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白井純恋視点
第三話
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あれから一週間、私は旬君に話しかけ続けた。
初めの方はちょっとだけ避けられてたような気がするけど、最近はすんなり喋ってくれるようになった。
そして、初めて会ったときより、明るくなっていって、最近はクラスの子と喋っているのを見かけるようになった。
私は、それが嬉しかった。
(今日はなんの話をしようかな)
そんなことを考えながら、廊下にあるベンチみたいな所に腰掛けて旬君が近くを通る時間まで待っていると、突然「白井さん」と、声をかけられる。
驚いて声のした方を見ると、そこには旬君が立っていた。
「わ、びっくりした…あ、旬君、珍しいね、旬君から話しかけて来るなんて、どうしたの?」
「あ、いや、特に用はないけど」
私は、旬君から声をかけてくれたことが嬉しくて、素直にそれを口に出した。
「そっか、でも嬉しいな」
「え?どうして?」
「旬君から話しかけてくれるくらい仲良くなれたからね」
「ちょっと前まで若干避けてたでしょ?」
私がそう言うと、旬君は少し申し訳なさそうに「ま、まぁ、そうだけど」と、言った。
「そういえば旬君、最近どう?友達できそう?」
「わからないけど…よく話しかけてくれる人が増えたよ」
「そっか、よかった」
そんなやりとりをしていると、旬君が何かを思い出したかのように言った。
「白井さんこそ、白井さんのやりたいことって、できたの?」
「え?私の?」
「うん、ほら、前に言ってでしょ?思いっきり遊びたいとか」
「あ、あ~、覚えててくれたんだ、ううん、できてないよ」
「え?でも授業中にできることならできたんじゃ、だって、学校来てるし…」
どうしよう、私はそう思った。
旬君に、本当のことを言うべきなのか。
たとえ言っても、信じてもらえるかわからない。
それでも、いつまでも隠しておくのは、やっぱりダメだと思った。
「…落ち着いて聞いてね?信じてもらえないかもしれないけど…」
私が話し始めると、旬君は真剣な表情で、話を聞いてくれるみたいだった。
「…わかった」
「私…ほんとはもう死んでるの」
私がそう言うと、旬君はとても驚いた顔した。
「え?」
初めの方はちょっとだけ避けられてたような気がするけど、最近はすんなり喋ってくれるようになった。
そして、初めて会ったときより、明るくなっていって、最近はクラスの子と喋っているのを見かけるようになった。
私は、それが嬉しかった。
(今日はなんの話をしようかな)
そんなことを考えながら、廊下にあるベンチみたいな所に腰掛けて旬君が近くを通る時間まで待っていると、突然「白井さん」と、声をかけられる。
驚いて声のした方を見ると、そこには旬君が立っていた。
「わ、びっくりした…あ、旬君、珍しいね、旬君から話しかけて来るなんて、どうしたの?」
「あ、いや、特に用はないけど」
私は、旬君から声をかけてくれたことが嬉しくて、素直にそれを口に出した。
「そっか、でも嬉しいな」
「え?どうして?」
「旬君から話しかけてくれるくらい仲良くなれたからね」
「ちょっと前まで若干避けてたでしょ?」
私がそう言うと、旬君は少し申し訳なさそうに「ま、まぁ、そうだけど」と、言った。
「そういえば旬君、最近どう?友達できそう?」
「わからないけど…よく話しかけてくれる人が増えたよ」
「そっか、よかった」
そんなやりとりをしていると、旬君が何かを思い出したかのように言った。
「白井さんこそ、白井さんのやりたいことって、できたの?」
「え?私の?」
「うん、ほら、前に言ってでしょ?思いっきり遊びたいとか」
「あ、あ~、覚えててくれたんだ、ううん、できてないよ」
「え?でも授業中にできることならできたんじゃ、だって、学校来てるし…」
どうしよう、私はそう思った。
旬君に、本当のことを言うべきなのか。
たとえ言っても、信じてもらえるかわからない。
それでも、いつまでも隠しておくのは、やっぱりダメだと思った。
「…落ち着いて聞いてね?信じてもらえないかもしれないけど…」
私が話し始めると、旬君は真剣な表情で、話を聞いてくれるみたいだった。
「…わかった」
「私…ほんとはもう死んでるの」
私がそう言うと、旬君はとても驚いた顔した。
「え?」
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