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[帝都『フォルエンシュテュール』]
グリュンバルド大陸を支配する街。帝都内は貴族街・庶民街・貧民街の3層に分かれており、それぞれが持っている身分で通行できる街が制限される。今だに身分による偏見が強い街で、貴族とそれ以外の人達の間の仲は相当悪く、王族であるフォルエンシュテュール家も庶民からしたらあまり良くは思われていない。
しかし、庶民派でよく下町の人達の声に耳を傾けたり、遊びに来るロメリアは庶民の皆から愛されている為、彼女が次の王になってほしいと庶民の人達は思っている。ところがそれをよく思わない貴族や王族からは鬱陶しい存在として勘当され、王としての継承権が無くなったことにより、庶民達の貴族や王族達に対する反発がより強くなっている。
[帝都貧民街]
帝都の下層に位置する街で悪臭漂う穢れた街。マフィアの本拠地でもあり、帝都の法律も通用せず、人権すら与えられない。貴族は勿論庶民もこの街にはよほどな事が無い限りは足を踏み入れることは無く、信じられるのは己の実力のみである。
貴族の没落先でもあり、貧困街の半数近くは元貴族もしくはそれらの貴族の子孫である。
[帝都庶民街]
帝都の人口の6割以上が住んでいる、帝都の顔となっている活気あふれる街。大陸各地から様々な商品が集まり、庶民街に来れば手に入らぬものが無いと言われている。帝都を基本的に支えているのはこの庶民街と街に住んでいる人々で、労働力や兵力、経済力も基本的に彼らが担っている。
[帝都貴族街]
帝都の人口のおよそ2割程度が住んでいる豪華絢爛な街。街の上層部に位置し、この街に住んでいるのは貴族と呼ばれる特権階級の人々や王族を守護する親衛隊の人達である。彼らは主に、様々な事業の取締役として活躍しており、数多くの富を独占できる立場にある。そして帝国軍の幹部もほぼ貴族出身である。
その為庶民との軋轢も凄まじく、仲は良くない。
[世界共通通貨『カーツ』]
全世界で使用されている通貨単位。以前は3つの大陸でそれぞれ別の通貨を使用していたが、大陸間での交易活性化や通貨価値の統一を目的として作られた。
この通貨が発行されてからは、より大陸間での『ヒト・モノ・カネ』の流れが激しくなった。
[伝説のアサシン 『ジャッカル』]
数百年前に世界に名を轟かした暗殺者。暗殺不可能と言われていた人物を暗殺したり、世界規模の組織をたった一人で幾つも潰したりするなどその偉業は皆どれも人間離れしており、本当にそんな人物がいたのか、誰かが作った架空の人物なのではないかという声も近年上がっている。また、彼は基本的に立場が弱い人々を助け、そのような人々をいたぶり悦に浸る者だけをターゲットにしていたことから、彼を英雄と奉る人も少なくは無いという。
彼が何処に住んでいたのか、その後の消息はどうなったのか、子孫はいるのかといった事は一切分かっていない。只、不確かではあるが僅かに残っている彼について書かれた文献によると、『彼は勿忘草色の淡い青色の髪をしていて、やや癖毛がある長い髪を持っていた』と書かれている。
[フォルエンシュテュール家]
帝都『フォルエンシュテュール』を支配する一族。グリュンバルド大陸を代表する一族であり、昔ながらの伝統を重んじる者達として有名である。その伝統を重んじる風習のせいなのか貴族達や地元の有力者を除く、大陸に住んでいる多くの人々があまり彼らに良い感情を持っていない現状がある。
[貧困街のマフィア]
帝都の貧民街を支配する闇組織。本来は貧民街も王族『フォルエンシュテュール家』の管轄なのだが、現状の貧民街においては、実質このマフィア組織の方が王族よりも力を持っている。
武器・麻薬の密売、人身売買といった違法行為によって巨額の富を築いており、噂では貴族街の一部に麻薬などを提供して密かにその影響力を強めているとの話も出ている。
[グリュンバルド大陸]
この世界に存在する3つの大陸のうちの1つ。最も広大で、緑豊かな大地が特徴。気候も安定しており、農業が非常に盛んで他の大陸にも多くの食材を輸出している。
[憩いの街 フェリル]
帝都の近くにある宿場町。帝都の一番近くある街ということで多くの物資がこの街に集まる為、商業が非常に盛んな街となっている。このような街の特性によって、この街にある商業組合の影響力は大変絶大で、町は勿論、帝都や大陸全体に広いコネクションが存在している。
[飲食店『ローゼンフレッシュ』]
フェリルにある飲食店。代々カトラス家によって営まれており、100年以上の老舗である。
[フェリルの商業組合]
フェリルの町に本拠地を構える商業組合。帝国やグリュンバルド大陸全域に強いコネクションを持っており、絶大な権力を持っている。
最近現会長の息子がその絶大な権力を用いて他人に迷惑をかけているとのことで商業組合に対する視線が厳しくなっている。
[ミスティーヌの森]
グリュンバルド大陸最大の森林地帯。フェリルの町とエルステッドの町の中間にあり、様々な動植物が多く生息している。以前は宿場町がこの森の近くにあったのだが、『とある事件』によって消失してしまった。
その事件以降、とある時期になると森全体が霧に包まれ、亡霊が現れるといった噂が流れるようになった。
[果物の街 エルステッド]
グリュンバルド大陸で最も農業が盛んな街。特に果物が盛んで、世界中に輸出をしている。気候が安定しており、グリュンバルド大陸で最も住みやすい街に選ばれている。
[エルステッドの葡萄狩り]
エルステッドの町で年に1回開催される祭りで毎年1000人近くの人々が参加している。しかしこの祭りは他の町で開催されている葡萄狩りとは一線を画しており、毎年多くの死人が続出している。
[黄金の葡萄]
エルステッドの町にある葡萄畑の奥地に生息している魔物の体に生えている特殊な果実。その果実はあらゆる病と傷を治すという奇跡のような代物で、市場には全く出回らない超希少品である。
[リゾート街 サンセットフィート]
グリュンバルド大陸の南東部に位置するリゾート街。大陸の沿岸部に位置する為、美しい浜辺が一面に広がっており、夏場は海水浴場として大いに賑わう。
また他の大陸への連絡便もこの街から出ており、グリュンバルド大陸の玄関港となっている。
[サンセットフィートのビーチバレー大会]
『リゾート街 サンセットフィート』の海岸で行われる祭り。毎年1回開催され、グリュンバルド大陸各地から毎年多くの人々が参加する。
[フィルテラスト大陸]
この世界に存在する3つの大陸のうちの1つ。工業が盛んで最も裕福な大陸なのだが近年ではその発達した工業によって引き起こされている環境悪化が問題となっている。
大陸の大半は荒野と砂漠で構成されており、グリュンバルド大陸とは違って徒歩で旅をするにはあまり適さない環境となっている。年間通して雨がほぼ降らない。
[エメラリア港]
フィルテラスト大陸南西部に位置する港町。貿易港と共に工業を支える工場も多数存在しており、大陸の製造業と運送業の柱の1つとなっている。
グリュンバルド大陸を支配する街。帝都内は貴族街・庶民街・貧民街の3層に分かれており、それぞれが持っている身分で通行できる街が制限される。今だに身分による偏見が強い街で、貴族とそれ以外の人達の間の仲は相当悪く、王族であるフォルエンシュテュール家も庶民からしたらあまり良くは思われていない。
しかし、庶民派でよく下町の人達の声に耳を傾けたり、遊びに来るロメリアは庶民の皆から愛されている為、彼女が次の王になってほしいと庶民の人達は思っている。ところがそれをよく思わない貴族や王族からは鬱陶しい存在として勘当され、王としての継承権が無くなったことにより、庶民達の貴族や王族達に対する反発がより強くなっている。
[帝都貧民街]
帝都の下層に位置する街で悪臭漂う穢れた街。マフィアの本拠地でもあり、帝都の法律も通用せず、人権すら与えられない。貴族は勿論庶民もこの街にはよほどな事が無い限りは足を踏み入れることは無く、信じられるのは己の実力のみである。
貴族の没落先でもあり、貧困街の半数近くは元貴族もしくはそれらの貴族の子孫である。
[帝都庶民街]
帝都の人口の6割以上が住んでいる、帝都の顔となっている活気あふれる街。大陸各地から様々な商品が集まり、庶民街に来れば手に入らぬものが無いと言われている。帝都を基本的に支えているのはこの庶民街と街に住んでいる人々で、労働力や兵力、経済力も基本的に彼らが担っている。
[帝都貴族街]
帝都の人口のおよそ2割程度が住んでいる豪華絢爛な街。街の上層部に位置し、この街に住んでいるのは貴族と呼ばれる特権階級の人々や王族を守護する親衛隊の人達である。彼らは主に、様々な事業の取締役として活躍しており、数多くの富を独占できる立場にある。そして帝国軍の幹部もほぼ貴族出身である。
その為庶民との軋轢も凄まじく、仲は良くない。
[世界共通通貨『カーツ』]
全世界で使用されている通貨単位。以前は3つの大陸でそれぞれ別の通貨を使用していたが、大陸間での交易活性化や通貨価値の統一を目的として作られた。
この通貨が発行されてからは、より大陸間での『ヒト・モノ・カネ』の流れが激しくなった。
[伝説のアサシン 『ジャッカル』]
数百年前に世界に名を轟かした暗殺者。暗殺不可能と言われていた人物を暗殺したり、世界規模の組織をたった一人で幾つも潰したりするなどその偉業は皆どれも人間離れしており、本当にそんな人物がいたのか、誰かが作った架空の人物なのではないかという声も近年上がっている。また、彼は基本的に立場が弱い人々を助け、そのような人々をいたぶり悦に浸る者だけをターゲットにしていたことから、彼を英雄と奉る人も少なくは無いという。
彼が何処に住んでいたのか、その後の消息はどうなったのか、子孫はいるのかといった事は一切分かっていない。只、不確かではあるが僅かに残っている彼について書かれた文献によると、『彼は勿忘草色の淡い青色の髪をしていて、やや癖毛がある長い髪を持っていた』と書かれている。
[フォルエンシュテュール家]
帝都『フォルエンシュテュール』を支配する一族。グリュンバルド大陸を代表する一族であり、昔ながらの伝統を重んじる者達として有名である。その伝統を重んじる風習のせいなのか貴族達や地元の有力者を除く、大陸に住んでいる多くの人々があまり彼らに良い感情を持っていない現状がある。
[貧困街のマフィア]
帝都の貧民街を支配する闇組織。本来は貧民街も王族『フォルエンシュテュール家』の管轄なのだが、現状の貧民街においては、実質このマフィア組織の方が王族よりも力を持っている。
武器・麻薬の密売、人身売買といった違法行為によって巨額の富を築いており、噂では貴族街の一部に麻薬などを提供して密かにその影響力を強めているとの話も出ている。
[グリュンバルド大陸]
この世界に存在する3つの大陸のうちの1つ。最も広大で、緑豊かな大地が特徴。気候も安定しており、農業が非常に盛んで他の大陸にも多くの食材を輸出している。
[憩いの街 フェリル]
帝都の近くにある宿場町。帝都の一番近くある街ということで多くの物資がこの街に集まる為、商業が非常に盛んな街となっている。このような街の特性によって、この街にある商業組合の影響力は大変絶大で、町は勿論、帝都や大陸全体に広いコネクションが存在している。
[飲食店『ローゼンフレッシュ』]
フェリルにある飲食店。代々カトラス家によって営まれており、100年以上の老舗である。
[フェリルの商業組合]
フェリルの町に本拠地を構える商業組合。帝国やグリュンバルド大陸全域に強いコネクションを持っており、絶大な権力を持っている。
最近現会長の息子がその絶大な権力を用いて他人に迷惑をかけているとのことで商業組合に対する視線が厳しくなっている。
[ミスティーヌの森]
グリュンバルド大陸最大の森林地帯。フェリルの町とエルステッドの町の中間にあり、様々な動植物が多く生息している。以前は宿場町がこの森の近くにあったのだが、『とある事件』によって消失してしまった。
その事件以降、とある時期になると森全体が霧に包まれ、亡霊が現れるといった噂が流れるようになった。
[果物の街 エルステッド]
グリュンバルド大陸で最も農業が盛んな街。特に果物が盛んで、世界中に輸出をしている。気候が安定しており、グリュンバルド大陸で最も住みやすい街に選ばれている。
[エルステッドの葡萄狩り]
エルステッドの町で年に1回開催される祭りで毎年1000人近くの人々が参加している。しかしこの祭りは他の町で開催されている葡萄狩りとは一線を画しており、毎年多くの死人が続出している。
[黄金の葡萄]
エルステッドの町にある葡萄畑の奥地に生息している魔物の体に生えている特殊な果実。その果実はあらゆる病と傷を治すという奇跡のような代物で、市場には全く出回らない超希少品である。
[リゾート街 サンセットフィート]
グリュンバルド大陸の南東部に位置するリゾート街。大陸の沿岸部に位置する為、美しい浜辺が一面に広がっており、夏場は海水浴場として大いに賑わう。
また他の大陸への連絡便もこの街から出ており、グリュンバルド大陸の玄関港となっている。
[サンセットフィートのビーチバレー大会]
『リゾート街 サンセットフィート』の海岸で行われる祭り。毎年1回開催され、グリュンバルド大陸各地から毎年多くの人々が参加する。
[フィルテラスト大陸]
この世界に存在する3つの大陸のうちの1つ。工業が盛んで最も裕福な大陸なのだが近年ではその発達した工業によって引き起こされている環境悪化が問題となっている。
大陸の大半は荒野と砂漠で構成されており、グリュンバルド大陸とは違って徒歩で旅をするにはあまり適さない環境となっている。年間通して雨がほぼ降らない。
[エメラリア港]
フィルテラスト大陸南西部に位置する港町。貿易港と共に工業を支える工場も多数存在しており、大陸の製造業と運送業の柱の1つとなっている。
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