72 / 95
72.追放テイマーの密かな願い
しおりを挟む
「うーん、良い天気!」
心地良い朝の陽ざしをあびて、思い切り背を伸ばす。
今日も透き通るような青空。
昨日あれから、変な夢をみたせいで、あまり寝れなかったんだけど。
まぶしい朝日で眠気が吹き飛びそう。
「お姉さま、助けてくださいー!」
「どうしたの?」
横を見ると黒い仔馬のチョコくんが顔を近づけてきて、ダリアちゃんの手をぺろぺろと舐めている。
……あはは。
今ので完全に眠気が吹き飛んだよ。
「こら、チョコくん! ご飯ならお皿にあるでしょ!」
もう。
甘えん坊なんだから。
この子が……伝説の魔獣ナイトメア……ねぇ。
私は家の階段に座ると、頬杖をついてダリアちゃんとチョコくんを眺めた。
その隣では、ミルフィナちゃんが白い狼のアイスちゃんと赤い鳥のイチゴちゃんにご飯をあげている。
……赤いまんまるドラゴンは。
……来るわけないかぁ。
――はぁ。
私は立ち上がると、すぐ裏に建ってる賢者様の塔を見上げた。
窓は開いてる。
王子、もう起きてるのかな。
昨日の鮮やかな青い空を思い出す。
……会いたいな。
「……ショコラちゃん。私たちも朝食にしましょうか?」
後ろからミルフィナちゃんに抱きしめられた。
「ミルフィナちゃん、お手伝いありがとう」
「どういたしましてー」
「ダリアちゃんもありがと。さて、朝食に戻ろっか?」
「わかりましたー」
家の扉を開けると、美味しそうな匂いが漂ってくる。
「旦那様、準備は完了してますよ。私の愛をいっぱい込めましたので」
今日の朝食当番はシェラさんだったんだけど……。
銀色の長い髪にエプロン姿が美しすぎる!
やっぱりシェラさんって美人だよね。
「うふふ、今日のオムレツは自信作です」
「わー……いいなぁ~」
「ズルい、私も今度やりますわ!」
あーこれ。
前世のメイド喫茶とかあったやつだ。
オムレツの上にはケチャップで可愛らしくハートのマークが描かれていた。
マークの中には『だんなさま』の文字。
……えーと。
……シェラさんてこんな性格だったっけ?
「横でふーふーしましょうか?」
「そんなことしなくても食べれるから!」
「わ、わたくしが代わりにふーふーいたしますわ!」
「はーい! 私はお姉さまにふーふーしてもらいたいです!」
同じ家でカワイイ女の子に囲まれて……賑やかな毎日。
手元にはキラキラ輝く美しい聖剣。
なんだろうこれ。
ラノベやアニメでみたことある。
あるんだけど。
この状況はさぁ。
まるで……。
まるで……。
私が転生チートハーレム主人公みたいなんですけど!!
**********
「エリエル様」
「んーどぉしたのほぉ?」
温めなおした朝食をほおばっている金髪の女の子。
「はぁ……今何時だとおもってるんですか?」
「女神は時間になんてしばられないのよ。今のうちに覚えておきなさい。モグモグ」
我が家の最後の住人は、満面の笑みを見せている。
なんでそんなどや顔なのよ!?
「優しい先輩からのアドバイスよ。ありがたく思いなさい」
「もう、なんの先輩なんですか?」
「だってそれは……モグモグ。そのうちわかるふぁよぉ」
「なにそれ」
シェラさん、ミルフィナちゃん、ダリアちゃんは先に運送ギルドに向かってくれてる。
私は寝坊女神のお世話で居残り中。
ウチのパーティーはあと二人いるけど。
ベリル王子と賢者アレス様は、王国を取り戻すために、ずっと隣の塔にこもって計画を立てている。
自分の国だもんね。
いきなり勇者様に乗っ取られたようなものだし。
……自分の国……か。
「はぁぁぁ」
身分制のある世界で王子が私を選ぶなんて、きっとありえないと思うけど。
でも。
昨日の王子のセリフを思い出してみる。
『ずっとこの世界に……僕の隣にいて欲しいんだ……ショコラ』
とりあえず、嫌われてはいないんだよね。
うん。
少しくらい……。
少しだけなら……。
――期待していいのかな?
「……ショコラちゃん? 表情がくるくる変わって怖いんですけど」
「え?」
気が付くと、食事を終えたエリエル様がきょとんした表情で見つめている。
「あ、ううん。なんでもないの。あ、そうだエリエル様」
「なになに、どうしたの?」
「転生勇者がみんな元の世界を選んだって、本当ですか?」
「誰から聞いたのかしらないけど、それは違うわよ」
女神様は少し考える仕草をした後、笑いながら答えた。
そっか、だよね。
「正確には元の世界に戻ったか、ショコラちゃんみたいに次の試練を受けたか、ね」
あれ?
今おかしなことを言わなかった?
「次の試練って……なに……?」
「ちょっとちょっと。覚えてないの? ショコラちゃんったら、昨日自分で選んだじゃない」
「選んだって……え? え?」
「人の夢の中に入るのって、結構魔力使うのよ。はぁ、おかげで今日は眠くて仕方ないわ」
よく見るとエリエル様の目が半分開いてない。
頭がゆらゆら揺れている。
「まぁ……試練っていっても……ぐー」
「ちょっと、寝ないで! どういうことなの? ちゃんと説明して!!」
私は慌てて、エリエル様の両肩を掴むと、思い切りゆすってみる。
「ショコラちゃんと二人きりで……えへへ……」
わーだめだこれ。
寝言まで言い出したよ。
もう完全に寝ちゃってるじゃん、おこちゃま女神様。
大きな羽の生えた美しい女性の声が頭によみがえってくる。
『選ぶのは勇者よ。さぁ、試練をうける? 受けない?』
――あれって夢じゃなかったの?!
心地良い朝の陽ざしをあびて、思い切り背を伸ばす。
今日も透き通るような青空。
昨日あれから、変な夢をみたせいで、あまり寝れなかったんだけど。
まぶしい朝日で眠気が吹き飛びそう。
「お姉さま、助けてくださいー!」
「どうしたの?」
横を見ると黒い仔馬のチョコくんが顔を近づけてきて、ダリアちゃんの手をぺろぺろと舐めている。
……あはは。
今ので完全に眠気が吹き飛んだよ。
「こら、チョコくん! ご飯ならお皿にあるでしょ!」
もう。
甘えん坊なんだから。
この子が……伝説の魔獣ナイトメア……ねぇ。
私は家の階段に座ると、頬杖をついてダリアちゃんとチョコくんを眺めた。
その隣では、ミルフィナちゃんが白い狼のアイスちゃんと赤い鳥のイチゴちゃんにご飯をあげている。
……赤いまんまるドラゴンは。
……来るわけないかぁ。
――はぁ。
私は立ち上がると、すぐ裏に建ってる賢者様の塔を見上げた。
窓は開いてる。
王子、もう起きてるのかな。
昨日の鮮やかな青い空を思い出す。
……会いたいな。
「……ショコラちゃん。私たちも朝食にしましょうか?」
後ろからミルフィナちゃんに抱きしめられた。
「ミルフィナちゃん、お手伝いありがとう」
「どういたしましてー」
「ダリアちゃんもありがと。さて、朝食に戻ろっか?」
「わかりましたー」
家の扉を開けると、美味しそうな匂いが漂ってくる。
「旦那様、準備は完了してますよ。私の愛をいっぱい込めましたので」
今日の朝食当番はシェラさんだったんだけど……。
銀色の長い髪にエプロン姿が美しすぎる!
やっぱりシェラさんって美人だよね。
「うふふ、今日のオムレツは自信作です」
「わー……いいなぁ~」
「ズルい、私も今度やりますわ!」
あーこれ。
前世のメイド喫茶とかあったやつだ。
オムレツの上にはケチャップで可愛らしくハートのマークが描かれていた。
マークの中には『だんなさま』の文字。
……えーと。
……シェラさんてこんな性格だったっけ?
「横でふーふーしましょうか?」
「そんなことしなくても食べれるから!」
「わ、わたくしが代わりにふーふーいたしますわ!」
「はーい! 私はお姉さまにふーふーしてもらいたいです!」
同じ家でカワイイ女の子に囲まれて……賑やかな毎日。
手元にはキラキラ輝く美しい聖剣。
なんだろうこれ。
ラノベやアニメでみたことある。
あるんだけど。
この状況はさぁ。
まるで……。
まるで……。
私が転生チートハーレム主人公みたいなんですけど!!
**********
「エリエル様」
「んーどぉしたのほぉ?」
温めなおした朝食をほおばっている金髪の女の子。
「はぁ……今何時だとおもってるんですか?」
「女神は時間になんてしばられないのよ。今のうちに覚えておきなさい。モグモグ」
我が家の最後の住人は、満面の笑みを見せている。
なんでそんなどや顔なのよ!?
「優しい先輩からのアドバイスよ。ありがたく思いなさい」
「もう、なんの先輩なんですか?」
「だってそれは……モグモグ。そのうちわかるふぁよぉ」
「なにそれ」
シェラさん、ミルフィナちゃん、ダリアちゃんは先に運送ギルドに向かってくれてる。
私は寝坊女神のお世話で居残り中。
ウチのパーティーはあと二人いるけど。
ベリル王子と賢者アレス様は、王国を取り戻すために、ずっと隣の塔にこもって計画を立てている。
自分の国だもんね。
いきなり勇者様に乗っ取られたようなものだし。
……自分の国……か。
「はぁぁぁ」
身分制のある世界で王子が私を選ぶなんて、きっとありえないと思うけど。
でも。
昨日の王子のセリフを思い出してみる。
『ずっとこの世界に……僕の隣にいて欲しいんだ……ショコラ』
とりあえず、嫌われてはいないんだよね。
うん。
少しくらい……。
少しだけなら……。
――期待していいのかな?
「……ショコラちゃん? 表情がくるくる変わって怖いんですけど」
「え?」
気が付くと、食事を終えたエリエル様がきょとんした表情で見つめている。
「あ、ううん。なんでもないの。あ、そうだエリエル様」
「なになに、どうしたの?」
「転生勇者がみんな元の世界を選んだって、本当ですか?」
「誰から聞いたのかしらないけど、それは違うわよ」
女神様は少し考える仕草をした後、笑いながら答えた。
そっか、だよね。
「正確には元の世界に戻ったか、ショコラちゃんみたいに次の試練を受けたか、ね」
あれ?
今おかしなことを言わなかった?
「次の試練って……なに……?」
「ちょっとちょっと。覚えてないの? ショコラちゃんったら、昨日自分で選んだじゃない」
「選んだって……え? え?」
「人の夢の中に入るのって、結構魔力使うのよ。はぁ、おかげで今日は眠くて仕方ないわ」
よく見るとエリエル様の目が半分開いてない。
頭がゆらゆら揺れている。
「まぁ……試練っていっても……ぐー」
「ちょっと、寝ないで! どういうことなの? ちゃんと説明して!!」
私は慌てて、エリエル様の両肩を掴むと、思い切りゆすってみる。
「ショコラちゃんと二人きりで……えへへ……」
わーだめだこれ。
寝言まで言い出したよ。
もう完全に寝ちゃってるじゃん、おこちゃま女神様。
大きな羽の生えた美しい女性の声が頭によみがえってくる。
『選ぶのは勇者よ。さぁ、試練をうける? 受けない?』
――あれって夢じゃなかったの?!
0
お気に入りに追加
250
あなたにおすすめの小説
異世界着ぐるみ転生
こまちゃも
ファンタジー
旧題:着ぐるみ転生
どこにでもいる、普通のOLだった。
会社と部屋を往復する毎日。趣味と言えば、十年以上続けているRPGオンラインゲーム。
ある日気が付くと、森の中だった。
誘拐?ちょっと待て、何この全身モフモフ!
自分の姿が、ゲームで使っていたアバター・・・二足歩行の巨大猫になっていた。
幸い、ゲームで培ったスキルや能力はそのまま。使っていたアイテムバッグも中身入り!
冒険者?そんな怖い事はしません!
目指せ、自給自足!
*小説家になろう様でも掲載中です
システムバグで輪廻の輪から外れましたが、便利グッズ詰め合わせ付きで他の星に転生しました。
大国 鹿児
ファンタジー
輪廻転生のシステムのバグで輪廻の輪から外れちゃった!
でも神様から便利なチートグッズ(笑)の詰め合わせをもらって、
他の星に転生しました!特に使命も無いなら自由気ままに生きてみよう!
主人公はチート無双するのか!? それともハーレムか!?
はたまた、壮大なファンタジーが始まるのか!?
いえ、実は単なる趣味全開の主人公です。
色々な秘密がだんだん明らかになりますので、ゆっくりとお楽しみください。
*** 作品について ***
この作品は、真面目なチート物ではありません。
コメディーやギャグ要素やネタの多い作品となっております
重厚な世界観や派手な戦闘描写、ざまあ展開などをお求めの方は、
この作品をスルーして下さい。
*カクヨム様,小説家になろう様でも、別PNで先行して投稿しております。
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
デッドエンド済み負け犬令嬢、隣国で冒険者にジョブチェンジします
古森真朝
ファンタジー
乙女ゲームなのに、大河ドラマも真っ青の重厚シナリオが話題の『エトワール・クロニクル』(通称エトクロ)。友人から勧められてあっさりハマった『わたし』は、気の毒すぎるライバル令嬢が救われるエンディングを探して延々とやり込みを続けていた……が、なぜか気が付いたらキャラクター本人に憑依トリップしてしまう。
しかも時間軸は、ライバルが婚約破棄&追放&死亡というエンディングを迎えた後。馬車ごと崖から落ちたところを、たまたま通りがかった冒険者たちに助けられたらしい。家なし、資金なし、ついでに得意だったはずの魔法はほぼすべて使用不可能。そんな状況を見かねた若手冒険者チームのリーダー・ショウに勧められ、ひとまず名前をイブマリーと改めて近くの町まで行ってみることになる。
しかしそんな中、道すがらに出くわしたモンスターとの戦闘にて、唯一残っていた生得魔法【ギフト】が思いがけない万能っぷりを発揮。ついでに神話級のレア幻獣になつかれたり、解けないはずの呪いを解いてしまったりと珍道中を続ける中、追放されてきた実家の方から何やら陰謀の気配が漂ってきて――
「もうわたし、理不尽はコリゴリだから! 楽しい余生のジャマするんなら、覚悟してもらいましょうか!!」
長すぎる余生、というか異世界ライフを、自由に楽しく過ごせるか。元・負け犬令嬢第二の人生の幕が、いま切って落とされた!
※エブリスタ様、カクヨム様、小説になろう様で並行連載中です。皆様の応援のおかげで第一部を書き切り、第二部に突入いたしました!
引き続き楽しんでいただけるように努力してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします!
田舎暮らしと思ったら、異世界暮らしだった。
けむし
ファンタジー
突然の異世界転移とともに魔法が使えるようになった青年の、ほぼ手に汗握らない物語。
日本と異世界を行き来する転移魔法、物を複製する魔法。
あらゆる魔法を使えるようになった主人公は異世界で、そして日本でチート能力を発揮・・・するの?
ゆる~くのんびり進む物語です。読者の皆様ものんびりお付き合いください。
感想などお待ちしております。
隣国は魔法世界
各務みづほ
ファンタジー
【魔法なんてあり得ないーー理系女子ライサ、魔法世界へ行く】
隣接する二つの国、科学技術の発達した国と、魔法使いの住む国。
この相反する二つの世界は、古来より敵対し、戦争を繰り返し、そして領土を分断した後に現在休戦していた。
科学世界メルレーン王国の少女ライサは、人々の間で禁断とされているこの境界の壁を越え、隣国の魔法世界オスフォード王国に足を踏み入れる。
それは再び始まる戦乱の幕開けであった。
⚫︎恋愛要素ありの王国ファンタジーです。科学vs魔法。三部構成で、第一部は冒険編から始まります。
⚫︎異世界ですが転生、転移ではありません。
⚫︎挿絵のあるお話に◆をつけています。
⚫︎外伝「隣国は科学世界 ー隣国は魔法世界 another storyー」もよろしくお願いいたします。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
リョンコ
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる