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ラスト・チャプター 共に過ごした時間こそ、すべて
077 貴方は私のお兄ちゃんっ!!
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それはもはや災害である。
クール・レイノルズとジョン・プレイヤーの対決。もとい殺し合い。
炎と矢のぶつかり合い。ぶつかることで揺れるロスト・エンジェルス。揺れれば地盤が弱まっていく本島。
「……どうやって止めるよ、アーク」
アーク・ロイヤルとシエスタは、大真面目にそれを止めようとしていた。
「どうするもこうするもある? 当人たちに思い出させるしかないでしょ」
「なにを?」
「勝敗はじゃんけんで決めてくれって」
「は?」
ふざけているのか真面目なのか。アークが真顔でそんなことを口走るものだから、シエスタは間抜けな声を出してしまった。
「あのふたりはじゃんけんが好き。100パーセント運ゲーだからね。それくらい運が絡むのを嫌うんだよ」
「初めて聞いたな。熱心なファンなの?」
「いや……キャメルの家行ってたらそれくらい覚える」
「オマエらって仲良いよな」
「どこが」吐き捨てた。
「仲良いだろ~。MIH1番のカップルだぜ?」
アークは怪訝そうな顔をする。首をかしげて、最近話すようになったシエスタに疑念を抱く。別に幼なじみというわけでもないこの男が、ふたりの関係性を知っているわけがない。
「ま、おれを倒したオマエとオマエを倒したアネキならなんとかしてくれるだろ。ここにゃ、家族もホープもいるんだ。この島、死なせるわけにいかねェ」
そう言ってシエスタは腕に電気を集め始めた。どうやら、瓦礫になっておらず電気が通っている場所から電流を集めているようだ。
「電磁の通うものをすべて行動不能にするものが電磁パルス、っていうらしいんだけども」
アークは察した。
「それに近けェことはできるんだわ。そして集めた電力はぶっ放すこともできる。どう使うのが正解かね?」
「そうだね……」
魔王にでもなりそうな魔力がクールとジョンに漂っている。これに電流を流したって、反射されておしまいだろう。
「あのふたりにぶつけよう。どうにか隙を作る。溜めておいて」
「了解」
こつ然とするシエスタとは裏腹に、唖然としているのがキャメルとピアニッシモだ。
「キャメル、なにぼーっとしてるの?」
「……逆になんで貴方は止めようとしてるの?」
「止めなきゃ死ぬから。まだ死ぬには若いしね」
「本気になったお兄様とジョンくんなんて止められるわけが……そ、それに……」
「……はぁ、もう良いよ」
アークは失望の眼差しをキャメルへ向ける。キャメルはなぜか顔を赤らめる。
「ぼくさ、わかったよ。キャメルは強い誰かに支配されてるほうが楽なんでしょ? クールくんがリードして首輪をつけてくれれば楽になるわけだ。それをぼくへ押し付けて、苦労なんて知らずに生きていたいと。……もう良いよ。こうなるとなに言っても悦ぶでしょ? ……変態」
ピアニッシモはこの緊迫した場面のなか、思わず吹き出してしまった。
「アークくん! キャメルイっちゃってるよ! はははっ!!」
軽蔑の目つきでイっちゃうヤツに愛されているのだから、いよいよ女運はない。
「……死にたい」
たぶんこの場で1番死にたいのはアークである。発破かけるために変態を悦ばせるなんて、おそらく100人中100人が腹を抱えて爆笑する。
「あ、アーク。もっとナジって……」
「……はぁ。……パンツびしょびしょにして気持ちよかった? だったら働いて。もっとなじられたいんならこの場収めないと」
いますぐ鳥にでもなって空を飛び、この救いようのない生き物からもっとも遠い場所へ行きたい。それは天国か地獄か。神を信じたくなったのは初めてだ。
「ひゃ……ひゃい!! 働きます!! だからお兄ちゃんになって!!」
ピアニッシモの壊れた笑い声とともに、アークは心底嫌そうな顔で頷く。
「……シエスタくんの援護、よろしく」
このキャラ疲れる。アークは別にサディストではないし、焦がれた格好いい少女がスケベ心丸出しの顔でこちらを見てくるのは精神崩壊を起こしそうになる。
「キミはどこへ行くんだい? アークくん」
「そりゃ……あのふたりの注意を引きに」
「へえ。できるのかい? ロスト・エンジェルスでもっとも恐ろしい魔術師相手に」
「できるかできないかじゃなく、やらなきゃいけないんです。それが役割だから。……うん、そうであってほしい。変態イかせる仕事なんてしたくない」
なぜかヒトの考えていることがわかってしまう。損な役割だ。アークはそういうヤツなのだ。
「んじゃ、頼みましたよ」
魔力を足にこめて爆発させ、空を駆けていくアーク。
ピアニッシモは笑いすぎて涙すら出てきていたが、こうなればキャメルとともに闘うしかない。
「ほら、目を覚ませキャメル」
「私だけのお兄ちゃん……。撫でられたい……。一緒にお風呂入りたい……。寝る前にキスを……。一緒にベッドへ入って、良い雰囲気になって……」
「……愉快なヤツだよ、キミは」
とりあえずビンタして、目を覚まさせる。
「いったぁー……」
「良いか? シエスタが電気を溜めてる間、彼は無防備になる。つまりいろんなモノが飛んでくるわけだ。それを炎で壊せ……って意味合いだろうな。それもいいたくないほど、キミといるのが不愉快だってことだ、アークくんは」
「捨てられたくない……」
「じゃあ働け」
「はい……」
アークとしても最終手段だったのだろう。性癖がねじれている人間の相手ほど嫌なものはない。幼児退行起こしながらマゾヒスティックに浸る幼なじみの相手したい者は限られる。
そしてよほど性癖が壊れていなければ許すアークが、汚物を見る目になる程度には、拒絶反応しか起こされていないが、いわゆる恋は盲目というヤツだろう。
「さて……ふたりを精神操作で強化するか。援護なら私より優れた者も珍しいかもな」
ピアニッシモは首を鳴らす。彼女はこの4人のなかで唯13年生の先輩だから、しっかりする必要がある。
「アネキ! どうした!? ニヤニヤ笑って、気味悪いぞ!?」
「ええ……私が妹になった記念日よ。気合い入れ直していくわ!!」
ロスト・エンジェルスを守るもうひとつの闘いが進む。
クール・レイノルズとジョン・プレイヤーの対決。もとい殺し合い。
炎と矢のぶつかり合い。ぶつかることで揺れるロスト・エンジェルス。揺れれば地盤が弱まっていく本島。
「……どうやって止めるよ、アーク」
アーク・ロイヤルとシエスタは、大真面目にそれを止めようとしていた。
「どうするもこうするもある? 当人たちに思い出させるしかないでしょ」
「なにを?」
「勝敗はじゃんけんで決めてくれって」
「は?」
ふざけているのか真面目なのか。アークが真顔でそんなことを口走るものだから、シエスタは間抜けな声を出してしまった。
「あのふたりはじゃんけんが好き。100パーセント運ゲーだからね。それくらい運が絡むのを嫌うんだよ」
「初めて聞いたな。熱心なファンなの?」
「いや……キャメルの家行ってたらそれくらい覚える」
「オマエらって仲良いよな」
「どこが」吐き捨てた。
「仲良いだろ~。MIH1番のカップルだぜ?」
アークは怪訝そうな顔をする。首をかしげて、最近話すようになったシエスタに疑念を抱く。別に幼なじみというわけでもないこの男が、ふたりの関係性を知っているわけがない。
「ま、おれを倒したオマエとオマエを倒したアネキならなんとかしてくれるだろ。ここにゃ、家族もホープもいるんだ。この島、死なせるわけにいかねェ」
そう言ってシエスタは腕に電気を集め始めた。どうやら、瓦礫になっておらず電気が通っている場所から電流を集めているようだ。
「電磁の通うものをすべて行動不能にするものが電磁パルス、っていうらしいんだけども」
アークは察した。
「それに近けェことはできるんだわ。そして集めた電力はぶっ放すこともできる。どう使うのが正解かね?」
「そうだね……」
魔王にでもなりそうな魔力がクールとジョンに漂っている。これに電流を流したって、反射されておしまいだろう。
「あのふたりにぶつけよう。どうにか隙を作る。溜めておいて」
「了解」
こつ然とするシエスタとは裏腹に、唖然としているのがキャメルとピアニッシモだ。
「キャメル、なにぼーっとしてるの?」
「……逆になんで貴方は止めようとしてるの?」
「止めなきゃ死ぬから。まだ死ぬには若いしね」
「本気になったお兄様とジョンくんなんて止められるわけが……そ、それに……」
「……はぁ、もう良いよ」
アークは失望の眼差しをキャメルへ向ける。キャメルはなぜか顔を赤らめる。
「ぼくさ、わかったよ。キャメルは強い誰かに支配されてるほうが楽なんでしょ? クールくんがリードして首輪をつけてくれれば楽になるわけだ。それをぼくへ押し付けて、苦労なんて知らずに生きていたいと。……もう良いよ。こうなるとなに言っても悦ぶでしょ? ……変態」
ピアニッシモはこの緊迫した場面のなか、思わず吹き出してしまった。
「アークくん! キャメルイっちゃってるよ! はははっ!!」
軽蔑の目つきでイっちゃうヤツに愛されているのだから、いよいよ女運はない。
「……死にたい」
たぶんこの場で1番死にたいのはアークである。発破かけるために変態を悦ばせるなんて、おそらく100人中100人が腹を抱えて爆笑する。
「あ、アーク。もっとナジって……」
「……はぁ。……パンツびしょびしょにして気持ちよかった? だったら働いて。もっとなじられたいんならこの場収めないと」
いますぐ鳥にでもなって空を飛び、この救いようのない生き物からもっとも遠い場所へ行きたい。それは天国か地獄か。神を信じたくなったのは初めてだ。
「ひゃ……ひゃい!! 働きます!! だからお兄ちゃんになって!!」
ピアニッシモの壊れた笑い声とともに、アークは心底嫌そうな顔で頷く。
「……シエスタくんの援護、よろしく」
このキャラ疲れる。アークは別にサディストではないし、焦がれた格好いい少女がスケベ心丸出しの顔でこちらを見てくるのは精神崩壊を起こしそうになる。
「キミはどこへ行くんだい? アークくん」
「そりゃ……あのふたりの注意を引きに」
「へえ。できるのかい? ロスト・エンジェルスでもっとも恐ろしい魔術師相手に」
「できるかできないかじゃなく、やらなきゃいけないんです。それが役割だから。……うん、そうであってほしい。変態イかせる仕事なんてしたくない」
なぜかヒトの考えていることがわかってしまう。損な役割だ。アークはそういうヤツなのだ。
「んじゃ、頼みましたよ」
魔力を足にこめて爆発させ、空を駆けていくアーク。
ピアニッシモは笑いすぎて涙すら出てきていたが、こうなればキャメルとともに闘うしかない。
「ほら、目を覚ませキャメル」
「私だけのお兄ちゃん……。撫でられたい……。一緒にお風呂入りたい……。寝る前にキスを……。一緒にベッドへ入って、良い雰囲気になって……」
「……愉快なヤツだよ、キミは」
とりあえずビンタして、目を覚まさせる。
「いったぁー……」
「良いか? シエスタが電気を溜めてる間、彼は無防備になる。つまりいろんなモノが飛んでくるわけだ。それを炎で壊せ……って意味合いだろうな。それもいいたくないほど、キミといるのが不愉快だってことだ、アークくんは」
「捨てられたくない……」
「じゃあ働け」
「はい……」
アークとしても最終手段だったのだろう。性癖がねじれている人間の相手ほど嫌なものはない。幼児退行起こしながらマゾヒスティックに浸る幼なじみの相手したい者は限られる。
そしてよほど性癖が壊れていなければ許すアークが、汚物を見る目になる程度には、拒絶反応しか起こされていないが、いわゆる恋は盲目というヤツだろう。
「さて……ふたりを精神操作で強化するか。援護なら私より優れた者も珍しいかもな」
ピアニッシモは首を鳴らす。彼女はこの4人のなかで唯13年生の先輩だから、しっかりする必要がある。
「アネキ! どうした!? ニヤニヤ笑って、気味悪いぞ!?」
「ええ……私が妹になった記念日よ。気合い入れ直していくわ!!」
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