300 / 308
300
しおりを挟む
今日はクラ―ネルとビアンカの婚約の日だ。第二夫人な上に男爵家の次女なので大々的なパーティーは開かれない。
基本、身内だけの小さなパーティーなので、僕も最初の乾杯だけ出席して、後はセリーに任せた。
クラ―ネルは伯爵なので、縁を結びたい商人等が挨拶にやって来る。僕はそう言うのは苦手なので逃げ出した訳だ。
さて、家に帰ったは良いが、弟子も居ないし暇だ。狩りに出るには少し時間が遅い様だ。
まあ、良い機会なので自分の身に何が起こって居るのかを把握して置こうと思う。
救済の箱舟と関わってから、僕の感がことごとく裏目に出ている気がする。更に言えば、思考が徐々に周りと合わなくなっている気もする。
これが武術なら、竜王の爺さんにでも頼んで1週間位1対1の稽古をすれば感が戻るのだが、精神的な物はどうすれば良いのか解らない。
結局ベッドに横たわりうだうだしている。
考えても答えは出ないのに考えてしまう。こう言うのは僕の事を良く知っている者に客観的に判断して貰うのが早いのだが、僕の事を良く知っている人物って居たかな?
セリーならある程度は知っているが、僕が神だと言う事を知っている者は居ない。いや、一人だけ居るな。天界に。
ブラスマイヤーに聞いてみるか?
精神を統一してブラスマイヤーに語り掛けてみる。だが、返事がない。あれ?どう言う事だ?神界と地上では流れる時間が違うと言って居たが、寝ている?
いや、神界で何かが起きているのか?
今、僕が神界に行くのは不味いだろう。戻って来られない可能性が高い。調べようにも調べる方法が無いぞ?竜王の爺さんに行って貰うか?でも、何も無かったら無駄足だし。万が一何かあったら、神が勝てない相手と爺さん一人で戦う事になってしまう。
困ったな。
まあ、ブラスマイヤーがそう簡単にどうにかなるとは思えないし。たまたま声を掛けたタイミングが悪かっただけかもしれない。もう少し時間を空けて再度試してみよう。
そう思った時、突然前世の記憶がフラッシュバックの様に脳裏を掠めた。
なんだ?僕が住んでいたワンルームマンションの映像が何で今?
やはり僕の精神がおかしいのか?それとも記憶領域がおかしいのだろうか?
転生してこの世界に来て、もうすぐ4年になる。前世の記憶は残っているが、前世の事を思い出す事はかなり減って来ている。
まあ、この世界での生活が濃密だったと言うのもあるだろう。
しかし、未だに解明されない謎がある。僕は何時何処でどうして死んだのだろうと言う謎だ。前世の記憶はコンビニに自転車で向かった所で途切れている。
何を買いに行ったのかも覚えていないし、事故にあった記憶もない。
気が付いた時にはこの世界に居た。ブラスマイヤーは言っていた。僕の転生は他の人間とは違う。そして、それには何か意味があるんじゃないかと。
今の所僕が何かを成すのか解って居ない。時期が来れば解るのだろうか?
その瞬間またしても脳裏に前世の記憶が走る。今度は僕の住んでいた街の風景だ。壊れたテレビの様にノイズ交じりの映像だ。
僕の記憶領域が情報の詰め過ぎで脳が記憶の整理をしているのだろうか?普通、こう言うのは夢と言う形で寝ている間にするのでは無かったかな?
僕の体は神の体だ、病気になると言う事は考えられない。だとすれば精神的な異常か、呪いの類だろう。だが、僕に気付かれずに呪いを掛けると言うのはほぼ不可能に近い。
結論としては、精神的な異常あるいは何かの干渉であろう。
恐らく神界に上り全知全能を身に着ければ解消されるはずだ。神の体に人間の頭脳と言うアンバランスが招いた異常では無いかと思う。
放って置くのは不味い。僕が僕でなくなったら、この世界を壊してしまう可能性だってある。しかし、治療の術が思い当たらない。
ブラスマイヤーに相談出来れば、何かしらのヒントが貰えると思ったのだが。
自分自身に不安を抱きながら、これからの活動を続けるのはどうかとも思う。僕は一歩引いて、クラ―ネル辺りに指揮権を委ねると言う事も考えている。
ゼルマキア公爵家はセリーとビアンカが居れば問題は無いだろう。
19歳で隠居と言うのは早い気がするが、僕がこれ以上何らかの影響をこの世界に与えるのはあまり良い事では無い気がする。
竜王の爺さんみたいに気楽に暮らして行ければ良いのだが、この精神の異変を抑える方法を探すのが先かな。
そんな事を考えながらごろごろしていると、ふと左手首の封印の腕輪に目が行った。
これが、何か悪さをしているって事は無いよな?
作ったのは神であるローレシアだし、ブラスマイヤーも普段は付けて置いた方が良いと言って居た。
まあ、外しても特に何かが変わる訳では無いのだが、リミッターになって居るらしく、ある一定以上の力を出そうとすると、自動的に力をセーブしている感じだ。
神の力を使うには外す必要があるが、そんな機会は滅多に無いので着けたままでもあまり不自由は感じた事が無い。
ん?ちょっと待てよ。外すと神の力が使えるって事は、知能も神の能力が使えるのだろうか?
少し試してみるか?
僕は封印の腕輪をストレージに仕舞った。
これで、現状の僕の状態を調べれば、何かが判るかもしれない。
そう思った瞬間。前世の僕の記憶がもの凄い勢いで脳裏を流れる。今度は先程と違ってクリアな映像だ。
僕が生まれてから、この世界に来るまでの映像がダイジェストで走馬灯の様に流れて行く。なんなんだこれ?
あれ?死ぬシーンが無いのに何で生まれる瞬間の映像があるんだ?
何かがおかしいぞ、この記憶って本物か?
でも、僕がこの世界に来た時、この記憶しか無かった。もし、植え付けられた記憶だとするなら、向こうの世界、つまり地球から僕は来たわけじゃないと言う事にならないか?
僕は、この世界の住人で、何らかの理由で神に転生した。その時に植え付けられた記憶を持っていた?
んー、少し無理がある気もするが、そもそも異世界転生と言う事態よりは納得が出来ると言うか可能性が高そうだ。
しかし、何故僕にそんな事を?誰が?やはり神の仕業か?
あの時僕はブラスマイヤーの体に転生した。犯人は別の神?あの時の反応からするとローレシアと言う線も無さそうだ。
ブラスマイヤーをどうにかする為に僕を利用したのか?それとも僕に何かをさせたかったのか?
その辺がどうも理解出来ないな。
そもそも前提が間違っている可能性もある。
僕がこの世界の住人で、何らかの理由で死亡し転生したのなら、神の管轄下にあると言う事だ。
当然ながら記憶も消されていて、赤ん坊からやり直す事になる。それが普通だ。
だが、僕はブラスマイヤーに転生した。この時点で僕に記憶が無いのはおかしいと言う事になるのだろう。だから偽りの記憶を植え付けられた。それが別世界の記憶と言う事か?
そうなると地球がある、あの世界は本当は実在しない世界なのだろうか?それとも別世界から誰かの記憶を持って来る事が神には可能なのだろうか?
向こうの世界の記憶で僕は色々と助かった事がある。となると別世界は存在すると言う可能性が強い。
この世界より進んだ世界、記憶が持って来られるなら行く事も出来るのでは無いだろうか?
別世界に行けるのなら神は何故、この世界に固執する?
いや、どちらの世界も神が作ったのなら、向こうとこちらを行き来している可能性もある。だが、僕はそれを知らされていない。
そうだ、違和感だ。僕は神の記憶を得る事を拒否した。その為、他の神が持っている情報を一切知らない。だが、ブラスマイヤーは色々と教えてくれた。
何故だ?僕はブラスマイヤーにとっては敵では無いが、邪魔者ではあったはずだ。そんな僕を何故助けてくれた?もう一度神界に戻る為に利用しただけとも考えられるが、ローレシアの策略から助けれくれた事もあった。
何かがおかしい。何処か重要な情報が抜けている感じだ。
それは一体なんだ?思い出せ!!
基本、身内だけの小さなパーティーなので、僕も最初の乾杯だけ出席して、後はセリーに任せた。
クラ―ネルは伯爵なので、縁を結びたい商人等が挨拶にやって来る。僕はそう言うのは苦手なので逃げ出した訳だ。
さて、家に帰ったは良いが、弟子も居ないし暇だ。狩りに出るには少し時間が遅い様だ。
まあ、良い機会なので自分の身に何が起こって居るのかを把握して置こうと思う。
救済の箱舟と関わってから、僕の感がことごとく裏目に出ている気がする。更に言えば、思考が徐々に周りと合わなくなっている気もする。
これが武術なら、竜王の爺さんにでも頼んで1週間位1対1の稽古をすれば感が戻るのだが、精神的な物はどうすれば良いのか解らない。
結局ベッドに横たわりうだうだしている。
考えても答えは出ないのに考えてしまう。こう言うのは僕の事を良く知っている者に客観的に判断して貰うのが早いのだが、僕の事を良く知っている人物って居たかな?
セリーならある程度は知っているが、僕が神だと言う事を知っている者は居ない。いや、一人だけ居るな。天界に。
ブラスマイヤーに聞いてみるか?
精神を統一してブラスマイヤーに語り掛けてみる。だが、返事がない。あれ?どう言う事だ?神界と地上では流れる時間が違うと言って居たが、寝ている?
いや、神界で何かが起きているのか?
今、僕が神界に行くのは不味いだろう。戻って来られない可能性が高い。調べようにも調べる方法が無いぞ?竜王の爺さんに行って貰うか?でも、何も無かったら無駄足だし。万が一何かあったら、神が勝てない相手と爺さん一人で戦う事になってしまう。
困ったな。
まあ、ブラスマイヤーがそう簡単にどうにかなるとは思えないし。たまたま声を掛けたタイミングが悪かっただけかもしれない。もう少し時間を空けて再度試してみよう。
そう思った時、突然前世の記憶がフラッシュバックの様に脳裏を掠めた。
なんだ?僕が住んでいたワンルームマンションの映像が何で今?
やはり僕の精神がおかしいのか?それとも記憶領域がおかしいのだろうか?
転生してこの世界に来て、もうすぐ4年になる。前世の記憶は残っているが、前世の事を思い出す事はかなり減って来ている。
まあ、この世界での生活が濃密だったと言うのもあるだろう。
しかし、未だに解明されない謎がある。僕は何時何処でどうして死んだのだろうと言う謎だ。前世の記憶はコンビニに自転車で向かった所で途切れている。
何を買いに行ったのかも覚えていないし、事故にあった記憶もない。
気が付いた時にはこの世界に居た。ブラスマイヤーは言っていた。僕の転生は他の人間とは違う。そして、それには何か意味があるんじゃないかと。
今の所僕が何かを成すのか解って居ない。時期が来れば解るのだろうか?
その瞬間またしても脳裏に前世の記憶が走る。今度は僕の住んでいた街の風景だ。壊れたテレビの様にノイズ交じりの映像だ。
僕の記憶領域が情報の詰め過ぎで脳が記憶の整理をしているのだろうか?普通、こう言うのは夢と言う形で寝ている間にするのでは無かったかな?
僕の体は神の体だ、病気になると言う事は考えられない。だとすれば精神的な異常か、呪いの類だろう。だが、僕に気付かれずに呪いを掛けると言うのはほぼ不可能に近い。
結論としては、精神的な異常あるいは何かの干渉であろう。
恐らく神界に上り全知全能を身に着ければ解消されるはずだ。神の体に人間の頭脳と言うアンバランスが招いた異常では無いかと思う。
放って置くのは不味い。僕が僕でなくなったら、この世界を壊してしまう可能性だってある。しかし、治療の術が思い当たらない。
ブラスマイヤーに相談出来れば、何かしらのヒントが貰えると思ったのだが。
自分自身に不安を抱きながら、これからの活動を続けるのはどうかとも思う。僕は一歩引いて、クラ―ネル辺りに指揮権を委ねると言う事も考えている。
ゼルマキア公爵家はセリーとビアンカが居れば問題は無いだろう。
19歳で隠居と言うのは早い気がするが、僕がこれ以上何らかの影響をこの世界に与えるのはあまり良い事では無い気がする。
竜王の爺さんみたいに気楽に暮らして行ければ良いのだが、この精神の異変を抑える方法を探すのが先かな。
そんな事を考えながらごろごろしていると、ふと左手首の封印の腕輪に目が行った。
これが、何か悪さをしているって事は無いよな?
作ったのは神であるローレシアだし、ブラスマイヤーも普段は付けて置いた方が良いと言って居た。
まあ、外しても特に何かが変わる訳では無いのだが、リミッターになって居るらしく、ある一定以上の力を出そうとすると、自動的に力をセーブしている感じだ。
神の力を使うには外す必要があるが、そんな機会は滅多に無いので着けたままでもあまり不自由は感じた事が無い。
ん?ちょっと待てよ。外すと神の力が使えるって事は、知能も神の能力が使えるのだろうか?
少し試してみるか?
僕は封印の腕輪をストレージに仕舞った。
これで、現状の僕の状態を調べれば、何かが判るかもしれない。
そう思った瞬間。前世の僕の記憶がもの凄い勢いで脳裏を流れる。今度は先程と違ってクリアな映像だ。
僕が生まれてから、この世界に来るまでの映像がダイジェストで走馬灯の様に流れて行く。なんなんだこれ?
あれ?死ぬシーンが無いのに何で生まれる瞬間の映像があるんだ?
何かがおかしいぞ、この記憶って本物か?
でも、僕がこの世界に来た時、この記憶しか無かった。もし、植え付けられた記憶だとするなら、向こうの世界、つまり地球から僕は来たわけじゃないと言う事にならないか?
僕は、この世界の住人で、何らかの理由で神に転生した。その時に植え付けられた記憶を持っていた?
んー、少し無理がある気もするが、そもそも異世界転生と言う事態よりは納得が出来ると言うか可能性が高そうだ。
しかし、何故僕にそんな事を?誰が?やはり神の仕業か?
あの時僕はブラスマイヤーの体に転生した。犯人は別の神?あの時の反応からするとローレシアと言う線も無さそうだ。
ブラスマイヤーをどうにかする為に僕を利用したのか?それとも僕に何かをさせたかったのか?
その辺がどうも理解出来ないな。
そもそも前提が間違っている可能性もある。
僕がこの世界の住人で、何らかの理由で死亡し転生したのなら、神の管轄下にあると言う事だ。
当然ながら記憶も消されていて、赤ん坊からやり直す事になる。それが普通だ。
だが、僕はブラスマイヤーに転生した。この時点で僕に記憶が無いのはおかしいと言う事になるのだろう。だから偽りの記憶を植え付けられた。それが別世界の記憶と言う事か?
そうなると地球がある、あの世界は本当は実在しない世界なのだろうか?それとも別世界から誰かの記憶を持って来る事が神には可能なのだろうか?
向こうの世界の記憶で僕は色々と助かった事がある。となると別世界は存在すると言う可能性が強い。
この世界より進んだ世界、記憶が持って来られるなら行く事も出来るのでは無いだろうか?
別世界に行けるのなら神は何故、この世界に固執する?
いや、どちらの世界も神が作ったのなら、向こうとこちらを行き来している可能性もある。だが、僕はそれを知らされていない。
そうだ、違和感だ。僕は神の記憶を得る事を拒否した。その為、他の神が持っている情報を一切知らない。だが、ブラスマイヤーは色々と教えてくれた。
何故だ?僕はブラスマイヤーにとっては敵では無いが、邪魔者ではあったはずだ。そんな僕を何故助けてくれた?もう一度神界に戻る為に利用しただけとも考えられるが、ローレシアの策略から助けれくれた事もあった。
何かがおかしい。何処か重要な情報が抜けている感じだ。
それは一体なんだ?思い出せ!!
33
お気に入りに追加
4,347
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
無能と呼ばれたレベル0の転生者は、効果がチートだったスキル限界突破の力で最強を目指す
紅月シン
ファンタジー
七歳の誕生日を迎えたその日に、レオン・ハーヴェイの全ては一変することになった。
才能限界0。
それが、その日レオンという少年に下されたその身の価値であった。
レベルが存在するその世界で、才能限界とはレベルの成長限界を意味する。
つまりは、レベルが0のまま一生変わらない――未来永劫一般人であることが確定してしまったのだ。
だがそんなことは、レオンにはどうでもいいことでもあった。
その結果として実家の公爵家を追放されたことも。
同日に前世の記憶を思い出したことも。
一つの出会いに比べれば、全ては些事に過ぎなかったからだ。
その出会いの果てに誓いを立てた少年は、その世界で役立たずとされているものに目を付ける。
スキル。
そして、自らのスキルである限界突破。
やがてそのスキルの意味を理解した時、少年は誓いを果たすため、世界最強を目指すことを決意するのであった。
※小説家になろう様にも投稿しています
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
異世界に転生したけど、頭打って記憶が・・・え?これってチート?
よっしぃ
ファンタジー
よう!俺の名はルドメロ・ララインサルって言うんだぜ!
こう見えて高名な冒険者・・・・・になりたいんだが、何故か何やっても俺様の思うようにはいかないんだ!
これもみんな小さい時に頭打って、記憶を無くしちまったからだぜ、きっと・・・・
どうやら俺は、転生?って言うので、神によって異世界に送られてきたらしいんだが、俺様にはその記憶がねえんだ。
周りの奴に聞くと、俺と一緒にやってきた連中もいるって話だし、スキルやらステータスたら、アイテムやら、色んなものをポイントと交換して、15の時にその、特別なポイントを取得し、冒険者として成功してるらしい。ポイントって何だ?
俺もあるのか?取得の仕方がわかんねえから、何にもないぜ?あ、そう言えば、消えないナイフとか持ってるが、あれがそうなのか?おい、記憶をなくす前の俺、何取得してたんだ?
それに、俺様いつの間にかペット(フェンリルとドラゴン)2匹がいるんだぜ!
よく分からんが何時の間にやら婚約者ができたんだよな・・・・
え?俺様チート持ちだって?チートって何だ?
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
話を進めるうちに、少し内容を変えさせて頂きました。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです
yun.
ファンタジー
~タイトル変更しました~
旧タイトルに、もどしました。
日本に生まれ、直後に捨てられた。養護施設に暮らし、中学卒業後働く。
まともな職もなく、日雇いでしのぐ毎日。
劣悪な環境。上司にののしられ、仲のいい友人はいない。
日々の衣食住にも困る。
幸せ?生まれてこのかた一度もない。
ついに、死んだ。現場で鉄パイプの下敷きに・・・
目覚めると、真っ白な世界。
目の前には神々しい人。
地球の神がサボった?だから幸せが1度もなかったと・・・
短編→長編に変更しました。
R4.6.20 完結しました。
長らくお読みいただき、ありがとうございました。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
うっかり女神さまからもらった『レベル9999』は使い切れないので、『譲渡』スキルで仲間を強化して最強パーティーを作ることにしました
akairo
ファンタジー
「ごめんなさい!貴方が死んだのは私のクシャミのせいなんです!」
帰宅途中に工事現場の足台が直撃して死んだ、早良 悠月(さわら ゆずき)が目覚めた目の前には女神さまが土下座待機をして待っていた。
謝る女神さまの手によって『ユズキ』として転生することになったが、その直後またもや女神さまの手違いによって、『レベル9999』と職業『譲渡士』という謎の職業を付与されてしまう。
しかし、女神さまの世界の最大レベルは99。
勇者や魔王よりも強いレベルのまま転生することになったユズキの、使い切ることもできないレベルの使い道は仲間に譲渡することだった──!?
転生先で出会ったエルフと魔族の少女。スローライフを掲げるユズキだったが、二人と共に世界を回ることで国を巻き込む争いへと巻き込まれていく。
※9月16日
タイトル変更致しました。
前タイトルは『レベル9999は転生した世界で使い切れないので、仲間にあげることにしました』になります。
仲間を強くして無双していく話です。
『小説家になろう』様でも公開しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる