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2. 杏里 ~逃がさないから覚悟して?
杏里 ⑤【ゆるゆるエロ】
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いや~体調不良で更新が滞ってしまい、申し訳ありませんでした <m(__)m>
そーゆー訳で、再開です(;´Д`)
**************************************
退院した後の瑠珠は、ぱっと見では元気そうで家族を安心させた。
偶にどうしようもなく落ち込んで、仕事帰りにふらりと飲みに行く以外は。
一番最初は、退院してから一ヶ月経とうかどうかという頃だった。
その日杏里は仕事でロケ撮影のため不在で、黒珠が泥酔した瑠珠を背負って帰って来たと聞き、飲まずにいられない瑠珠の心情を思うと辛かった。
その反面、“俺が居ない時に飲むなよ” なんて勝手な憤りも感じる。
(瑠珠が辛い時は、いつだって俺が傍に居たいのに……)
本当は黒珠にだってその役目を譲りたくない。
黒珠も『早く免許取れる歳になれよ』と言ってくるけど、時間を早送り出来たら今こんなに苦労してないと思う。
その後も度々瑠珠は酔っ払って電話を寄越し、黒珠と二人で迎えに行くことも有れば、黒珠経由で杏里一人が迎えに行くこともあり、その最初の頃に杏里はちょっと美味しい目を見てから次第に抑えが利かなくなって、自分の首を絞めるドツボに嵌まって行く。それでもギリギリラインを越えなかった自分を褒めたい。
そもそもの切っ掛けは瑠珠のせいだ。
気持ち良くて拒めなかった――もとい。拒む理由がなかったから、快感に任せて流されてみた。今でも自分は悪くないと思ってる。
この日黒珠と迎えに行った場所は、瑠珠の友人の披露宴二次会会場。
前もって瑠珠から頼まれ、頃合いを見計らって迎えに行くと、主役二人のベタベタな甘ったるい空気で彼女は当然ヤケ酒に走り、ご機嫌なんだか不機嫌なんだか判らない状態の瑠珠が出来上がっていた。
周囲に絡みまくる瑠珠を二人で会場から連れ出し、黒珠が運転する車の後部座席に乗り込んだ。
走り出してから暫らくの間は、意味が分からない事でグダグダ絡まれた。
そのうち瑠珠がふっと静かになって、杏里が一瞬気を抜いた吐息を漏らした。すると息を吹き返すように元気になった瑠珠が彼の両頬を挟み込み、「ちょっと人の話聞いてんの!?」と上目遣いで睨んで来て、「もちろん」と微笑んだ杏里に「ふ~ん?」と訝しんだ目を向け、突然唇を食われた。
重ねたんじゃなくて、食われた。
瑠珠は痛みと驚きで身を引きかけた杏里の顔を押さえ込み、目を白黒する彼の唇を割って舌を挿し込んで来る。彼女の舌先が歯列をなぞり、反射的に口蓋を弛めてた。ぬるりと滑り込んだソレは、杏里の舌を素早く見付けて絡んでくる。
熱い吐息と酒の香り。
まさかの瑠珠に押し倒されて、背後のドアに強か頭を打つけた。音に驚いた黒珠が一瞬振り返ったのが視界に入っても杏里から止める心算は毛頭なく、伸し掛かって来る瑠珠の背中に腕を回して抱き締める。
くちゅりと淫靡な水音が車中に響くと、素知らぬ顔の黒珠がCⅮのスイッチを押した。流れて来たのは耳に心地良いサックス。ジャズの調べ。金子家当主の趣味だろう。
杏里の口の中に流れ込んで来る唾液は、サックスの音色の様に甘く脳が蕩けそうだ。
一滴たりとも零さないように飲み拉き、足りないとばかりに瑠珠の口中を舐って舌を絡め取り、吸い付いて甘噛みするとピクピクさせて逃げて行く。
杏里の上で瑠珠がもぞもぞと動きながら唇を貪り続け、そんな事されたら嫌でも半身に熱が溜まっていき、少しずつ身体の向きを変えて彼女に擦り付けていた。
正直それだけでイってしまいそうなくらい気持ちが良くて、堪えるのに結構必至なくせに快感を手放す気もなくて、黒珠が居なければ本気で押し倒してたかも知れない。先走りは間違いなくボクサーパンツを濡らしてくれて、後から自己嫌悪に陥るアイテムになると確信した。
快感と理性が鬩ぎ合う。
黒珠が居る所で襲い掛かる度胸なんてない。
どうして車中なのか、本当に悔しい思いが沸々と込上げた。
“これ以上はマズい、けどもう少しだけ” そんな杏里の葛藤など露ほども知らず、瑠珠に口中を貪られ、貪り返す。
頭の芯がぼうっとしてきて、無意識に撫で回した手に瑠珠がピクリと反応見せるから、尚の事止まらなくなって、どんどん深みに嵌まって行く。
徐々にずり上がって来たワンピースの裾に指が掛かり、指先に触れたストッキングのさらりとした感触は背筋にザワザワとした震えをもたらした。
もっとと先を求める情欲。
諸手を挙げて降参し、溺れてしまいたくなる官能。
と、唐突に瑠珠がずるりと脱力した。
涎がたらりと頬に伸びていき、瑠珠の身体が横に傾いで落ちそうになるのを慌てて止めた。恐る恐る顔を覗き込む。
「………ね……寝てる…?」
呆然とした杏里の声を聞き、黒珠が大分溜めた後「色々悪い」と居た堪れなさそうな溜息を吐いた。
黒珠に謝られることは一切ないけど、その気にさせといて放置とか、瑠珠もあんまりな仕打ちをするとは些か憤っている。
願わくば弟公認でお持ち帰りする心算で居たのに。
肩が小刻みに震えた。
「あ……有り得ねぇ…何コレ。この状態で、どうやって落ち着かせるんだよッ!」
「やぁぁホント……申し訳ない。俺が謝ってどうにかなるもんじゃないけど、ここは堪えてくれ。そうなったら恐らく、朝まで起きない」
「はぁあ!?」
「そんなんでも一応姉だし、酔っ払って寝てんの、どうぞって差し出すほど悪魔じゃないからな。俺も」
瑠珠の温もりや息遣い、そして嫌でも刺激される下半身。
絶対無理だ。
杏里の腕に支えられ、頬を朱色に染めた瑠珠は口をむにゃむにゃしたかと思ったら、電池が切れたようにピクリともしなくなっていた。
なかなかディープなファーストキスだった。
瑠珠本人が覚えていなくても、杏里の想像を超えた紛れもないファーストキスだった。
(あの時は、ホント困ったよなぁ)
マンションの駐車場に着いた時、杏里には微塵の猶予も残されていなく、我慢の限界を超えて変な汗を掻き始めていた彼に、黒珠は憐憫の眼差しを向けて溜息を吐き『申し訳ない』と深々頭を下げた。その羞恥たるやない。
車から瑠珠を運ぶのを黒珠に任せ、へっぴり腰で自宅の浴室に辿り着いた頃には、辛抱できなかった自分にもう泣くしかなかった。
エレベーターに相乗りしてくる人が居なくて、本当に助かったと今でも尽々思う。危うく変態扱いされて、マンションに住めなくなるところだった。
眠ってて仕方なくと言うのと訳が違うだけに、あれは妙な寂寞を感じた瞬間だったと思い返せば、眦にじんわりと涙が滲む。
あの時ばかりは心底瑠珠を恨んだ。回避できず制御もしなかった自分にだって、メチャクチャ非が有るのは分かっているけど。
(あれで制御ってのもまた地獄……瑠珠とヤリたくて日々悶々としてんのに、煩悩が勝って当たり前だろ! うんっ。俺は何も悪くない)
どちらにしろ、あられもない瑠珠を前にしたら無理に決まってる。
(……無理、だよなぁ?)
掌に収まるもっちりとした肌の感触に、口角を上げて微笑む。
腰をすりすり動かして、いつでもOKな状態に昂っている屹立を彼女の太腿の間に滑らせた。朝方の名残がまだしっとりとして、それほどの違和感はないようだ。
ゆっくり、ゆっくり……。
雄芯に彼女の蜜を絡めていく。
微かに、彼女の唇から漏れた吐息に、熱が帯びて来る。
一筋、二筋と無邪気な寝顔に掛かる髪をそっと指で退け、たまに眉間がピクピク動くのを見て、杏里は唇を綻ばせた。
そーゆー訳で、再開です(;´Д`)
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退院した後の瑠珠は、ぱっと見では元気そうで家族を安心させた。
偶にどうしようもなく落ち込んで、仕事帰りにふらりと飲みに行く以外は。
一番最初は、退院してから一ヶ月経とうかどうかという頃だった。
その日杏里は仕事でロケ撮影のため不在で、黒珠が泥酔した瑠珠を背負って帰って来たと聞き、飲まずにいられない瑠珠の心情を思うと辛かった。
その反面、“俺が居ない時に飲むなよ” なんて勝手な憤りも感じる。
(瑠珠が辛い時は、いつだって俺が傍に居たいのに……)
本当は黒珠にだってその役目を譲りたくない。
黒珠も『早く免許取れる歳になれよ』と言ってくるけど、時間を早送り出来たら今こんなに苦労してないと思う。
その後も度々瑠珠は酔っ払って電話を寄越し、黒珠と二人で迎えに行くことも有れば、黒珠経由で杏里一人が迎えに行くこともあり、その最初の頃に杏里はちょっと美味しい目を見てから次第に抑えが利かなくなって、自分の首を絞めるドツボに嵌まって行く。それでもギリギリラインを越えなかった自分を褒めたい。
そもそもの切っ掛けは瑠珠のせいだ。
気持ち良くて拒めなかった――もとい。拒む理由がなかったから、快感に任せて流されてみた。今でも自分は悪くないと思ってる。
この日黒珠と迎えに行った場所は、瑠珠の友人の披露宴二次会会場。
前もって瑠珠から頼まれ、頃合いを見計らって迎えに行くと、主役二人のベタベタな甘ったるい空気で彼女は当然ヤケ酒に走り、ご機嫌なんだか不機嫌なんだか判らない状態の瑠珠が出来上がっていた。
周囲に絡みまくる瑠珠を二人で会場から連れ出し、黒珠が運転する車の後部座席に乗り込んだ。
走り出してから暫らくの間は、意味が分からない事でグダグダ絡まれた。
そのうち瑠珠がふっと静かになって、杏里が一瞬気を抜いた吐息を漏らした。すると息を吹き返すように元気になった瑠珠が彼の両頬を挟み込み、「ちょっと人の話聞いてんの!?」と上目遣いで睨んで来て、「もちろん」と微笑んだ杏里に「ふ~ん?」と訝しんだ目を向け、突然唇を食われた。
重ねたんじゃなくて、食われた。
瑠珠は痛みと驚きで身を引きかけた杏里の顔を押さえ込み、目を白黒する彼の唇を割って舌を挿し込んで来る。彼女の舌先が歯列をなぞり、反射的に口蓋を弛めてた。ぬるりと滑り込んだソレは、杏里の舌を素早く見付けて絡んでくる。
熱い吐息と酒の香り。
まさかの瑠珠に押し倒されて、背後のドアに強か頭を打つけた。音に驚いた黒珠が一瞬振り返ったのが視界に入っても杏里から止める心算は毛頭なく、伸し掛かって来る瑠珠の背中に腕を回して抱き締める。
くちゅりと淫靡な水音が車中に響くと、素知らぬ顔の黒珠がCⅮのスイッチを押した。流れて来たのは耳に心地良いサックス。ジャズの調べ。金子家当主の趣味だろう。
杏里の口の中に流れ込んで来る唾液は、サックスの音色の様に甘く脳が蕩けそうだ。
一滴たりとも零さないように飲み拉き、足りないとばかりに瑠珠の口中を舐って舌を絡め取り、吸い付いて甘噛みするとピクピクさせて逃げて行く。
杏里の上で瑠珠がもぞもぞと動きながら唇を貪り続け、そんな事されたら嫌でも半身に熱が溜まっていき、少しずつ身体の向きを変えて彼女に擦り付けていた。
正直それだけでイってしまいそうなくらい気持ちが良くて、堪えるのに結構必至なくせに快感を手放す気もなくて、黒珠が居なければ本気で押し倒してたかも知れない。先走りは間違いなくボクサーパンツを濡らしてくれて、後から自己嫌悪に陥るアイテムになると確信した。
快感と理性が鬩ぎ合う。
黒珠が居る所で襲い掛かる度胸なんてない。
どうして車中なのか、本当に悔しい思いが沸々と込上げた。
“これ以上はマズい、けどもう少しだけ” そんな杏里の葛藤など露ほども知らず、瑠珠に口中を貪られ、貪り返す。
頭の芯がぼうっとしてきて、無意識に撫で回した手に瑠珠がピクリと反応見せるから、尚の事止まらなくなって、どんどん深みに嵌まって行く。
徐々にずり上がって来たワンピースの裾に指が掛かり、指先に触れたストッキングのさらりとした感触は背筋にザワザワとした震えをもたらした。
もっとと先を求める情欲。
諸手を挙げて降参し、溺れてしまいたくなる官能。
と、唐突に瑠珠がずるりと脱力した。
涎がたらりと頬に伸びていき、瑠珠の身体が横に傾いで落ちそうになるのを慌てて止めた。恐る恐る顔を覗き込む。
「………ね……寝てる…?」
呆然とした杏里の声を聞き、黒珠が大分溜めた後「色々悪い」と居た堪れなさそうな溜息を吐いた。
黒珠に謝られることは一切ないけど、その気にさせといて放置とか、瑠珠もあんまりな仕打ちをするとは些か憤っている。
願わくば弟公認でお持ち帰りする心算で居たのに。
肩が小刻みに震えた。
「あ……有り得ねぇ…何コレ。この状態で、どうやって落ち着かせるんだよッ!」
「やぁぁホント……申し訳ない。俺が謝ってどうにかなるもんじゃないけど、ここは堪えてくれ。そうなったら恐らく、朝まで起きない」
「はぁあ!?」
「そんなんでも一応姉だし、酔っ払って寝てんの、どうぞって差し出すほど悪魔じゃないからな。俺も」
瑠珠の温もりや息遣い、そして嫌でも刺激される下半身。
絶対無理だ。
杏里の腕に支えられ、頬を朱色に染めた瑠珠は口をむにゃむにゃしたかと思ったら、電池が切れたようにピクリともしなくなっていた。
なかなかディープなファーストキスだった。
瑠珠本人が覚えていなくても、杏里の想像を超えた紛れもないファーストキスだった。
(あの時は、ホント困ったよなぁ)
マンションの駐車場に着いた時、杏里には微塵の猶予も残されていなく、我慢の限界を超えて変な汗を掻き始めていた彼に、黒珠は憐憫の眼差しを向けて溜息を吐き『申し訳ない』と深々頭を下げた。その羞恥たるやない。
車から瑠珠を運ぶのを黒珠に任せ、へっぴり腰で自宅の浴室に辿り着いた頃には、辛抱できなかった自分にもう泣くしかなかった。
エレベーターに相乗りしてくる人が居なくて、本当に助かったと今でも尽々思う。危うく変態扱いされて、マンションに住めなくなるところだった。
眠ってて仕方なくと言うのと訳が違うだけに、あれは妙な寂寞を感じた瞬間だったと思い返せば、眦にじんわりと涙が滲む。
あの時ばかりは心底瑠珠を恨んだ。回避できず制御もしなかった自分にだって、メチャクチャ非が有るのは分かっているけど。
(あれで制御ってのもまた地獄……瑠珠とヤリたくて日々悶々としてんのに、煩悩が勝って当たり前だろ! うんっ。俺は何も悪くない)
どちらにしろ、あられもない瑠珠を前にしたら無理に決まってる。
(……無理、だよなぁ?)
掌に収まるもっちりとした肌の感触に、口角を上げて微笑む。
腰をすりすり動かして、いつでもOKな状態に昂っている屹立を彼女の太腿の間に滑らせた。朝方の名残がまだしっとりとして、それほどの違和感はないようだ。
ゆっくり、ゆっくり……。
雄芯に彼女の蜜を絡めていく。
微かに、彼女の唇から漏れた吐息に、熱が帯びて来る。
一筋、二筋と無邪気な寝顔に掛かる髪をそっと指で退け、たまに眉間がピクピク動くのを見て、杏里は唇を綻ばせた。
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