302 / 308
302
しおりを挟む
ん?僕は現代日本を知っているから、神が複数いてもおかしく無いと思えるのだが、この世界の住人には神が複数いると言うのはおかしく感じるのだろうか?
「えーと、僕が育った場所では神は至る物に宿ると言われて育ったので、神が複数いる事に抵抗を感じないのですが、博士の考えでは違うようですね?」
「ふむ、お主の考え方は間違ってはおらんが、神が至る場所に居るのと複数居るのは違うぞ。この世界を創った者それが神だ。だから唯一神と呼ばれる。そして、神は万能なので至る場所に目が届く、複数居る必要が無いのだよ。」
なるほど、そう言う考え方なのか。確かに全知全能で万能なら一人で十分だよな。なんで神様って複数居るんだろう?
「そう言えば僕の話した神は、全ての神が創造神でもあり、他の神でもあると言って居ましたね。この世界を想像した神は原初の神と呼ばれる3人の神の内の一柱だとも言ってしました。ちなみに原初の神と言うのは最初から神として存在していた者だとも言っていました。」
「ふむ、原初の神か、生まれながらにして神と言う存在は面白い考え方だな。じゃが儂の知る神の世界と君の語る神の世界はどうやら別の世界の様じゃな。」
「別の世界ですか?では僕の行った神界は偽物だったと?」
「そう言う事では無い。儂は神の世界に行った事が無いからな。君が行った神界が偽物とも本物とも言い切れん。それにな、神が複数いるなら神界が複数ある可能性だってあるじゃろう?」
ん?頭がこんがらがりそうな話になって来たぞ。禅問答か?
「なんと言うか神の話って複雑ですね。」
「それはそうだ、我々より高度な立場に居る者だからな。我々の理解の範疇を超えて居ても不思議ではあるまい。」
そう言われればそうなのだが、何となく納得が行かないのは何故だろう?
まだ、ピースが足りないのか?他に誰が持っていると言うのだろう?
とりあえず博士の話は聞けたので、王国に戻る事にする。
王国ではクラ―ネルや元公爵が精力的に動いているが、救済の箱舟は完全に沈黙している様で、成果は出ていない。
このまま10年とか潜られたら厄介だな。しかし突くのも危険なのは前回の爆破事件で思い知らされている。
こちらが有利な手札を握るまではじっと我慢って所かな。
今の僕にとっては時間があるのは有難い。なんとか戦いになる前に、精神状態を元に戻して置きたい所だ。
それには僕が何に影響あるいは干渉を受けているのかを探り出さなければならない。実際これは楽な作業ではない。恐らく第三者の目で見れば簡単にわかる事なのだろうが、張本人がそれを探り出すのはなかなか難しい話だ。
しかし、僕が神である事は他人には話す事が出来ない。これは自分自身で解決しないと行けない事なのだ。
現状、封印の腕輪は外してある。これで、以前の様におかしな情報に惑わされる可能性は低くなった。だが、干渉され誘導されれば間違った思考に陥る事も考えられる。
何が真実で何が嘘なのか、しっかり慎重に見極めて行かないと、正解に辿り着くのは難しいだろう。
実際、今までに集めた情報は、それぞれが関係ある様には見えない。多分、組み合わせ方が間違っているのだろう。正しく組み合わせて行けば真実が見えて来るに違いない。だが、幾つか肝心の情報が抜け落ちている様で、今の所、正解の組み合わせが解らない状態だ。
今の所大きなパーツが幾つかある。一つは神の存在、一つは僕の前世の記憶だ。そして、一つは僕の存在意義。最後に僕が神であると言う事実。この4つがどう組み合わさるのかさっぱりわからない。
やはり中間パーツが抜け落ちているのだろうか?もし手札が揃っていて答えが出ないのだとすると。僕の頭脳が追い付いていないだけかもしれない。
4つも大きなヒントがあるのに答えが出ないと言うのは自分で言うのも何だが、僕らしくない気がする。誰か、相談できる者が居れば良いのだが、ブラスマイヤーからの返事は無い。
それにあれだけ拘っていた救済の箱舟に対する感情が何故か薄れてきている。前はもっと憎悪に近い感情を持っていたはずなのだが、今は、同じ志を持つ同志にさえ思て来る。
この心境の変化はなんなのだろう?何者かに記憶を改ざんでもされたのだろうか?
ん?記憶の改ざん?何だろう今、パズルのピースが一つ埋まった様な気がした。記憶に関する事で重要な事って何かあっただろうか?
僕の記憶を弄れるとしたら、それは神だけだろう。洗脳さえ凌いだ僕の記憶をそう簡単に弄れるとは思えない。だが、ここ最近神との邂逅はしていない。では、何が僕の心に引っ掛かったのだろう?僕自身の記憶の改ざんではなく。僕が誰かの記憶を改ざんしたと言う事か?
どうも、これも的外れな気がする。なんだ?どう言う事だ?
待てよ、僕の記憶を改ざんできるのは神だけ、そして僕も神だ。だとすれば僕は僕自身の記憶を改ざん出来るのだろうか?
自分自身の記憶を改ざんする事に何の意味がある?
それに記憶を改ざんしたと言う記憶は残らないのだろうか?
自分でおかしな事を考えている自覚はある。だが、何故かそれが頭から離れない。
僕が本当に自分で自分の記憶を改ざんしたのだとすれば、それは何時、何処で何の為に?それに、記憶を取り戻すためのトリガーを用意していないと言う事は考えにくい。それは一体何だろう?
トリガーだ。それを見つければ全ての謎が解ける。
しかし、現状でそれが見つかって居ないのは、今はまだその時では無いと言う事か?
それもおかしな話だ。では何故僕は苦しんでいる?これは僕の当初の予定が狂っていると言う事では無いだろうか?
僕は何を計画していたのだろう?それが悪い事でなければ良いが。
一旦考えるのを止める。これ以上考えても答えは出ないだろう。
僕が何かを成そうとしていたとしても、現状では情報が揃って居ないのだと納得するしかない。
それらがすべて揃えば自然と答えが出るだろうとも思うし。若干だが答えを知るのが怖いと言うのもある。
また、今の日常に満足していると言うのも大きい。もし、これが根底から覆る様な事態になったら、僕は後悔するかもしれない。
僕は神と言う存在だ、いずれは皆の前から消える運命だと解って入る。だが、まだちょっと早すぎるのでは無いだろうか?
この世界に来てたったの4年だぞ。あと数十年はこのまま暮らせると思っていたのだが。
ん?もしかしたら、僕が想定していたよりも早くパーツが集まってしまったのでは無いだろうか?だから、肝心のトリガーがまだ見つかって居ないのかもしれない。
と、いかんいかん、また考え始めてしまった。一旦止めると決めたのに。
その日は子供達と戯れ、余計な事を考えない位疲れて、ゆっくりと眠った。
翌朝、クラ―ネルから、まだ特別な情報は入って無いと聞かされる。そう言えば救済の箱舟もパズルのピースの一つの様な気がする。奴らが謎のうちは、答えが出ない可能性が高い。
一体、僕の脳にはどんな秘密が隠されているのだろう?とまた考え事が始まりそうなので、今日は狩りにでも出て気分をリフレッシュさせようと決める。
狩りと言えば、ドラゴンを止めた魔法使いはどうなったんだろう?久しぶりに冒険者ギルドにでも顔を出すかな?
この時間だと、遅めの冒険者が出発する時間だ。まだ少し混んではいるが、気にする程でも無いだろう。
冒険者ギルドに入り適当な列に並んで待つ。30分程で順番が回って来た。
「今日はどの様なご用件ですか?」
受付嬢は僕の事を知っている様だ。ギルドカードを出せと言わない。
「優秀な魔法使いを探している。今、王都の冒険者で使える魔法使いと言えば誰だ?」
「そうですね。Sランクのエイジさんやクラ―ネルさんを抜くと、Aランクのバッシュさんですかね。」
「ほう?何処に行ったら会える?」
「バッシュさんはSランクパーティーの『双炎の槍』のメンバーですよ。彼等の拠点は『プラット酒場』です。今日は依頼を受けていないので拠点に居ると思いますよ。」
「助かったよ。ついでにその酒場の場所を教えて貰えるとありがたい。」
受付嬢は王都の地図を出して丁寧に教えてくれた。
「えーと、僕が育った場所では神は至る物に宿ると言われて育ったので、神が複数いる事に抵抗を感じないのですが、博士の考えでは違うようですね?」
「ふむ、お主の考え方は間違ってはおらんが、神が至る場所に居るのと複数居るのは違うぞ。この世界を創った者それが神だ。だから唯一神と呼ばれる。そして、神は万能なので至る場所に目が届く、複数居る必要が無いのだよ。」
なるほど、そう言う考え方なのか。確かに全知全能で万能なら一人で十分だよな。なんで神様って複数居るんだろう?
「そう言えば僕の話した神は、全ての神が創造神でもあり、他の神でもあると言って居ましたね。この世界を想像した神は原初の神と呼ばれる3人の神の内の一柱だとも言ってしました。ちなみに原初の神と言うのは最初から神として存在していた者だとも言っていました。」
「ふむ、原初の神か、生まれながらにして神と言う存在は面白い考え方だな。じゃが儂の知る神の世界と君の語る神の世界はどうやら別の世界の様じゃな。」
「別の世界ですか?では僕の行った神界は偽物だったと?」
「そう言う事では無い。儂は神の世界に行った事が無いからな。君が行った神界が偽物とも本物とも言い切れん。それにな、神が複数いるなら神界が複数ある可能性だってあるじゃろう?」
ん?頭がこんがらがりそうな話になって来たぞ。禅問答か?
「なんと言うか神の話って複雑ですね。」
「それはそうだ、我々より高度な立場に居る者だからな。我々の理解の範疇を超えて居ても不思議ではあるまい。」
そう言われればそうなのだが、何となく納得が行かないのは何故だろう?
まだ、ピースが足りないのか?他に誰が持っていると言うのだろう?
とりあえず博士の話は聞けたので、王国に戻る事にする。
王国ではクラ―ネルや元公爵が精力的に動いているが、救済の箱舟は完全に沈黙している様で、成果は出ていない。
このまま10年とか潜られたら厄介だな。しかし突くのも危険なのは前回の爆破事件で思い知らされている。
こちらが有利な手札を握るまではじっと我慢って所かな。
今の僕にとっては時間があるのは有難い。なんとか戦いになる前に、精神状態を元に戻して置きたい所だ。
それには僕が何に影響あるいは干渉を受けているのかを探り出さなければならない。実際これは楽な作業ではない。恐らく第三者の目で見れば簡単にわかる事なのだろうが、張本人がそれを探り出すのはなかなか難しい話だ。
しかし、僕が神である事は他人には話す事が出来ない。これは自分自身で解決しないと行けない事なのだ。
現状、封印の腕輪は外してある。これで、以前の様におかしな情報に惑わされる可能性は低くなった。だが、干渉され誘導されれば間違った思考に陥る事も考えられる。
何が真実で何が嘘なのか、しっかり慎重に見極めて行かないと、正解に辿り着くのは難しいだろう。
実際、今までに集めた情報は、それぞれが関係ある様には見えない。多分、組み合わせ方が間違っているのだろう。正しく組み合わせて行けば真実が見えて来るに違いない。だが、幾つか肝心の情報が抜け落ちている様で、今の所、正解の組み合わせが解らない状態だ。
今の所大きなパーツが幾つかある。一つは神の存在、一つは僕の前世の記憶だ。そして、一つは僕の存在意義。最後に僕が神であると言う事実。この4つがどう組み合わさるのかさっぱりわからない。
やはり中間パーツが抜け落ちているのだろうか?もし手札が揃っていて答えが出ないのだとすると。僕の頭脳が追い付いていないだけかもしれない。
4つも大きなヒントがあるのに答えが出ないと言うのは自分で言うのも何だが、僕らしくない気がする。誰か、相談できる者が居れば良いのだが、ブラスマイヤーからの返事は無い。
それにあれだけ拘っていた救済の箱舟に対する感情が何故か薄れてきている。前はもっと憎悪に近い感情を持っていたはずなのだが、今は、同じ志を持つ同志にさえ思て来る。
この心境の変化はなんなのだろう?何者かに記憶を改ざんでもされたのだろうか?
ん?記憶の改ざん?何だろう今、パズルのピースが一つ埋まった様な気がした。記憶に関する事で重要な事って何かあっただろうか?
僕の記憶を弄れるとしたら、それは神だけだろう。洗脳さえ凌いだ僕の記憶をそう簡単に弄れるとは思えない。だが、ここ最近神との邂逅はしていない。では、何が僕の心に引っ掛かったのだろう?僕自身の記憶の改ざんではなく。僕が誰かの記憶を改ざんしたと言う事か?
どうも、これも的外れな気がする。なんだ?どう言う事だ?
待てよ、僕の記憶を改ざんできるのは神だけ、そして僕も神だ。だとすれば僕は僕自身の記憶を改ざん出来るのだろうか?
自分自身の記憶を改ざんする事に何の意味がある?
それに記憶を改ざんしたと言う記憶は残らないのだろうか?
自分でおかしな事を考えている自覚はある。だが、何故かそれが頭から離れない。
僕が本当に自分で自分の記憶を改ざんしたのだとすれば、それは何時、何処で何の為に?それに、記憶を取り戻すためのトリガーを用意していないと言う事は考えにくい。それは一体何だろう?
トリガーだ。それを見つければ全ての謎が解ける。
しかし、現状でそれが見つかって居ないのは、今はまだその時では無いと言う事か?
それもおかしな話だ。では何故僕は苦しんでいる?これは僕の当初の予定が狂っていると言う事では無いだろうか?
僕は何を計画していたのだろう?それが悪い事でなければ良いが。
一旦考えるのを止める。これ以上考えても答えは出ないだろう。
僕が何かを成そうとしていたとしても、現状では情報が揃って居ないのだと納得するしかない。
それらがすべて揃えば自然と答えが出るだろうとも思うし。若干だが答えを知るのが怖いと言うのもある。
また、今の日常に満足していると言うのも大きい。もし、これが根底から覆る様な事態になったら、僕は後悔するかもしれない。
僕は神と言う存在だ、いずれは皆の前から消える運命だと解って入る。だが、まだちょっと早すぎるのでは無いだろうか?
この世界に来てたったの4年だぞ。あと数十年はこのまま暮らせると思っていたのだが。
ん?もしかしたら、僕が想定していたよりも早くパーツが集まってしまったのでは無いだろうか?だから、肝心のトリガーがまだ見つかって居ないのかもしれない。
と、いかんいかん、また考え始めてしまった。一旦止めると決めたのに。
その日は子供達と戯れ、余計な事を考えない位疲れて、ゆっくりと眠った。
翌朝、クラ―ネルから、まだ特別な情報は入って無いと聞かされる。そう言えば救済の箱舟もパズルのピースの一つの様な気がする。奴らが謎のうちは、答えが出ない可能性が高い。
一体、僕の脳にはどんな秘密が隠されているのだろう?とまた考え事が始まりそうなので、今日は狩りにでも出て気分をリフレッシュさせようと決める。
狩りと言えば、ドラゴンを止めた魔法使いはどうなったんだろう?久しぶりに冒険者ギルドにでも顔を出すかな?
この時間だと、遅めの冒険者が出発する時間だ。まだ少し混んではいるが、気にする程でも無いだろう。
冒険者ギルドに入り適当な列に並んで待つ。30分程で順番が回って来た。
「今日はどの様なご用件ですか?」
受付嬢は僕の事を知っている様だ。ギルドカードを出せと言わない。
「優秀な魔法使いを探している。今、王都の冒険者で使える魔法使いと言えば誰だ?」
「そうですね。Sランクのエイジさんやクラ―ネルさんを抜くと、Aランクのバッシュさんですかね。」
「ほう?何処に行ったら会える?」
「バッシュさんはSランクパーティーの『双炎の槍』のメンバーですよ。彼等の拠点は『プラット酒場』です。今日は依頼を受けていないので拠点に居ると思いますよ。」
「助かったよ。ついでにその酒場の場所を教えて貰えるとありがたい。」
受付嬢は王都の地図を出して丁寧に教えてくれた。
34
お気に入りに追加
4,347
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
無能と呼ばれたレベル0の転生者は、効果がチートだったスキル限界突破の力で最強を目指す
紅月シン
ファンタジー
七歳の誕生日を迎えたその日に、レオン・ハーヴェイの全ては一変することになった。
才能限界0。
それが、その日レオンという少年に下されたその身の価値であった。
レベルが存在するその世界で、才能限界とはレベルの成長限界を意味する。
つまりは、レベルが0のまま一生変わらない――未来永劫一般人であることが確定してしまったのだ。
だがそんなことは、レオンにはどうでもいいことでもあった。
その結果として実家の公爵家を追放されたことも。
同日に前世の記憶を思い出したことも。
一つの出会いに比べれば、全ては些事に過ぎなかったからだ。
その出会いの果てに誓いを立てた少年は、その世界で役立たずとされているものに目を付ける。
スキル。
そして、自らのスキルである限界突破。
やがてそのスキルの意味を理解した時、少年は誓いを果たすため、世界最強を目指すことを決意するのであった。
※小説家になろう様にも投稿しています
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
異世界に転生したけど、頭打って記憶が・・・え?これってチート?
よっしぃ
ファンタジー
よう!俺の名はルドメロ・ララインサルって言うんだぜ!
こう見えて高名な冒険者・・・・・になりたいんだが、何故か何やっても俺様の思うようにはいかないんだ!
これもみんな小さい時に頭打って、記憶を無くしちまったからだぜ、きっと・・・・
どうやら俺は、転生?って言うので、神によって異世界に送られてきたらしいんだが、俺様にはその記憶がねえんだ。
周りの奴に聞くと、俺と一緒にやってきた連中もいるって話だし、スキルやらステータスたら、アイテムやら、色んなものをポイントと交換して、15の時にその、特別なポイントを取得し、冒険者として成功してるらしい。ポイントって何だ?
俺もあるのか?取得の仕方がわかんねえから、何にもないぜ?あ、そう言えば、消えないナイフとか持ってるが、あれがそうなのか?おい、記憶をなくす前の俺、何取得してたんだ?
それに、俺様いつの間にかペット(フェンリルとドラゴン)2匹がいるんだぜ!
よく分からんが何時の間にやら婚約者ができたんだよな・・・・
え?俺様チート持ちだって?チートって何だ?
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
話を進めるうちに、少し内容を変えさせて頂きました。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです
yun.
ファンタジー
~タイトル変更しました~
旧タイトルに、もどしました。
日本に生まれ、直後に捨てられた。養護施設に暮らし、中学卒業後働く。
まともな職もなく、日雇いでしのぐ毎日。
劣悪な環境。上司にののしられ、仲のいい友人はいない。
日々の衣食住にも困る。
幸せ?生まれてこのかた一度もない。
ついに、死んだ。現場で鉄パイプの下敷きに・・・
目覚めると、真っ白な世界。
目の前には神々しい人。
地球の神がサボった?だから幸せが1度もなかったと・・・
短編→長編に変更しました。
R4.6.20 完結しました。
長らくお読みいただき、ありがとうございました。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
うっかり女神さまからもらった『レベル9999』は使い切れないので、『譲渡』スキルで仲間を強化して最強パーティーを作ることにしました
akairo
ファンタジー
「ごめんなさい!貴方が死んだのは私のクシャミのせいなんです!」
帰宅途中に工事現場の足台が直撃して死んだ、早良 悠月(さわら ゆずき)が目覚めた目の前には女神さまが土下座待機をして待っていた。
謝る女神さまの手によって『ユズキ』として転生することになったが、その直後またもや女神さまの手違いによって、『レベル9999』と職業『譲渡士』という謎の職業を付与されてしまう。
しかし、女神さまの世界の最大レベルは99。
勇者や魔王よりも強いレベルのまま転生することになったユズキの、使い切ることもできないレベルの使い道は仲間に譲渡することだった──!?
転生先で出会ったエルフと魔族の少女。スローライフを掲げるユズキだったが、二人と共に世界を回ることで国を巻き込む争いへと巻き込まれていく。
※9月16日
タイトル変更致しました。
前タイトルは『レベル9999は転生した世界で使い切れないので、仲間にあげることにしました』になります。
仲間を強くして無双していく話です。
『小説家になろう』様でも公開しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる