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Reviver
Reviver -⑯-
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「来い」
彼と少し離れた場所で、水の少ない場所に足が着いた瞬間に、全身に電気を纏って飛びかかる。最早、俺自身でも制御できない全速力。そこに強引に蹴りを合わせる。ただ速さに任せた攻撃。だから読まれれば避けられる。
そこに俺の体で隠していた電気の刀が降り注ぐ。これも水の壁で防がれる。爆発を起こせるほどのもの練り上げなければ、電流は受け流され俺が操作できないほどに分散してしまう。
そんなのは知っていた。
俺は蹴りをしている途中に銃の形態を変形させていた。
形態は疑似カノン砲。彼の背後から、最高出力で叩き潰す。
引き金を引いた銃口の先で電気の塊は爆発。
そして、最後に地面に立ったのは俺だった。
「俺の勝ちだな」
「はは、負けた」
手を差し出して、彼を起き上がらせる。
「狙いが搦め手で受け身のものだと、押し負けるぞ」
彼の水のジェットの殺傷力を影にして、目くらましや妨害で隙を伺う戦い方は、良い戦い方ではあるが、俺が指摘する弱点はあった。幹部たちは基本、能力のゴリ押しだ。それに力負けしてしまう可能性はあった。
「アドバイスどうも。でもメインは殺傷力高すぎてさ」
確かに、目的が拘束なら対象を傷つけるのはあまり好ましくない。
「いや、足の腱を狙えばいいだろ。お前くらいなら出来るはずだ」
「結構、バイオレンスじゃねえか」
「幹部相手にはここまでしないと無理だぞ。かなりきつい」
「おお、そうか。忠告どうも」
手を指し伸ばして立ち上がらせてから、シュミレーションが終了する。
「そこのお二人。ちょっといい?」
機械から出ると、訓練室の入り口付近に椿がいた。
「今回の作戦」
彼女は俺たちそれぞれにタブレットを投げ、キャッチしたのを確認すると内容を読み上げる。
「リラシオとその傘下の組織が動き始めた。動きや配置から攻められる場所は東京電波塔、国会議事堂、第一部隊拠点に絞られた」
「国会議事堂⁉」
リラシオとは、大きな穏健派の発言力が無くなっただけで、ここまで大きく暴れる組織だっただろうか。
「続きあるから、落ち着き」
思わず大きく反応した俺を椿はなだめた。
「前者二つはやるにしてもリスクがでかすぎるので、囮だと判断。最低限の戦力をそこに残し、他全てを第一部隊拠点へと集結させる。そして、ここでは二つの作戦を行い、カンコを嵌める」
嵌める、とは大きく出ている。どうしようもない未来にでも追い込むつもりなのだろうか。
「一つ目は杜若ナガミチを囮として陣列を組み彼を守る作戦。そして、入ってきたテロリストたちをここに閉じ込めて外から潰していく作戦」
確かに内と外の挟み撃ちの場合、内側に多大な圧力がかかる。
だが、包囲できるならそれがいい。
「前者の作戦を遂行中に後者の者へ移るものとする。そのタイミングは杜若両名には伝えない」
伝えないのはカンコさんの未来予知に引っかかる可能性があるからだろうか。
「ユウナには承諾の元、睡眠薬を飲んでもらい。秘密裏に運搬。ルートは誘導班のみの機密」
「そして今回は杜若ナガミチを戦力として数え、適切なタイミングでこちらとの合流を行ってもらう。タイミングは自身で判断すること」
俺の引き際に関してはかなりアバウトな支持だ。未来を不確定にさせておきたいのだろう。
「発信機を付けて茨木ジンと合流する。杜若ナガミチを包囲まで届けたらナガミチは後退、包囲に茨木ジンを参戦させる。以上」
「お、信頼していいぞ。あの人は異能局の中で一番強い人なんだ」
「そうか。…ってあの人か」
確かカンコが、何度かネガティブなニュアンスでその名前を口にしていたような気がする。
「そういや、なんで睡眠薬飲ますんだ?」
「意識がない方が良いって話。今まで異能局は杜若ナガミチと戦ってきて、未来視の制限とか限界を推定しているみたい。その制限とかは部下には詳しく教えてくんないんだけどね」
「あー、納得した」
多少の不満はあるが、今はそこに突っ込んでいられない。あちらの策ならそれに従うだけだ。
異能局の未来視への推察はどうなっているのだろう。彼女を寝かせるということは『対象の意識がないときは、未来を見ることができない』という推察を立てているのだろう。
「あ、ユウナちゃんに会う?許可取っとく?」
「おー、お願いしてもいい?」
彼女の提案を受け入れた。どっち道頼もうとしたことなので、手間が省けてお得をした。
「よし、ん、じゃあね」
彼女はそう言って訓練室から出て行った。少し速足だった気がする。
「俺も準備してから持ち場いくわ」
彼もそう行って訓練室から出て行くと、一人で訓練を再開した。
「落ち着いてるじゃん」
許可が取れた後、ユウナの部屋に入った。椿がまた、入り口の近くからこちらを見ている。
「ま、けじめは着いたからな。いつまでもナヨナヨしてられない」
「そう」
ユウナは隣に座る俺の肩に頭を乗せながら相槌を打つ。
「そういや薬飲んだか?」
「うん。あと少しで効果が出るって」
「そうか…」
寝るまでのタイムリミットが近づいている。なんて例えは不吉すぎる。
「なんで私を守るの?可愛いから?」
「おいおい。自分で言うなよ」
本当に親の良いとこ取りをしたような綺麗な顔ではあるが、そんな理由ではない。
「ま、そんな訳ないだろ。いや、可愛いことは否定しないよ。でも、それは家族だからだ」
彼女は幼馴染より大切だ。
「色々大変だったな。苦労かけた」
「迷惑かけたわけじゃないでしょ。私だけほとんど戦ってないし」
「本来、戦わなくていいんだよ。俺が銃を持っているのは、勝手に我儘通しただけだ」
そうだ。その通りだ。
偶々、異能局に戦力が足りず人材を求めている状況で、偶々、心を読める能力によって信頼の保障がされたお陰で戦えている。
「思い出話でもするか?」
少しでも長く話しておきたいから昔話を振ってみた。
「なに?らしくない」
「いいだろ。これくらい」
「そういうの良いでしょ。他の人、聞いてるし」
「…そうだな」
その後、何もしない時間が流れる。何もない。起伏がない。言葉もなく、音もない。
何もないからこそ、居心地が良い。虚無は楽でいい。
虚無という言葉に反して気分は充実していた。
「…お兄」
彼女は俺の肩に寄り掛かったまま話しかけた。
「なんだ?」
「あとは、頼んだ」
そう言ってベッドの方へ倒れる。完全に倒れる前に彼女を支え、ゆっくり下ろした。
大好きで、可愛い可愛い妹だ。
「ユウナちゃんは預かる」
「ああ、本当に、頼む。椿」
彼と少し離れた場所で、水の少ない場所に足が着いた瞬間に、全身に電気を纏って飛びかかる。最早、俺自身でも制御できない全速力。そこに強引に蹴りを合わせる。ただ速さに任せた攻撃。だから読まれれば避けられる。
そこに俺の体で隠していた電気の刀が降り注ぐ。これも水の壁で防がれる。爆発を起こせるほどのもの練り上げなければ、電流は受け流され俺が操作できないほどに分散してしまう。
そんなのは知っていた。
俺は蹴りをしている途中に銃の形態を変形させていた。
形態は疑似カノン砲。彼の背後から、最高出力で叩き潰す。
引き金を引いた銃口の先で電気の塊は爆発。
そして、最後に地面に立ったのは俺だった。
「俺の勝ちだな」
「はは、負けた」
手を差し出して、彼を起き上がらせる。
「狙いが搦め手で受け身のものだと、押し負けるぞ」
彼の水のジェットの殺傷力を影にして、目くらましや妨害で隙を伺う戦い方は、良い戦い方ではあるが、俺が指摘する弱点はあった。幹部たちは基本、能力のゴリ押しだ。それに力負けしてしまう可能性はあった。
「アドバイスどうも。でもメインは殺傷力高すぎてさ」
確かに、目的が拘束なら対象を傷つけるのはあまり好ましくない。
「いや、足の腱を狙えばいいだろ。お前くらいなら出来るはずだ」
「結構、バイオレンスじゃねえか」
「幹部相手にはここまでしないと無理だぞ。かなりきつい」
「おお、そうか。忠告どうも」
手を指し伸ばして立ち上がらせてから、シュミレーションが終了する。
「そこのお二人。ちょっといい?」
機械から出ると、訓練室の入り口付近に椿がいた。
「今回の作戦」
彼女は俺たちそれぞれにタブレットを投げ、キャッチしたのを確認すると内容を読み上げる。
「リラシオとその傘下の組織が動き始めた。動きや配置から攻められる場所は東京電波塔、国会議事堂、第一部隊拠点に絞られた」
「国会議事堂⁉」
リラシオとは、大きな穏健派の発言力が無くなっただけで、ここまで大きく暴れる組織だっただろうか。
「続きあるから、落ち着き」
思わず大きく反応した俺を椿はなだめた。
「前者二つはやるにしてもリスクがでかすぎるので、囮だと判断。最低限の戦力をそこに残し、他全てを第一部隊拠点へと集結させる。そして、ここでは二つの作戦を行い、カンコを嵌める」
嵌める、とは大きく出ている。どうしようもない未来にでも追い込むつもりなのだろうか。
「一つ目は杜若ナガミチを囮として陣列を組み彼を守る作戦。そして、入ってきたテロリストたちをここに閉じ込めて外から潰していく作戦」
確かに内と外の挟み撃ちの場合、内側に多大な圧力がかかる。
だが、包囲できるならそれがいい。
「前者の作戦を遂行中に後者の者へ移るものとする。そのタイミングは杜若両名には伝えない」
伝えないのはカンコさんの未来予知に引っかかる可能性があるからだろうか。
「ユウナには承諾の元、睡眠薬を飲んでもらい。秘密裏に運搬。ルートは誘導班のみの機密」
「そして今回は杜若ナガミチを戦力として数え、適切なタイミングでこちらとの合流を行ってもらう。タイミングは自身で判断すること」
俺の引き際に関してはかなりアバウトな支持だ。未来を不確定にさせておきたいのだろう。
「発信機を付けて茨木ジンと合流する。杜若ナガミチを包囲まで届けたらナガミチは後退、包囲に茨木ジンを参戦させる。以上」
「お、信頼していいぞ。あの人は異能局の中で一番強い人なんだ」
「そうか。…ってあの人か」
確かカンコが、何度かネガティブなニュアンスでその名前を口にしていたような気がする。
「そういや、なんで睡眠薬飲ますんだ?」
「意識がない方が良いって話。今まで異能局は杜若ナガミチと戦ってきて、未来視の制限とか限界を推定しているみたい。その制限とかは部下には詳しく教えてくんないんだけどね」
「あー、納得した」
多少の不満はあるが、今はそこに突っ込んでいられない。あちらの策ならそれに従うだけだ。
異能局の未来視への推察はどうなっているのだろう。彼女を寝かせるということは『対象の意識がないときは、未来を見ることができない』という推察を立てているのだろう。
「あ、ユウナちゃんに会う?許可取っとく?」
「おー、お願いしてもいい?」
彼女の提案を受け入れた。どっち道頼もうとしたことなので、手間が省けてお得をした。
「よし、ん、じゃあね」
彼女はそう言って訓練室から出て行った。少し速足だった気がする。
「俺も準備してから持ち場いくわ」
彼もそう行って訓練室から出て行くと、一人で訓練を再開した。
「落ち着いてるじゃん」
許可が取れた後、ユウナの部屋に入った。椿がまた、入り口の近くからこちらを見ている。
「ま、けじめは着いたからな。いつまでもナヨナヨしてられない」
「そう」
ユウナは隣に座る俺の肩に頭を乗せながら相槌を打つ。
「そういや薬飲んだか?」
「うん。あと少しで効果が出るって」
「そうか…」
寝るまでのタイムリミットが近づいている。なんて例えは不吉すぎる。
「なんで私を守るの?可愛いから?」
「おいおい。自分で言うなよ」
本当に親の良いとこ取りをしたような綺麗な顔ではあるが、そんな理由ではない。
「ま、そんな訳ないだろ。いや、可愛いことは否定しないよ。でも、それは家族だからだ」
彼女は幼馴染より大切だ。
「色々大変だったな。苦労かけた」
「迷惑かけたわけじゃないでしょ。私だけほとんど戦ってないし」
「本来、戦わなくていいんだよ。俺が銃を持っているのは、勝手に我儘通しただけだ」
そうだ。その通りだ。
偶々、異能局に戦力が足りず人材を求めている状況で、偶々、心を読める能力によって信頼の保障がされたお陰で戦えている。
「思い出話でもするか?」
少しでも長く話しておきたいから昔話を振ってみた。
「なに?らしくない」
「いいだろ。これくらい」
「そういうの良いでしょ。他の人、聞いてるし」
「…そうだな」
その後、何もしない時間が流れる。何もない。起伏がない。言葉もなく、音もない。
何もないからこそ、居心地が良い。虚無は楽でいい。
虚無という言葉に反して気分は充実していた。
「…お兄」
彼女は俺の肩に寄り掛かったまま話しかけた。
「なんだ?」
「あとは、頼んだ」
そう言ってベッドの方へ倒れる。完全に倒れる前に彼女を支え、ゆっくり下ろした。
大好きで、可愛い可愛い妹だ。
「ユウナちゃんは預かる」
「ああ、本当に、頼む。椿」
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