270 / 308
270
しおりを挟む
んー、最近思考が神っぽくなって来ているのが気になるが、何かの予兆なのだろうか?特に体に異変は感じないのだが、気にし過ぎかな?
朝の稽古を終えてから治療院へ向かう。フローネルはまだついて来るのがやっとと言った感じだ。クラ―ネルも最初はこんな感じだったので問題は無いだろう。
北治療院へ着くとまだ時間が早いので受付嬢も来ていない。僕は欠損患者の予約票を確認して、紅茶を飲みながら寛ぎ、時間が来るのを待つ。最近では24時間の稽古をしても疲れなくなった。いや、むしろ動いた方が体調が良かったりする。
なので、万全の態勢で患者と向き合える。やがて、今日の受付嬢がやって来る。受付嬢はローテーションなので基本毎日違う。まあ、今は3人しか居ないけどね。
受付嬢に昨日担当だった治療院の話を聞く。特に問題は無かった様だ。オープンの準備をするが、他の2つの治療院と違って開店前から並ぶ患者は居ない。
治療院は1日6時間しか開いてない。夜間の急病人には対応できない。なので、他の治療院では朝から患者が待っている事がある。
そろそろ弟子達も一人前になった事だし、夜間診療も始めてみようかな?初めは中央治療院だけでも良いから夜間に一人常駐させてみて様子を見てみるか?
患者が多ければ夜間診療の需要があると言う事だし、少なければ辞めても良い。
試してみる価値はあると思うが、やる奴居るかな?16時から朝の10時までって夜勤としては長すぎるよな?うちはブラック企業じゃ無いんだから、そこまではさせられない。
となると2人で交代、あるいは時間を縮めるかだな。んー、こうなると現実的では無い気がする。確実に患者が来ると言うなら考えるのだが、現状では可能性でしか無いからな。
入院設備の整った治療院なら、夜間にも人を置く意味があるが、この世界の治療院では入院はまずありえない。魔法でその場で治すのが基本だからだ。
電話でもあれば、往診と言うのも考えられるのだが、無い物を強請っても仕方ない。救急医療はまだ、この世界では早いのかもしれない。
まあ、弟子たちの活躍に期待しよう。彼等なら何か新しいサービスを生み出すかもしれない。
話は変わるが、ここの所王都が騒がしい。どうやら救済の箱舟が絡んでいると思われる小規模なテロが多発している。
救済の箱舟が絡んでいると言うのは元公爵からの情報なのでほぼ間違いは無いのだが、幾つかおかしな点がある。
今まで貴族街を中心に起こっていたテロが、王都全体に広がっている点。そして、救済の箱舟が絡んでいるにしては規模が小さすぎると言う点だ。
まず、テロと言うにはお粗末過ぎる。死者が殆ど出ていない。おかげで治療院は忙しい。それに、救済の箱舟には相当なダメージを与えたはずだ、手足となる組織を潰し、資金源も絶った。なのに、何故こうも早く活動を再開出来たのだろうか?
クラ―ネルにも動いて貰っているが、その辺の情報は掴めていない。
そもそも、あの長老たちが無差別テロを行うとは考えにくい、何か目的があると考えた方が正しいだろう。規模が小さいのは単純に資金不足が原因とも考えられる。
まあ、情報が入れば僕も動く準備はしてある。それまでは元公爵に頑張って貰うつもりだ。
あ、クラ―ネルと言えば、マリーカ嬢が妊娠したそうだ。まだ男児が生まれると決まった訳では無いのにレンツェル子爵夫妻は大喜びらしい。
しかし、年齢的にレンツェル子爵はまだ若いのでクラ―ネルが子爵になるのは時間が掛かりそうだ。もしかしたら、国王の采配で先に伯爵位を貰ってしまうかもしれない。そうなると、子爵家を継ぐ者が居なくなってしまう。出来ればクラ―ネルに男の子が2人生まれる事を祈ろう。
子供と言えば、フローネルの子供をどうするか悩む所だ。帝国に居れば皇帝の継承権が発生する身分だが、この王国ではそれは通じない。セリーの子供に侯爵を譲る事になるだろうから、最高でも伯爵までになってしまう。フローネルはそれで納得してくれるだろうか?
まだ早いと言われるかもしれないが、何かあった時の為に遺言書を残して置こうと考えている。まあ、僕は死なないので正確には遺言書では無いのだが、無理やり神界に連れて行かれたら戻ってこれないだろうから、ある程度の事は決めて置いた方が良いだろう。
なんとか、侯爵位をもう一個もらえると助かるんだが、そう簡単に貰えるもんじゃ無いよな。男児4人は作り過ぎかな?まあ、最悪でも男爵位は上げられるし、お金もそれなりの金額残せるようにして置こう。
僕が居なくなっても、クラ―ネルが王国を守ってくれるだろう。ゼルマキア侯爵家はセリーとフローネル、ルシルが居れば戦力知力共に心配は無い。
って言うか、何で僕は自分が居なくなる事を考えてしまうのだろう?僕の感が何かを察知してこの後僕の身に何かが起こると教えているのだろうか?
正直神になった実感は無い。だが、自分が神であると知った日から、何時かはこの地から離れる日が来ると言う漠然とした不安はあった。だが、それが何時になるのかは判らない。明日かもしれないし、1000年後かもしれない。
おそらく竜王の爺さんに鍛えられて強くなったのが原因の一つだろう。現在、最強は竜王の爺さんで次がルシル、そして3番目が僕でクラ―ネル、フローネルと続く。だが、封印の腕輪を外せば竜王の爺さんを倒す自信がある。
竜王の爺さんの強さは、神の中で最強だったブラスマイヤーと同格だったと言う。そして、僕らと稽古をするようになって、もう一段強さが上がったと言う。神をも超える力を持つ竜王の爺さんを倒せる僕は何者なのだろう?
このまま封印の腕輪を外さなければ地上に居続ける事が出来るかもしれない。だが、誰かを守る為に封印の腕輪を外さなければいけない時が来たらどうなる?
もし、神が敵になったら?もし、神の上に別の存在が居るとしたら?そんな余計な想像をしてしまうのは何故なのだろう?
そして、そこまで強くなったのにまだ力を求めて稽古を続けているのは何故なのだろう?
昔、ブラスマイヤーが言っていた言葉を思い出す、強くなれば強くなるほど、その上を目指したくなると。僕のこの感情もそれと同じなら良いのだが。
翌日、稽古の後治療院へ行くと、受付嬢からケルビンの治療院がオープンした事を知らされた。実は昨日の勉強会でケルビンから知らされていたのだが、なんでも治療師が5人もいる、かなり大きな治療院らしい。
冒険者ギルドに近いので、そちらに患者を取られる事を覚悟で、その規模にした商会の計算は当たればでかいが、外れたら不味い大きな賭けだ。
まあ、冒険者ギルドの回復魔法使いは殆どがヒール使いだ。それに比べれば治療院は欠損が治せると言うアドバンテージがある。後は、ケルビンが何処まで弟子を鍛えたかに寄るが、十分勝算はあると僕は思う。
実際に欠損を負う患者は冒険者に多い。しかし冒険者ギルドで欠損は治せない。金貨5枚で冒険者に復帰出来るのであれば、怪我を負った冒険者はギルドでは無く治療院に駆け込むだろう。
おそらくケルビンの商会は、その辺を狙って、西に治療院を開いたと考えられる。そして、開業まで2週間以上掛かったのは、欠損を治せる治療師を5人揃えたと考えるのが正しいと思われる。
問題は、それだけの規模の治療院が出来た事が、中央治療院にどの位の影響を与えるかと言う事だ。患者を取られるのは間違いない。だが、培った信用もある。
後はケルビンが育てた4人の治療師の腕に掛かって来る。ケルビンにもマリオンにも弟子に何を教えるかは制限を掛けていない。秘匿するより拡散する事を選んだのは僕だ。
これから、他の商会も治療院を開業する事だろう。どこまで患者が減るか、あるいは住み分けが出来るのか、データを取るには良い機会だ。
場合に寄っては失明の治癒の開始を早める必要があるかもしれない。まあ、それはそれで悪い事では無い。
朝の稽古を終えてから治療院へ向かう。フローネルはまだついて来るのがやっとと言った感じだ。クラ―ネルも最初はこんな感じだったので問題は無いだろう。
北治療院へ着くとまだ時間が早いので受付嬢も来ていない。僕は欠損患者の予約票を確認して、紅茶を飲みながら寛ぎ、時間が来るのを待つ。最近では24時間の稽古をしても疲れなくなった。いや、むしろ動いた方が体調が良かったりする。
なので、万全の態勢で患者と向き合える。やがて、今日の受付嬢がやって来る。受付嬢はローテーションなので基本毎日違う。まあ、今は3人しか居ないけどね。
受付嬢に昨日担当だった治療院の話を聞く。特に問題は無かった様だ。オープンの準備をするが、他の2つの治療院と違って開店前から並ぶ患者は居ない。
治療院は1日6時間しか開いてない。夜間の急病人には対応できない。なので、他の治療院では朝から患者が待っている事がある。
そろそろ弟子達も一人前になった事だし、夜間診療も始めてみようかな?初めは中央治療院だけでも良いから夜間に一人常駐させてみて様子を見てみるか?
患者が多ければ夜間診療の需要があると言う事だし、少なければ辞めても良い。
試してみる価値はあると思うが、やる奴居るかな?16時から朝の10時までって夜勤としては長すぎるよな?うちはブラック企業じゃ無いんだから、そこまではさせられない。
となると2人で交代、あるいは時間を縮めるかだな。んー、こうなると現実的では無い気がする。確実に患者が来ると言うなら考えるのだが、現状では可能性でしか無いからな。
入院設備の整った治療院なら、夜間にも人を置く意味があるが、この世界の治療院では入院はまずありえない。魔法でその場で治すのが基本だからだ。
電話でもあれば、往診と言うのも考えられるのだが、無い物を強請っても仕方ない。救急医療はまだ、この世界では早いのかもしれない。
まあ、弟子たちの活躍に期待しよう。彼等なら何か新しいサービスを生み出すかもしれない。
話は変わるが、ここの所王都が騒がしい。どうやら救済の箱舟が絡んでいると思われる小規模なテロが多発している。
救済の箱舟が絡んでいると言うのは元公爵からの情報なのでほぼ間違いは無いのだが、幾つかおかしな点がある。
今まで貴族街を中心に起こっていたテロが、王都全体に広がっている点。そして、救済の箱舟が絡んでいるにしては規模が小さすぎると言う点だ。
まず、テロと言うにはお粗末過ぎる。死者が殆ど出ていない。おかげで治療院は忙しい。それに、救済の箱舟には相当なダメージを与えたはずだ、手足となる組織を潰し、資金源も絶った。なのに、何故こうも早く活動を再開出来たのだろうか?
クラ―ネルにも動いて貰っているが、その辺の情報は掴めていない。
そもそも、あの長老たちが無差別テロを行うとは考えにくい、何か目的があると考えた方が正しいだろう。規模が小さいのは単純に資金不足が原因とも考えられる。
まあ、情報が入れば僕も動く準備はしてある。それまでは元公爵に頑張って貰うつもりだ。
あ、クラ―ネルと言えば、マリーカ嬢が妊娠したそうだ。まだ男児が生まれると決まった訳では無いのにレンツェル子爵夫妻は大喜びらしい。
しかし、年齢的にレンツェル子爵はまだ若いのでクラ―ネルが子爵になるのは時間が掛かりそうだ。もしかしたら、国王の采配で先に伯爵位を貰ってしまうかもしれない。そうなると、子爵家を継ぐ者が居なくなってしまう。出来ればクラ―ネルに男の子が2人生まれる事を祈ろう。
子供と言えば、フローネルの子供をどうするか悩む所だ。帝国に居れば皇帝の継承権が発生する身分だが、この王国ではそれは通じない。セリーの子供に侯爵を譲る事になるだろうから、最高でも伯爵までになってしまう。フローネルはそれで納得してくれるだろうか?
まだ早いと言われるかもしれないが、何かあった時の為に遺言書を残して置こうと考えている。まあ、僕は死なないので正確には遺言書では無いのだが、無理やり神界に連れて行かれたら戻ってこれないだろうから、ある程度の事は決めて置いた方が良いだろう。
なんとか、侯爵位をもう一個もらえると助かるんだが、そう簡単に貰えるもんじゃ無いよな。男児4人は作り過ぎかな?まあ、最悪でも男爵位は上げられるし、お金もそれなりの金額残せるようにして置こう。
僕が居なくなっても、クラ―ネルが王国を守ってくれるだろう。ゼルマキア侯爵家はセリーとフローネル、ルシルが居れば戦力知力共に心配は無い。
って言うか、何で僕は自分が居なくなる事を考えてしまうのだろう?僕の感が何かを察知してこの後僕の身に何かが起こると教えているのだろうか?
正直神になった実感は無い。だが、自分が神であると知った日から、何時かはこの地から離れる日が来ると言う漠然とした不安はあった。だが、それが何時になるのかは判らない。明日かもしれないし、1000年後かもしれない。
おそらく竜王の爺さんに鍛えられて強くなったのが原因の一つだろう。現在、最強は竜王の爺さんで次がルシル、そして3番目が僕でクラ―ネル、フローネルと続く。だが、封印の腕輪を外せば竜王の爺さんを倒す自信がある。
竜王の爺さんの強さは、神の中で最強だったブラスマイヤーと同格だったと言う。そして、僕らと稽古をするようになって、もう一段強さが上がったと言う。神をも超える力を持つ竜王の爺さんを倒せる僕は何者なのだろう?
このまま封印の腕輪を外さなければ地上に居続ける事が出来るかもしれない。だが、誰かを守る為に封印の腕輪を外さなければいけない時が来たらどうなる?
もし、神が敵になったら?もし、神の上に別の存在が居るとしたら?そんな余計な想像をしてしまうのは何故なのだろう?
そして、そこまで強くなったのにまだ力を求めて稽古を続けているのは何故なのだろう?
昔、ブラスマイヤーが言っていた言葉を思い出す、強くなれば強くなるほど、その上を目指したくなると。僕のこの感情もそれと同じなら良いのだが。
翌日、稽古の後治療院へ行くと、受付嬢からケルビンの治療院がオープンした事を知らされた。実は昨日の勉強会でケルビンから知らされていたのだが、なんでも治療師が5人もいる、かなり大きな治療院らしい。
冒険者ギルドに近いので、そちらに患者を取られる事を覚悟で、その規模にした商会の計算は当たればでかいが、外れたら不味い大きな賭けだ。
まあ、冒険者ギルドの回復魔法使いは殆どがヒール使いだ。それに比べれば治療院は欠損が治せると言うアドバンテージがある。後は、ケルビンが何処まで弟子を鍛えたかに寄るが、十分勝算はあると僕は思う。
実際に欠損を負う患者は冒険者に多い。しかし冒険者ギルドで欠損は治せない。金貨5枚で冒険者に復帰出来るのであれば、怪我を負った冒険者はギルドでは無く治療院に駆け込むだろう。
おそらくケルビンの商会は、その辺を狙って、西に治療院を開いたと考えられる。そして、開業まで2週間以上掛かったのは、欠損を治せる治療師を5人揃えたと考えるのが正しいと思われる。
問題は、それだけの規模の治療院が出来た事が、中央治療院にどの位の影響を与えるかと言う事だ。患者を取られるのは間違いない。だが、培った信用もある。
後はケルビンが育てた4人の治療師の腕に掛かって来る。ケルビンにもマリオンにも弟子に何を教えるかは制限を掛けていない。秘匿するより拡散する事を選んだのは僕だ。
これから、他の商会も治療院を開業する事だろう。どこまで患者が減るか、あるいは住み分けが出来るのか、データを取るには良い機会だ。
場合に寄っては失明の治癒の開始を早める必要があるかもしれない。まあ、それはそれで悪い事では無い。
32
お気に入りに追加
4,337
あなたにおすすめの小説
異世界に転生したけど、頭打って記憶が・・・え?これってチート?
よっしぃ
ファンタジー
よう!俺の名はルドメロ・ララインサルって言うんだぜ!
こう見えて高名な冒険者・・・・・になりたいんだが、何故か何やっても俺様の思うようにはいかないんだ!
これもみんな小さい時に頭打って、記憶を無くしちまったからだぜ、きっと・・・・
どうやら俺は、転生?って言うので、神によって異世界に送られてきたらしいんだが、俺様にはその記憶がねえんだ。
周りの奴に聞くと、俺と一緒にやってきた連中もいるって話だし、スキルやらステータスたら、アイテムやら、色んなものをポイントと交換して、15の時にその、特別なポイントを取得し、冒険者として成功してるらしい。ポイントって何だ?
俺もあるのか?取得の仕方がわかんねえから、何にもないぜ?あ、そう言えば、消えないナイフとか持ってるが、あれがそうなのか?おい、記憶をなくす前の俺、何取得してたんだ?
それに、俺様いつの間にかペット(フェンリルとドラゴン)2匹がいるんだぜ!
よく分からんが何時の間にやら婚約者ができたんだよな・・・・
え?俺様チート持ちだって?チートって何だ?
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
話を進めるうちに、少し内容を変えさせて頂きました。
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
家ごと異世界ライフ
ねむたん
ファンタジー
突然、自宅ごと異世界の森へと転移してしまった高校生・紬。電気や水道が使える不思議な家を拠点に、自給自足の生活を始める彼女は、個性豊かな住人たちや妖精たちと出会い、少しずつ村を発展させていく。温泉の発見や宿屋の建築、そして寡黙なドワーフとのほのかな絆――未知の世界で織りなす、笑いと癒しのスローライフファンタジー!
老衰で死んだ僕は異世界に転生して仲間を探す旅に出ます。最初の武器は木の棒ですか!? 絶対にあきらめない心で剣と魔法を使いこなします!
菊池 快晴
ファンタジー
10代という若さで老衰により病気で死んでしまった主人公アイレは
「まだ、死にたくない」という願いの通り異世界転生に成功する。
同じ病気で亡くなった親友のヴェルネルとレムリもこの世界いるはずだと
アイレは二人を探す旅に出るが、すぐに魔物に襲われてしまう
最初の武器は木の棒!?
そして謎の人物によって明かされるヴェネルとレムリの転生の真実。
何度も心が折れそうになりながらも、アイレは剣と魔法を使いこなしながら
困難に立ち向かっていく。
チート、ハーレムなしの王道ファンタジー物語!
異世界転生は2話目です! キャラクタ―の魅力を味わってもらえると嬉しいです。
話の終わりのヒキを重要視しているので、そこを注目して下さい!
****** 完結まで必ず続けます *****
****** 毎日更新もします *****
他サイトへ重複投稿しています!
異世界転生はどん底人生の始まり~一時停止とステータス強奪で快適な人生を掴み取る!
夢・風魔
ファンタジー
若くして死んだ男は、異世界に転生した。恵まれた環境とは程遠い、ダンジョンの上層部に作られた居住区画で孤児として暮らしていた。
ある日、ダンジョンモンスターが暴走するスタンピードが発生し、彼──リヴァは死の縁に立たされていた。
そこで前世の記憶を思い出し、同時に転生特典のスキルに目覚める。
視界に映る者全ての動きを停止させる『一時停止』。任意のステータスを一日に1だけ奪い取れる『ステータス強奪』。
二つのスキルを駆使し、リヴァは地上での暮らしを夢見て今日もダンジョンへと潜る。
*カクヨムでも先行更新しております。
無限に進化を続けて最強に至る
お寿司食べたい
ファンタジー
突然、居眠り運転をしているトラックに轢かれて異世界に転生した春風 宝。そこで女神からもらった特典は「倒したモンスターの力を奪って無限に強くなる」だった。
※よくある転生ものです。良ければ読んでください。 不定期更新 初作 小説家になろうでも投稿してます。 文章力がないので悪しからず。優しくアドバイスしてください。
改稿したので、しばらくしたら消します
俺のチートが凄すぎて、異世界の経済が破綻するかもしれません。
埼玉ポテチ
ファンタジー
不運な事故によって、次元の狭間に落ちた主人公は元の世界に戻る事が出来なくなります。次元の管理人と言う人物(?)から、異世界行きを勧められ、幾つかの能力を貰う事になった。
その能力が思った以上のチート能力で、もしかしたら異世界の経済を破綻させてしまうのでは無いかと戦々恐々としながらも毎日を過ごす主人公であった。
無能と呼ばれたレベル0の転生者は、効果がチートだったスキル限界突破の力で最強を目指す
紅月シン
ファンタジー
七歳の誕生日を迎えたその日に、レオン・ハーヴェイの全ては一変することになった。
才能限界0。
それが、その日レオンという少年に下されたその身の価値であった。
レベルが存在するその世界で、才能限界とはレベルの成長限界を意味する。
つまりは、レベルが0のまま一生変わらない――未来永劫一般人であることが確定してしまったのだ。
だがそんなことは、レオンにはどうでもいいことでもあった。
その結果として実家の公爵家を追放されたことも。
同日に前世の記憶を思い出したことも。
一つの出会いに比べれば、全ては些事に過ぎなかったからだ。
その出会いの果てに誓いを立てた少年は、その世界で役立たずとされているものに目を付ける。
スキル。
そして、自らのスキルである限界突破。
やがてそのスキルの意味を理解した時、少年は誓いを果たすため、世界最強を目指すことを決意するのであった。
※小説家になろう様にも投稿しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる