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○1章 異世界の少女達
-9 『バイトも大変』
しおりを挟む 脳が揺さぶられるような感覚に、俺は意識を取り戻した。
息を吸おうとして口を開けると大量の水が入り込んできた。
崖の下は川だった。
水面に叩きつけられた俺は、気を失って流されてしまっていたようだ。
混乱していたせいで深海に沈んだような感覚でもがいていたが、簡単に足がつき、思いのほか浅いのだとわかる。水底に膝を突いて立つと、水面は俺の腰上ほどまでしかない程度だった。
深く咳き込み、呑んだ水を吐き出す。
薄闇。天井のひび割れのような隙間から微かに差し込む光のおかげで、自分の手の輪郭程度ならばようやく見える明るさだ。
ほとんど視界が眩んでいるも同然で、感じられるのは下半身が浸かった水の冷たさと、背後の方で勢いよく叩きつけている水音ばかりだった。
それともう一つ、仄かに香ってくる臭いが鼻についた。
鉄サビのようなくすんだ臭いだ。薄っすらだが確かに感じる。それがどこか懐かしく心地よさを覚えた。
「これ、温泉の臭いに似てるんだ」
幼少期から嗅いでいた旅館の温泉の臭いはよく覚えている。
先ほどから感じる微かな香りは、薄いけれども、確かに温泉のそれとよく似ていた。
足元の水をすくって鼻で嗅いでみる。
温泉の臭いがしているのはこの水だ。だが冷たいし独特のぬめりも無い。どこからどうみてもただの水のようだ。それが俺の足元に、まるで大きな池のように広がっていた。
やがて目が慣れ始めたのか周囲の状況がわかりだした。
背後を振り返れば、天井の大きな亀裂から滝のように噴き出ている大量の水。
それを受け止めるように足元で広がる大きな滝つぼ。
洞窟はドーム状になっていて、激しい水音を何度も何度も反響させていた。
間違いない。
ここはあの、夢の中で蛍の光を見たあの滝つぼの洞窟そのままだった。
ということは、ここに蛍がいるのだろうか。
周囲を見渡してみるが、洞窟の中にそれらしい場所はなかった。
隠れられる草葉の陰もない。流れる水は透明でわりと澄んでいるように見えたが、苔も生えていない岩肌ばかりで動植物が暮らすにはあまりにも不向きそうだった。
本当に蛍がいたのだろうか。今更ながらそんな疑問すら浮かんでくる。
この場所は確かにあったのに、蛍に関してはまったくの記憶違いだったとでもいうのだろうか。
もしかすると昔は本当にいて、しかし今はもう絶滅してしまったのかもしれない。だがそれを確かめる手段なんてない。
「貴方も見つけたのね、この場所を」
不意に声が聞こえ、俺は驚いて悲鳴を上げそうになるのを堪えた。
俺以外の誰かがいるなんて予想だにしなかった。
咄嗟に声がした方へ振り向くと、そこには見慣れた菖蒲模様の浴衣をまとって佇むアーシェの姿があった。
「なっ、なんでお前がここに」
俺の言葉に耳を貸す様子もなく、アーシェはなにか中空をぼうっと眺めるようにしてその場に立ち尽くしていた。その姿は薄闇の中にも映え、彼女の白い肌がくっきりと浮かぶ。
と、俺はそれどころではなかったことを思い出した。
「そうだ、マナ人形!」
川に落ちたせいですっかり見失ってしまった。
おそらく今も山中を走り回って周囲のマナを吸い続けているところなのだろう。
慌てて滝つぼの中から出る。
シエラと連絡を取ろうと思って、握り締めていたはずの携帯がないことに気づいた。流された時に失くしてしまったようだ。
最悪だ。
これではマナ人形の位置がまったくわからない。
シエラに頼って場所を特定してもらうこともできない。
「……終わった」
まさにそんな気分だった。
今から探しに行っても広大な裏山の中で見つけられるはずがない。
このまま野山が枯れ果てるまで逃げられ続け、大騒ぎになってしまうのだろう。
査察官の中條にも把握され、俺も男の子の代わりに責任を請け負っている。
俺だけの解雇ですめばまだいいが、これで両親や他の従業員たちまで路頭に迷わせてしまいかねない。そう考えると、途端にやるせなさがこみ上げてきて、涙まで浮かんできそうになった。
そうなれば俺のせいだ。
俺があそこでアルバイトなんてしなければ、中條が来ることもなく、笑顔溢れる旅館のままでいられたはずなのだ。
そんな理想の場所を、俺が、壊してしまう。
「また暗い顔をしているのね」
アーシェが俺を見て言った。
「そりゃあ暗くもなるさ」
事の次第をわかっていないアーシェに、俺はマナ人形の暴走のことをかいつまんで説明した。
俺が話し終えると、アーシェは何か臭いを嗅ぐように鼻を動かし始める。
「ほんとうね。こっちの世界では考えられないくらいマナが集積されてるものがあるわ」
「わかるのか?」
「はっきりとわかるわけじゃないわ。でも、臭い、みたいなものかしら。そういった気配が漂っているのはわかる」
「じゃあそれの場所がわかったりとかって……」
問いに、アーシェは少し渋るような表情をして押し黙ったが、すがる思いの俺の顔を見て嘆息を漏らすように呟いた。
「大体の場所くらいは、ってところかしら」
「本当か!」
俺は思わずアーシェへと詰め寄り、彼女の肩を掴んだ。
思いがけないチャンスを目の前に提示されて、身体が言うことをきかなかった。
アーシェが場所を把握できるというのならばこれほどに心強いものはない。
沈みかけていた気持ちが、垣間見えた光明に騒ぎ立つ。
「頼む。手伝ってくれ」
「イヤよ。面倒ごとは嫌い」
「そこをどうにか」
「私は自分のためになることしかしたくないの。貴方の用事に付き合って、私になんの得があるというの」
「それは……」
確かにあくまで部外者であるアーシェには関係のない話だ。断られても仕方がない。
「本当に頼む。このまま放っていたら、今度こそ俺のせいで旅館が大変なことになっちまう。今度こそ、ここにいられなくなる。俺だけじゃない。ふみかさんや父さんたち、他の人たちまで旅館を辞めさせられちまうかもしれないんだ」
俺は深く頭を下げて頼み込んだ。
「辞めさせられるってどういうこと?」
俺の言葉に、ずっと変化のなかったアーシェの眉がぴくりと動く。
「どうもこうもないよ。ちょっと旅館を仕切ってる上がここ最近の旅館でのトラブルを問題視してて。それで、トラブルが続くようなら従業員を入れ替えようって話があるんだ」
おそらくそんな事情を話したところで、簡単に折れてはくれないだろう。この前はシエラに根負けしていたが、アーシェも人一倍に我が強い。
しまいには土下座でもして懇願しようかと思っていたが、しかしアーシェから返ってきたのは予想だにしない言葉だった。
「……聞いてないわよ」
まるで独白のように彼女が呟く。そして不機嫌そうに眉をしかめると、
「私は聞いていないわよ!」と突然語気を強めて叫んだのだった。
唐突な彼女の荒い口調に俺はたじろいでしまう。
「な、なんだよいきなり」
「何も聞いていないって言っているの」
「そりゃあ、従業員でもない関係ないやつに言うわけないだろ」
俺がそう言っても、アーシェは納得していない風に表情を苛立たせていた。
「貴方もいなくなるの?」
「俺は真っ先に辞めさせられる候補だよ」
半ば諦めた風に苦笑を浮かべて俺が応えると、アーシェは荒々しく鼻を鳴らした。気のせいか、その表情はさっきよりも更に怒りの色を増しているように見える。
腕を組んでしばらく何かを思案している風に佇んだ後、
「気が変わったわ」と告げ、肩にかかる長い白髪を手で掻き払った。
「ほ、本当か」
「べ、別に貴方のためじゃないわよ」
「何のためでもいいよ。助かる」
俺は嬉しさのあまり、アーシェへと詰め寄って彼女の手を握った。
途端、アーシェが一瞬にしてイチゴのように赤く染まる。
「ち、ちょっと!」と彼女が俺を突き飛ばそうとした。
伸びてきた拳を、しかし俺は「あっぶねえ」と咄嗟にかわす。もう慣れたものだ。こんなもの、慣れたくはないが。
「さっさと行くわよ」
手を振り払ってそっぽを向いたアーシェは、気恥ずかしそうに声を上擦らせながら言うと、滝つぼの洞窟から続く川を辿った細い通路へと向かい始める。
俺は濡れた服を絞って水気を払い、彼女の姿を見失わないように急いで後を追った。
息を吸おうとして口を開けると大量の水が入り込んできた。
崖の下は川だった。
水面に叩きつけられた俺は、気を失って流されてしまっていたようだ。
混乱していたせいで深海に沈んだような感覚でもがいていたが、簡単に足がつき、思いのほか浅いのだとわかる。水底に膝を突いて立つと、水面は俺の腰上ほどまでしかない程度だった。
深く咳き込み、呑んだ水を吐き出す。
薄闇。天井のひび割れのような隙間から微かに差し込む光のおかげで、自分の手の輪郭程度ならばようやく見える明るさだ。
ほとんど視界が眩んでいるも同然で、感じられるのは下半身が浸かった水の冷たさと、背後の方で勢いよく叩きつけている水音ばかりだった。
それともう一つ、仄かに香ってくる臭いが鼻についた。
鉄サビのようなくすんだ臭いだ。薄っすらだが確かに感じる。それがどこか懐かしく心地よさを覚えた。
「これ、温泉の臭いに似てるんだ」
幼少期から嗅いでいた旅館の温泉の臭いはよく覚えている。
先ほどから感じる微かな香りは、薄いけれども、確かに温泉のそれとよく似ていた。
足元の水をすくって鼻で嗅いでみる。
温泉の臭いがしているのはこの水だ。だが冷たいし独特のぬめりも無い。どこからどうみてもただの水のようだ。それが俺の足元に、まるで大きな池のように広がっていた。
やがて目が慣れ始めたのか周囲の状況がわかりだした。
背後を振り返れば、天井の大きな亀裂から滝のように噴き出ている大量の水。
それを受け止めるように足元で広がる大きな滝つぼ。
洞窟はドーム状になっていて、激しい水音を何度も何度も反響させていた。
間違いない。
ここはあの、夢の中で蛍の光を見たあの滝つぼの洞窟そのままだった。
ということは、ここに蛍がいるのだろうか。
周囲を見渡してみるが、洞窟の中にそれらしい場所はなかった。
隠れられる草葉の陰もない。流れる水は透明でわりと澄んでいるように見えたが、苔も生えていない岩肌ばかりで動植物が暮らすにはあまりにも不向きそうだった。
本当に蛍がいたのだろうか。今更ながらそんな疑問すら浮かんでくる。
この場所は確かにあったのに、蛍に関してはまったくの記憶違いだったとでもいうのだろうか。
もしかすると昔は本当にいて、しかし今はもう絶滅してしまったのかもしれない。だがそれを確かめる手段なんてない。
「貴方も見つけたのね、この場所を」
不意に声が聞こえ、俺は驚いて悲鳴を上げそうになるのを堪えた。
俺以外の誰かがいるなんて予想だにしなかった。
咄嗟に声がした方へ振り向くと、そこには見慣れた菖蒲模様の浴衣をまとって佇むアーシェの姿があった。
「なっ、なんでお前がここに」
俺の言葉に耳を貸す様子もなく、アーシェはなにか中空をぼうっと眺めるようにしてその場に立ち尽くしていた。その姿は薄闇の中にも映え、彼女の白い肌がくっきりと浮かぶ。
と、俺はそれどころではなかったことを思い出した。
「そうだ、マナ人形!」
川に落ちたせいですっかり見失ってしまった。
おそらく今も山中を走り回って周囲のマナを吸い続けているところなのだろう。
慌てて滝つぼの中から出る。
シエラと連絡を取ろうと思って、握り締めていたはずの携帯がないことに気づいた。流された時に失くしてしまったようだ。
最悪だ。
これではマナ人形の位置がまったくわからない。
シエラに頼って場所を特定してもらうこともできない。
「……終わった」
まさにそんな気分だった。
今から探しに行っても広大な裏山の中で見つけられるはずがない。
このまま野山が枯れ果てるまで逃げられ続け、大騒ぎになってしまうのだろう。
査察官の中條にも把握され、俺も男の子の代わりに責任を請け負っている。
俺だけの解雇ですめばまだいいが、これで両親や他の従業員たちまで路頭に迷わせてしまいかねない。そう考えると、途端にやるせなさがこみ上げてきて、涙まで浮かんできそうになった。
そうなれば俺のせいだ。
俺があそこでアルバイトなんてしなければ、中條が来ることもなく、笑顔溢れる旅館のままでいられたはずなのだ。
そんな理想の場所を、俺が、壊してしまう。
「また暗い顔をしているのね」
アーシェが俺を見て言った。
「そりゃあ暗くもなるさ」
事の次第をわかっていないアーシェに、俺はマナ人形の暴走のことをかいつまんで説明した。
俺が話し終えると、アーシェは何か臭いを嗅ぐように鼻を動かし始める。
「ほんとうね。こっちの世界では考えられないくらいマナが集積されてるものがあるわ」
「わかるのか?」
「はっきりとわかるわけじゃないわ。でも、臭い、みたいなものかしら。そういった気配が漂っているのはわかる」
「じゃあそれの場所がわかったりとかって……」
問いに、アーシェは少し渋るような表情をして押し黙ったが、すがる思いの俺の顔を見て嘆息を漏らすように呟いた。
「大体の場所くらいは、ってところかしら」
「本当か!」
俺は思わずアーシェへと詰め寄り、彼女の肩を掴んだ。
思いがけないチャンスを目の前に提示されて、身体が言うことをきかなかった。
アーシェが場所を把握できるというのならばこれほどに心強いものはない。
沈みかけていた気持ちが、垣間見えた光明に騒ぎ立つ。
「頼む。手伝ってくれ」
「イヤよ。面倒ごとは嫌い」
「そこをどうにか」
「私は自分のためになることしかしたくないの。貴方の用事に付き合って、私になんの得があるというの」
「それは……」
確かにあくまで部外者であるアーシェには関係のない話だ。断られても仕方がない。
「本当に頼む。このまま放っていたら、今度こそ俺のせいで旅館が大変なことになっちまう。今度こそ、ここにいられなくなる。俺だけじゃない。ふみかさんや父さんたち、他の人たちまで旅館を辞めさせられちまうかもしれないんだ」
俺は深く頭を下げて頼み込んだ。
「辞めさせられるってどういうこと?」
俺の言葉に、ずっと変化のなかったアーシェの眉がぴくりと動く。
「どうもこうもないよ。ちょっと旅館を仕切ってる上がここ最近の旅館でのトラブルを問題視してて。それで、トラブルが続くようなら従業員を入れ替えようって話があるんだ」
おそらくそんな事情を話したところで、簡単に折れてはくれないだろう。この前はシエラに根負けしていたが、アーシェも人一倍に我が強い。
しまいには土下座でもして懇願しようかと思っていたが、しかしアーシェから返ってきたのは予想だにしない言葉だった。
「……聞いてないわよ」
まるで独白のように彼女が呟く。そして不機嫌そうに眉をしかめると、
「私は聞いていないわよ!」と突然語気を強めて叫んだのだった。
唐突な彼女の荒い口調に俺はたじろいでしまう。
「な、なんだよいきなり」
「何も聞いていないって言っているの」
「そりゃあ、従業員でもない関係ないやつに言うわけないだろ」
俺がそう言っても、アーシェは納得していない風に表情を苛立たせていた。
「貴方もいなくなるの?」
「俺は真っ先に辞めさせられる候補だよ」
半ば諦めた風に苦笑を浮かべて俺が応えると、アーシェは荒々しく鼻を鳴らした。気のせいか、その表情はさっきよりも更に怒りの色を増しているように見える。
腕を組んでしばらく何かを思案している風に佇んだ後、
「気が変わったわ」と告げ、肩にかかる長い白髪を手で掻き払った。
「ほ、本当か」
「べ、別に貴方のためじゃないわよ」
「何のためでもいいよ。助かる」
俺は嬉しさのあまり、アーシェへと詰め寄って彼女の手を握った。
途端、アーシェが一瞬にしてイチゴのように赤く染まる。
「ち、ちょっと!」と彼女が俺を突き飛ばそうとした。
伸びてきた拳を、しかし俺は「あっぶねえ」と咄嗟にかわす。もう慣れたものだ。こんなもの、慣れたくはないが。
「さっさと行くわよ」
手を振り払ってそっぽを向いたアーシェは、気恥ずかしそうに声を上擦らせながら言うと、滝つぼの洞窟から続く川を辿った細い通路へと向かい始める。
俺は濡れた服を絞って水気を払い、彼女の姿を見失わないように急いで後を追った。
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