ふたりのバルバリ
東と西に分裂した古代ローマ帝国末期。ともに『蛮族』と蔑まれながら、ヴァンダル族の血を引くスティリコは将軍としてローマに忠誠を誓い、西ゴート族を率いるアラリックは独立への野心を隠さない。幾度となく戦場で相まみえるふたりの結末は。
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日本史上有名な賤ヶ岳の戦いを、羽柴秀吉側で参加した堀秀政(ほりひでまさ)、柴田勝家側で参加した佐久間盛政(さくまもりまさ)の視点で描きます。
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果たして本当にそうなのでしょうか?
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③どうなれば勝家の勝ち、秀吉の負けなのか?
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こういった疑問を解かない限り、戦いの真実は見えません。
ここでは定説を覆す、真の敗因を明らかにしたいと思います。
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無知にも、ご作品で初めて二人の将軍を知りました。スティリコの血を吐くような叫びが胸を打ちます。アラリックは、その後の史実では一応畳ならぬベッドの上で死ねたようですが、あの世ではじっくりいくさ談義に花を咲かせて欲しいですね。
感想をいただきありがとうございます。塩野七生先生の「ローマ人の物語」が好きで、その終盤に登場する二人を目一杯に妄想膨らませて書いた作品です。またよろしくお願いいたします。
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