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83.追放テイマーと光の柱
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白い家具にベージュのカーテン。
ストライプの入った薄い桃色の壁。
全身を映せる大きな鏡。
ベッドの上に並んでいるクマのぬいぐるみたち。
見覚えのある自分の部屋をぐるりと見渡すと、大きく深呼吸した。
ふぅぅぅぅ。
ホントに……帰ってきたんだ、私。
カーペットの上でしばらくボーっとしてたら、ベッドの上から通知音が聞こえてきた。
画面を確認すると、ポップアップが大きく表示されている。
『リコ、大丈夫?』
うわぁぁ。
なんだ。ビックリしたぁぁ。
幼馴染のヒナちゃんからのメッセージね。
勢いよくベッドに転がると、返事を打ち込む。
『平気だよ。今家で落ち着いてる~』
『そうなんだ、よかった。今話せる?』
『うん、大丈夫』
画面のスピーカーボタンを押すと、ヒナちゃんの声が聞こえてきた。
「リコ! ホントにリコだよね?!」
「う、うん。私だよ?」
ふと、部屋の大きな鏡に自分の姿が映っているのに気付いた。
長いストレートの黒髪に、すこし薄い茶色の瞳。
あはは、昔は毎日見てたんだけどなぁ。
今ではなんだか……桃色の髪じゃないことが、不思議な違和感。
でもまあ。
鏡の中の景色で一番違和感があるのは、私の容姿なんかじゃなくて……。
枕の近くに置かれている長細い物体。
クルクルとピンク色の革ひものようなものがリボンのように巻かれている。
持ち手のところには、十字架とハートの模様。
そして、その物体に話しかけている私。
……。
…………なにこれ。
スマホの機能があるって聞いてはいたけどさぁ。
なんで。
なんで。
前世でも私宛のメッセージが聖剣に届くわけ?!
……シュールだよ!
……シュールすぎる光景だよ!!
「……リコ?」
「あ、うん。連絡ありがと。心配かけちゃってゴメンね」
「ホントだよ……。今までどこにいたのさぁ」
「それがね、あんまり覚えてなくて……」
胸がズキンと痛みを感じた気がした。
エリエル様との約束だし、話しても信じてもらえないと思うけど。
でも。
ヒナちゃんは小さい頃からの幼馴染だし……。
「……ね。もしもだけどさ。私が異世界で生活してたって言ったら……どう思う?」
「え?」
スマホ……ううん、聖剣から声が聞こえなくなって、部屋に静寂が訪れる。
まぁ、そうだよね。
普通に考えて、信じる方が難しいと思うし。
「あはは、なんてね。実はホントに覚えてなくて……」
「……ついていくわよ」
「へ?」
「今度こそ、ついていくわよ。異世界だろうが世界の果てだろうが……」
え。
予想外の返答に思わず固まってしまう。
「ヒ、ヒナちゃん?!」
「どうせ、アンタを引き留めるなんてできないでしょ。だから私がついていってあげるから!」
親友の真剣な声が部屋に響いた。
『異世界』なんて言葉。
前みたいに、ラノベの読みすぎって言われると思ったんだけど……どうしたんだろ。
「あのね、ヒナちゃん……」
次の言葉を話そうと聖剣に顔を使づけた瞬間、大きな音をたてて部屋の扉が開いた。
**********
「いいお風呂だったわ。あら、さっそくスマソを使ってるのね?」
頭にタオルを巻いたエリエル様が、いたずらっ子みたいな笑顔で近づいてくる。
「ちょっと、今話し中だから! あと……スマソってなに?!」
「ほら。スマートフォンの剣バージョンだから、『スマソ』よ」
「ちょっと、なんで顔近づけてくるんですかぁ。あと、『聖剣』ですよね、これ!!」
両手で彼女の顔を押し戻す。
「リコ……今誰かいるの?」
「その声……中村さんかしら?」
うわぁ、急に校長モードの声に変わったんですけど、この人。
っていうか、なんで私たちの会話に参加してるのよ!
「……ねぇ。今の声、誰?」
「あはは、あのね、校長先生が泊りにきてるの」
「……校長先生? なんで?」
あー、ほらもう。
完全に怪しい感じだよ、これ……。
「こんばんは、中村さん。ご両親が帰られるまで、私が水沢さんを保護してるんですよ」
「そ。そうなの。校長先生が心配してくれて!」
「え? ご両親いないの?!」
「うん、連絡はちゃんと取れたんだけどね。今、海外にいるみたいなの」
電話越し……ううん。
聖剣越しに、ヒナちゃんの怪訝そうな声が聞こえてくる。
まぁ……だよね。
なんで私の家で、泊まり込みで保護してるんだろうって、私も思うし。
「あのね。ほら、ウチの両親ってよく海外行ってるから……」
「行くから……」
「え?」
「今からそっち行くから! おとなしく待ってなさいよね!!」
ええええ。
もう外真っ暗なんだけど。
「ダメだよ。危ないし。明日また会えるし、ね?」
「そんなの分からないじゃない!」
ヒナちゃん、なんでそんなに必死なんだろう。
半年行方不明になってたっていうのもあると思うんだけど。
でも、さっきからずっと、彼女らしくないような……。
「ちょっと、中村さん。落ち着きなさい」
「そうだよ。ヒナちゃんどうしたの?」
「ねぇ……リコ、今からネットの画像送るから見てみて……」
聖剣がキラキラと光って、壁に画像を映し出した。
まるで映画みたい。
「すごい。送られてきた画像ってこうやって見るの?」
「でしょ! さすが私が作ったスマソよね!!」
聖剣が映し出しているのは、並べられた机と制服を着た生徒達。
春ちゃん先生の優しい声が教室に響いてる。
普通の授業風景だよね。
これがどうしたんだろう?
「……ヒナちゃん? これってウチのクラス?」
「しっ! もうすぐだから黙って見てて」
突然、クラスの数人から光の柱のようなものが出現した。
うわぁ、なにこれ。すごい光景。
まるで特撮の映像みたい。
画面は、一人の女性徒にズームアップする。
黒い髪が光の柱の中で……ううん、身体全体がふわふわと光の中で浮かんでいる。
……って。
……これ、私じゃん!!
ス、スカートもふわふわ広がってて持ち上がっていて……ちょっと、なにこれ、なにこれ、なにこれ!!
見えそう。見えそうなんですけど!!
――次の瞬間。
光の柱がしゃぼん玉のようにバラバラになった後、天井に吸い込まれて消えてしまった。
「なにこの映像……」
「ネットにたくさん拡散されてるわ……それに……私この風景目の前で見たんだから!」
そうえば、前に魔王シャルル様がニュースになってたって言ってたよね。
これって……私が異世界に召喚された時の映像?
「それと、ついさっきこんな画像があがってたんだけど」
今度は突然教室に光の柱が現れて……ふわっと剣を腰に下げた姫コスみたいな女の子……が出現した。
まるで、ゲームやラノベのワンシーンみたい。
「これ……今日の画像……?」
「……そうだと思う」
うわぁぁぁ。
なんでネットにこんな映像あげてるのよ!!
ほら、顔なんてばっちり映っちゃってるじゃない!!
「私だって異世界なんて信じてなかったけど……もう行かないよね? 戻ってきたんだよね?」
泣きそうな弱々しい声が聖剣から聞こえてくる。
ヒナちゃん……。
「まぁ、決めるのはアナタよ。勇者ショコラ」
ストライプの入った薄い桃色の壁。
全身を映せる大きな鏡。
ベッドの上に並んでいるクマのぬいぐるみたち。
見覚えのある自分の部屋をぐるりと見渡すと、大きく深呼吸した。
ふぅぅぅぅ。
ホントに……帰ってきたんだ、私。
カーペットの上でしばらくボーっとしてたら、ベッドの上から通知音が聞こえてきた。
画面を確認すると、ポップアップが大きく表示されている。
『リコ、大丈夫?』
うわぁぁ。
なんだ。ビックリしたぁぁ。
幼馴染のヒナちゃんからのメッセージね。
勢いよくベッドに転がると、返事を打ち込む。
『平気だよ。今家で落ち着いてる~』
『そうなんだ、よかった。今話せる?』
『うん、大丈夫』
画面のスピーカーボタンを押すと、ヒナちゃんの声が聞こえてきた。
「リコ! ホントにリコだよね?!」
「う、うん。私だよ?」
ふと、部屋の大きな鏡に自分の姿が映っているのに気付いた。
長いストレートの黒髪に、すこし薄い茶色の瞳。
あはは、昔は毎日見てたんだけどなぁ。
今ではなんだか……桃色の髪じゃないことが、不思議な違和感。
でもまあ。
鏡の中の景色で一番違和感があるのは、私の容姿なんかじゃなくて……。
枕の近くに置かれている長細い物体。
クルクルとピンク色の革ひものようなものがリボンのように巻かれている。
持ち手のところには、十字架とハートの模様。
そして、その物体に話しかけている私。
……。
…………なにこれ。
スマホの機能があるって聞いてはいたけどさぁ。
なんで。
なんで。
前世でも私宛のメッセージが聖剣に届くわけ?!
……シュールだよ!
……シュールすぎる光景だよ!!
「……リコ?」
「あ、うん。連絡ありがと。心配かけちゃってゴメンね」
「ホントだよ……。今までどこにいたのさぁ」
「それがね、あんまり覚えてなくて……」
胸がズキンと痛みを感じた気がした。
エリエル様との約束だし、話しても信じてもらえないと思うけど。
でも。
ヒナちゃんは小さい頃からの幼馴染だし……。
「……ね。もしもだけどさ。私が異世界で生活してたって言ったら……どう思う?」
「え?」
スマホ……ううん、聖剣から声が聞こえなくなって、部屋に静寂が訪れる。
まぁ、そうだよね。
普通に考えて、信じる方が難しいと思うし。
「あはは、なんてね。実はホントに覚えてなくて……」
「……ついていくわよ」
「へ?」
「今度こそ、ついていくわよ。異世界だろうが世界の果てだろうが……」
え。
予想外の返答に思わず固まってしまう。
「ヒ、ヒナちゃん?!」
「どうせ、アンタを引き留めるなんてできないでしょ。だから私がついていってあげるから!」
親友の真剣な声が部屋に響いた。
『異世界』なんて言葉。
前みたいに、ラノベの読みすぎって言われると思ったんだけど……どうしたんだろ。
「あのね、ヒナちゃん……」
次の言葉を話そうと聖剣に顔を使づけた瞬間、大きな音をたてて部屋の扉が開いた。
**********
「いいお風呂だったわ。あら、さっそくスマソを使ってるのね?」
頭にタオルを巻いたエリエル様が、いたずらっ子みたいな笑顔で近づいてくる。
「ちょっと、今話し中だから! あと……スマソってなに?!」
「ほら。スマートフォンの剣バージョンだから、『スマソ』よ」
「ちょっと、なんで顔近づけてくるんですかぁ。あと、『聖剣』ですよね、これ!!」
両手で彼女の顔を押し戻す。
「リコ……今誰かいるの?」
「その声……中村さんかしら?」
うわぁ、急に校長モードの声に変わったんですけど、この人。
っていうか、なんで私たちの会話に参加してるのよ!
「……ねぇ。今の声、誰?」
「あはは、あのね、校長先生が泊りにきてるの」
「……校長先生? なんで?」
あー、ほらもう。
完全に怪しい感じだよ、これ……。
「こんばんは、中村さん。ご両親が帰られるまで、私が水沢さんを保護してるんですよ」
「そ。そうなの。校長先生が心配してくれて!」
「え? ご両親いないの?!」
「うん、連絡はちゃんと取れたんだけどね。今、海外にいるみたいなの」
電話越し……ううん。
聖剣越しに、ヒナちゃんの怪訝そうな声が聞こえてくる。
まぁ……だよね。
なんで私の家で、泊まり込みで保護してるんだろうって、私も思うし。
「あのね。ほら、ウチの両親ってよく海外行ってるから……」
「行くから……」
「え?」
「今からそっち行くから! おとなしく待ってなさいよね!!」
ええええ。
もう外真っ暗なんだけど。
「ダメだよ。危ないし。明日また会えるし、ね?」
「そんなの分からないじゃない!」
ヒナちゃん、なんでそんなに必死なんだろう。
半年行方不明になってたっていうのもあると思うんだけど。
でも、さっきからずっと、彼女らしくないような……。
「ちょっと、中村さん。落ち着きなさい」
「そうだよ。ヒナちゃんどうしたの?」
「ねぇ……リコ、今からネットの画像送るから見てみて……」
聖剣がキラキラと光って、壁に画像を映し出した。
まるで映画みたい。
「すごい。送られてきた画像ってこうやって見るの?」
「でしょ! さすが私が作ったスマソよね!!」
聖剣が映し出しているのは、並べられた机と制服を着た生徒達。
春ちゃん先生の優しい声が教室に響いてる。
普通の授業風景だよね。
これがどうしたんだろう?
「……ヒナちゃん? これってウチのクラス?」
「しっ! もうすぐだから黙って見てて」
突然、クラスの数人から光の柱のようなものが出現した。
うわぁ、なにこれ。すごい光景。
まるで特撮の映像みたい。
画面は、一人の女性徒にズームアップする。
黒い髪が光の柱の中で……ううん、身体全体がふわふわと光の中で浮かんでいる。
……って。
……これ、私じゃん!!
ス、スカートもふわふわ広がってて持ち上がっていて……ちょっと、なにこれ、なにこれ、なにこれ!!
見えそう。見えそうなんですけど!!
――次の瞬間。
光の柱がしゃぼん玉のようにバラバラになった後、天井に吸い込まれて消えてしまった。
「なにこの映像……」
「ネットにたくさん拡散されてるわ……それに……私この風景目の前で見たんだから!」
そうえば、前に魔王シャルル様がニュースになってたって言ってたよね。
これって……私が異世界に召喚された時の映像?
「それと、ついさっきこんな画像があがってたんだけど」
今度は突然教室に光の柱が現れて……ふわっと剣を腰に下げた姫コスみたいな女の子……が出現した。
まるで、ゲームやラノベのワンシーンみたい。
「これ……今日の画像……?」
「……そうだと思う」
うわぁぁぁ。
なんでネットにこんな映像あげてるのよ!!
ほら、顔なんてばっちり映っちゃってるじゃない!!
「私だって異世界なんて信じてなかったけど……もう行かないよね? 戻ってきたんだよね?」
泣きそうな弱々しい声が聖剣から聞こえてくる。
ヒナちゃん……。
「まぁ、決めるのはアナタよ。勇者ショコラ」
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