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第3章 公爵令嬢の選択

あらすじ

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魔女の少女ローゼ、傭兵リョウ、エルフのベレニス、そしてドワーフの商人フィーリアの4人組が王都ベルンに到着。そこで、10年前の王族殺害に関する噂が広まっていることを知る。

一方、ローゼの幼馴染であり公爵令嬢のヴィレッタ・レスティアは、突如として王の側室に選ばれる。しかし、彼女の心には10年前の真実を知りたいという強い想いが秘められていた。

ローゼたちは、アラン傭兵団の凄腕剣士オルガ・フーガが王女を探してると知り、彼との接触を警戒する。同時に、ヴィレッタは教会で襲撃を受けるのであった。

王都で交錯する様々な思惑。ローゼの正体が王女だと知られる危険性。ヴィレッタの選択が意味するものとは?

陰謀と謀略が渦巻く王都を舞台に、ローゼたちの新たな冒険が幕を開ける。


***

 この章も、超絶美少女エルフのこの私、ベレニスが新登場人物を紹介するわ。

 第3章【公爵令嬢の選択】

『ヴィレッタ・レスティア』

 ベルガー王国4大公爵家のレスティア家の令嬢よ。
 年齢は15歳。父親とは死別してるみたい。
 濃い青髪に碧眼で、服装も青色のドレスを着ているわ。
 自分より他人の幸せを願う、心優しい性格ね。
 女神フェロニアの熱心な信者で、教会によく行ってるみたい。
 10年前まで王女の側仕えで友達扱いされていて、今でも亡くなったローゼマリー王女に忠誠を誓ってるようだわ。
 今の王様の側室になることが決定して、命を狙われてるって話ね。

『エマ・グレイフォード』

 ヴィレッタのメイドさんね。
 ストロベリーブロンドでウェーブヘアの美人さんよ。
 料理から護衛、馬車の御者まで、何でもできる凄腕よ。

『オルガ・フーガ』

 アラン傭兵団の傭兵ね。
 茶色い髪で短身痩躯の、傭兵団では五指の指に入る実力者よ。

『シャルロッテ・ルインズベリー』

 ベルガー王国4大公爵家ルインズベリー家の令嬢よ。
 赤髪ポニーテールで、凛々しく正義感溢れる性格よ。
 この子もローゼマリー王女の側仕えだったんだって。

『ポール・ルインズベリー』

 シャルロッテの10歳上のお兄さんよ。
 赤髪で長身で、貴族なのに横柄な態度はしないわね。

『アデル・アーノルド』

 オルタナのお父さんね。
 大陸七剣神って呼ばれるぐらい強いらしいわ。
 でも身分は低いんだって。
 ローゼマリー王女が懐いていたって話よ。

『ラシル・ブリュンヒルド』

 ベルガー王国の王族で近衛隊長で、超絶イケメンよ。
 でも腹黒らしいわ。
 は~あ、完璧なイケメンってどこに行けば会えるのかしら?

『テシウス・ハーヴェスト』

 短い銀髪と紫の瞳が特徴の王立学校の教師よ。
 ヴィレッタのお父さんに信頼されてたんだって。

『ウイルヘルム・シャイニング』

 金髪オールバックの宰相の息子ね。
 傲慢で自分勝手な奴よ。

『テスタ・シャイニング』 
 
 金髪の太ったおっさんよ。
 宰相だけど自分さえ良ければいい性格してるわ。

『ドリトル将軍』

 テスタ宰相の腰巾着ね。
 一応実力はあるみたいよ。 

『ニクラス・レスター』

 公爵家当主のおっさんの1人ね。
 貴族のプライド高いけど、上の立場には弱いみたい。

『エクベルト・ルインズベリー』

 公爵家当主のおっさんの1人ね。
 シャルロッテとポールのお父さんよ。
 
 こんなとこかしら?
 それじゃあ第3章へレッツゴー♪
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