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翌朝、稽古の後、クラ―ネルにこの後どうするのか聞いたら。商会に行くとの事。ついて行っても構わないかと聞くと問題無いと言われた。
久しぶりのポルト商会だ、かなり儲けている様で、商会が一回り大きくなって立派なたたずまいになって居る。
「これは公爵様。お久しぶりでございます。」
どうやら、店主はクラ―ネルから僕が公爵になったのを聞いている様だ。
「娘はどうだ?あれから何事も無いか?」
「はい、順調に育っております。公爵様とクラ―ネル様のお陰でございます。」
挨拶の後は、僕はお茶を貰って飲みながら店内を見回している。
クラ―ネルと店主は商談をしている様だ。
その間にも客が訪れ、使用人らしき若い男が応対している。
どうやら店は順調な様だ。前は使用人は居なかった気がする。
小一時間程クラ―ネルと店主の商談が続き、飽きてきた頃に終わった。
「珍しいですね、エイジさんが黙っているなんて。」
「クラ―ネルの店だからな。僕が口を出す訳には行かないだろう?」
「そう言うって事は何か気になる点があるって事ですよね?」
「まあ、そうだが、それはクラ―ネルか店主が気が付かなければイケない事だからな。僕が口を出しても解決にはならない。」
「最近、エイジさん僕に厳しく無いですか?」
「そうかな?」
「前はヒント位はくれましたよ?」
「ヒントねぇ。アイテムボックスを持っていると、魔石が溜まったりしないか?」
「ああ、溜まりますねぇ。小さい奴が沢山。大きいのはそれなりの値段で売れますが、小さいのは売っても安いですからねぇ。」
「エンチャントは教えただろう?後は何故小さい魔石が安いのか理由を考えれば答えは出るはずだ。」
「なるほど、魔石の魔道具化ですか。よくそう言う発想が出ますねぇ。」
こう言う所は変わって無いなと思う。クラ―ネルは元々賢い上に知識もある。発想力もあるはずなのだが、どうもその辺は僕に頼る癖がある様だ。
「この後はどうするんだ?まだ時間は早いよな?」
「何時もなら元公爵の警護か、情報収集に行きますね。」
「情報収集って、救済の箱舟の?」
「いや、別にこれと決めず、王都の情報を一通り集めます。中から気になった物を精査する感じですね。」
なるほど、初めから目的を決めて調査をすると情報が偏る可能性があると言う事か。理に適っているな。
「最近何か面白い情報はあるのか?」
「面白いって訳ではありませんが、気になる情報はあります。流れ星の目撃例が多いんですよね。」
流れ星?この国の住人は寝るのが早い。それなのに流れ星の目撃例が多いと言うのはそれだけ沢山の流れ星が流れている事になる。
地球でも時期によっては流星群がやって来て、流れ星が大量に見える時期があるが、この世界にも似た現象があるのだろうか?
「なぁ、流れ星って昼間でも見れるのか?」
「いえ、暗くなってから出ないと見えませんよ。なんでも燃える様な赤い流れ星だそうです。」
「赤?それって本当に流れ星か?火山弾じゃないよな?」
「済みません。火山弾がどんな物か解らないので比べようが無いです。」
あ、そうか、この国には活火山が無いんだったな。
「じゃあ、もう少し詳しく調べてみるか?」
「そうですね。エイジさんが居れば、流れ星と火山弾の違いが判るかもしれませんし。」
クラ―ネルの情報収集ルートについて回り話を聞く。話を聞く限りでは流星の特徴を示しているが、色が赤と言うのが気になる。
まあ、異世界なので流星が赤と言うのが定番と言う可能性もあるが、だったらわざわざ燃える様な赤と言う表現は使わないのでは無いかとも思う。
ちなみにこの星に月は無い。
夜になると完全な闇に閉ざされる。一応街灯はあるが、夜に出歩く者はまずいない。
「クラ―ネルは流れ星って見た事あるか?」
「そう言えば無いですね。基本夜になる前に家に帰り、食事を取ったら寝てしまいますので、空の星を見た事も数回程度です。」
「では、流れ星を見たと言う話を聞いた事は?」
「思い出せませんね。本では読んだ事がありますが。」
「流れ星って赤いのが普通なのか?」
「いや、空の星が流れる訳でしょう?なら、星の色と一緒のはずです。」
いやいや、空の星は流れないぞとは突っ込まない。この世界の住人で天体の知識がある者が何人いるか解らないが少数派だろう。
「例えばだ。流れ星を見た事が無い物が、夜にファイヤーボールを見たらどう思うだろう?」
「でも、ファイヤーボールはそれ程高い位置を飛びませんよね?」
「火山弾ってのは上空を飛ぶファイヤーボールの様な物だと思ってくれれば良い。」
「なるほど、そう言う事ですか。確かに一度も流れ星を見た事が無ければ間違える可能性はありますね。」
しかし、火山弾が飛んでくるほど近くに火山は無いし、噴火の音も噴煙も今は見えない。それに火山弾なら昼間も見えるはずだ。
と、僕の疑問に答えてくれた訳では無いだろうが、何かが上空を飛んでいる。
「クラ―ネル!」
僕は空を指さす。そこには赤く燃えながら尾を引き飛んでいる巨大な火の玉があった。
火の玉は王都の上空を越えて遥か南へ飛んで行く。恐らく海に落下するはずだ。
「あれは何ですか?」
「隕石じゃ無いかと思う。」
「隕石ですか?」
「まあ、流れ星の一種だ。普通流れ星って言うのは流れる時に燃え尽きる。燃え尽きずに地上に落ちたのが隕石だな。」
「では、火山弾では無く、流れ星で合っていた訳ですね?」
「そうなんだが、それはそれで不味い。こんなに大量の流れ星が流れるって事は近くで星が1個爆発した可能性がある。」
「それの何処が不味いんですか?」
「さっきの隕石を見ただろう?あれが王都を直撃したらどうなると思う?」
「あの大きさだとかなりの被害が出ますね?」
「それどころじゃない。あの大きさでもあれだけのスピードで地面にぶつかれば王都が消し飛ぶぞ。」
「え?では、どうすれば良いのでしょう?」
「隕石が何時何処に落ちるかは予測できない。だが、なるべく人のいる所に落ちない様に警戒する必要があるな。」
「警戒してどうするんですか?王都を吹き飛ばす程の物をどうにか出来るのですか?」
隕石はドラゴンとは違う、生物では無いのだから、攻撃も移動も出来ない。ならば方法はある。
「要は巨大な石が凄いスピードで飛んで来るだけだ。その軌道をちょっと変えてやるだけで隕石は違う場所に飛んで行く。」
「どうやって軌道を変えるんですか?」
「物理障壁だな。あれを受け止めようとしたら障壁は壊れる。だが、斜めに当ててやれば軌道を変える事は可能なはずだ。」
まあ、僕なら他の方法でも軌道を変えられるが、クラ―ネルにはそれは無理だろう。
「何日位凌げば収まるのでしょうか?」
「解らない。逆に今まで被害が無かったのが不思議な位だ。」
問題は隕石は昼夜問わず落ちて来る。しかも王国全土をカバーするとなると人数的にキツイ。竜王のじいさんやルシルでは魔法が使えないので対処できない。
僕とクラ―ネルの2人で何日耐えられるだろうか?
「王都は僕とエイジさんで守るとして、帝国はどうします?」
あ、帝国の事をすっかり忘れてたよ。王国だけ守れば良いと思い込んでいた。
困ったな、どうする?
こうなったら出し惜しみしてる場合じゃ無いよな?神の力を開放するしか手段が見つからない。
「クラ―ネル。これから起こる事は誰にも話すなよ。説明は後でする。」
「何をする気ですか?」
「王都は任せるぞ。多分、大量の流れ星が流れるが、隕石は落とさないつもりだ、だが、小さな欠片位は落ちる可能性がある。一応クラ―ネルも準備して置いてくれ。」
僕はゆっくりと上空に浮かび上がる。このまま大気圏を突破するつもりだ。
上空に上がれば上がる程空気が薄くなるが、今の僕には酸素は必要が無い。
久しぶりのポルト商会だ、かなり儲けている様で、商会が一回り大きくなって立派なたたずまいになって居る。
「これは公爵様。お久しぶりでございます。」
どうやら、店主はクラ―ネルから僕が公爵になったのを聞いている様だ。
「娘はどうだ?あれから何事も無いか?」
「はい、順調に育っております。公爵様とクラ―ネル様のお陰でございます。」
挨拶の後は、僕はお茶を貰って飲みながら店内を見回している。
クラ―ネルと店主は商談をしている様だ。
その間にも客が訪れ、使用人らしき若い男が応対している。
どうやら店は順調な様だ。前は使用人は居なかった気がする。
小一時間程クラ―ネルと店主の商談が続き、飽きてきた頃に終わった。
「珍しいですね、エイジさんが黙っているなんて。」
「クラ―ネルの店だからな。僕が口を出す訳には行かないだろう?」
「そう言うって事は何か気になる点があるって事ですよね?」
「まあ、そうだが、それはクラ―ネルか店主が気が付かなければイケない事だからな。僕が口を出しても解決にはならない。」
「最近、エイジさん僕に厳しく無いですか?」
「そうかな?」
「前はヒント位はくれましたよ?」
「ヒントねぇ。アイテムボックスを持っていると、魔石が溜まったりしないか?」
「ああ、溜まりますねぇ。小さい奴が沢山。大きいのはそれなりの値段で売れますが、小さいのは売っても安いですからねぇ。」
「エンチャントは教えただろう?後は何故小さい魔石が安いのか理由を考えれば答えは出るはずだ。」
「なるほど、魔石の魔道具化ですか。よくそう言う発想が出ますねぇ。」
こう言う所は変わって無いなと思う。クラ―ネルは元々賢い上に知識もある。発想力もあるはずなのだが、どうもその辺は僕に頼る癖がある様だ。
「この後はどうするんだ?まだ時間は早いよな?」
「何時もなら元公爵の警護か、情報収集に行きますね。」
「情報収集って、救済の箱舟の?」
「いや、別にこれと決めず、王都の情報を一通り集めます。中から気になった物を精査する感じですね。」
なるほど、初めから目的を決めて調査をすると情報が偏る可能性があると言う事か。理に適っているな。
「最近何か面白い情報はあるのか?」
「面白いって訳ではありませんが、気になる情報はあります。流れ星の目撃例が多いんですよね。」
流れ星?この国の住人は寝るのが早い。それなのに流れ星の目撃例が多いと言うのはそれだけ沢山の流れ星が流れている事になる。
地球でも時期によっては流星群がやって来て、流れ星が大量に見える時期があるが、この世界にも似た現象があるのだろうか?
「なぁ、流れ星って昼間でも見れるのか?」
「いえ、暗くなってから出ないと見えませんよ。なんでも燃える様な赤い流れ星だそうです。」
「赤?それって本当に流れ星か?火山弾じゃないよな?」
「済みません。火山弾がどんな物か解らないので比べようが無いです。」
あ、そうか、この国には活火山が無いんだったな。
「じゃあ、もう少し詳しく調べてみるか?」
「そうですね。エイジさんが居れば、流れ星と火山弾の違いが判るかもしれませんし。」
クラ―ネルの情報収集ルートについて回り話を聞く。話を聞く限りでは流星の特徴を示しているが、色が赤と言うのが気になる。
まあ、異世界なので流星が赤と言うのが定番と言う可能性もあるが、だったらわざわざ燃える様な赤と言う表現は使わないのでは無いかとも思う。
ちなみにこの星に月は無い。
夜になると完全な闇に閉ざされる。一応街灯はあるが、夜に出歩く者はまずいない。
「クラ―ネルは流れ星って見た事あるか?」
「そう言えば無いですね。基本夜になる前に家に帰り、食事を取ったら寝てしまいますので、空の星を見た事も数回程度です。」
「では、流れ星を見たと言う話を聞いた事は?」
「思い出せませんね。本では読んだ事がありますが。」
「流れ星って赤いのが普通なのか?」
「いや、空の星が流れる訳でしょう?なら、星の色と一緒のはずです。」
いやいや、空の星は流れないぞとは突っ込まない。この世界の住人で天体の知識がある者が何人いるか解らないが少数派だろう。
「例えばだ。流れ星を見た事が無い物が、夜にファイヤーボールを見たらどう思うだろう?」
「でも、ファイヤーボールはそれ程高い位置を飛びませんよね?」
「火山弾ってのは上空を飛ぶファイヤーボールの様な物だと思ってくれれば良い。」
「なるほど、そう言う事ですか。確かに一度も流れ星を見た事が無ければ間違える可能性はありますね。」
しかし、火山弾が飛んでくるほど近くに火山は無いし、噴火の音も噴煙も今は見えない。それに火山弾なら昼間も見えるはずだ。
と、僕の疑問に答えてくれた訳では無いだろうが、何かが上空を飛んでいる。
「クラ―ネル!」
僕は空を指さす。そこには赤く燃えながら尾を引き飛んでいる巨大な火の玉があった。
火の玉は王都の上空を越えて遥か南へ飛んで行く。恐らく海に落下するはずだ。
「あれは何ですか?」
「隕石じゃ無いかと思う。」
「隕石ですか?」
「まあ、流れ星の一種だ。普通流れ星って言うのは流れる時に燃え尽きる。燃え尽きずに地上に落ちたのが隕石だな。」
「では、火山弾では無く、流れ星で合っていた訳ですね?」
「そうなんだが、それはそれで不味い。こんなに大量の流れ星が流れるって事は近くで星が1個爆発した可能性がある。」
「それの何処が不味いんですか?」
「さっきの隕石を見ただろう?あれが王都を直撃したらどうなると思う?」
「あの大きさだとかなりの被害が出ますね?」
「それどころじゃない。あの大きさでもあれだけのスピードで地面にぶつかれば王都が消し飛ぶぞ。」
「え?では、どうすれば良いのでしょう?」
「隕石が何時何処に落ちるかは予測できない。だが、なるべく人のいる所に落ちない様に警戒する必要があるな。」
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「要は巨大な石が凄いスピードで飛んで来るだけだ。その軌道をちょっと変えてやるだけで隕石は違う場所に飛んで行く。」
「どうやって軌道を変えるんですか?」
「物理障壁だな。あれを受け止めようとしたら障壁は壊れる。だが、斜めに当ててやれば軌道を変える事は可能なはずだ。」
まあ、僕なら他の方法でも軌道を変えられるが、クラ―ネルにはそれは無理だろう。
「何日位凌げば収まるのでしょうか?」
「解らない。逆に今まで被害が無かったのが不思議な位だ。」
問題は隕石は昼夜問わず落ちて来る。しかも王国全土をカバーするとなると人数的にキツイ。竜王のじいさんやルシルでは魔法が使えないので対処できない。
僕とクラ―ネルの2人で何日耐えられるだろうか?
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これは、ちょっぴり天然な《咲耶》とチート従魔たちとのまったり異世界物語。
○○○
旧版を基に再編集しています。
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