思います。
(本編完結で終わっておくほうがきれいだった気が・・・( ノД`)シクシク…)
カティ達は大好きな愛しいキャラクターなので、他のエピソードも書いたりしています。今後も趣味としてコツコツ書き続ける予定でいます。
カティは永遠に不滅です(*´▽`*)
余談や閑話としていずれ投稿したいとはおもっておりますが、タイトルとの整合性が自分の中で解消できれば、になるかと思います。(解消できなくても気分次第の場合もあり(´艸`*))
本当に最後までお読みいただきありがとうございました!(*´▽`*)
たくさんの感想、応援いただいた事に心から感謝いたします°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
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