短編集

泡

君に送る

夢がはじけて、

残骸も散らばらずに消えてしまって、

辛かった。

はじけてしまいたかった。

もう終わりにしたかった。

でも君が背中を押してくれたから、

もうちょっと頑張ってみようかなって。

だからね、

はじけた夢をまた追いかける勇気をくれて、

その夢の中で今はじけられること、とても感謝してる。