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1話完結話①
借金
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「むぐっ……んっ」
ベッドの上で目隠しされ、後ろでに両手を縛られた継音は女にキスをされている。
私は床に座ってその様を見る。
「んふ、んふ、可愛い……」
そんな継音の体をまさぐりキスをするのは、学生時代の知り合いである古雅瑞穂である。
私の夫である継音が、古雅にいいようにされているのは私のせいだ……。
思わず悔しくて、拳を強く握り臍をかむ。
「はぁ、んっ、ちゅ」
「そうそう、そうやって、舌を絡めてね」
継音とキスをしながらこちらを横目で見てくる古雅。
ギリッとかみ締めた歯がなる。
古雅はニヤニヤとこちらを見てくる、なんともむかつく顔である。
「継音君かわいそうだね。妻の借金でこんなことまでさせられて」
そう、借金だ……借金である。
会社を辞めて独立して、最初の内は順調に進んでいたがしかし経営が悪化して会社はつぶれた。
最後の方は性質の悪いところから金を借りてしまったために、莫大な借金が残ることになったのだ。
そして、それをどうにかすると継音に接触してきたのが古雅だった。
古雅は借金取りが家にやってくるようになって私も継音も精神的に弱っているところで、人のよい笑顔で近づいてきたのだ。
すっかりその人のよい態度に私たちは騙されて、古雅からお金を借りて借金の一元化をした。
そこから古雅の態度は一変して、継音に借金をその体で返すことを提案し始めたのだ。
最初は継音も、私もそんなことを許すつもりはなかった。
しかし、古雅は狡猾に継音の体を狙っていた。
そして、この状況というわけだ……。
「う……その、ひ、避妊剤を」
「あぁ、大丈夫。子供ができても立派に育ててみせるさ」
古雅が継音に打ち込んだのは興奮剤と精強剤のみ、避妊するつもりはないのだろう。
子供の養育は女の責任だ、もしも結婚している男が妻以外の女を孕ませたというのなら、馬鹿にされるのは妻だ。
つまるところ夫を寝取られた間抜けということなのだから。
「い、育児は大変と聞きますし……」
「それなら一緒に育てよう? 子供は大好きっていってたよね」
「お願いします。避妊剤を……」
「ほら、もっとキスしよう」
継音は古雅に避妊剤を請うが、それは無視される。
古雅が妊娠すること自体は継音にとってどうでもいい事だ、なのに避妊剤を求めるのは私のためだろう。
「はぁ、んっ」
「ほら、もう入れちゃうからね?」
「くっ……はぁ」
ズプズプと継音の……が飲み込まれていく。
あぁ、本当に……クソ女め! しかし私には何も出来ない……惨めだ。
「ほら、おマンコのナカにおチンチンが入ったよ?」
「うぅ……ひどいです」
「はぁ、そんな萎えるようなこと言わないで、ほら、ちゅ~」
「いや、ひっく……うぅ、んっ」
古雅は顔を逸らし嫌がる継音にキスをする。
「継音君。君の惨めな妻が食い入る様に見てきてるよ」
「由紀さん……見ないで」
目隠されてこちらを意識していなかった継音が、古雅に言われて俯いてこちらから見えないように顔を逸らす。
「ずっと好きだったんだ。ふふふ、あぁ、最高」
「はぁはぁ、やだ……許して。んぁあ……っ!」
パチュパチュと水音と肉を打ち付け合う音が部屋に響く。
次第に、継音の声に艶が混じり始める。
「気持ちいいんだ……ほら、もっと声を聞かせて」
「んっ、あっ、由紀さん。ごめんなさい、ごめんなさい……」
「はぁはぁ、もうイくよ。継音君もほら、一緒に」
「あっ……んんっ、はぁ、うぅ、由紀さん。ご、ごめんなさい」
「んぉぉ、ナカにいっぱい出したね」
古雅の体が震えて、その後に継音の体が震える。
ニタニタと笑いながらこちらを見てくる古雅、すすり泣く継音の声に頭がくらくらする。
そうだ私の継音が穢されたのに……それなのに私は……頭がくらくらするほどに……興奮していた。
ベッドの上で目隠しされ、後ろでに両手を縛られた継音は女にキスをされている。
私は床に座ってその様を見る。
「んふ、んふ、可愛い……」
そんな継音の体をまさぐりキスをするのは、学生時代の知り合いである古雅瑞穂である。
私の夫である継音が、古雅にいいようにされているのは私のせいだ……。
思わず悔しくて、拳を強く握り臍をかむ。
「はぁ、んっ、ちゅ」
「そうそう、そうやって、舌を絡めてね」
継音とキスをしながらこちらを横目で見てくる古雅。
ギリッとかみ締めた歯がなる。
古雅はニヤニヤとこちらを見てくる、なんともむかつく顔である。
「継音君かわいそうだね。妻の借金でこんなことまでさせられて」
そう、借金だ……借金である。
会社を辞めて独立して、最初の内は順調に進んでいたがしかし経営が悪化して会社はつぶれた。
最後の方は性質の悪いところから金を借りてしまったために、莫大な借金が残ることになったのだ。
そして、それをどうにかすると継音に接触してきたのが古雅だった。
古雅は借金取りが家にやってくるようになって私も継音も精神的に弱っているところで、人のよい笑顔で近づいてきたのだ。
すっかりその人のよい態度に私たちは騙されて、古雅からお金を借りて借金の一元化をした。
そこから古雅の態度は一変して、継音に借金をその体で返すことを提案し始めたのだ。
最初は継音も、私もそんなことを許すつもりはなかった。
しかし、古雅は狡猾に継音の体を狙っていた。
そして、この状況というわけだ……。
「う……その、ひ、避妊剤を」
「あぁ、大丈夫。子供ができても立派に育ててみせるさ」
古雅が継音に打ち込んだのは興奮剤と精強剤のみ、避妊するつもりはないのだろう。
子供の養育は女の責任だ、もしも結婚している男が妻以外の女を孕ませたというのなら、馬鹿にされるのは妻だ。
つまるところ夫を寝取られた間抜けということなのだから。
「い、育児は大変と聞きますし……」
「それなら一緒に育てよう? 子供は大好きっていってたよね」
「お願いします。避妊剤を……」
「ほら、もっとキスしよう」
継音は古雅に避妊剤を請うが、それは無視される。
古雅が妊娠すること自体は継音にとってどうでもいい事だ、なのに避妊剤を求めるのは私のためだろう。
「はぁ、んっ」
「ほら、もう入れちゃうからね?」
「くっ……はぁ」
ズプズプと継音の……が飲み込まれていく。
あぁ、本当に……クソ女め! しかし私には何も出来ない……惨めだ。
「ほら、おマンコのナカにおチンチンが入ったよ?」
「うぅ……ひどいです」
「はぁ、そんな萎えるようなこと言わないで、ほら、ちゅ~」
「いや、ひっく……うぅ、んっ」
古雅は顔を逸らし嫌がる継音にキスをする。
「継音君。君の惨めな妻が食い入る様に見てきてるよ」
「由紀さん……見ないで」
目隠されてこちらを意識していなかった継音が、古雅に言われて俯いてこちらから見えないように顔を逸らす。
「ずっと好きだったんだ。ふふふ、あぁ、最高」
「はぁはぁ、やだ……許して。んぁあ……っ!」
パチュパチュと水音と肉を打ち付け合う音が部屋に響く。
次第に、継音の声に艶が混じり始める。
「気持ちいいんだ……ほら、もっと声を聞かせて」
「んっ、あっ、由紀さん。ごめんなさい、ごめんなさい……」
「はぁはぁ、もうイくよ。継音君もほら、一緒に」
「あっ……んんっ、はぁ、うぅ、由紀さん。ご、ごめんなさい」
「んぉぉ、ナカにいっぱい出したね」
古雅の体が震えて、その後に継音の体が震える。
ニタニタと笑いながらこちらを見てくる古雅、すすり泣く継音の声に頭がくらくらする。
そうだ私の継音が穢されたのに……それなのに私は……頭がくらくらするほどに……興奮していた。
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