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1話
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会社からのんびりと歩いて帰っているはずだった。
しかし、俺はいつの間にか、見知らぬ汚い部屋にいた。
「なんで?」
とりあえず、なんか色々と混じった臭いに悶絶しそうになり、口呼吸に切り替えた。
「ここどこだ? なんでこんな……はっ! 異世界転移か!? チート、チートはないのか!?」
もう30代だが、高校時代から読み続けたネット小説に影響されて、そんな都合のいい話はないと思いつつもステータスオープンなんて叫んだ。
何も起こらず、仕方なしに超パワーはないかと部屋の壁を軽く殴ってみるが、軽く手が痛くなった。
詠唱をしたり、魔法を使ってみようとするが、何も起こらない。
「チートなしとか、死ぬじゃん」
おじさん死ぬよ? すぐ死ぬよ? 何ならもうすでにお腹ペコペコで、コンビニによって帰るはずだったのに寄れなかったから、餓死するよ?
「お弁当──あ」
コンビニ弁当を思い浮かべると、目の前の床にお弁当が現れた。
あ、これあれだ、物資チートだ。
とりあえず、ご飯を食べながら、能力について調べてみたが、飲み物も問題なく出てきて助かった。
ゴミとかは消せないから、出したものを消せない系だ。
体感だが特に何かを消費してるという感じはしない。
なのでいくらでも出せそうだが、一度に出せる量や大きさに制限はある感じはある。
「便利だな」
知っているものや一度見たことがあるものは出せるのか、色々な種類のタブレット端末とかも取り出すことが可能だった。
「チートや、こんなんチーターや」
なんて、呟いてみるが、これからどうするべきか。
力には責任が伴うなんてことを言うつもりはないが、与えられた力が大きければ大きいほど、敵が強大になるなんて言うことはよくあることで、部屋の外はまだ見てないが、これだけすごい力があっても正直生きて行けるか分からない。
おじさんこんな能力があっても生き残れるか分からないから、必死に考えました。
その結果が。
「インプリンティング完了。起動します」
そう、アンドロイドの呼び出しである。
アンドロイドは、俺の時代では一般的な補助機器だが、その中でも軍用にも扱われるという最高級モデルを呼び出した。
もはや呼び出しというよりも、この能力は創造に近いのか、呼び出したアンドロイドの姿かたちは俺の妄想通りだった。
バインバインである!
ヅカ系というのか、男装も似合いそうな綺麗系な顔。
灰色のウルフカット、片目を隠すアシンメトリーでくるくると癖のある髪。
バインバインボンキュッボンなナイスバディー。
うん。控えめに言って最高である。
インプリティングとはいえ、こんな美女にブチューっとキスをできるんだから得役だったぜ。
まぁ、インプリティングしたから、キスどころかその体を俺の自由にできるんだけどな!
「ご主人様」
「おっと、わるいわるい、ぼーっとしてた。とりあえず、俺もよくわかってないけど現状とやってもらいたいことを説明する」
とりあえず、俺は彼女に現状を説明する。
とはいっても、説明できることなんて会社帰りだったはずなのに、目覚めたらここにいて、すごい能力を持ってたこと、外の状況は分からないことくらいだけだ。
ついでに彼女には名前を与えておく。
そうだな、パルメにしよう。俺は彼女にパルメという名前を付けてやった。
「それで、やってほしいことは、外の情報集めだな」
「分かりました。早速始めますか?」
「いや、まずは服を着てくれ」
創ったばかりだから、パルメは一糸まとってなかった。
俺はパルメ用に新しく創ったクラシカルなメイド服を手渡した。
ロングスカートだが、ニーソ付きなそれを彼女は疑問にも思わずに身に付けて行く。
清楚極振りなメイド服の下に、男を誘うちょっと高級そうな下着。
俺は彼女が下着やメイド服を身に付けて行くさまをねっとりと視姦するのだった。
しかし、俺はいつの間にか、見知らぬ汚い部屋にいた。
「なんで?」
とりあえず、なんか色々と混じった臭いに悶絶しそうになり、口呼吸に切り替えた。
「ここどこだ? なんでこんな……はっ! 異世界転移か!? チート、チートはないのか!?」
もう30代だが、高校時代から読み続けたネット小説に影響されて、そんな都合のいい話はないと思いつつもステータスオープンなんて叫んだ。
何も起こらず、仕方なしに超パワーはないかと部屋の壁を軽く殴ってみるが、軽く手が痛くなった。
詠唱をしたり、魔法を使ってみようとするが、何も起こらない。
「チートなしとか、死ぬじゃん」
おじさん死ぬよ? すぐ死ぬよ? 何ならもうすでにお腹ペコペコで、コンビニによって帰るはずだったのに寄れなかったから、餓死するよ?
「お弁当──あ」
コンビニ弁当を思い浮かべると、目の前の床にお弁当が現れた。
あ、これあれだ、物資チートだ。
とりあえず、ご飯を食べながら、能力について調べてみたが、飲み物も問題なく出てきて助かった。
ゴミとかは消せないから、出したものを消せない系だ。
体感だが特に何かを消費してるという感じはしない。
なのでいくらでも出せそうだが、一度に出せる量や大きさに制限はある感じはある。
「便利だな」
知っているものや一度見たことがあるものは出せるのか、色々な種類のタブレット端末とかも取り出すことが可能だった。
「チートや、こんなんチーターや」
なんて、呟いてみるが、これからどうするべきか。
力には責任が伴うなんてことを言うつもりはないが、与えられた力が大きければ大きいほど、敵が強大になるなんて言うことはよくあることで、部屋の外はまだ見てないが、これだけすごい力があっても正直生きて行けるか分からない。
おじさんこんな能力があっても生き残れるか分からないから、必死に考えました。
その結果が。
「インプリンティング完了。起動します」
そう、アンドロイドの呼び出しである。
アンドロイドは、俺の時代では一般的な補助機器だが、その中でも軍用にも扱われるという最高級モデルを呼び出した。
もはや呼び出しというよりも、この能力は創造に近いのか、呼び出したアンドロイドの姿かたちは俺の妄想通りだった。
バインバインである!
ヅカ系というのか、男装も似合いそうな綺麗系な顔。
灰色のウルフカット、片目を隠すアシンメトリーでくるくると癖のある髪。
バインバインボンキュッボンなナイスバディー。
うん。控えめに言って最高である。
インプリティングとはいえ、こんな美女にブチューっとキスをできるんだから得役だったぜ。
まぁ、インプリティングしたから、キスどころかその体を俺の自由にできるんだけどな!
「ご主人様」
「おっと、わるいわるい、ぼーっとしてた。とりあえず、俺もよくわかってないけど現状とやってもらいたいことを説明する」
とりあえず、俺は彼女に現状を説明する。
とはいっても、説明できることなんて会社帰りだったはずなのに、目覚めたらここにいて、すごい能力を持ってたこと、外の状況は分からないことくらいだけだ。
ついでに彼女には名前を与えておく。
そうだな、パルメにしよう。俺は彼女にパルメという名前を付けてやった。
「それで、やってほしいことは、外の情報集めだな」
「分かりました。早速始めますか?」
「いや、まずは服を着てくれ」
創ったばかりだから、パルメは一糸まとってなかった。
俺はパルメ用に新しく創ったクラシカルなメイド服を手渡した。
ロングスカートだが、ニーソ付きなそれを彼女は疑問にも思わずに身に付けて行く。
清楚極振りなメイド服の下に、男を誘うちょっと高級そうな下着。
俺は彼女が下着やメイド服を身に付けて行くさまをねっとりと視姦するのだった。
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